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マカオのSGMC、カンボジアに建設予定のカジノのオーナーとカジノ運営サービス提供を契約

2018/ 10/ 06

マカオのジャンケット大手サンシティグループ傘下のSGMCは、カンボジアのリゾート地、シアヌークビルに建設予定のカジノのオーナーであるゴールデンサンスカイ・エンターテイメント社との間に、開業前の技術サービス提供、および開業後20年間にわたりカジノ運営サービスを提供する契約を交わしたという。
このカジノはシアヌークビルのOtresビーチに3億6,000万ドルを投じて、2020年の開業を目指して建設される。カジノ、ホテル、レストラン、小売店、住宅、スポーツ施設、会議施設などが含まれるリゾートの総床面積は55万㎡、このうちカジノが12万㎡を占めるという。ゴールデンサンスカイ社は中国本土の投資企業の子会社で、SGMCに対し最初の12か月間の技術サポート料として50万USドルを支払い、それ以降もサポートが必要な場合は月額4万1,667ドルを支払うという。カジノの運営については、オーナーはSGMCに毎月GGR(総ゲーミング売上)の3%と、年間の利益の5%あるいは6%を支払う。(%は利益がGGRの5分の1を超えるかどうかで変わる。)サンシティはマカオ最大手のジャンケットオペレーターと言われているが、今年上半期には16億5,000万元(2億4,180万ドル)の純損失、昨年同期には6億3,230万ドルの純損失を計上している。by Resocasi.com