リゾカジ カジノレポート

2006初戦をプチオフに乗る 【ケアンズ】

* オーストラリア 2006/ 01/ 26 Written by じゅん吉

コメント( 7)

はじめに
プチオフ会インリーフ
豪州 源さんが幹事を務められザキさん、ジミーさん、BBSTARさんと、じゅん吉というメンバーになりました。

人数は少ないかなと思いましたが、海外オフ会参加が初めてなので、これくらいの人数からとけこめたら、9月のビッグオフ会に丁度良いかなと思いました。結果、このメンバーで素晴らしく楽しいおもいをさせて頂き、とても感謝しました。

1月19日
私自身、2年ちょいぶりのケアンズ、正直リーフカシノではあまり良い想い出がない。リーフで負けているのだ。でもそんなことばかり考えてると勝負にならないので、良いイメージで新幹線に乗る。

東京駅に着きコーヒーを飲んでたら、ザキさんから電話がきた、駅地下の銀の鈴で待ち合わせ、1ヶ月ぶりの再会。ザキさんにビールをご馳走して頂き、1回目の前祝。そこでザキさんの今年初戦のGCでの戦績をきいたら、「やられた」とのこと。ん~私の今年の初戦はどうなるんだ?

成田エキスプレスで成田へ。ザキさんの後ろへ付いて行きチェックイン。私のチケットはエコノミー、ザキさんの一言でビジネス!もう勝っちゃいました「ぎゃはははー」。ラウンジで2回目の前祝。JL5141でケアンズ、リーフカシノに到着、朝5時頃だがザキさんのお部屋でただ酒ワインで3回目の前祝、気持ちよく眠りにつけました。

1月20日
「やべっ!」起きたら14:00だ。慌ててシャワーを浴び、カシノホストへ内線、階下でカシノホストHさんと待ち合わせ。フロントマネーを入れ、すぐカードを作ってくれました、ありがとうございます。

「もう、ザキさんと源さん、BBSTARさんクラブプリベイに行ってますよ、行きましょう」とHさん、普段昼間はゲームをしない私ですが、源さんとBBSTARさんとは初顔合わせなので、Hさんに連行されクラブプイベイへ。すでにバカラ卓1台、ザキさん、源さん、BBSTARさんが陣取ってプレイがひじまってました。私はザキさんの右隣1番ボックスに陣どり2000ドルバイイン、本当はプレイするつもりじゃなかったのだが、ザキさんの隣でゲームを観ていたら、やっぱりやりたくなっちゃいました。源さんからこの場でのルールを聞いた。「誰かが1000ドル以上ベットしたら反対側はひかえましょう」と。「わかりました」なんとなく気が楽になったようなきがした。しばらくちびちびとベットしてたたが1600ドルが一瞬にして溶け、「やっぱりバカラは2000ドルじゃ無理か、やっぱ下行ってBJでも遊んで夜に備えるか」って思った。そこで残り400ドルを張った。あたった、またオールイン、あたった。またまたオールイン、またあたった、そしてまたオールイン、やっぱりあたった。なんであたるのか、2分の1の確立を何度も掻い潜ってた、またあたった。「ん~俺の金なんぼになったんだ?」「ぎゃ~!20000ドルこえてるべ!」そんなこんなで夕食の時間にになり、シューの途中で逃げてきた~。あっという間の出来事で正直どうやって勝ったか記憶がない。普段はプレイヤー派なのでありますが、今回はバンカーにもどんどん張った。「じゅん吉さん、プレイヤー派って言ってたじゃん」とザキさん。「すみません」半分しかザキさんをサポートできてません。でも、あるバンカーベットで2000ドル勝ち取った時、源さんからかっこいい取り方だと言われて嬉しくなっちゃいました。「もっとほめてください」

夕食はホテル内のレストランへ。ザキさん、BBSTARさん、私と3人。途中から源さんも来られ楽しく雑談。

食事後は私は一旦部屋に戻り電話にてお仕事、9時頃プリベイに戻るとゲームは再開されていました。メンバーは同じザキさん、源さん、BBさん。シューの途中だったのでぷらぷら観戦しながらシーバスの水割りを飲んでいました。BJでもしようかな~と思ったが誰もプレイしてないので、1人でやるには寂しすぎると思いプレイを控えました。実はハウスが強いとすぐチップがなくなり、シューを閉じるのが申し訳ないといつも思うのだ。リゾカジメンバーが絞りあってるバカラテーブルの隣のバカラ卓が知らない日本人3人組みによってあけられていた。

3人は友達同士の様だが、そこに参加させていただくことにした。6番ボックスに座って7番ボックスの青年に罫線を見せてもらう。リゾカジメンバーの卓よりなかなか良い罫線に見て取れた。でも、ゲームをしてみると行ったり来たり。2000ドルぐらいのベットまではあてるものの3000ドル、4000ドルベットはことごとくはずれるようになった。「やべーな」。同じ卓のひとりが絞るとき、片手でカードの角っこを軽く絞るだけ、そんな絞り方で軽くナチュラルを起こされると、反対に張ってる私はグデ~とやる気がなくなる。ショックなのだ。「だめだな、この流れは」。暫くして、おかしくなってきた。軽く絞る青年が、はずれだしてきたのである。一瞬にして「金儲かる~」と思いました!そう、逆張りである。あたった、またあたった。その青年は仲間の2人からチップや現金を借りてまで、私の逆に張ってくるが、でもあたる、またあたる。シューが終わった。やっぱりチップが増えている。それを持ってリゾカジメンバーの卓へ、結局深夜1時くらいまで打って、なんと24000ドルあるではないか、ってことは22000ドルの勝利をもぎ取ってる。初日に勝ってるじゃないか、すばらし~!ディーラーに「俺のことGODと呼べ」と言ったら「解りましたGOD」と言ってた。2時過ぎまでザキさんとカシノホストのYちゃんと飲んでた。Yちゃんめんこかった!でも結婚してるらし。「独身ならな~」と、きっとザキさんも同じく思ってるはず。

さあ、あしたは11時集合の食事会だ、早く寝よう!明日は主役のジミーさん登場だ!

1月21日
「ん~」眠れんかった。結局朝の5時まで寝付けなかったが、9時半に起きてプールへ。プールで目が覚めた。プールで泳いでいると、上の方から「おはようー」と声がした。見上げれば、701号室のベランダからザキさんだった。ザキさんの泊まってるお部屋は角部屋の広い良いお部屋だ。私の部屋の2倍はある。うらやまし~私もザキさんぐらい体重が増えたら、あの部屋に泊まってやろう。でも糖尿はかんべんだ。

11時にロビーに集合だ。ザキさんの目がしょぼしょぼしていたので聞いてみたら眠れなかったみたいだ。主役のジミーさんも登場した。「記念撮影しましょう」とBBさんが言ったので写真を撮ったが、私とジミーさんはザキさんのでかい身体で隠れてしまった。「やっぱり、大きくなろう、糖尿は勘弁だけど」。ザキさんは私が背後霊だってことに気づいてないみたいだ。「ひゃははは」。カシノホストのTさんも一緒に飲茶だ。とてもおいしかった。昨日Yちゃんも言ってた「ここの飲茶はケアンズいちですよ」と。源さんがザキさんの糖尿の話をして皆を笑わせる。源さんに糖尿の話をさせると、それだけで1時間くらい酒の肴になる。ザキさんも反論するが「がはははは」と源さん。「ザキさん頑張ってください、今日もプレイヤーでバックアップしますんで源さんをぎゃふんと言わせましょう」。

1時半ごろプリベイへ。また昼間からVIPルームを開けて頂いてるようだ、すごいなリゾカジのちからは。感心した。

陣取る席は、皆昨日と同じだ。ザキさんの隣1番ボックスだ。ジミーさんは、源さんの隣9番ボックスに座ってた。ザキさんが最初からプレイヤーに張り始めた、私はバンカーに張った。ザキさん睨んでた。
またまた、行ったり来たりの模様。源さんがちょっと崩れだしてきた。ジミーさんは言さんに乗っていたのですこしづつチップを減らしてる。
ザキさんがマッサージをしてくるといってチップを全部さげて消えた。

程なくしてプレイヤーのツラが発生した。「ぎゃははは、ザキさん大事なとこでいなくなったもんだな~」と思ってたら、消えたはずのザキさんが現れ、現金で300ドルチップに換えてプレイヤーに張った。あたった、あたった、またあたった。そのツラをほとんど取って満面の笑みで消えてった。「なんなんだあの人は、浅草の四代目じゃなく月光仮面の四代目だろ」疾風のようにあらわれて~疾風のように去ってゆく~。入れ替わりにBBさん卓に座った。後から知ったが、今までの間、リゾカジサイトに実況中継してたらし、すごいマメでいいひとだ。ザキさんが消えてからかわいい娘がディーラーに替わった。「この娘はザキさんのお気に入りですよ」と源さんから聞いた。「ぎゃはははー、ザキさん見逃したなー!」と思った。実にめんこい娘だった。「ザキさん何人お気に入りいるのかな~」心の中でつぶやいた。

一進一退を繰りひろげているうち、ケアンズの達人のケニーさんが登場して、紹介して頂いた。私もケアンズの達人のサイトを以前から利用してたので会えてとても嬉しかった。ザキさんも戻ってきたので、みんなで夕食に出掛けた。ケニーさんのお気に入りの焼肉やだ。その場所は、以前来たことがあったが、お好み焼きやだったはずだ。ケニーさんに聞いたらオーナーが替わったみたいである。とても美味しかった!しかも沢山飲み食いして6人で300ドルくらいだ、やすくてうまい。ジョジョ園より美味しく感じた、ケニーさんありがとです!ケニーさんとお話していたら、とても仕事熱心でかっこいい青年だ。やってきたことが私と違いすぎてるが、しっかりしてそうだ。一瞬でケニーファンになった。それと、その焼肉やでBBさんと話をしてるときにBBさんの歳を聞いてびっくらこいた、とても若く見える。ザキさんもおどろいてた。でも大人の感じを持っている方だ。

食事が終わって、再びクラブプリベイへ。ケニーさんに誘われてBJ卓へ、源さんも参加した。ローカルのオージー2人入って5ボックスでプレイスタート。ケニーさんはGAKUストの信者だ。となりでGAKUストの話を聞きながら打っていた。「GAKUスト使ってると、いくときはいっきに30000ドルくらいいきますからね~」とケニーさん。「ぎやっ!」と私。「でもそれを勝ちに行くんだからすごいですGAKUストは」とケニーさん。ん~すごいなGAKUさんは、それでもいつも浮いて帰るってんだからな~、この前のケアンズも浮いたって掲示板にあったからな~と思ってたら、ケニーさんが「GAKUストラテ~ジ!!」GAKUストにはいったことを宣言した。私も真似して「じゅんストラテ~ジ!!」と叫んでチップを多く張った。・・・はずれた。またまたはずれた。やっぱパクリじゃ駄目だな、パクッテはずれて金取られて、そのうえGAKUさんに著作権侵害でうったえられたら大変だから、帰ったらGAKUストの勉強しよ、GAKUさん免許くれっかな~。

4シュー、5シューで2500ドルすった。コウベを垂れてバカラ卓へ。ザキさんも、BBさんも、ジミーさん全員が苦戦していた。同じテーブルに、シドニーから来ている中国人がいた。サムハンキンポーを歳とらせた感じだ。リゾカジメンバーの苦戦の原因はその彼にあった。文章にて中傷するわけにはいかないので、書くのは控えるが。バカラをする人ならお察しくださいませ、はい。途中参戦した私もずるずる後退。BJを終えたケニーさんが後ろで応援してくれているときはビッグベットを何度か取る。だんだん調子は上向きになってんのか~。ケニーさんが帰ることになったので、かたい握手で再会を約束してお別れ。ケニーさんがいなくなったらベットがはずれだした。はずれると止まらない。2分の1の確立を潜り抜けてはずれるのである。もうたまったもんじゃない。どんどこどんどこ沈んでいく。昨日勝った2200ドル+バイインの2000ドル無くなった。昨日の勢いが微塵も感じられない。ん~おかわりだ、歯止めがきかなくなった。私だけでなくリゾカジメンバー全てやられた。原因はわかっている、でもどうしても中国人の反対に皆賭けてしまう。みんなでプレイやめた。中国人のおっちゃんをのこしてやめた。皆でぶーぶー不満を言いながら酒を飲んだ。でも悔しさいっぱいだったザキさんが「プライベートの卓をあけてもらって、もう1シューやりましょうか」と言ったのでみんな賛同した。私もまたおかわりした。でもこれじゃ悔しすぎるので私だけサムハンキンポー似の卓へ行った。勝負だ、日中戦争じゃ!これに負けたら俺も靖国神社いって拝んでやるっ!皆の敵をとってヒーローじゃ!・・・・まけた。ケンモホロロにやられた、やられた。

中国人のおっちゃん強かった。みんなの卓に戻りプレイした。負けを戻せない。なんとプラスに転じたのはBBさんただ1人!BBさんすごいですぜ~、この地点で勝ち頭じゃ~。あとはみんな水中で魚とり。明日1日で水中から顔出して、トップレス見れることがあるのだろうか?

私はカシノに出稼ぎに行くときは最低1週間くらい滞在する。1日目、2日目と様子見をしながら調子を上げていく。だから短期決戦を苦手としている。

明日からどうしよう、ジミーさんと2人でどうしよう。弱気になり、残った金を減らさないことだけ考えてしまった。これじゃ勝つきもしません。1年の最初が負けで、このままずるずる1年まけこすのかな~。

私は淡い夢をもっていた。今年のカシノでの目標だ。今年の目標は100000ドルだ。博打に目標をもつのは良くないことだと分かっている。でも目標持つことで、忙しい仕事を掻い潜ってオーストラリアまで出掛けれるのだ。ましてこんな楽しいリゾカジのかたがたと一緒にカシノをシバキ倒すのも楽しい!だから私は目標を持つ。

なんで100000ドルかだ。ただたんに、新しい車が欲しいのである。S500の新車だ。今の乗ってるのは会社名義になっている6年落ちのS320だ。もう古い。修理にだすと何十万も修理代がかかる。この間なんか雨も降っとらんのに、晴天のスクランブルでワイパーが高速で動くのだ、やっていられん。だから新車がほしい、その金はカシノにしか転がっていないのである。卓上の計算では、勝ったり負けたりしても1回20000ドルを5回勝って、持ち帰れれば100000ドルだ、簡単だ!こんな計算私のかわいいかわいい娘でもできるな「あははははは」
でも頭の良い娘と鬼嫁には「とうちゃん、ばっかじゃないの」と言われてるのである。

罫線どうりにバカラがすすみゃハウスの倒産が世界各国でおこるはず、卓上の計算どうりすすみゃ博打打ちはみんな億万長者だ。どちらの話も聞いたことが無い。甘い考えだって分かってるんですけど、そこに希望の光を探すのが博打だ。
もし博打に希望がなけりゃ、なにすりゃいい!?
いまさら厚生労働省でも雇ってくれなさそうだ。あそこいったら、ただで高級車乗れるし、だれも客が居ない温泉施設など使い放題だ。天下り先だってより取り見取りだ。でも今からじゃだめだろうな~。
あとは、ヒューザーの社長とか、ライブドアの社長さんみたいに背任行為で世間をだまして大金をせしめて、オーストラリアに高飛びだ。ん~それも今からじゃ駄目かもな、今回の件でケーススタディができてやりにくそうになるな、きっと。やっぱりあれだ、政治家だ。袖の下と面の皮でいきてる生き物だからな。これなら公務員試験もなけりゃ、国家資格もいらないしな、ただ選挙で票とりゃ私でもなれる、実弾ばら撒けばいいからな。当選した暁には、ワイロ、ワイロという川を流されてるだけで大金もちだ「うっひゃっひゃっひゃ」・・・・「俺ってやっぱりばかだな」 

という夢を見た。

1月22日
「うげっ、もう2時だ!」爆睡した。朝の9時にモーニングコールが鳴っても起きれなかった。10時にザキさんとBBさんを見送ろうと思ってたのに、ザキさんには、なにもかもお世話になってきながら・・すみませんでした。
リーフに残されたのは私とジミーさん。源さんもザキさんもBBさんも帰っちゃった。寂しくなってきた。

カシノの1階でジミーさんと遭遇。「なにかやってます?」「いや、私も今起きたばかりです」とジミーさん。ジミーさんも見送り出来なかったようだ。ジミーさんと離れてカシノの外に出た。そうだトップレスでも見に行こう「見る見る、ただただ」だ、「写真撮らなきゃ捕まらないって源さん言ってたもんな」
・・・「みんな水着着てるぞこのラグーンは、パトロールになんねーな、けっ」ホテル帰ってYちゃんの顔みてたほうが癒されるから、かえろ。

18:30階下のカシノ。クラブプリベイがあくのは18:30。まだまだ時間があるのでミニバカラのテーブルへ、ディーラーがセットしていた。「あと5分待ってて」とディーラー。「絞りたいんだけど」と私。そうしたらディーラーが後ろにいたピットボスに何やら話したらピットボスが私に寄ってきて、「10000ドル預けたら絞らせてやる」だって、なんかカチンときた。隣のBJ MIN10 MAX500に腰を下した。小額のテーブルだ。さっきのことがあり、熱くなっていた。他のプレイヤーがストラテージ無視のプレイを続けても、頭にこない、さっきのことで他がどうでもいいぐらいいやな感じだった。そしたらBJのほうは調子がよさそうだ。ちびちびやってたのに2000ドルも勝っている、こんな小額のBJ卓で。そうしたら、さっきのピットボスが打って変わってニコニコ顔でよってきて「上があきました」だって。きっとBJするまえにだしたカードをみたからだ。でもいま調子が良いのでそのままBJをやっていた。22:00頃気がついた、いくら調子良くてもこのままBJ卓にいたら昨日までの負け分を取り戻せない。GAKUスト勉強してくればよかった~。クラブプリベイに行くことにした。ドアを開けるとなんと、なんとジミーさんと昨日の中国人サムハンキンポー2人でバカラをやっていた。「調子どうですか?」と問うと「駄目です、5000ドルくらいいかれてます」とジミーさん。ジミーさんと私は負け組みなのだ、さあ大変、こっからどうしよう。

シューの途中から参加したくなかったため、クラブプリベイでステーキを食べた。今回初のオージービーフのステーキとシーバス水割りをがぶ飲みしたが、負けているという現実と取り戻せないかもというおもいで、酔うことが出来ない。シューの終わりごろジミーさんの隣の10番ボックスに座った。新たなシューとなり、ジミーさん私、そして中国人との3人でのプレイだ。ゲームは進んで行くが、やっぱり良くない。そのシュー1回だけ3000ドルベットがあたっただけ。あとの高額ベットはことごとくタイになった。すごくタイが多いシューだった。しかし中国人のおっちゃんは全てそのタイを200ドル、300ドルでとりやがる。私が汗水垂らして、プレイヤー8に対してのバンカー8をおこしても、もっていくのはサムハンキンポーだけなのである。ジミーさんは私に乗ってくれていたので、私が駄目ならジミーさんも駄目という図式である。先にナチュラル8、9を起こしてもことごとくタイなのである。「ほんとにだめだな、死亡だな、こりゃ」私とジミーさんはそう思った。やるせない事件も起きた。私がバンカーに900ドル、ジミーさんも乗ってバンカーに400ドルベット、中国人はタイにだけベット。最初の2枚のカードはバンカーもプレイヤーも合計が0。そこで私がバンカー3枚目のカードを絞った「モーピン、やばいな」とジミーさんに呟いた。こっちの点を確認する前に二人で立ち上がって「ピクチャーっ!!」と叫びながらプレイヤーの3枚目のカードをオープンさせた。

そしたら絵札が起こされた!「やったー」と私とジミーさんが喜びを分かち合ってると、なんかディーラーの雲行きがあやしい。なんと私が絞った3枚目のカードは、バンカーのものではなく、プレイヤーの3枚目のカードだと言うのだ。私の前にあるドライバーの札が、バンカーのものではなく、プレイヤーのものがきていた。それでディーラーが間違って配ったのだ。すべてハウス側のミスである。カメラを確認してくると言って偉い人が跳んでった。私とジミーさんは「そんな間違えなんて俺たちには関係ないよな~」と日本語でボロクソ言ってた。「最悪でもこのクーはちゃらでしょう」とジミーさん、私もそう思う。偉い人が帰ってきた、私たち2人のベットしてあったチップが即座に回収された。ディーラーから「I AM SORRY」の言葉もなかった。「そんなのありかよ~!!!!」賭けなかった中国人は笑ってる。もうだめだ、完璧にアヤガついた。死亡だ。源さんじゃないが飛び降りるとこを探さなきゃいけない。勝負に向かう精神状態ではないのだ。ジミーさんと私コウベを垂れた。きっとスカイアイのカメラは、ショボショボの日本人2人を映してるに違いない。

シューも終わり、新たなシューへ。なんぼへこんでるか分からない。考えてみる「何回おかわりしたかな?」。そんなとき中国人のおっちゃんサムハンキンポー似が帰るといいだした。「ラッキー!」ちょこっと運が良くなるかも。残されたのはジミーさんと私だけ、あの決して広くないVIPルームがとても広く感じられた。客はわずか2人だけなのだから。

そこで私たちは作戦をたてた。ジミーさんが考えて私が乗る。ジミーさんがはずれたら、今度は私が考えてジミーさんが乗る、その繰り返しをしようと。そうしたら、負けたときは2人同時、勝った時はハウスだけの負けだ、それしかない!タイ1目はさんでのプレイヤーの7目ツラから始まった。ほとんどとったが、シューの最初ということで、大きく張れなかった、いつ落ちるか怖かったのだ。それからシューも進み、取ったり取られたり、死んだり生き返ったり、作戦どうり2人で絞りながらなんとか生きていた。ふとジミーさんのチップに目をやると残りわずかだ。最初以来ツラというツラは出ていない、3目か4目続けばいいほうだ。シューの終盤にそれはやってきた!プレイヤーが2目起きた。その前はバンカー2目、その前はプレイヤー1目。ここで、この罫線でプレイヤーが下に伸びると思うことがどうしてもできなかった。きっと他の人でもそう思うだろう。しかし、下に伸ばすしかないのだ。ジミーさんに確認をとる。「気合でのばしましょう!、ここからは希望です!」とジミーさんに励まされた。

奇跡が起きた!プレイヤーがそのままツラになった。あたる、あたるまたあたる。2分の1の確立ではもはや無い。プレイヤーしか起きないのだ、勝率100パーセントのところに賭けているのだ。1回1回に渾身のちからを込めて絞った。ジミーさんが喜んでくれる!2人の前のチップは見る見るうちにふくれあがった。タイ1目はさんで13目のプレイヤーのツラだった。おもわずザキさんに電話して呼び戻そうとおもったくらいだ。そのあと1目バンカーがきて残りの3目プレイヤーで全て取りシューは終わった。私とジミーさんは放心状態。2人して口を開けてニヤニヤしながら天井を眺めてる。きっとスカイアイのカメラを見ている人には、ばかでマヌケナ日本人2人を観ていただろう。クラブプリベイもそこで閉店となった。2人でカシノホストのひととキャッシャーでご清算。なんとジミーさんも浮いた!勝ったのだ。源さんに帰り際言われてた「ジミーさんを負けにしちゃいけないよ」と。達成したのである。私は部屋にもどりほくそ笑んで金を数えた。フロントマネー差し引いて9900ドル残った、と思ったらポケットから100ドルチップ1枚、25ドルチップ2枚、5ドルチップ2枚1ドルチップ2枚がでてきた。ざっと10062ドルのかちである!ジミーさんと勝利を分かち合い、すばらしい今年最初の出稼ぎの3日間を過ごすことができてとても楽しかった。

翌朝ジミーさんと一緒に朝食をとりお別れ、帰路についた。

今回は何より一緒に楽しんで頂いた皆様にお礼を申し上げたい、ありがとうございました。また次回遊びましょう。リーフのスタッフの方々にも本当に感謝です。あご足すべてリーフ持ち「ん~気持ちが良い」

リゾカジ軍団の威力はつくづく最高だと思いました。

ケアンズ空港にて
出発前にGAKUさんから言われてたこと「ケアンズ空港には3万ドルぶんの日本円はないですよ」と、「ん~1万ドルぶんならあるかな?」と頭をよぎった。でもケアンズ空港いじめるのに1万ドルじやたりね~な、小さな空港いじめるのは今度にしよう、今度は5万ドル勝っていじめてやる~!


このReportへのコメント(全 7件)

2006/01/26(Thu) 00:00

GAKU

>じゅん吉さん:
爆笑、あ、いや爆勝レポート楽しく拝見いたしました(^.^)。今年の目標がとても具体的で素晴らしいですね!僕もそういう楽しい目標を持つことにします。同じような匂いを感じておりましたが、お隣りの県にご在住だとか(^.^)。オフ会でお会いできることを楽しみにしています(^.^)。


2006/01/26(Thu) 00:00

じゅん吉

GAKUさんこんにちは、楽しんでいただいてうれしです。もし県庁所在地に出掛けることがあれば、一言声かけてください。1時間くらいで飛んでいけますんで(笑)


2006/01/26(Thu) 00:00

GAKU

>じゅん吉さん:
>県庁所在地に出掛けることがあれば、一言声かけてください。1時間くらいで飛んでいけますんで(笑)
それじゃあ、僕の街からとほとんど変わらないじゃないですか!近いうちに是非お会いしましょう(^.^)。こちらのプロフィールをお知らせしますので、一度メールくださいませんか?


2006/01/27(Fri) 00:00

ケニー

じゅん吉さん

楽しいレポートありがとうございました。
少しの間でしたが一緒にBJプレイ出来て楽しかったです。^^

うわさ通りの凄いプレイヤーでした。
次回は、じゅん吉さんお気に入りのゴールドコーストに行きましょう。

GAKUストも出来る限り伝授します。
またお会いできる日を楽しみにしています。


2006/01/27(Fri) 00:00

じゅん吉

ケニーさん、この間はありがとうございます。お会いできてとても嬉しく、楽しかったです。そうですね、今度はジュピターズでお会いできるのを楽しみにしてますんで、身体に気をつけてお仕事頑張ってください!


2006/01/27(Fri) 00:00

豪州源

じゅん吉さん

焼肉やの領収書を忘れてますよ。
もし、あれをVIP部に渡してたら、1万何十ドルプラス250ドル(じゅん吉さんの食べた分を除く)です。
400ドルから、2万4千ドルの浮きでした。
250ドルと、馬鹿にしないで下さい。


2006/01/27(Fri) 00:00

じゅん吉

源さん、こんにちは
「うっへへへh」実は食事のあとすぐにYちゃんに領収書わたしてたんですよ、大事なお金をとりっぱぐれることしませんよ(笑)卓の上でもそうだといいのですが。ですから皆さんの分最終日に戻ってきたので、お預かりしております。次回お店を決めていただけたら私がそこをもちますので、宜しくです。


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