世界のIR・カジノニュース

「マニラでの襲撃事件やミンダナオ島での紛争、ゲーミング売上への影響はない」PAGCOR代表が予測

2017/ 06/ 22

リゾーツワールド・マニラでの襲撃事件、ミンダナオ島でのイスラム過激派との紛争など治安上の不安材料を抱えるフィリピンだが、PAGCORの代表は先日「ゲーミング売上にネガティブな影響はないとみている」と発言した。この背景には、最近のゲーミング売上の伸びの大半がプロキシ・ベッティングと呼ばれる電話での代理賭博によりもたらされていることがある。ある業界のコンサルタントは「今回の件でフィリピンにとって不幸中の幸いなのは、最近のゲーミング売上の増加が主にプロキシ・ベッティングによるもので、VIPギャンブラーは施設に出向く必要がない(=施設の安全性は問題にならない)ことだ」と語る。一方でプロキシ・ベッティングについては賭けを行う人物の身元確認が行えないことなどから、マネーロンダリング防止の観点から問題視する声も多い。 By Resocasi.com