リゾカジ カジノレポート

第5回BJ勝負の旅 プルマンリーフホテルカジノ

* オーストラリア 2017/ 05/ 11 Written by ジョニッパ

コメント( 3)

<はじめに>
BJ専門の初心者ジョニッパと申します。
こちらのレポート以外で1度仁川でプレーしたのですが、取り上げる程でも 無かったので割愛してました。
今回は初のケアンズプルマンリーフカジノ、初のLCC、初のホールド、初のプログラム参加と盛り沢山でしたのでまとめたいと思います。
かなりの長文になりますので、おヒマな方だけお読み下さい。


<GWの家族旅行>
子供の体調を考え、行き先は時差の無い国ということで沖縄、韓国、グアム、サイパンなどなど南に向かって候補地を探しました。
が、直行の良い便は全く無く、値段も恐ろしいものばかり。
そのまま候補地を南下するもアジアリゾートは全滅、赤道を越えてケアンズでやっとLCCのチケットがありました。
「あれ、ケアンズってカジノ無かったっけ?」
そこでリゾカジをチェックするとケアンズにプルマンリーフホテルカジノがあるではないですか!
これで行き先は決定しました。

<情報収集と予約、各種申請>
行き先はケアンズ、宿泊はプルマンリーフホテルカジノ(今後はPRHC)これが決定事項です。
で、色々なツアー情報を調べました。すると、ツアーでPRHCを組み込んでいる物が無いです。
そこで恐る恐るリゾカジのプログラムを元にカジノホストにメールをします。
すると、なんと簡単に部屋を押さえることが出来る事が判明。
で、エアーを調べると朝着のジェットスターがハイシーズンにしてはまだマシな価格設定だと分かりました。
しかし物はLCC、あまり良い印象は持っていません。
座席だけなら安いですが座席指定や食事などを上乗せすると値段がドンドン上がります。
極め付けは謎の発券手数料というシロモノ?
合計で30万円を超えた時はLCCが格安とは全く思えなくなっていました。
こうしてエアーを確保した所で緊張の思いでカジノホストの相馬さんに連絡を入れます。
プログラムの概要と特典、これらはリゾカジさんの掲載内容で理解しておりましたので確認作業でした。
ただ、ホールドと再両替時のレート固定、最低ベットの50ドルが2ボックス25ドルが可能かが気になりました。
後者はダメでボックス内に最低50ドル置かないとカウントしないとの事でした。
後は、個人手配の旅行なのでETAS、国際免許、お金の持ち込みの申請記入を行いました。
ETASはサイトで1人20ドルで行いました。
が、ジェットスターが代理申請では1500円と安く出来る事が分かったのは後の祭りでした(泣)

<LCCでケアンズへ>
2017年4月30日夕方、出発の日を迎えました。
成田まで車で出発です。
事前に成田空港内駐車場と思ったのですが流石のハイシーズン。予約が取れませんでした。
仕方なく、ネットで周辺駐車場を探しました。
すると、格安があるではないですか。
しかし、送迎は第2ターミナル。
そこから第3ターミナルはかなりの距離があります。
シャトルバスもありますが、カートから全ての荷物を降ろして子供もまとめて運ぶのはかなりキツそうです。
結局カートを押して歩いて向かいます。
しかしここでも問題が。
途中にエレベーターがあるのですがカート1台が限度のサイズ感です。
今回は出発なので良いですが、帰りでカートが重複したら相当な時間が取られるだろうな・・・
ターミナルに到着すると天井はむき出しなどハリボテ感タップリです。もちろんラウンジもありません(笑)
流石LCC。家族共にテンションが急下降してきます(笑)
審査も終了してお情け程度の売店と免税店を素通りして待合スペースに。
やはりのGW。小さなお子さんが沢山です。
ウチもそうですが、飛行機の中は泣き声、叫び声でカオスの予感(汗)
JSの飛行機に乗り込みます。
すると、内装すごく新しくて綺麗です。座席も広くてクッションも適度な弾力。
トイレも小まめに清掃に入るので長距離線特有の最後は便座使用不可(笑)にもならずに快適でした。
座席指定のために勝手に組み込まれた機内食も思った以上に美味しくてビックリしました。
ただ、インスタントのフォーは味もお湯のヌルさもチョットいただけ無かったですね。
後はウチの都合ですが、子供が全然寝てくれないので勝手に時差ボケ状態になりました(泣)
快適なフライトでケアンズ空港に無事到着しました。
しかしイミグレが長蛇の列です。
ウチは子供に高額持ち込みと自動改札(笑)は使えません。
一般窓口は早朝のためたったの1ブースのみです。
かなりの時間を要して審査を通過し、緊張の税関チェックです。
しかし、書類を準備していたのでなんて事なく通過しました。
職員に聞くに用意が無い外国人はかなり手間取るそうです。
到着から結局1時間以上かけて外に出られました。
外に私の名前を提示した男性を発見して小雨の降るなか、リモに乗り込みます。
そのまま15分もかからずにPRHCに到着し、チェックインを済まし部屋に入りました。
その安心感からか、シャワーを浴びた後、家族全員夢の中に誘われました。

<プログラム参加>
遅い朝食(昼食?)を済ませて部屋に戻ると扉の隙間から手紙が入ってました。
中はもちろんカジノホストからの連絡です。
もうすでに動物園の無料チケットが同封されてました。
緊張の思いを持ちながらネクタイを締め、身支度を整え、カジノに向かいます。
入り口付近のカスタマーサービスに手紙を見せるとすぐに察してホストに電話連絡を入れてくれます。
程なく、東洋人の女性のスタッフがにこやかな笑顔で現れます。
初めてで右も左もわからない旨を伝えると笑顔で「大丈夫、楽しめますよ。」との優しいお言葉。
そのままプログラムの簡単な説明とカードの作成、両替とホールドとなります。
この時、円トラベラーズチェック95万円、現金100万円を両替しました。
それぞれで若干、レートに違いがあります。
これが後に面倒な事になるとはこの時は露程にも思っていなかったですけど(笑)
キャッシャーでHOLDでレート固定でバックされる旨をシッカリ確認します。大丈夫(汗)
キャッシャーに記録用紙があり、両替するたびに記録と確認の紙を渡されるみたいです。
向こうは最終日出発が午前中なので再両替は前日の営業が終わるまでと再三説明します。
きっとその手のトラブルが多いんでしょうね(笑)
この後、写真を撮ってVIPカードを作成します。
途中の談笑で50ドル1ボックスを2ボックス25ドルでOKかと軽く聞く。
するとホストさん、怪訝な表情で「なんでダメなの?50ドル賭てるから大丈夫よ。」
「え!?」
マジっすか!
こうなると戦略の見直しが必要になりそうです。

<プレー開始>
今まで人生でカジノに通ったのはたったの4回。韓国のみ。
外国人専用の韓国と違ってPRHCのカジノはオージーも入場出来るので入り口は開放的です。
警備員も緊張感が緩い気もします(笑)
BJは入り口近くMIN20ドルで2台、その奥にMIN50ドルが1台
驚く事に韓国で人気のバカラがたったの1台でお客さん誰もいません。
こちらで人気なのはルーレットとBJみたいです。
さて、早速MIN20ドルのサードベースに座ります。
バンクロールは50ドルの200単位で1万ドルです。
VIPカードを提示し、シューの終了を待ちます。
待っている間にスタッフがMIN50ドルのテーブルを勧めてくれます。
まあ20ドルのテーブルで1万ドルですから確かに異様ですよね(汗)
先ほどのホストさんは25ドル分割もOKと言ってましたが、メールのやり取りを伝えたところ、再確認して教えてくれるとの事。
ただ、初回はどちらにせよ試運転ですから50ドル1ボックスの予定でした。
シューエンドでシャッフル入ります。
こちらのBJは全てハンドシャッフルなのも韓国と大きく違う所です。
まずの戦略は、ディーラーアップカードローカードからのバスト、こちらダブルかスプリット入っての勝利をベットアップのタイミングとする。
次の勝負6単位の300は重いので3単位の150ドルとする。
準備が整った所でサードベースに50ドルを置きます。
1年ぶりである事、プログラムの縛り、初ケアンズ、BSが違う事、雰囲気、これらが大きなプレッシャーとなっていました。
50ドルを置いた後の指離れがとても苦しく思います。
ディーラーアップ8でこちらは20。
余裕の手なのに緊張が抜けません。
ディーラー引いてJで18で勝ち。
なんて事無い1プレーですが、様々な要素が心を締め付けます。
その後、淡々とベットアップもなくシューを消化して行きます。
1ゲーム毎の緊張が強く、疲労に襲われます。これでプログラムを終われるのでしょうか(汗)
思った以上に30000ドルのターンオーバーのプレッシャーは強い事を理解しました。
こうして1シューを消化。
ソフトハンドダブルが無いためにダブルの場面がとても少ない為でしょうか。
結局フラット1ボックス50ドルでした。結果は+125と良いのに疲労が色濃いです。
この調子で30000ドル(汗)
蜃気楼の先に感じます。

<プログラム必要ベット>
ディーラーシャッフル中にカジノホストさんがやって来て私の肩に手をかけながら話しかけてきます。
ボディータッチ込みで話してくるのは大抵良くないニュースでしょうけど(笑)
ヤッパリのボックス内最低50ドル必要との事。
ついでに1ボックス50ドルで他に25ドルはカウントするかと聞く。
ホストさん悩む(汗)
もう一度上司にシッカリと確認するので 待って欲しい。だそうです。
その後、プレーを続けていると初のベットアップ。
150ドル勝負です。
これはプッシュでした。ここでもう一度50ドルに戻します。
2シュー目で心に余裕も出てきました。
ちなみにチップは1000ドル、500ドル、100ドル、25ドル、5ドルですので、
1000ドル×9、100ドル×5、25ドル×20で手持ちになります。
すると25ドルチップ10枚は250ドルなので微妙なチップの増減を直感で感じ辛いです。
これは少し減らされて+25ドル
ここでホストさんがにこやかな笑顔に両手でOKサインで近づいてきます。
結果は………OKとの事。
ついでに25ドル2ボックスでもカウントするそうです。
要はディーラーワンプレーに50ドル以上であれば良いと確定しました。よね(汗)
途中、ステキな連れ合いの日本人カップルさんと共闘しました。
お話を伺うと同じプログラムに参加の様でした。
女性の方は初めてとの事でしたが正確なBSで上手にプレーしてます。
途中、ディーラーアップ5から絵札絵札の理想的なバストが来ます。
すると次のゲーム、私も彼氏さんもノータイムでベットアップ。
彼女さんは意味が分からずで少し混乱気味です。
で、次のゲームも両者勝利でベットアップWINです。
気持ちよくハイタッチします。
上級者の方のプレーとシンクロしたのは嬉しかったです。
フラットでは結局ハウスエッジで削られて負ける。
バンクロール無視のハイリスクプレーも最後はパンクして終了。
ポイントでエッジを効かせたプレーが長くプレー出来、なおかつ賭け事のヒリツキを楽しめ、そして勝負事の勝敗をハッキリさせる。
私のたった4回のBJ経験で得られた生きた経験が間違ってないと確認出来たステキな時間でした。

<複数ボックス>
これでプログラム消化と濃い薄いのベットコントロールが当初のイメージに近づいて来ました。
ベットアップ用のサードベースと25ドルフラットベット。
ただし、計算と頭がついて行くかが心配です。
ドキドキの2ボックスで3シュー目がスタート。
サードベースが50ドル、手前が25ドルフラット、まだベットアップは150ドルと設定です。
このシューはディーラーさんが強く全くバストしません。
増減を繰り返しながらあっという間にシューは終了で-250ドルまで転落です。
やはり75ドルは足が速いです。
次のシューは削られるもベットアップ2度決まって+275ドルまで上がりました。
2ボックスも数字は見えていて全く問題なくプレー出来ます。
後はシッカリ合計を教えてくれるとディーラーさんだとさらに楽ですね。
また、サードベースでプレーしていると前の人のターンで少し時間があります。
その間に余裕を持って合計数を確認出来ます。
さらにPRHC特有なのか、ダブル、スプリットの時に事前にボックス外にチップを置くと自分のターンで勝手に操作してくれます。
ですので、前ボックスでローカードラッシュで混乱してもダブル忘れもありません。
慣れた所で、事前戦略の3ボックスに挑戦です。
前2ボックスが25ドルづつ、サードベースが50ドルの合計100ドルプレーです。
不安でしたが思った以上に快適にプレー出来ます。
ソフトハンドからのダブルが無いので混乱度が低いです。
次のシューで+215ドルと削られて、次はベットアップで持ち直して+285ドル。
8シュー目は本線で伸びて+355ドル、好調です。
時間的に次が最後のシューでしょう。
ここはベットアップを6単位の300ドルに上げると決心する。
運命の9シュー目、淡々と揉んでいた所から後半でベットアップチャンス。
恐る恐る300ドルをサードベースに置きます。
結果は………WIN!
ディーラーバストなので続けてゴーです。
後ろの客が2人相乗りして来ます。
そして再開。
ディーリング中に黒いカットカードが出ます。
最後の勝負です。
自分17でディーラーアップカード10正直厳しいです。
引いたカードは2。テーブル全体が安堵も厳しい状況は理解しています。
そして引いたカードは………絵札!
バストしなかったプレーヤーが喜びます。
バックベットのプレーヤーとハイタッチ。
そしてガッツポーズを作って勝利を噛み締めます。
このシューで+925ドルとなりました。
流石に300ドルのベットアップ2勝は大きいです。
と同時にPRHCのBJは合ってるかもと気持ちも大きくなってました。
まだこの時はこの後の悲劇も分からないままでありました。

つづく(汗)

<初日感想>
期間のブランクとアウェーの洗礼を見事に受けました(汗)
50ドルのチップを平常心にするまでは随分と時間がかかりました。
そんな時にベットアップスタイルの上級者の方にお会いできた事が本当に良かったです。
薄い厚いの幅をシッカリして行く時は1000ドル勝負も冷静に踏み込む姿は勇気と希望を与えて下さいました。
また、今まで韓国でしかプレーしていなかったので、PRHCでのプレーは新鮮でした。
遠い昔にこのサイトの重鎮サイゴンサイゴンさんに別の国の経験も必要とおっしゃってましたがまさにそうでした。
韓国は賭けメインの鉄火場な印象です。
プレーヤー同士の嫌な緊張感もあり、これが普通と思ってました。
それに比して賭けと社交の両者を楽しめる欧米人はやはり人生の楽しみ方を知ってますね。
ベットアップ時など、こちらの心情を察するとディーリングをスローにしたり、オーバーアクションしたりなどエンターテイナーな要素も過分にあります。
コンプのキャッシュバックもカウントで韓国の平均ベットとプレー時間などというアヤフヤな規定でないのも好感が持てます。
問題点がもしあるとすると、途中参加や細切れプレーなどボックス数が絶えず変化する事。
後は相乗りですね。
ディーラー2、3こっち12のシーン、ディーラー9以上こっちソフト18が少しやり難かったです。
そして最大のグッドポイントは、ハンドシャッフルである点ですね。
受け身でありますが、カットカードを差し込むのは自己責任を感じます。
また、一服して気持ちの整理をするのにもメリハリがあって良いと思いました。


このReportへのコメント(全 3件)

2017/05/12(Fri) 05:13

ゆうこlove

今月17日・18日と 同じホテルにお世話になるものです。
すごく、楽しく読ませて頂きました。

ケアンズは、初めてなので 不安でしたが、少し安心しました。

私は、昔々のマカオとベガスでしかカジノ経験がありません。
ベガスでは、プレイをしていたら、カジノ側からカードを作らない?
と声をかけて来て、ベガスを後にする時には、コンプとやらで
食事代や部屋代が無料になって、今度来るときは、フライトも用意
すると言われ、恐ろしくなって、ベガスには、それっきりになりました。
都合3回だけのベガスですが、寝る間も惜しんで カジノ三昧だったので
豪華な部屋なんて要らない。部屋要らないくらいだと思ったものです。

今回のケアンズは、最初はジョニッパさんと同じような感じで 色々な
旅行先の中から、決まりました。
観光メインで考えていたので たった3泊のうちの1泊をグリーン島宿泊に
決めてしまい、後の2泊をこのホテルにしてしまったので 3日間共、
このホテルにしておけばよかったとちょっと後悔してます。
2日間しかないので カードを作らなくてもいいかなとも思うのですが
また来たくなるかもしれないし、その時の為に カード作っておいても
いいかなと思っています。
あわよくば、ベガスみたいに コンプのお世話になれれば、嬉しいし。
でも フライト用意するなんて言われたら、怖くなるしな~などと
行く前から、妄想しすぎて。。。
まっ、勝負むき出しじゃなく、ジョバンニさんのように楽しめれば
いいのですが。。。





2017/05/12(Fri) 09:40

ジョニッパ

ゆうこLoveさん、コメントありがとうございます。

コメントを読ませて頂くにかなりの上級者とお見受けします。
正直、PRHCはカナリこじんまりしたカジノです。
ゆうこLOVEさんではきっと物足りない規模と雰囲気と思います。
ですので、観光中心でチョットカジノを楽しむが正解な気がします。
しかもケアンズは美しいビーチのない場所なのでせっかくのグレートバリアリーフのご旅行でしたらグリーンアイランド滞在は正しいと思います。
値段はしますが、出来れば短い時間でもヘリコプター遊覧が絶対のオススメだそうです。
ただ、カジノで色々な方の話を聞いた感じではアイランドリゾートならハミルトンアイランドが最高だそうです。
出来れば最高級のクオリア滞在が最高の旅行になるそうです。

コンプもチリも積もれば山となるですから、せっかくですので25000ドルのフロントマネーで0.5%のコンプがオススメです。
ただ預けるだけで毎ゲームキャッシュバックですから、リスクゼロでお金が頂けるのを無視することはないと思います。

ではステキなご旅行になる事をお祈り致します。


2017/05/12(Fri) 09:51

ジョニッパ

追記

VIPカードの件ですが、こちらの30000ドルのターンオーバー参加がマストの様に見えますが、フロントマネーが一定額であればVIPカードを発行してくれるそうです。
コンプの条件は1プレー50ドル以上のベットだそうです。
ただ、私の英語力ですとミスコミュニケーションもありそうなので、カジノホストさんに確認をお願いします。
とはいえ、アリーチェックインにリモ付きが無料、ホテル代もカジノレートにチェンジであるなら30000ドルターンオーバーのプログラムはカナリお得とは思います。
もちろん、そんなシバリがイヤでしたらコンプだけを狙ってフロントマネーオンリーでVIPカードのみゲットでも良いと思います。


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