リゾカジ カジノレポート

スターシティに行ってきました 【シドニー】

* オーストラリア 2006/ 01/ 18 Written by ジー・オー

コメント( 8)

初めて投稿させていただくジー・オーと申します。

今月11日から15日まで、オーストラリアン・カジノのデビュー戦としてシドニーのスターシティに行ってきましたので、報告いたします。

リゾカジのみなさんの投稿の多くはケアンズゴールドコーストのもので、多くが高い評価をされていたので、行き先を迷いましたが、初めてのオーストラリア訪問でもあり、一番大きな都市がどんな感じか見ておきたいと考え、シドニーを選びました。

スターシティは以前の投稿にもあったように、巨大エンターテインメント施設の趣たっぷり。1階のゲームフロアもテーマパークのような趣向をこらしていて、結構気に入りました。何より、フロアの巨大さとゲームテーブルの多さは、「よーし、やるか」という意気込みを沸き立たせてくれました。

3階のエンデバールーム(VIPルーム)に100万円をキャッシュで持ち込んだら、パスポートと航空券のチェックだけで顔写真入りのメンバーカードを作ってくれました。ホストの応対は親身でした。メンバーシップの条件はフロントマネー10000ドル以上とのことで、100万円でギリギリセーフといったところでした。顔写真は別室で撮影されました。メンバーシップにはローカル(州内在住者)、インターステート(州外在住者)、インターナショナル(国外在住者)の三種類があるらしく、私は当然ながらインターナショナルでした。

エンデバールームはVIPルームにもかかわらず、インチョンのゴールデンゲートに匹敵する広さがありました。ブラックジャックはミニマム25、50、100の3卓。私はルールを知りませんが、見た目はBJそっくりの「ポントゥーン」というゲームが2卓。大バカラが確か3~4卓(ミニはあったかどうか確認を忘れました)、カリビアンスタッドが2卓、ルーレットが3卓ほどでした。別に奥にハイローラー用の区画があり、BJ1卓、大バカラ2卓、ルーレット1卓がありました。

飲食関係は、大きなバーカウンターと、軽食のバフェがあり、どれも無料。ただ、バフェのメニューはパンやナッツ、スープ、カットフルーツといった簡単なものばかりで、食事らしいものは置いてませんでした(頼めば持って来てくれるのかもしれませんが、確認を忘れました)。メンバーカードをフロントに提示すれば、スターシティ内の飲食店のクーポン(額が入ったもの)をコンプポイントから引き出す形で提供してくれました。窓側に座り心地のよいソファーとテーブルがずらっと並んでいました。

ゲームの方ですが、私は今はほぼBJ専門なので、手始めにミニマム25(マックスは1000)の卓に座りました。VIPルームにもかかわらず、25でしか張らない賭人が多く、しかもバックベッターが多いのに驚きました。席が埋まっていても、賭けるボックスは2つか3つということが多く、バックベットをしない私がシューが終わった時に「ボックスを開けていいか」と他の人に確認すると、「私のボックスを譲るよ」と言われ、また2、3ボックスで始まるというパターンでした。

ここには「パーフェクト・ペア」という名のサイドベットがあり、色違いのペアは5倍、同色のペアは10倍、同マークのペアに30倍がつきます。このサイドベットの人気がすさまじく、サイドベットだけする賭人も多かったです。ここは2.5ドルから張れるので、各ボックスのペアの区画に2.5ドルや5ドルのチップがひしめきました。ローカルのおばちゃんがせっせとペアに少額張っている光景は、VIPルームの優雅な?イメージとは対極にあるものでした(笑)。

私は今回、GAKUさんのベットアップストラテジーを本格的に取り入れさせていただき、打たれ越しモード50、ベットアップ時300-500で黙々と打ち続けました。初日はバイイン5000で原点、2日目はバイイン2000で800ドル浮き、3日目はバイイン3000で1500ドル浮き。最終日の4日目はミニマム100卓でバイイン6000、100-600-1000でやって1万2400ドル浮きと、尻上がりに勝ちを増やすことができました。ベットアップ時の勝率は必ずしもよくなく(たぶん5割を切っていた)、かなりへこんだ時期もあったのですが、いつのまにか回復し、じわじわと浮いていったのが不思議でなりません。

自分なりの「亜流」として、自分の手にかかわらず親がローカードからバストした時、ベットを倍付けしてみたのですが、これもあまりかんばしくありませんでした。そうなると、なぜ勝ったのか、余計に分からなくなります(笑)。思い当たるのは、ベットアップ時に親がバストして勝った際、置き張りにし、それが数回続いたケースが何度かあったことぐらいでしょうか。最終日には、親が10回以上続けてバストした時期があり、そのシューだけで5000ドルほどもぎとったことがありました。

今回の同卓者のほとんどはフラットベットか、せいぜい2~3単位までの賭人で、私がベットアップするたびに他の賭人からため息がもれたり、ディーラーやピットボスからけげんな目で見られたりしました。これがGAKUさんの言われていた「カードカウンターと疑われる」という状態なのかと、少し背筋が寒くなりましたが、先に書いたとおり、大きく張って負けることも多いため、ディーラーもだんだんとなぐさめの言葉をかけてくれたり、和やかな雰囲気になりました(もちろん、BSを崩すことがない点もディーラーは見て分かっていたはずです)。ある中国系の賭人(ここぞという時しか賭けない慎重な?臆病な?人)は時がたつにつれ、私がベットアップするタイミングが分かったらしく、私が置き張りの50ドルを回収して300ドルを置く前に、さっと私のボックスに25ドルを置いていました。

最後にコンプですが、エンデバールームのインターナショナルメンバーの場合、ポイントは次回に持ち越せず、その時の滞在で使い切らないとゼロに戻ってしまうそうです。私は今回、スターシティに泊まってなかったため、適用されるのは航空券代、空港へのリムジン、それに先に書いた飲食クーポンだと言われました。航空券代はチケットの左下に記載されている価格分を出すそうなのですが、私は今回ツアーでの参加のためか、記載価格が3万円程度しかなく、ホストに「本当にこんな安い値段なのか? あなたのポイントならもっと出せるのだが、ここにこの額しか書いてないのならこれしか出せない」と言われ、「帰国後に旅行会社に聞いてみる」と言うと、「適正価格の入った航空券をファックスで送ってくれたら、あなたのポイント分を払い戻す」と言ってくれました。ポイントがいくらなのかは、教えてもらえませんでした(ローカルメンバーの場合、ウォーカーヒルにあるようなカードリーダーでポイントの確認ができるようでしたが)。

なお、ホストによると、インターナショナルでもポイントが持ち越せる方式を最近新設したらしいのですが、ある一定額以上をデポジットすることが条件だそうです。その代わり、コンプ換算率を1.2(1.4だったか)に優遇すると言ってたような気がします。詳しいことはメールで問い合わせれば、親切に教えてくれると思います。


このReportへのコメント(全 8件)

2006/01/18(Wed) 00:00

GAKU

>ジー・オーさん:
はじめまして(^.^)。GAKUです。よろしくお願いいたしますm(__)m。
レポート楽しく拝見させていただきました。僕自身Star Cityは過去に2度しか行ったことがありませんが、エンデバールームのBJテーブルの雰囲気は全くその通りだと思いました。どうもオーストラリア・カジノのローカルプレイヤーは、プレイ中のBJのボックス数にすごくこだわるようですね。そこには見えないローカルの「掟」があるように思います(笑)。
ベットアップストラテジーを試されて勝利でのご帰国とのこと、僕も自分のことのように嬉しいです。ジー・オーさんには不思議に思われたようですが、このストラテジーの一番の目的は、語弊がある表現ですが「ベットアップ時の勝率が高いこと」ではなく、「決められたストラテジーを貫き通すことで、プレイ中にアツくなってメンタルが”壊れない”ようにすること」なんです。
結果的にジー・オーさんのメンタルコントロールが安定していたことが勝因だったのではないかと思いますよ(^.^)。いかがでしょうか?
これからも楽しいご報告を待っています(^.^)。


2006/01/18(Wed) 00:00

ジー・オー

GAKUさん

早速のレスありがとうございます。

ベットアップストラテジーの最大の目的は、メンタルコントロールだとのご指摘、その通りだと思いました。今回の私も、プレーの判断にまったく迷うことなく、淡々と打つことができました。

大切なのは、どんなストラテジーを取るにせよ、自分でこれでいくと決め、それを信じて打っていくことなのだと思いました。

今後の課題は、自分なりの流れの読みを確立できるかどうかです。今回は「親がローカードからバストした時に倍付け」を試しましたが、親がハイカードからバストした時の方が、親の流れ的には悪い(ハイカードなのにバストしたから)という風にも思いました。次回はとりあえずこれを試してみようかな…。


2006/01/19(Thu) 00:00

GAKU

>ジー・オーさん:
こちらこそ、レスありがとうございます。

>プレーの判断にまったく迷うことなく、淡々と打つことができました。
>大切なのは、どんなストラテジーを取るにせよ、自分でこれでいくと決め、それを信じて打っていくことなのだと思いました。

まさにおっしゃる通りだと思います。
「迷いがない」→メンタルが安定する。ミスの可能性が減る。
「信じる。」→押し引きが自信を持って行なえる。
GAKUストラテジーは数学的な根拠が無くても、これらの部分では間違いなく有効だと思います。プレイするのはやっぱり「人間」ですからね(^.^)。
今度は是非オフ会にもご参加ください。同じように以下の効能がありますよ(笑)。
「仲間がいる。」→大いに楽しめる!


2006/01/21(Sat) 00:00

ジー・オー

GAKUさん

オフ会、是非一度参加してみたいと思います。

ちなみに私は2月にソウル(2泊)、3月上旬に実家の両親を連れて初めてのラスベガス(4泊6日)に行く予定です。ベガスはホテルもカジノも山ほどあって、どこにしたらいいか迷っているのですが、さっきベガスの項でGAKUさんの初ベガスのレポートを拝見したりして、いろいろ参考にさせていただいてます。この時期にベガスでオフ会があるのなら、是非顔を出させてください。


2006/01/26(Thu) 00:00

GAKU

>ジー・オーさん:
3月上旬にベガスに行かれるようですが、偶然ですが僕も3月17日からベガスに行く予定です。でも、上旬ということですから旅程が合わないのでしょうね。残念です。
http://www.resocasi.com/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6305;id=01


2006/01/27(Fri) 00:00

ケニー

ジー・オーさん

始めまして。
ケアンズ在住のケニー長嶋です。
GAKUストの免許皆伝を持っています。^^

スターシティーには、1月中旬出張の間滞在してました。あそこは、パーフェクト信者が多いいです。また、不思議とそれで勝った人、話をよく聞きます。

GAKUストにはたくさんのバージョンがあり、日々進歩しています。師匠の元、いつも勉強しています。

私の流れのいい時は、とにかく勝ち逃げの繰り返しです。12月は、30勝4敗の記録も作りました。全てGAKUストの法則にのって戦った結果です。

勝ち逃げのコツは、シュー事の成績を小まめにつけ、グラフ化すると勝ち逃げの感が鋭く働くようになります。これからも共にGAKUストを研究して行きましょう。


ケニー


2006/01/28(Sat) 00:00

ジー・オー

GAKUさん

ラスベガスの日程はまだ大ざっぱなので、GAKUさんの日程に合わせられるようなら、またご報告します。「マンツーマンでBJを延々と」とのお誘い文句、気に入ってしまいました(笑)。

ケニー長嶋さん

初めまして。パーフェクト信仰はスターシティ特有なのでしょうか。豪州の他のカジノには行ったことがないのですが、想像するに、同じ豪州でも都会とリゾートではカジノの雰囲気もだいぶ違うのでしょうね。9月に予定されているケアンズ公式オフ会に、是非参加してみたい気がします。

GAKUストは、「教えて」や「ゲーミング」「行って来ます・ました」の掲示板で過去記事をつぶさに見て、自分のものにしようと研究中です。次回のソウル・ウォーカーヒル(2月11、12日の予定)では、セルフレーティングシートを付けてみようと思ってます。ちなみに、ウォーカーヒルでは過去最長不到のバンクロール300万円で臨もうと考えてます。


2006/05/15(Mon) 00:00

カンピオーネ

ジーオーさん

はじめまして、カンピオーネと申します。

今週5月20日から24日までスターシテイーに行きます。
いつも(年1,2回ですが)小額ベットしかしないので、
コンブを経験したことがありませんが、ジーオーさんの
レポートを参考にさせていただいて、兆戦してみようかと
迷っています。
100万円も大金を持っていかなければならない、、、ようですし
恥ずかしいような質問ですが、、、預けられた100万円は日本円で戻って
くるのでしょうか?
教えていただければ、、、幸いです。


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