リゾカジ カジノレポート

15年ぶりのマカオに溺れる完結編 L3本

* マカオ 2012/ 12/ 13 Written by パラダイスⅨ

コメント( 2)

3泊4日のバカラ旅。
私のはじめてのエリートルームデビュー。
最後の晩は、L字が3本出るという、普通ならリゾカジスト垂涎の天国モードだった。
だった。たぶん・・・エリートルームのスーパーホスト君も記憶にあるかもしれない。
あのケーセンで・・・勝ち切れなかった日本人として(爆)

二日目の午前中は、エンペラーパレスまで散歩がてらの打ち込み。
兎に角混んでおり、席を探すのにも一苦労。
取り立てて書く程のこともなく、3時間ほどでイーブンプラスの仕上げ。
マイナスも少し小さくなったことから多少の余裕が戻りはじめてる感じがした。

やめておけば良いのに、踵を返してエリートルームへと向かう。
脳裏には、まだ早い・・・まだ早い・・・という声が響いていた。夕方ぐらいから
エリートルームに入ると、日本人の皆さんが数人談笑していらした。
エリートルームのスーパーホスト君から、日本の「ち○○さん」がいらしていることを聞かされていた。「ち○○さん」と言えば、リゾカジストの重鎮。これは当然、ご挨拶をさせて頂かなくてはならない~一人合点しながら、ご挨拶へ向かう。
立ち話程度のご挨拶ではあったが、数人の方とご挨拶させて頂いた。
「違う状況」でお会いさせて頂いていたら、お茶などご一緒したかったのですが~また是非ゆっくりいろいろ教えて下さいね。

ち○○さんのグループの御仲間の一人、ご仁・・・という言葉がシックリくる先輩の方と
共闘の機会が訪れた。お名前をお伺いしていながら失念してしまったご無礼をお詫び申し上げます。私はセカンドバイイン18000からスタート。案の定~いいところなし。
なんかブレーキが壊れた車を走らせている感じが続いていた。

私の状態の悪さに、ご仁には気を使って頂きながらも、きちんと応ずることが出来なかったことが悔やまれる。
お気遣い頂き、お食事まで誘って頂いたのですが、生返事になってしまっていたこと重ねてお詫び申し上げます。
別に焼けていた訳でもなく、焦っていたわけでもないのですが~ご寛容下さいませ。

その後、しばし打ち込むも浮上せず、セカンドバイインの18000が溶ける。
一度、部屋に戻り金庫から昨晩のチップ17000を持ち出し、クリスタルへと向かった。

再び、「雑踏」の中に身を置く。
私をはじめとする、下々の者がそれぞれのレベルで一喜一憂する。
負けて席を立つ人間の後姿を見ていても、どこか悟りきった背中に見える。
虚勢ではない背中~達観している背中。
勝つも「是」負けるも「是」、博打即ちこれみな「是」。
たまたま、見た人の背中がそう見えただけかもしれない。
その人の勝った時の背中を眺めなければ、本質は見えないだろう。
ただ私にとって、そういう様々な背中の中に身を沈めることの心地よさ。
私にとってはこの一点においてのみ「是」ということなのかもしれない。
「点」で居られることの心地よさと申しあげれば良いだろうか。

活字にするとシラケル話ではある。

やはり雑踏の水が合うようだ。二日目の夜も15000ドルほど取り返した。
しかし、通算すると120000円程度の負け越し。さて、戻せるのか俺。

3日目、予定通りクリスタルから攻め始めた。この3日目が今回の旅の見せ場だった。
都合、クリスタル2回、エリートルーム1回、出たり入ったり~下から上へ、上から下へ
結論から申しあげると、今回の旅は15万円程度の「負け」で手じまった。
しかし、一時は見事に浮上したのだ。20万円程度の浮き。
怒涛のL字3本、それもシューの3分の2までで、バンヅラL2本、PヅラL1本~

通常のパターンなら、どんなモンダイ!!これが俺様よォゥwwwワイルドだッチュウの~
ほらほら、来るだろ来るだろう~3日やってりゃ、必ずこういう目が来るんだッチュウの
ってな具合に仕上げていたはずだ。

テーブルに5,6人もゲストがついていたら、カジノはL字1本目の途中で、ディラーを変えていたろう。
お祭り騒ぎは間違いない。ヘタすると数千万レベルの動きになった可能性もある。私でさえ、ヒヨリが
無ければ2~300は余裕で抜けていたケーセンだった。
これはけっして大袈裟な話ではないのです。

ここだけの話ですけどね、皆さん。私ね・・・あの素晴らしいケーセン(罫線)にすっかり興奮していて、
ベットアップするの忘れていたんですよ。マジで。はずかしっw
そんな奴居るかよ?!?・・・・・・居るんです。他に、ゲストも居なかったのが災いしてwww
あの素晴らしいケーセンを500とか1000とか、2000ぐらいでチマチマやってたんですよ
頭の中にあったのはマイナス120000円だけ。
信じられます? 信じられないですよね普通。L3本ですよL3本。
で、マイナス分も含めて、たった35万浮かせただけ・・・それも一瞬。

それは突然やって来た。ディラーチェンジ3人目。
歳の頃なら60前ぐらいのおばさんディラー。なにやら、ふてぶてしさがにじみ出ている。
ヘアースタイルはサザエさんを彷彿とさせる。なんか喋っている。ピットボスとホニャホニャ喋っている。
タダモノではない。爬虫類的な雰囲気を醸し出したおばはんディラー。
3本目のL字・・・皆さんなら追いかけますか・・・逆打ちますか・・・

私はセオリー通り(んなセオリー聞いたこと無いけどw)逆打ち(爆)
当然のように抜けます。Lが伸びます。
ヨシ、ではまだ伸びるのか!!
当然のように抜けます。Lが切れました。
・・・ちゅうことは、子戻り鉄板!!
はいはい、また抜けます。

この調子で10ゲーム以上連続で抜かれ、いいようにあしらわれ、浮いた分はいつの間にか・・・
原点近くにまで減らされていた。ヘロヘロである。
エリートルームのスーパーホスト君・・・私にかける言葉を失っていらっしゃいました。
私は、あのおばはん、タダもんじゃないね。。。良い「仕事」するディラーだね。
そう云うのが精一杯w

本人の名誉のために申しあげさせて頂きますが、こう見えてもですね、大阪は梅田の近くのタワーマンション、福島駅から歩いて10分、最上階から5階下の南向き97.5平米ぐらいの2LDKサービスルーム付き、24時間管理人常駐のマンションを買えるぐらいはバカラでは勝たせて頂いています。しかし、そこに住んでいる訳ではない(爆)

20か月ぶりという時間が勝負勘を狂わせたのか・・・ヒヨリが勝負勘を狂わせたのかは定かではない。
ただ以前はこれほどマイナスを気にしたことは無かった。
スタートからマイナスになったことに起因するのだとは思うが、なんとも後を引く負け方だった。
次回、2月か3月にリベンジを果たしたい。

長々とお付き合い頂きました皆さん、有難うございました。
何処かで見かけたら、是非カランデやって下さい。
日本人が一人で、足っ!! 落とせ!! 落ちろ!!ヨッシッ!! とやっている人間を見たら私です。
                                              完

追伸
リスボアのエリートルームの日本客向けスタッフの皆さん。本当に素晴らしい働きをされていらっしゃいます。
日本においてさえも忘れかけている何かを感じさせてくれる働きでした。
リゾカジの管理人様におかれましては、機会がございました際には先方様に謝意をお伝え頂ければ幸いです。


このReportへのコメント(全 2件)

2012/12/26(Wed) 21:45

winnあつを

完結編をやっと読めました。やー、面白かった。負けレポってなかなか、こうスッキリと
書けないもんですが、すごいですね。天性のバクチ打ちの素養ありじゃないすか。
基本winnや新葡京で一人打ちの私ですが、パラダイスさんとはなんか気が合いそうです。
いつかマカオでお会いできたらメシでもご一緒させてください。
リベンジレポ待ってます!


2012/12/26(Wed) 23:08

パラダイスⅨ

winnあつを様

写真もない駄文にお付き合い頂き誠に有難うございます。
次にレポートを書くときには、是非「勝ちの自慢話し」を書いてみたいと想っています。
「モテ話し」「勝話し」「成功話し」、男の自慢話しの禁忌の3タイトル。
スカッと書ける歳になったかどうか・・・我がことながら興味があります。

どこかでお会いした際には、食事でもお茶でもゴルフでも、マッサージでもご一緒させて下さい。
そう。カジノ以外ということですよね♪(笑)
コメント有難うございました。


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