リゾカジ カジノレポート

梶野レポート③ バルト海の客船カジノ

* ヨーロッパ 2011/ 07/ 30 Written by 梶野克己

コメント( 0)

③シリヤライン「セレナード号」の船内カジノ(乗船日2011年7月14日)
 ストックホルムーヘルシンキ間のバルト海を一晩かけて航海する客船。ビルでいえば12階建ての7階部分にあたるプロムナード正面にカジノがある。

 もっとも、テーブルゲームはBJとルーレット各2台だけで、オープンしていたのはそれぞれ1台のみ。スロットはざっと100台前後あり、ほかに船内あちこちにも設置されている。

 BJの賭け金は最低4ユーロ、最大100ユーロ。10ユーロ単位でプレーし始めたが、開始2分足らずで引き分け(push)はDの勝ちというとんでもないルールであることが判明し、マイナス10ユーロで即刻退散した。Dは「そこに書いてあります」とテーブルの隅を指で示した(ように思った)が、どこにもそんな表示は見当たらなかった。

 Dは80歳近いとおぼしきおばあさん。年季の入ったカードさばきで「こういうテーブルでやるのも悪くないな」と、つい誘惑にかられたが、さすがにこのルールでは続ける気になれなかった。同じルールはオランダのスキポール空港内のカジノでも採用されていると聞いたことがあるが、まだ続いているのだろうか。

 仕方がないので、スロットでビデオポーカーをやったら、いきなりロイヤルストレートフラッシュが揃った。ジョーカー入りながらも、この手がきたのは生まれて初めて。賭け金が20セントと少なくて6ユーロ(30倍)にしかならず、「こんなことで運を使いたくないなあ」と思ったが、一応家族に記念写真を撮ってもらい、素直に喜ぶことにした。

 シリヤラインは午後5時にストックホルム出港、翌朝9時55分にヘルシンキ着(時差1時間)。シャワー付き3ベッドの部屋がネットでの直接予約で223ユーロ(約2万5000円)でした。



このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: