リゾカジ カジノレポート

リゾートアイランド・セブ【フィリピン】

* アジア 2000/ 09/ 04 Written by リゾカジマスター

コメント( 0)

 今回訪れたフィリピン・セブ島。17年前はマルコス政権が外貨獲得のためにちょうどリゾート開発をはじめたばかりの頃。タンブリビーチクラブ、アルガオビーチクラブぐらいしか目立ったリゾートはなかったんですが、今や日本資本も入ってリゾート天国に!日本からも近く、比較的安価に過ごせるリゾートとしてリピーターも多い島です。  cebu(セブ)は、現地では「シィブ」に近い発音でないと通じません。空港があるのは、正確にはセブシティの向かいにあるマクタン島という小さな島。ここには、空港から車で15分程度のところに、ビーチリゾートホテルが集中しています。もちろん、セブ市内にもホテルはあります。どちらかというと、高台にモンテベロ、セブプラザ、そしてカジノフィリピーノのあるウォータフロント・セブ・シティ・ホテルなど、風格のあるホテルが散在します。

 もっと隠れ家的なものを求める方には、アレグレやプルクラといったアマンなどと比較しても劣らないリゾートが空港から車で1時間半ぐらいのところに存在します。こどもがもう少し大きければ、プルクラ2泊+ウォーターフロント2泊みたいな選択もあったかもしれません。

 さて、今回滞在したのは、プランテーションベイ。マクタンではシャングリラ・マクタン・アイランド・リゾートと並んでトップクラスに位置される個性的なリゾートです。どこが個性的かというと、セブ最大級の敷地の中央に巨大なラグーン(海水)とその真中にあるプール(真水、1600?)。ラグーンの周囲は白砂があり、それを取り巻くようにすべて2階建てで統一されたコテージが立ち並びます。

※下のレイアウト画像の左下がreception。その右側に位置する3つのコテージ(bahamas、chenonceaux、dune)がオススメ。なんてったって、バルコニーからダイレクトにプールには入れるのが魅力。ただ、1.8mの水深があるので子連れには不向きかも。

 最近はやりのアジアンリゾートと比較すると、質感はやはり劣ります。ただ、ハワイやグアムなどのメジャーリゾートならば、コストパフォーマンスで断然こちらに軍配が上がるでしょう。今回宿泊した146?のスイートルームはホテル直接予約なら300$。(これでもピーク料金です)子どもさんが小さい家族なら、かえって気を使わないこういうリゾートが使い勝手がいいかも。

 サービスは満足できます。どの従業員も実に教育されていて、不快な思いをすることは皆無。バトラーと呼ばれる部屋専任の執事に注文すれば、たいていのどんなことでも適います。(一度だけ、「昨日のハイアライの第15イベントの結果を教えてくれ」という注文には、「すいません。忘れました」という答えでしたが。。。

 今回は、残念ながら天候が悪く、かみさんの両親連れだった事もあって、ほとんどをホテル内で過ごしました(もちろんカジノとショッピング以外)。それでも十分飽きずに過ごせるだけの施設だったと言えます。

 以下に、少ない経験の中で個人的にお勧め、もしくは参考になる情報を順不同でまとめておきます。(なお、2000年8月時点の為替は、1ペソ= 2.5円としてお考えください)

■ツアーか個人旅行か?

 結論から言うと、ツアーのほうが安いでしょう。エアー&ホテルのツアーを選べば、ピーク時でも今回のぼくらなみの旅行なら10万円前後。プルクラやプランテーションなどの日本人経営ならびっくりするぐらい安いものも時々出てるみたいです。(今回お世話になったのは、オーシャンインターツーリストさん。小さな代理店ですが、大手が締めきった後ひと月前でも、いろいろと相談に乗っていただけました。

■直行便がお薦め

 やはり直行便がお薦め。今回の往路は直行便が取れなかったので、マニラ経由でした。なので、関空から6時間ぐらいかかってしまいました(直行なら4時間程度)。しかし、マニラのニノイ・アキノ空港はきれいになってましたね。昔は、外に出るのが怖い雰囲気がありましたが、今回は全然プレッシャーもありませんでした。(相変わらず、便所には「ペーパー」といって小銭をせびる清掃員が山ほどいましたが)

■ホテル選び

 家族連れで市内観光・買物もして、かつ毎日水を見ていないとダメというひとには、マクタン島がお薦めでしょう。買物、食事など外に出ていく必要はまったくないというひとには、アレグレ・プルクラ。で、もひとつ選択肢を見つけました。カジノのウェイトが50%以上のひとには、ウォーターフロントです。行ってみたら、すごい雰囲気のあるホテルで活気があり、テニアンはもちろん、ウォーカーヒルなんかよりいいホテルなんじゃないでしょうか!?直接予約ならツイン60$で取れるというし、カジノレートも提示してくれるそうです(タクシーの運転手さん談)※asian travelsで検索したら、1泊1900ペソ(朝食バフェ付き)、激安です!!

 海に行きたかったら、思いきってアイランドホッピングと呼ばれるバンカーボートをチャーターして一日がかりで出かければ、リゾートの海なんかと比較できないほど綺麗な海にでも出会えるし、必ずしもビーチリゾートを選ぶ必要はないと思いました。

■食事

 プランテーションベイ内でも十分満足できます(個人的にはですが)。ハワイ、サイパンやグアムあたりよりもよほどまし!しかもホテル内でも安い!外に出れば、もっとびっくり!ほんと物価が安いし、日本人の口に合います。

 有名どころで行けば、ウォーターフロントホテルのあるニベルヒルズには、「シーフードシティ」があります。タイなんかにもよくある、魚介類が量り売りされていて、それを好きな方法で料理してもらうやつ。その中でももっとも高級店に入るんですが、それでも安い。カニやロブスターの蒸し物、いかのジンジャーソース、まぐろのカマ焼、ハマグリのスープ、サラダ、チャーハン、デザート、それにビール・ジュースをたらふく飲んでも、ひとり1000円ちょっと。安いところに行けば、この半分もかからないというから参りました。

 ちなみにビールはやはりサンミゲル。町で買えば、1本30円弱。ホテルやレストランでも100円程度です。SM(シューマート)と呼ばれる巨大ショッピングセンターの中には、ファストフードからレストランまで何でも揃ってますので、ホテルの食事に飽きたらここがお薦め。

 プランテーションベイの食事については賛否両論ありますが、数あるビーチリゾートの中では優秀なほうだと個人的には思ってます(日本の一流どころと比較すること自体無理ありますから)。

■遊び

 カジノ以外の遊びには事欠きません。ラグーン内にはウォータースライダーはもちろん、ハンモック、飛び込みようの水深4mプール、カヌー、ボートが揃ってます。プライベートビーチに行くと、フィッシング、バナナボート、水上バイク(免許なしでもOK)など一通りのマリンスポーツがあり、しかもお手軽価格です。

 それとセブと言えば、アイランドホッピング。要するにバンカーボートに乗って、マクタン島の東側にあるオランゴ環礁に点在する島々を訪ねる遊びです。スルパ、ナルスアン、ヒルトゥガン、そして「何もなくて豊かな島」の著者、崎山克彦さんが買収したことで有名なカオハガン島が1時間以内ののところにあります。

 代理店を通すと、昼のバーベキュー付きでひとり6000円ぐらいが相場。でも、バンカーボートのチャーターならもっと安く上がります。プランテーションベイなら1隻3500ペソで一日借りることができます。昼ご飯はサンドイッチ程度ならひとり文100ペソで作ってくれます。飲み物も欲しいだけ船に載せて行ってもらいましょう。タクシーの運転手なんかに相談すると、バンカーボートのチャーターも交渉次第で1500ペソぐらいなるそうです(が、トラブル等もあるのでお勧めできませんが)

 残念ながら今回は家族の体調不良で、事前に予約していたにも関わらずキャンセルしてしまいました。まあ、次のお楽しみにします。

 もちろん、ダイビングもメッカです。車で2時間以上かかりますが、モアルボアルのような世界的に有名なスポットもあります。

■ショッピング

 残念ながらブランドものをお求めの方にはNO GOODです。以前は存在したDFSも今はどこへやら。ガイドブックにあるウォーターフロントのデューティーフリーなんてただのスーパーマーケット、「だまされたあ」とうちのかみさんは叫んでいました。

 その代わり,SM(シューマート)が楽しいです。さすがフィリピンで2番目に大きいコンプレックス。日本では見かけない規模。とくに子供服、おもちゃ関係は充実。ほんと、こんなに安くていいのてな感じです。うちも持てるだけ買って、なおかつ娘の友達のお土産まで買って、1000円札1枚ちょっとでしたから。好きな人なら一日中ショッピングできるところです。

 それと余談ですが、街のコンビニみたいなところが面白いのです。生活用品全般が売ってるんですが、日常のパンやジュース、ヨーグルトなど、これが安くてうまい!!とくに10円そこそこの菓子パンがうまいのなんの。フィリピンの食文化もバカにできません。


このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: