リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人の旅打ち日記⑧ カジノ「バート・ノイエナール」

* ヨーロッパ 2013/ 02/ 06 Written by 独逸の旅打賭け人

コメント( 3)

2013年1月12日 カジノ「バート・ノイエナール」

 カジノ「バート・ノイエナール」がある、バート・ノイエナールという温泉町を知っている日本人はほとんどいないであろう。
ライン川に沿ったポンとコブレンツ、2つの大きな街の中間くらいにレマゲンという町がある。
今から40年少し前、『レマゲン鉄橋』というロバート・ボーン主演の第二次大戦をテーマにしたアメリカ映画が作られた。
連合国側のアメリカ軍とドイツ軍がライン川に架かった鉄橋を取り合うものだが、現在のレマゲンにはライン川に架かる橋は存在しない。鉄道用の橋も含めて、ポンとコブレンツの間には渡し船しかないのである。
バート・ノイエナールには、このレマゲン駅からアール川に沿って走るローカル線に乗り換えて山あいに向かい、15分ほどで着く。
駅自体は昔のままの石造りのこじんまりした建物だが、旧市街を抜けてアール川まで出ると、瀟洒な建物群が見えてくる。洒落たホテルがいくつもあるが、中心的建物のひとつにカジノ「ノイエナール」がある。
このカジノは、前回の日記で記した「バート・デュルクハイム」のカジノと同じ会社の運営になり、1日の入場料も3、5ユーロと同額である。
入場カードにも同様に「クラシック・スピール」と記されているように、このカジノのルーレットもビッグテーブル中心の営業がなされている。

 オープンも同じように14時。前回のバート・デュルクハイムでは早く入場しすぎて、出目の傾向を読まずに最初から参戦して一敗地にまみれたので、今日の入場は14時20分。

全部がビッグテーブルかと思ったら、入り口近くに1台だけクイックテーブルが稼働していた。これは助かったと思いながら、台付属の7色のカラーチップの1色で10ユーロを指定する。
[2-35-0-33-31-9-33-23-22-4-30-1]
これが、オープンからの全出目。(下記写真の筆者の出目表では最初の5数字がスペースの関係で省略されて、9から記載されている)
ここから参戦。
-5-33(35)-15-9-17-18
Kに寄るとみたものの、Orが重なり最初の500を失う。
-13-2-35-35
Orに戻るとみるも、全く当たらずチグハグなまま次の500を投入。こんな時に限ってリピートの出目が出る。
-2-14-2(35)-11-33
前回のバート・デュルクハイムの再現のように当たらない。ここで、マイナスの1500。次の500を投入。
-8-29-10(52)-23(35)-6-23(70)
Gが強めだった時期からKに変わるとみて、10と23は狙い通り。ところが、この後がいけない。
-21-17-2-5-16-11(35)-30-28-31
11が取れただけで、後はまるで目が読めていない。
次の500。これを失えばマイナスの2500になってしまう。
-3-22-33(35)-20-32
K-Or-Gと来たのがOrに戻るとみて、乾坤の勝負を中の2列の14、17、20に。これを賭け終わったら、ポケットのチップは10枚も残っていなかった。
-17
出た目は狙い通りの17。Orにも5枚賭けているので、配当のチップは104枚。今日初めての当たりらしい当たり。この流れが続いてほしい。
-6
これは、Kに流れるとみながらも、押さえに1枚置いてあったので、配当は35枚。
次こそ、Kに移るとみる。
-24
狙い通りで、2枚とKで87枚。連続で取れてきた。そして、次。
-26
カジノの神の降臨か。単独で2枚の70枚、26/29、32/35に各2枚で34枚、それに加えて0/3にも置いたので、これが35枚、合計でなんと139枚、1390ユーロ。一挙に2500のマイナスを取り返す。
当然ここでは、押す手と攻めるが
-21-7
と、読みを外したので、ここで退場とする。

ポケットが10ユーロチップで膨れ上がっていて、浮いたか沈んだかは即時には判らなかったが、クルーピエの勘定では、2270ユーロ。残念ながら、230ユーロのマイナスとなってしまった。
最後の2投に賭けなければ、間違いなく浮いていたはず。別途にティップを17枚、170ユーロ渡している。

全体にケイ線がみえず下降線を続ける中で、最後の4投で大きく戻せたのを奇貨として明日に繋げたい。しかしながら、厳しい1時間半余の戦いであった。


このReportへのコメント(全 3件)

2013/02/11(Mon) 23:18

yab

独逸の旅打賭け人さん、こんにちは。

今度もレアなドイツのカジノ情報ありがとうございます。コブレンツは列車の時刻表でその名前を見ただけすが、こんな小さな町にもカジノがあってドイツのカジノも奥が深いですね。私もいつか1か月くらいかけてゆっくり回ってみたいものです。しかも、バート・デュルックハイムと同じ運営会社とのこと、内部の様子がなんとなく似ているのでしょうか?初めてのところはやはり少し緊張しますので、知っているカジノにどこか似ていると少しホッとしたりします。

ところで、クルーピエ達はカジノの会社の社員という立場ということになるでしょうか?彼らの多くはよく日に焼けて結構休みも多そうな感じに見えます。

今回は、出目表を拝見しますと2列目に集中していた以外はゾーンではバラけていてかなり読みにくかったですね。


2013/02/12(Tue) 05:11

独逸の旅打賭け人

YEMさん

コメントありがとうございます。
バート・ノイエナールのカジノは、バート・デュルクハイムのカジノと運営会社は同じですが、内装が似ているということは感じられません。むしろ、このカジノはバーデン・バーデンのカジノに雰囲気は近いと思います。落ち着いていて、ドイツの昔ながらのカジノの良さが感じられます。ドイツのたくさんのカジノの中でもお薦めできると思います。フランクフルトやマインツからも意外と近いのです。本線のレマゲン駅で支線に乗り換える接続が都合よく出来ていて、帰りもほとんど待たずに乗換えが出来ますので、2時間位で行くことが出来ます。
クルーピエはカジノ会社の社員だと思います。カジノ内で社員でないのは、立ち会っている州の税務職員と両替をするキャッシャー担当者。彼らは、金融機関からの派遣かもしれません。


2013/02/12(Tue) 18:08

yab



実は私長年カジノの職員は、自治体がカジノを経営していて、市などの職員なのかと勘違いしておりまして、準公務員でディーラーという立場があるのだと勝手に思っていたのです。それというのも、私を初めて連れて行ってくれた知人(いつもほらばっかり吹いていたのですが)が確かそのようなことを言っていまして、ずっと勘違いしていたわけです、ははは、、、。
あらためて詳細な情報ありがとうございます。


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