リゾカジ カジノレポート

オフ会参加の気持ち

* ラスベガス 2008/ 10/ 15 Written by にんげん牧場

コメント( 2)

ほぼ2年ぶりのラスベガス再訪。
東海岸からの移動で初の金曜日の夜9時過ぎに到着。
taxi standの長い列を覚悟したが列の折り返しは3列ですみました。


皆様御馴染みのマンダへ移動するわけですが、帰りは普通の道路ですぐなのに、行きは必ずハイウェイを通り、空港チャージを勘案しても値段が高くなる。
一方通行とか、交通渋滞とかいろいろ理由があるのかもしれないのですが、いまだに法則が見出せません。。

私のホストは最初に声をかけていただいたのが違う人のため、日本人の方でありません。
しかし清楚できれいな方でメールのレスポンスも良いので満足です。
またホストが会いにくるほどのハイローラーでもありません。宿代ただ程度ですが、一人で豪華な飯を食うわけでもなし、特に文句はありません。

ギャンブル中ってお腹すかないんですよね。
いつも一日1~2食で、寝起きor就前はスタバのカフェラテとゴマつきベーグルとクリームチーズが定番。クーラーかcold streaksで冷えた体を温めます。ちなみに、すぐそばのマンダレイプレイスへ行くエスカレーターに、「-5度ラウンジ」とかいう冷え冷えコンセプトのバーが10月末にできるようでした。

チェックインし、低層階を希望したところエレベーターから一番遠い並みの部屋。
薄型TVや無線LANの整備が目新しくなった感じでしょうか。部屋にスーツケースを押し込んできびすを返してまずは巡回。

Soft Seventeen stand(以下SSS)は近年ラスベガスBJルールの改変の指標であり、以前これに目をつけたラスベガス大全さんの記事は素晴らしいと思いました。
リゾカジ掲示板で、「0.3%にこだわるぐらいなら他の指標の方が大事なのでは?」というご意見があり、それは至極そのとおりなわけですが、露骨なルールの改悪はやはり客離れを招きます。
通常同じ勝ちでも親がバストした場合、同卓全員の勝利となる。
SSSはバストせずに終わってしまうので、負ける人もあり「なんだよ、HITだったらなあ」と思うため、SSSの方がプレイヤー側にとって有利なのだということを実感しにくい。ということが、こっそり改悪する項目としては一番よいのだと思われます。
大全さんは「stripの意地」とSSSのことを称していますが、いまや絶滅危惧種となりつつあります。
一番の影響は2大グループの一つのハラスがSoft Seventeen Hitを採用しているからでしょう。

そしてMGMグループも徐々に其の数を減らしていきます。MGMホテルは年々シマの数を減らしており、今回はついに一つのシマだけになってしまいました。
また、MINは25~50$以上台が多いです。マンダレイベイも二つのシマに2デッキやら連続シャッフルマシーンやらいろいろ盛り合わせてみて、実質SSSは12台程度でしょうか。
ミラージュにはしっかり2シマありました。しかし最近の不況の客離れによってそのうちハイリミットエリアでしか見られなくなるのでしょう、JB9/6のように。

私見などどうでもよいと思うのでさっさと戦いの現場へ移ります。
まずは20単位でバイイン。
私のベットアップはmaxでも5~10単位程度のしょぼい賭人です。GAKUストの使い手ではないですが、大いに参考にさせていただいております。
特に素晴らしいのが「BJはきまぐれ」。
昔はここでベッドアップしてよく失敗しました。そこで自分の流れの見極めの一つとしては、HARDの手から小さい数を積んで17以上(例えば9→4→5で18とか)になったときは、バストの恐怖を乗り越えて努力したということで良い手だと考えるようにしました。
もしそれであっさりディーラーに絵札2枚とかBJとかで倒されても、「そんなに簡単に勝っていいのかい、フフフ」と思えるようになり、メンタルコントロールに役立ちました。
これもGAKUさんのおかげです。ありがとうございます。

はなから負けるのは顔を水面につけ続けなければならず苦しいのですが、徐々にチップが増えていくという非常に良い流れでした。
気づいたら3時間ほど経っていて目の前には60単位ほどのチップ。
ああ、、こんな時がずっと続けばいいのに、、(幸せモード)。
しかし、すこし下界が見えたので逃げ出すことにしました。
ディーラーが「おいおいそんなに勝ったのに?」という顔をしたので、余ったグリーンチップ一枚放り投げて部屋に戻ってベッドの上で転げまわる私です。
こんな時のためにキングサイズのベッドはあるのです。東●インでやったら壁にぶつかるか床にすぐ落ちるかどっちかです。

ちょっと地面に足をつけて再び出陣。
一進一退ですがBJではこれは悪い流れではありません。
朝まで軽く流してスタバで今日はアイスカフェラテでhotな心を沈めて初日終了。

次の日もまた好調な流れは持続します。
そろそろ落ちてきたかな?と思うと、ディーラーがchipの付け間違いをかまします。
その後にHard14から5を引いて19、ディーラーは絵札の裏が数字の8で努力して勝ちました。

これは良い兆候です。

勝ち分を上乗せしてベッドアップ。
また勝利。
徐々に10単位までアップして怒涛の8連勝。
気づいたら目の前には80単位ほどのchip。

これはやばい。運の使いすぎ?

いや、相手は非情なまでに勝ってくるのだから勝てるときに勝つべきと、気持ちを上げ潮にして勝ち逃げ。stripにお買い物に飛び出します。
私はTUMI製品が好きなのでミラクルマイルショップとフォーラムショップのTUMISHOPに行きます。値段は日本の6割くらいでしょうか。というか、なんであんなに日本は高いんでしょう。
日本人がたくさんくるようで、両方の店に日本語が話せるかなりお年を召した女性の店員がいらっしゃいました。この旅唯一の日本語トークでした。ビジネス用のカバンと新製品のガーナメントバッグを買って勝ち分を確定。

その反動かしばらく苦しい戦いが続きますがここを-20単位でしのいで、部屋に凱旋。
お札とかばんを机の上にぶちまけてそのままベッドにひっくり返りました。

うれしい~~~。

3日目は徐々に減っていくというBJ本来の流れでスタート。
バストが続き苦しい流れの到来です。いったん卓を割ってプールの周りを散歩して頭を冷やします。この散歩コースが私がマンダレイを気にっている理由のひとつなのです。
コンベンションセンターあたりでやっと落ち着いてきた私は、プールを眺めてちょっと気持ちを上げてからまた羅紗に戻ります。
しかし苦しい流れは続き、気分転換にクランベリージュースを頼みます。痛めた胃にやさしいから。

と、ここである事件が。
ディラーが、「soft18 vs 10」で客に尋ねてステイと答えています。

「up to you!」とでもいっておけばいいのに。

ここですかさずデノミを倍にアップと神が自分をどつきます。
相手は絵カード、こちらは8と6。だけどこれっぽちもバストする気がしない。
当然のようにハートの7がやってきて相手は絵カード2枚。

「さし抜けた!!!」

最後は3周2マークをゆっくりまわって、みぞおちの痛みすら心地よい120単位の勝利でした。

しかし一人で戦うのもちょっと疲れました。リゾは服に染み付いたココナッツの香りだけ。
ベガス止めようかな?とも思ったのですが、皆さんのお仲間に入れていただくことで新たな楽しさに向き合いたいと思います。

ヘンなやつだとお思いでしょうがよろしくお願い申し上げます。


このReportへのコメント(全 2件)

2008/10/16(Thu) 00:00

GAKU

にんげん牧場さん、こんにちは!

臨場感溢れるレポート、楽しませていただきました。
BJでのHit & Awayのお手本ですね。どのようにメンタル・コントロールしているかが具体的に書かれていて、素晴しいと思いました。こういうことが大切なのですよね。

>ヘンなやつだとお思いでしょうがよろしくお願い申し上げます。

リゾカジメンバーはお互いに自分のことをそう思っているんじゃないでしょうか(笑)?だからこそ、リゾカジオフ会では初めて会った者同士でもすぐに分かり合えるのかもしれません。

僕もへんなやつですが、これからもどうぞよろしくお願いします(^_-)。


2008/10/18(Sat) 00:00

にんげん牧場

GAKUさん、こんにちは。
ご本人からのコメント大変励みになります。
自分はちっちゃい人間なのでメンタルコントロールをしなければ勝利を得ることはできませんでした。
一人でバクチを打つのも悪くないのですが、
森巣先生の本の中で「みんなバクチを打つときは笑顔」という内容の一文が心に残っています。年を経るにつれワクワクすることって少なくなったなあと思うのですが、来る日々を待ち遠しく思っています。


コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: