リゾカジ カジノレポート

お金持ちバンザイ! 【釜山】

* 韓国 2001/ 02/ 05 Written by リゾカジマスター

コメント( 0)

 さてさて、今回は本題のカジノのお話です。

1)ローローラーはお呼びじゃない

 カジノは本館のエントランスを入って左側に位置しています(フロントの反対側)。カジノの入り口は1階にありますが、カジノ自体は階段を上がった2階にあります。後から知ったのですが、カジノの入り口の手前に、小さなドアがあってトイレかなと思って入ると、ルーレット、BJ,バカラがそれぞれ一台ずつ、そして小さなVIP用のバカラ部屋2室がありました。

 「ここは、VIP用の部屋ですか?」と聞くと、「いえいえ、どうぞお入りください」と誰でも入れる感じ。しかし、入ってみると日本人は存在せず、北京語が飛び交う、たぶん台湾の方で占領されてる雰囲気でした。叫び声が上がる鉄火場っぽい雰囲気があり、日本人のツーリストにはちょっと抵抗のある部屋でしょうね。

 階段を上がると、正面にカフェ、向かって左手がスロット類のマシン部屋、右側がテーブルゲームの配置。しかし、「小さい!」。勢い込んでいくと拍子抜けです。ウォーカーヒルなんかもベガスなんかと較べるまでもないのですが、さらにその1/4ぐらいの広さでしょうか?宴会場をカジノにしたんでは?と疑ってしまうほどです。

 ゲームは全部で6種類。
スロット・・・(500ウォン)
VP・・・・・・(同じく500ウォン、といっても3台しかありません。それもJB7/5というとんでもないやつ)、
BJ・・・・・・8台ぐらい(1万ウォンmin×1台、5万ウォン×3台、10万ウォン×4台)
バカラ・・・20台ぐらい(10万ウォンminがちょろっと、30万ウォンminが大半、あとは不確かです。すべてミニバカラ形式ですが、絞れるようです)
ルーレット・・・・8台(min2500ウォン、outsideは5000ウォンから)


 たった、これだけです。必然的にローローラーはルーレットもしくはマシンしか選択肢がありません。唯一やれそうなBJの1万ウォンminは席の取り合い、24時間うまってる状態でした。

 客層は、日本人7割、台湾人2割、韓国系1割。欧米人は1,2人見かけたぐらいです。年齢層はきわめて高いでしょう。今まで行ったカジノの中でもダントツです。平均50歳は超えてるか。。。若い女性は、お仕事関係を除いては皆無に近いでしょう。はじめて、カジノに行く人にはちょっと辛い雰囲気かもしれません。

2)金持ち、金持ち、金持ち

 見る客、見る客、やたらと金を持ってました。エレベーターで隣り合わせた4人組なんかは、「先生、今回の資金は?」(たぶん開業医でしょう)と聞かれた、金ぴかのピアジェの時計をした親父は、「これぐらい」と言いながら、ジャケットの両サイドの内ポケットから、パンパンに膨れ上がった二つの封筒を取り出して見せていました(500万ぐらいでしょうか)。

 また、キャッシャーでチップを交換していた台湾人は、100万ウォンチップが100枚入りのケースを二つ分換金していましたし、BJで隣になったおばさんは100万ウォンベットでめでたくBJが来た時、ディーラーに10万ウォンをチップとして差し出していました(太っぱら?あほ?)。

 しかし、これは特別だったのかもしれません。というのは、ホテルに着いた翌日、恒例の海外招待客バカラ大会が開催されていて、見るからにお・か・ね・も・ちという方々が雄に100人以上は集まってこられていました。とくに台湾の怪しい集団は、ラメ入りのジャケットに襟や裏地にドラゴンの刺繍が入ったものを身につけ、とにかく香港ノアールに出てきそうな人ばかり。声がでかいのでケンカちゃうかいな、と振り向くこと数回。小心者のぼくには辛い環境でした。

 いつも思うんですが、勝負度胸だけはすごいですね。賭けるスプレッドが10倍は当たり前。勝負と思えば、目の前にあるチップを両手でずずーとベッティングエリアへ。ほんと勝つか負けるかの勝負しかしません。とにかく時間を楽しむなんて発想はないんでしょうね。そういう意味では、彼らの方がシリアスだとは言えますが。


このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: