リゾカジ カジノレポート

ゴールドコースト完全版

* オーストラリア 2000/ 12/ 18 Written by GAKU

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 2000年9月、またまた行ってきましたゴールドコースト。実はゴールドコーストだけでもう4回目の訪問になります。2月にも行ってきたばかりだというのに、僕もあいかわらず好きですねぇ。  今年6月のリゾカジオフ会で初めて行ったラスベガスも、もちろん大変面白いところですが、ゴールドコーストにはまた別の魅力があるんです。それを知ってしまうとこちらも止められません。それではその魅力の一部をレポートしてみましょう。

■ノース・ストラドブローク島・4WDツアー(4WD Beach SAFARIS)

 サーファーズ・パラダイスの北に位置する北ストラドブローク島(North Stradbroke Island)に、4WDごとフェリーに乗って出発。陽気なオージーガイドと一緒に、4WDならではの醍醐味でその自然をまるごと味わえるツアーです。途中、運が良ければ野生のコアラを見ることができるかもしれません。「世界で2番目に大きい砂でできた島」と言われるだけあり、山の上にもきれいな砂浜(?)があってびっくりです。(もちろん山には海はありませんが。)

 4WDでオフロードを走り抜けるという体験は、日本ではなかなか体験できませんよね。小さなお子さんには4WDの揺れがちょっと厳しいかもしれませんが、幼稚園の年長さんくらいなら大丈夫かなと思います。1770年にキャプテン・クックに発見されたというポイント・ルックアウト(Point Lookout)からは、素晴らしい大平洋の景色が楽しめます。

 また、6~11月には遠くにクジラの泳ぐ姿を見ることができるようです。ドライバーから双眼鏡を借りて、潮を吹いているところが見られました。その後は広すぎるためにほとんどプライベート状態になっているビーチへ4WDごと乗り込みます。そこでは釣りやブーメラン、ビーチバレーなどで遊べます。波打ち際には沢山のきれいな貝殻が落ちていますので、子供には貝殻拾いも魅力的かもしれません。

 ランチはここでBBQです。ビーチで食べるオージービーフは結構イケますし、日本米に近い御飯も食べられます。地元オージーの休日の過ごし方が味わえるという、なかなかおすすめのツアーです。ホテル・ピックアップが午前7時半頃で帰りが午後4時半頃というスケジュールでした。

 料金大人A$150~170くらい(季節によって多少変化するようです。)、子供A$80~90くらい(このときA$1=62円くらい)TEL:(07)5574-4120日本語での問い合わせ先:(07)5564-8216

■アクア・バス(AQUABUS)

 ゴールドコーストの中心はサーファーズ・パラダイスという街です。こんな名前を正式な地名にしてしまうあたりが、オージーのおおらかさと楽しいところかもしれませんね。

 そのサーファーズ・パラダイスの中心部であるオーキッド・アベニューのほぼ真ん中にアクア・バスのチケット売り場があります。つまりゴールドコーストのまさにど真ん中にあるということになりますね。アクア・バスというのは、軍事用部品で作ったという水陸両用バスのことです。

 このバスに乗り込んで、1時間ほどかけてサーファーズ・パラダイスを陸路と水路で1周します。ドライブコースからは「マリーナ・ミラージュ」「シェラトン・ミラージュ・ホテル」「ヴェルサーチ・ホテル」「シー・ワールド」などが見えるので、これらのスポットに行きたい方には大体の位置関係が把握できて良いかもしれません。

 ブロードウォーターと呼ばれる内海のクルージングでは、水辺に高級住宅地が続きます。内海なので波はありませんので、船酔いの心配もなくクルージングが楽しめます。陸路から水路に入るときは、まさに飛び込むといったイメージです。その際少し濡れますのでご注意を。ゴールドコーストでは内海と外海に挟まれている土地柄から、水路も重要な交通手段のひとつになっているようです。

 ここに来たら、是非一度は内海のクルージングを。そういう意味でもアクア・バスは手軽にそれを楽しむことができて便利です。料金大人A$26.50、子供A$21(このときA$1=62円くらい)で、ちょっと変わった市内観光が楽しめるのでおすすめです。1時間15分おきくらいに出発しているようですので、前日や当日の朝であれば好きな時間のチケットを手に入れることができるはずです。

 なお、車内では紙パックのジュースが配られます。TEL:(07)5539-0222日本語での問い合わせ先:1800-191119(フリーダイヤル)

■シルバー・カードにランクアップ

 ジュピターズ・カジノのプレイヤーズ・クラブのカードは、ホワイト、シルバー・ゴールドの3段階のステイタスがあります。入会当初はホワイトからのスタートになりますが、プレイの実績によってステイタスがアップしていく制度です。過去1年の実績で評価されるようですが、その詳細は「オージーカジノにぞっこん!」のゴールドコーストのページをご参照くさだい。

 スロットマシンをやろうと、以前入会した時から持っていたホワイト・カードをマシンに挿入したところ、読み取り不能の表示が出て認識してくれません。仕方なくプレイヤーズ・クラブのブースに相談してみると、カードを再発行してもらえることになりました。そこで出てきたカードはなんとシルバー!ヘナチョコプレイヤーにとっては、たったこんなことだけでも嬉しいものです。

 特典としては、ホワイト・カードに比べて、スロットマシンでのキャッシュバック率がアップしたり、ギフトショップでの買い物の値引き率が大きくなったりするようです。

■カジノ戦績

 過去4回連敗中(ソウル、ケアンズ、ゴールドコースト、ラスベガス)のため、なんとか今回はプラスで帰りたいもの。そこで今回は、カジノでは頭をバクチモードに切り替えて、楽しみよりも勝負にこだわって臨みました。

初日 累計+A$1,090 

時間   種目      平均ベット   収支 
35分 ルーレット     A$30    +A$215 
20分 ブラックジャック  A$75    +A$175 
90分 ブラックジャック  A$75    +A$200 
10分 クラップス     A$20    +A$75 
40分 スタッド・ポーカー A$30    +A$125 
20分 ルーレット     A$30    -A$200 
30分 スロット      A$5     +A$500

スタートから着々とプラスをつくり、初日目標+A$1,000オーバーをクリアして終了。前半、両親にレクチャーしながらのプレイが、結果的に冷静にスタートすることとなり好結果につながったか。

2日目 累計+A$590 

時間   種目      平均ベット   収支
130分 ブラックジャック  A$125   -A$1,400 
20分 ルーレット     A$50    +A$300 
20分 スロット      A$5     -A$200 
60分 ブラックジャック  A$125   -A$500
100分 ブラックジャック  A$150   +A$1,300

この日はブラックジャックで勝負に出るも、前半から大きなマイナス。最後に取り戻したが前日までのプラスを減らす結果に。

3日目 累計+A$2,790 

時間   種目      平均ベット   収支 
20分 ブラックジャック  A$50    -A$300 
40分 ブラックジャック  A$100   -A$1,000 
30分 シックボー     A$200   +A$1,300 
30分 ルーレット     A$50    -A$500 
20分 スロット      A$10    -A$200
110分 ブラックジャック  A$175   +A$2,900

この日はなんといっても最後のブラックジャック。そのテーブルでは一時-A$2,000を超してしまったものの、そこからの怒濤の勢いは自分でも信じられなかったくらい。一気にA$5,000以上取り戻した計算です。ディーラーもピットボスも目をまるくしてました。帰りは調子に乗ってリムジンに乗ってみました。

最終日 累計+A$360 

時間   種目      平均ベット   収支 
60分 ブラックジャック  A$100   +A$300 
50分 スタッド・ポーカー A$30    -A$330 
20分 スロット      A$5     -A$200
120分 ブラックジャック  A$150   -A$1,500 
70分 ブラックジャック  A$150   -A$700

最終日、今回だけは負けられないので、昨日までの勝ち分で女房にショパールのネックレスを買っておいてから最後の勝負へ。ところが、精神的に守りに入ってしまったためか絶不調。昨晩大勝ちさせてもらったディーラーに勝負を挑むもあっさり敗退でした。しかし、なんとか若干のプラスで終了することができ、連敗を止めることはできました。やれやれ。

■satoruさんご夫妻

 ジュピターズ・カジノ前のスピナーズ・カフェのところでsatoruさんご夫妻と待ち合わせをしました。satoruさんご夫妻がカジノを楽しんでいる姿は、横で見ていてなんとなく微笑ましいものでした。ご夫婦での旅行にお邪魔にならないようにと遠慮しすぎたためか、ゆっくりお話しする時間がなくて残念でした。今度はじっくりご一緒しましょうね(^O^)。

■ジュピターズ初コンプ

 最終日の前日、コンプの交渉ははたしてどこでどのようにすれば良いのか考えました。ピットボスに直接交渉している人は今まで見たことがありません。カジノ内をぐるぐるまわってみた結果、1階キャッシャー横のカスタマーデスクがそれではないかと思い立ち、恐る恐るスタッフに声をかけてみました。

 プレイヤーズ・カードを見せると、すんなりステイタスのチェックをし始めました。なんだ、思っていたより簡単です。すると、スタッフが、「$210ほどの権利がありますが、何をご希望なさいますか?キャッシュバックだけはできませんが。」とのこと。詳しく聞いてみたところ、食事またはショーが対象のようで、ショップでの買い物には使えないようでした。

 ところが、この時既にショーも観ているし、明日の夕食も予約が入っていたのです。権利の有効期限を尋ねてみると、「90日間。」とのこと。う~ん。3ケ月以内にはちょっと来れそうにもありません。しばらく考えた結果、「satoruさん御夫妻と明日夜食でも。」と思いつき、$200分のフードコンプを受けることとしました。

 試しに「宿泊はコンプになりますか?」と尋ねると、端末のモニター画面を見ながら難しそうな顔をしているので、「オーケー。僕はここに宿泊していないので結構です。」とあきらめました。でも、もう少し実績があればなんとかなりそうな雰囲気だったので、次回は直接予約でここに宿泊してみようかと思います。ちなみにキャッシュバックは、あくまでスロットマシンのポイントのみとなるようです。

 残念ながら、satoruさんご夫婦とは最終日カジノでお会いすることができず、結局コンプレシートはそのまま使わずじまいでした。前回のベラージオに続き、無駄コンプ2回目(T_T)。

■GST(消費税)と払い戻し制度について

1、GTSとはGTSとは、Goods and Services Taxの略称で、商品とサービスの供給価格にかかる10%の税金のことです。つまり消費税のことですね。2000年7月1日より実施されています。

 それまではWST(Wholesale Sales Tax)という間接税だったとのことですので、旅行者の直接的な負担はなかったわけですから、物価がいきなり1割も上がったようなイメージかもしれません。細かいルールが多いので、オーストラリアに行く前に一読することをおすすめいたします。

2、旅行者が受ける影響・免税店での買い物の場合ほとんどの政府公認免税店では、従来どうりのDuty Free(関税免除)やGTS Free(消費税免除)の値段で買い物ができます。

 ただし、今までお土産としての扱いであったため開封販売されていた商品は、今後、免税品同様、梱包販売となります。(お土産品、宝石、時計、オーストラリアワイン)よって、GST Freeの価格で購入した商品については、オーストラリアを出国するまで開封することができず、手荷物とするか、郵送での持ち帰りとなります。・免税店以外での買い物の場合開封販売ですが、商品の値段の他に10%のGSTを支払わなければなりません。ただし、旅行者の場合、最終都市の空港にて出国後、GST払い戻しの手続きをとることができます。

3、払い戻し制度以下の条件を満たせば、空港のGST払い戻しカウンターにて一般のお店で購入された商品のGST分(10%、ワインについては14.5%)を払い戻しを受けることができます。・オーストラリア出国日からさかのぼって30日以内の買い物分。

・購入店でのABN(Australian Business Number)が明記されているTax Invoiceがあること。(購入店にTax Invoiceを依頼する場合の例:May I please have a Tax invoice because I have to declare my purchases at Customs?)

・1店鋪での買い物の合計金額が$300以上あること。何度かに分けて買い物しても構わないが、最終的にTax Invoiceを1つにまとまっていなければならない。購入者からのリクエストがあった場合、購入店はInvoiceを1つにまとめて再発行する義務がある。(いくつかのTax Invoiceをひとつにまとめるように依頼する場合(全てのInvoiceを見せながら):I would like one invoice for all of purchases I have made at your stores while Ihave been in Australia.)

・商品を必ずオーストラリアから持ち出すこと。

・購入した商品を、出国まで消費しないこと。(消費してしまった食品、オプショナルツアー、レストランでの食事などについての払い戻しはなし。時計、宝石類は使用開始後でも払い戻し可能。)・手荷物として持っていくこと。(機内預けの荷物にはできない。)

4、払い戻し方法場所:最終目的地の空港出国手続きカウンター(イミグレーション)の先にあるTRS(Tourist Refund Scheme)ブース

必要なもの:購入した商品、Tax Invoice、パスポート、

搭乗券所要時間:15分から30分程度。ただし手続きは搭乗の30分前までの受け付け。(ブースの数が限られていることや、スタッフがまだこの制度に不馴れなため、混雑することがあります。申請が必要な場合はお早めに。)

返金額:GSTに関しては、対象商品の11分の1。ワインに関しては14.5%。

返金方法:$200まではオーストラリアドルの現金にて返金。日本円は不可。返金額がそれ以上のときは、小切手、クレジットカードでの支払いとなる。小切手の場合、通貨指定が可能なので日本円も可。通常は手続きの面から、クレジットカードを用いる方が一般的なようである。

5、GST払い戻しの対象にならないもの

・ワイン以外の酒類とタバコ(ただし、これらの商品はDuty Freeにて購入可能。)
・GST Freeで購入した商品
・出国前に一部以上消費された商品
・危険物・機内持ち込みできない大きさのもの
・手荷物としてその場に持っていないもの


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