リゾカジ カジノレポート

コネチカットにある2軒の巨大先住民カジノ

* USA・カナダ 2003/ 03/ 04 Written by はた

コメント( 2)

◆12月11日

 サンフランシスコからの夜行便がボストンに近づいてきた。窓から下を見ると、どうやら雪が積もっているようだ。でも車のヘッドライトが動いているのが見えるので、たぶん普通に走る事ができるだろう。

 ボストン空港には7時頃到着した。一旦外へ出るが「寒い!」。間違いなく0度以下だ。軽く朝食を取り、地図を買ったりして8時過ぎにレンタカーの営業所へ行くシャトルに乗る。いつもベガスで借りているダラーにした。一番安いコンパクトカー。韓国車だ。

 8時50分出発。海底トンネルをくぐってダウンタウンへ。標識がわかりやすいので迷わずI-90へ入る事ができたが、ダウンタウンは工事中が多くて走りにくい。I-90はアメリカでは珍しい有料道路だ。しばらく走ると料金所だ。

「うーん、どこだーー??」
「ふぁすとらいん?こいんおんりー?きゃしゅおんりー?」

 コインはあまり持っていなかったのに、迷っているうちにコインオンリーの料金所へ入りそうになり、バックしてキャシュオンリーに入り直す。後ろに車がいなくて良かった・・・。

 片側3車線のよい道だ。10分も走ると周りは林と森の中間のような森林地帯に入り、心地よいドライブを楽しむ。周囲は雪が被っているが、路面は乾いている。

 しばらく走るとまた料金所だ。ファストラインには入らないように注意していたが、よくわからないままブースへ進入。

「誰もおらんぞ?」

 機械から通行券が出てきた。あーよかった。

 有料区間なので日本のサービスエリアのような施設がかなりある。そのひとつに入ってみる。ガソリンスタンド、ファストフード、コンビニなどがあり充実している。40分くらい休憩して11時頃出発。

 I-90を10番出口で出る。2ドル20セント。

 I-395を南下。81番出口を出ると今日の目的地、モヒガンサンはもうすぐだ。案内板があるので迷う事は無い。ずっと森林の中を走ってきたが、いきなり近代的なビルが視界に現れる。

「おーー。すげぇーー」

 バレーパーキングに車を停めて中に入る。11時40分着。

「おーー。すげぇーー」

 何がすごいってわけじゃないけど、広さと雰囲気に圧倒されてしまう。チェックインはすぐ終わり、1806号室へ。ネット予約で175ドル。

 部屋は南向きで左手には川が望める。部屋の設備や備品はベガスと比べると充実。ベガス以外のシティホテルなみ。まあまあの広さですっきりした印象、窓は大きめ、アメニティーは充実、タオルも多い。コーヒーメーカー、空の冷蔵庫、金庫付き。テレビは、最近アメリカのあちこちのホテルで導入されている、ビデオオンデマンドやネット接続のできるタイプ。個人的にはオットマンがあるのがポイント高し。

 14時30分頃部屋を出てゆっくりとカジノを1周する。広さと雰囲気、そして人の多さに圧倒されつつ見学。1時間くらいかかった。

 その後「Blackjack Bonanza」をプレーしてみることにする。100ドルバイインして6から11ドルベットで遊ぶが30分ほどでなくなり、100ドル追加するがそれも30分ほどでなくなる。

 ポーカールームに入る。禁煙である。なぜかポーカールーム内に「Caribbean Draw Poker」がある(通常のカジノフロアにはない)。しかも2台だけ。しばらく見学する。だいたいルールは理解できた。しかし、ゲームより気になるものがあった。この、カリビアンドローのテーブルの端に「Purchase Chips」と書いてあり、クレジットカードのマークが書いてあるボードが置いてある。チップが買える?しかしなぜここだけに置いてあるの?

 一旦部屋へ戻るが、お腹が空いたので下へ降りる。日本食かステーキにしようと思い探すが、日本食は中華料理店のおまけみたいで種類も少なく、高いのでパス。ステーキも高いなぁ・・・。結局バフェに行くことにして2軒のバフェを往復する。決めたのは「Earth」にある「Seasons Buffet」のほう。メニューにプライムリブって書いてあったから(笑)13.97ドルプラスtax0.84。料理の種類、味共にまあまあ。値段を考えると結構良いと思う。フレンドリーで良い対応だった。

 バカラコーナーに来た。シックボーに2重に人垣ができていたり、大バカラも3テーブル満席だったりするのに驚きながら眺めつつ、パイガオポーカーへ。50ドルミニマム。300ドルが30分で終了。ゴミ手ばっかり。

 クラップスをほんの少しプレーして、手持ちのお金がなくなったので部屋へ戻る。19時30分くらいである。

 外は雨が降っている。寒そうだ。この2日間まともに寝ていないのでフラフラだ。まだ20時だけど寝ることにする。

◆12月12日

 5時30分頃に目が覚めた。10時間近く寝ていたことになる。くつろいだり風呂に入ったりして8時くらいになった。(バスタブは低めだった)ドアの外に新聞が置いてあった。

 勝負に行くつもりだったが、頭が重くてすっきりしないのでもう少し寝る。

 10時頃、2階のホテルロビー近くのカフェ「Fidelia's」に行く。ステーキ&エッグスを注文。おいしかった。

 ここでの最後の勝負の種目を何にしようかと考えつつ「Sky」をうろうろする。12時にはチェックアウトするつもりなので40分くらいしかない。結局、昨日消化不良で終わったクラップスを少しだけプレーすることにする。100ドルバイイン。ゲームを始めてしばらくすると、近くの通路で従業員のパレードらしきものが始まった。うるさい中、現状維持でしばらくプレー。11時30分を過ぎたのでもうそろそろやめようと思っていたところでシューターがまわって来た。

「もう7でもいいぞ・・・」

 20分近くダイスを投げ続け、プラス500ドルで終了。

 12時ちょうどにチェックアウト。バレーで車が出てくるのに20分くらい待たされて12時30分頃モヒガンサン出発。直接フォックスウッズに行ってもよかったけど、せっかくなので海岸部にある街、ニューロンドンまでドライブ。今日は晴れてよい天気。港らしい所まで来たけどこれといって見所や入りたい店もなかったので「Thames River」を渡って、スーパーに寄ってからS-12、S-2号のルートでフォックスウッズへ。14時到着。風が強く寒い。

 バレーに車を預けてチェックイン。ロビーから直接エレベーターで上がったのでカジノの様子はまだわからない。2006号室までエレベーターから遠く、これは大変だと思っていたら、部屋のすぐ近くにもエレベーターがあった。よかったぁ。

 部屋はグランドピーコットタワーを正面から見て左側の一番先端の左側。グレートシーダーホテルやレインメーカーカントリーが見える。あとはひたすら森が広がるのみ。

 部屋の広さはモヒガンサンと同じくらい。白色が基調ですっきりした印象。設備やアメニティーはモヒガンサンと同じくらいで充実。違うのは空の冷蔵庫ではなくてミニバーだったことくらい。あと、こちらの方がバスタブが深かった。

 14時30分頃探索(探検?)へ出発。初見のゲームを見物したりして、ゆっくりとこのばかでかいカジノホテルを1周して、グランドピーコットカジノへ戻って来るのに2時間30分かかった。

 ここからカジノタイム。まずはキャッチ・ア・ウエーブ。簡単に予習はしてきたけど、ルールとストラテジーがいまいちよくわからず、100ドルすぐ無くなった。

 次はエーシー・デューシー。初めのうちはフレンドリーなディーラーと楽しく遊べたが、ディーラーが変わってからは、あっという間に100ドル消えた。

 もう1回キャッチ・ア・ウエーブに挑戦するがやっぱりよくわからん。

 17時過ぎ、空席を見つけるのが困難になってきた。昼間の好調が忘れられずにクラップスの隙間を見つけて入り込む。100ドルバイインが途中500くらいまで増えるも無くなる。200ドル追加して、結構いい場面もあったが20時くらいには無くなる。

 立ってるのに疲れたのでちょうど空いていたBJへ。25min、Ave50。300ドルバイイン最高1200ドルくらいまで増えたものの、4時間プレーして無くなった。

 やっぱりヤメ時がむずかしいなぁ。だけど今日の場合は、より大きな勝ちを目指したというよりもプレーし足りなくて、ずるずるいってしまった感じだ。

 0時過ぎ、部屋に戻って今日はおしまい。

◆12月13日

 6時に目覚し時計が勝手に鳴って起こされる。コーヒーを入れて今日はどうしようかと考えるが頭と体が重くてすっきりしない。もう1回寝る。

 目が覚めたら昼過ぎだった。部屋を出てグランドピーコットタワーの中2階にある「Veranda Cafe」に行く。スモーキングテーブルにしたら、入り口近くの広くないスペースに通された。外が明るいうちなら喫煙者も少しだけがまんして、窓際のテーブルをお願いしたほうが森を眺めつつ優雅に食事ができると思う。

 カフェを後にしていろいろと見物しつつ、一番遠いポーカールームに来た。見物しているうちにどうしてもプレーしたくなってきた。残り資金の問題で、2-4、4-8の低レートでしかプレーできないのだが、1テーブルづつしかオープンしていない上に、受付のボードを見ると10人近く待っている人がいるようだ。テーブルを見物していても空く気配は全く無いので、諦めて同じポーカールーム内になぜかあるカリビアンドローポーカーをやることにする。

 昨日来た時は誰もプレーしていないので私もやらなかったが、今日は4台中3台オープンしており賑わっている。しばらく見学してルールやストラテジーがほぼ理解できたので席に着く。1時間くらいミニマムで遊んで席を立つ。

 その後クラップスを2時間くらいプレー。ぱっとしない。

 ウロウロして偶然見つけたチェック・ア・ラック(チェキラッ?)をやってみる。つまらない上にテーブルの雰囲気が悪く、すぐに席を立つ。

 広大なカジノを歩き回る。金曜の夕方だけあって混雑してきた。パンフレットを集めたりしてして、19時過ぎ部屋へ戻る。

 窓から駐車場への道路を見ると大渋滞。暗闇の森の中にもこちらへ向かうヘッドライトの列が途切れる事無く続いている。

 単に寝すぎなのかもしれないが頭が痛い。ホテル内もある程度把握したし、新ゲームもプレイしたし、資金もあまり残ってないので薬を飲んで寝る。

◆12月14日

 6時頃起きてのんびりくつろぐ。すぐに出発できるように用意をして8時、最後の勝負に出掛ける。2時間勝負なのでBJに決める。ニューポートインターナショナル内の50ドルミニマムへ。残りのカジノ資金全額の600ドルバイイン。

「だめだぁ・・・」

 じりじりと結局は無くなった。なんとか1時間半もったという感じ。

 10時過ぎチェックアウトしてバレーで車を待つ。小雨が降ってる。寒くは無い。

 10時30分フォックスウッズ出発。S-2、I-95を通ってボストンを目指す。途中のWarwickという街のあたりでショッピングセンターが見えたので立寄る。

 ここで予想外に時間が取られてしまい12時になってしまった。飛行機の出発時刻は14時15分。まだボストンまで100キロ近くある。

 雨がだんだん強く降ってくる中、ずっと追い越し車線を70マイル以上で走り続けて13時、にレンタカー営業所に到着。すぐに送ってくれて、込んでいたチェクインカウンターも自動チェクイン機でパス。セキュリティーもすぐ通過して13時15分には奇跡的にゲートへ来た。

 よかったぁーー。

「寝カジ」旅行記、おしまい


■まずはじめに「先住民カジノ」とはいったい何ぞや?という点について。

 私もうまく説明できないのですが、「カジノが日本にできるとき」によると、簡単に言うと自治権が認められているインディアン部族は、州法で「禁止」ではなくて「規制」されているゲーミングに関する法に従わなくても良い。という理論によって1988年に「インディアン・ゲーミング規制法」が制定された。ということらしいです。この本にはもう少し詳しく書いてあるのでご一読をおすすめします。

■2軒のカジノ&ホテルの概要

まずはこちらをじっくり御覧下さい。
http://www.foxwoods.com
http://www.mohegansun.com
http://connecticut.casinocity.com/

■ロケーション、アクセス

 場所はニューヨークとその北東にあるボストンのほぼ中間(ボストンのほうが少し近い)。ニューヨークから200キロ、ボストンから150キロほどの所にあります。海岸部から15キロほど内陸の森の中にあります。海岸部の町の名前はニューロンドンです。2軒のホテル間は車で10分ほどです。

 私はボストン空港でレンタカーを借りて行きました。往きはI90-US395のルートで休憩1時間を挟んで2時間40分でモヒガンサンへ。帰りはフォックスウッズよりUS90-US93のルートで寄り道1時間を含んで2時間30分でボストン空港へ着きました。

 ホテルのサイトを見るとニューヨーク、ボストン等から複数の会社がバスを運行しているようです。日帰りツアー、帰りを指定しないものなどいろいろあるようです。往復25ドル前後のようです。ニューロンドンまではアムトラック(鉄道)という手もあります。駅からは無料のバスがあるようです(未確認)。

■Foxwoods Resort Casino

 カジノ面積はCasino Cityによると320000square footとありますが、「カジノが日本にできるとき」によると、ちょうどベラージオの倍くらいです。ホテルパンフレットには6700台のマシン、350台のテーブルゲームとあります。Casino City、公式サイト、パンフレットでいろいろな数字が少しずつ違っているのですがパンフレットにはその他、1400ルーム、24レストラン、19ショップなどとあります。もちろんスパ、屋内プールもあります。

 館内地図がないと説明しずらいのですが、公式サイトにある豪華そうなホテルの写真は3ヶ所あるホテルのうちの1つ「Grand Pequot Tower」です。おそらく30階建てくらいです。824ルームとあります。このホテル(もちろん1階はカジノ)の左側(正面から見て)にぴったりくっついて「Great Ceder Hotel」があります。面積はgrand pequotと同じくらいです。10階建てくらいです。このgreat cederの手前に「Rainmaker Country」というカジノ専門の建物があります。面積は上記2つを合わせたくらいです。

 ホテルの格はグランドピーコットタワーが上で、グレートシーダーホテルはその下という位置付けです。もう1ヶ所「Two Trees Inn」というのがちょっと離れたところにあるようです(どこかは不明)ちなみにわたしはグランドピーコットタワーのデラックスルーム(普通の部屋)宿泊で、12月12日(木)155ドル、13日(金)195ドルで泊まりました。

 部屋はベラージオや、マンダなみといったところでしょうか。コーヒーメーカー、空の冷蔵庫、テレビのエンターテイメントがベガスと違うところです。

 グレートシーダーホテルには泊まっていないので何とも言えないのですが、ロケーション的にグレートシーダーホテルをおすすめします。こちらのほうが少し安いですし。グランドピーコットからレインメーカーまでちょっと遠すぎます。

■フォックスウッズの続き

 ホテルの周辺にはな~んにもありません。ひたすら森が広がっているだけです。砂漠と街が広がっているベガスとは全く違います。こころなしか空気も良いみたい?負けて部屋に帰って来ても森を眺めると心が落着きます(本当か?)

 「Mashantucket Pequot Museum and Reseach Center」というのがホテルの裏手2・3キロのところにあります。先住民族であるピーコット族の歴史や文化を紹介した博物館です。私は行っていないのですが、かなり広そうです。(308000sq.ftとパンフレットにはあります)なおホテル内にも小さいですがピーコット族の紹介コーナーがあります。

■エンターテイメント

 グレートシーダーホテルの一部に「Cinetropolis」というエンターテイメントゾーンがあります。ここだけはベガスのNYNYホテルの内装みたいになっており(あんなに豪華ではないけど)「Turbo Ride」という3Dライドや、映画館「Fox Theater」などがあります。その他アーケード(ゲームセンター)、「BB King Dance &Nite Clubs」などがあります。

■レストランなど

 レストラン、カフェ、バー、ラウンジはパンフレットによると計24ヵ所もあります。私はカフェにしかいっていないのでコメントできませんが、値段は高くも安くもなくという感じ。料理のジャンルの幅は広いと思います。

 「Festival Buffet」がレインメーカーの中央部に、「Veranda Cafe」がグランドピーコットの中2階に、その他レストランはグレートシーダーホテルに多くあり、バーや軽食コーナーはそこらじゅうに散らばってる感じです。

 ステーキハウス、フレンチ、イタリアン、中華レストランなどがあり、中華レストランには一応寿司、やきそばなんかもメニューにはありました。グランドピーコットの24階に「Paragon Restaurant」なる謎のレストランもあります。

■カジノ

 大きく分けるとグランドピーコット、グレートシーダーの各ホテルのカジノフロアとカジノ専門の建物であるレインメーカーカントリーの3ヵ所に分けられます。カジノホテル側によると、カジノは大きく7ヶ所に分けられてそれぞれ名称がついています。

 「Grand Pequot Casino」 グランドピーコットタワーのカジノフロアです。広さ、雰囲気はベガスのバリーズくらいでしょうか。もちろんここだけで一通りのゲームは揃っています。ハイリミットスロットコーナーとキノラウンジがあります。

 さらにこのカジノの一角に「Club Newport International」というハイリミットコーナーがあり(ミニマム50ドルなのでミドルかな)、ここにはBJ、パイゴーポーカー、パイゴータイル、大バカラ、ルーレットなどがあります。ここだけはアジア系比率80%くらいでしょうか。広さや雰囲気はインチョンパラダイスくらいです。カクテルガールがチョコレートなんかも持っていていただけます。さらにこの奥に本物のハイローラー用と思われる小部屋が3部屋くらいあります。扉は開いていますが怖くて近寄れませんでした(笑)

 「Great Ceder Casino」 グレートシーダーホテルのカジノフロアです。実はここは滞在中、改装工事中で入る事ができませんでした。12月20日オープンとなっていたので、現在は営業しているでしょう。パンフレットを見ると、ここはスロットだけみたいです。広さはグランドピーコットと同じくらいです。

 「Rainmaker Casino」 レインメーカーカントリーの左側半分です。通常のカジノゲームフロア(テーブル、スロット)と、ポーカールーム、スポーツブック、キノコーナーがあります。とにかく広いです。スロットはそんなにたくさんはありませんが、テーブルゲームがこれでもか!っていうくらいあります。よくわからないけどここだけでモンテくらいの広さはありそうです。(しかもほとんどテーブル)雰囲気は天井が高めで大きなガラスからは風景が見えて、窓側の部分は開放感がありますが全体に良く言えばさっぱり、実際にはちょっと殺風景かな。

 テーブルゲーム部分の4分の1くらいはノースモーキングコーナーです。ミニバカラとかカリビアンスタッド「だけ」10数台でピットが形成されているのははじめて見ました。

 レースブックはまあまあの広さ(ベラージオくらい?)で個別モニター付き。大きいモニターも見やすいと思います。オッズとかはわかりません・・・

 ポーカールームも広いです。Casino Cityには58テーブルとありますが多分それくらいでしょう。ベラージオやオーリンズの倍くらいの広さに感じました。セブンスタッドが半分以上、ホールデムが3割くらい。あとはオマハとなんとかのハイロー(笑)が少し。ポーカールームは禁煙です。レートはホールデムの場合、2-4、4-8が1台づつ。メインは10-20みたい。最高は75-150でした。

 「Festival Slots Casino」 レインメーカーカントリーの中央~右側ですグランドピーコットカジノやグレートシーダーカジノより少し小さいスロット専門のカジノです。

 「High Stakes Bingo」 レインメーカーカントリーの右端です。世界最大を謳う巨大ビンゴホール。とにかくでかいです。はじめに覗いた時あまりの広さに「なんだこの体育館は!?・・・ビンゴホール?」開いた口がふさがりませんでした。3500シート。バスケットコートが6面くらい?もっと?

 「Smoke Free Slots Casino」 レインメーカーカジノの1階。書き忘れましたがカジノフロアは実質2階にあって「カジノレベル」という名前がついています。禁煙のスロットコーナーです。そんなに広くはないです。さらに狭いレシートペイアウトのスロットコーナーもあります。

 「Stargazer Casino」 グランドピーコットタワー25階にある謎のカジノ。エレベーターを降りてエレベーターホールをでるとガラス扉があり、扉を入った正面に受付カウンターみたいのがあって受付人のような人がいるのが見えました。奥のほうにBJテーブルらしきものが見えましたが・・・是非どなたか突撃をお願いします(笑)

■フォックスウッズのカジノの続き

 前回のカジノの紹介で「スロット」とたくさん書いてありますが正確には「マシン」と書いた方が良かったかもしれません。もちろんビデポもたくさんあります。

<ブラックジャック>

 それはもう、たくさん、そこらじゅうにあります。今回BJはマークしていなくてプレイも1回だけだったので詳しい事はわかりませんが、6と8デック、17S、DOA、DAS、LSA、RSA=2、RSP=4だったと思います。正確に知りたい方は英語のBJサイトを参考にして下さい。

 おそらく全てハンドシャッフルです。2デックはあったかもしれませんが私は未確認です。ミニマムは10ドルが多かったです。5ドルもあったと思います。通常フロアの最も高いミニマムは100ドル。ニューポートインターナショナル内はミニマム50ドルから。

 「Super 7 BJ」というサイドベット付きのBJが数台ありました。1ドルのサイドベットで3枚同一スーツの777で5000ドル、アンスーツで500、2枚スーツ77で100、アンスーツで50、7が1枚あれば3ドルの配当です。

<ミニバカラ>

全く見てません。すみません。レインメーカーカジノにたくさん(10数台くらい?)ありました。

<カリビアンスタッド>

ジャックポット18万ドルくらいでした(今までに見た最高金額です)。サイドベットボーナスはフラッシュ50、フルハウス100、フォーカード500でした。20台くらいあったかも。

<スリーカードポーカー>

アンテボーナスはストフラ5、スリーカード4、ストレート1。ペアプラスはストフラから40-30-6-4-1です。この配当はもっともハウスエッジが低いお得な配当です。10台弱くらい。

<レットイットライド>

サイドベットの配当はロイヤルから2万-2千-100-75-50-25-8-4です。ハウスエッジ25.39%ですがこれでもいくつかあるペイアウトテーブルの中では中間くらいです。10台くらい。

<クラップス>

3-4-5倍オッズです。20台くらい。

<大バカラ>

ニューポートインターナショナルに数台。50ドルミニマムから。絞れます。

<ルーレット>

ダブルゼロ。20台くらい。

<パイガオポーカー>

シャフルマシーン使用。サイドベットなし。10台くらいはあったはず。

<パイガオタイル>

ニューポートインターナショナル内に3台くらい。

※その他カジノウォー、スパニッシュ21、シックボー、マネーウイ-ルなどがあります。

<マイナーゲームたち>

「Catch A Wave」
「Acey-Deucey」
「Chuck-A-Luck」
「Caribbean Draw Poker」


後ほどじっくり紹介します。

 スロットは5セントから。いろんなのがそれはもういっぱいあります。ビデポの配当は良くありません。じっくり見ていないので詳しくはわかりませんが25セントだとJB75とかです。変わりもののビデポもいくつかありました。

■プレーヤーズクラブ「Wampum Club」

 クラブのカウンターは全部で5ヵ所くらいありました。カードの作成は、外国人はあまり来ないからか郵便番号、電話番号、州(ステート)の入力にかなり手間取り(私たちがオンライン予約でたまに遭遇するパターン)15分くらいかかってしまいました。

 マシンは差し込むだけ、テーブルはピットボスに提示です。ベガスと一緒です。ポーカー、キノ、ビンゴ、スポーツブックにも使えると書いてあります。スパ、ショップ、エンターテイメントでカードを提示するとディスカウントがあるようです。

 マシンのポイントによるキャシュバックは多分あると思います。コンプもルーム、フード、ビバレッジ等いろいろありますが、ポイントやコンプ基準等は申し訳ありませんが全くわかりません。今回ははじめからコンプ貰うつもりがなかったので・・・ただ10ドルミニマム程度のテーブルでも結構みんなカードを出してました。

■モヒガンサン「Mohegan Sun」

モヒガン族の運営するカジノ&ホテル

 フォックスウッズから見て西に約10キロ、車で10数分の森の中に忽然と現れます。フォックスウッズと違うところは川沿いに立地しており(Thames River)部屋によっては川をながめることができます。川はホテルの東側を流れています。

 モヒガンサンは公式サイトがとても充実しており、ほとんどここを見れば用が足ります。非常に細かい点まで網羅されていますので、是非御覧ください。この中でも、テリトリーマップ(館内案内図)はとても良くできています。

 外観はフォックスウッズのお城のような豪華さとは違い、全面ガラス張りの近代的なホテルがそびえています。(公式サイト内に写真があります)

 内部は館内マップを見ながらだとわかりやすいと思いますが(ほぼ上が北になっています)東と西に大きなカジノがあり、それをつなぐ通路の1階部分にショップ、2階部分にレストラン、通路の中央部の2階奥にホテルロビーがあり、その上がホテルです。ホテルはこの中央部1ヵ所だけですので、どこに行くにも便利です。(ただしカジノからもう一方のカジノまでは、フォックスウッズほどではないけど遠い)

 フォックスウッズと比べ、後から出来ただけのことはありレイアウト、デザイン共にこちらの方が一歩上です。

 ホテルは1176ルーム。部屋はフォックスウッズと同じような感じです。ミニバー、コーヒーメーカー、金庫、マルチチャンネルテレビ付き。新聞デリバリーもありました。

 レストラン、カフェ、バーなどは合計32ヵ所(たぶん)あり、バフェ2ヵ所、フードコート2ヵ所に始まり、レストランまで種類、数共に豊富でバランスがとれています。個人的にはスタバともう1件のコーヒーショップ、フードコートの店の豊富さ、レストランの種類と雰囲気等からフォックスウッズよりもこちらが気に入りました。ショップもこちらの方が充実していると思います。スパ、屋内プールはもちろんあります。

 ショップになっている通路の中央に「Taughannick Falls」という滝がありますがかなり大きいです。ミニ水族館のような水槽があったり、いろいろなオブジェもあり、楽しい演出がされています。

■カジノ

 カジノ面積は291000sq.feet(Casino Cityでは300000aq.feet)あり、フォックスウッズよりほんの少し小さいことになりますが・・・。でかいです(笑)

 Casino City によると350台のテーブル、6200台のマシンとありますが、テーブルはもう少し多いと思います。

 カジノは大きく2ヵ所に別れており、東側が「Casino Of The Earth」西側が「Casino Of The Sky」という名称がついています。

 「Earth」のほうは公式サイトによると、「モヒガン族が四季のうつり変わりに感謝してなんたら・・・」と書いてありますが、コンセプトというかデザインは森をイメージした内装になっています。天井は高く照明は暗め、木のオブジェが多いです。(ベガス郊外のバッファロービルズをもう少し原始的にした感じ?ってわかんない?)

 「Sky」のほうは「世界で一番大きいプラネタリウムがあってなんたら・・・」と書いてありますが、一番大きいかどうかはともかく半球状のドームがあって星空とかが映し出されているようです。(気が付かなかった・・)こちらは「Earth」とは違い明るくて豪華そうな内装です。(マンダやベラッジオ風?)

 面積はEarthのほうがテーブル、マシン部分だけをとっても少し広いです。それプラスレースブックとポーカールームがありますので、感覚的にはこちらのほうが倍近くあるように感じます。

 Earth、Sky共にそれぞれでゲームの種類、レート等一通り揃っています。どちらか一方だけでも充分独立したカジノでやっていけそうです。

 ただし実際に見た感じでは、明らかにEarthのほうが賑わっていました。これはおそらくゲームの数が多いのと、スポーツブック、キノ、ポーカールームなどがある事、どちらかというとレストランが多い事、そして結局のところこれらの要因で人が人を呼んでいるからだど推測します。ホテルからだとほんの少しSkyのほうが近いですが、宿泊者の比率は低いですからあまり関係ないのでしょう。

 どちらのカジノにもハイリミットコーナー(バカラルーム)がありますが、フォックスウッズと同じく50ドルミニマムの「ミドルミニマムコーナー」といった感じで、とても賑わっています。バカラが満席で人垣ができている・・・ベガスの閑散としたハイリミットを見慣れている身には驚きです。リゾカジの皆さんのうちの何人かには魅力的かも・・・

 スポーツブックは20000sq.foot。パーソナルモニター付き。見やすいです。

 ポーカールームも同じくらいの広さです。Casino Cityでは39テーブル、公式サイトでは52テーブルとありますが、おそらく40テーブルくらいでしょう。種目やレートは見てませんがフォックスウッズと同じようなところでしょう。賑わってました。

 テーブルゲームの配当やルール等は、ほぼフォックスウッズと同じだと思います。(全く一緒かどうかはわかりませんが・・・)

 公式サイトに記載のあるテーブルゲームの種類と台数を書きます。

シックボー       1
カジノウォー     記載なし(4台くらい)
BJ         116
(大)バカラ     10
(中)バカラ      1
ミニバカラ       6
カリビアンスタッド  18
クラップス      22
レットイットライド   9
パイガオポーカー    15
パイガオタイル     7
ルーレット      22
スパニッシュ21   16

となっています。ほぼこの台数は正しいと思います。CasinoCityの記載台数は明らかに少ないです。

 この他にスリーカードポーカーが10台くらいと、カリビアンドローポーカーが多分2台、マネーウィールがあります。

 「Blackjack Bonanza」という名前のサイドベット付きのBJが10台くらいありました。(後ほど紹介します)

 フォックスウッズにあってモヒガンサンに無いゲームは Catch A Wave、Acey-Deucey、Chuck-A-Luckです。

■プレーヤーズクラブ

 名称は「Mohegan Sun Player`s Club」です。そのままですね。貰って来たパンフレットによると(サイトにも書いてあります)スロットは80ドル、25セント以上のビデポが160ドル、レースブックが100ドル、キノが34ドルで1ポイント獲得とあります。テーブルゲームは平均ベット額と時間によるとしか書いてありません・・・

 1ポイントで1ドル分のコンプとして使用でき、現金とは替えられないとあります。ルーム、フードはもとより、カタログオーダー、ショーチケット、バケーション、ガソリンなんてのもあります。

 肝心のテーブルのポイント換算率はわかりませんが、マシンだけでみると、スロットが1.25%、ビデポが0.625%コンプとなり(合ってますか?)、ベガスと比べてもまあまあなのではないでしょうか。(但しベガスと比べてペイアウトは悪いようだが・・・)

フォックスウッズもキャシュバック無いような気がしてきました・・・

■カジノいろいろ

 客層はベガスと比べると明らかに観光客らしき人はほとんど見かけません。子供の割合もずっと低いと思います。周辺には何も無い単独のカジノ&ホテルですから当然でしょう。

 また、人種の構成もベガスとあまり変わらないというか、特に黒人がとかそういうのは感じませんでした。ただし!ハイリミット(バカラルーム)だけは違います。中国系だと思われる「ギャンブラー?」でいっぱいです(笑)。80%くらいかな。

 どちらのカジノも凄い賑わいでした。感謝祭とクリスマスに挟まれた閑散期だと思うのですが人でいっぱいでした。モヒガンサンは木曜日の昼過ぎというのに大バカラ2テーブルが満席!。空席のほうが多いもののテーブルは90%くらいオープンしてました。フォックスウッズの金、土曜日に至ってはほんとに満席です。フルオープンしてるのに空席を見つけるのに一苦労でした。

 アメリカ東海岸地域のカジノプレーヤーのほとんどをアトランティクシティとコネチカットで二分しているからでしょうか(アトランティクシティのほうがずっと大きいけど)ニューヨークより北東に住んでいる人にとってはコネチカットのほうが近いでしょう。

 カジノですが、21歳未満はカジノフロアそのものに入る事ができません。ベガスのようにカーペットで一応通路が分けられているということはなく、カジノフロアとその他のパブリックスペースは完全に分離されており、カジノフロアとの境には必ず係員がいます。

 「カクテ~ル」とは言ってません。たしか「コーヒ~、ビバレ~ジ」だったかな。ちなみに「ガール」から「おば・・」までいろいろです。衣装には期待しないように(笑)



このReportへのコメント(全 2件)

2007/09/22(Sat) 00:00

ジャック

行ってみたい!


2011/01/21(Fri) 00:50

T2

懐かしいですね~。ボストンに住んでいた頃、93年~97年くらいまで散々 FoxWoods に通いました。ここのバカラはShoeを自ら操作できるので大好きでした。当番の人は、自らShoeを自分の前に置いて、プレイヤー(Dealerの前に置く)、バンカー(シューの入り口下に挟む)、プレイヤー、バンカーの順で、4枚のカードを自らシューから出します(カードは伏せたまま)。Dealerは出されたプレイヤーのカードをプレイヤーに最も多く張った人へ渡し、そのプレイヤーが絞ります。バンカーのカードはベット量に関係なく、Shoeを操作している人が絞ります(逆張りしている場合を除く)。
バンカーを絞って、勝利を確信した瞬間に、シューを1回~2回平手で叩いて「Pay the Bank!」と叫ぶんですが、これが病みつきです!(あまり激しくシューを叩くとDealerに怒られる)
Shoeはツラが終わったときに次の人へ移ります。なので、ツイている人がバンカーのツラを出している場合はテーブルが燃えますよー(笑)

どなたか、アジア周辺でこの仕組みを採用しているカジノを知りませんか?


コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: