リゾカジ カジノレポート

梶野レポート⑦ オーストリア篇➌インスブルック

* ヨーロッパ 2011/ 08/ 17 Written by 梶野克己

コメント( 1)

 ⑦「カジノ・インスブルック」(訪問日2009年6月27、28日、2010年6月28日)

 インスブルック鉄道駅から西へ約200メートル、歩いて5分ほどのホテル「ヒルトン・インスブルック」前にある(ホテルの敷地内だが、ホテルとは別棟)。ここも「カジノ・オーストリア・インターナショナル」の経営。1階が入場料不要のスロットのみのフロア、2階に受付とクローク、3階フロアがテーブルゲームとスロットのコーナーに分かれている。

 入場料は一昨年が23ユーロ、昨年は34ユーロに変わっていた(と記憶している)が、ひょっとしたらメモ間違いかもしれない。いずれにしても1~2ユーロ分のプレミアムを加えた入場ティップ(一度は賭けないと換金できない)をくれるので実質無料だ。ドレスコードは割合厳しく、ヴェスト姿で行ったら断られた。クロークでジャケットをレンタルしており、2ユーロで借りて入る。ネクタイは不要。

 保養地や温泉街のカジノと違い、テーブルフロアはちょっと気取った雰囲気。スーツ姿のビジネスマン客が多く、静かな空気の中で淡々と賭けている。

 テーブルはルーレットとBJが各3台、あとポーカー台が少し。BJの賭け金は最低5ユーロから最大300ユーロまで。最低10ユーロのテーブルもあったかもしれない。一昨年、昨年ともすべて10ユーロを基本に、夫婦2人で2時間前後賭け続け、一昨年がプラス155ユーロ、昨年がプラス140ユーロと、ささやかながら2年連続勝利することができた。

 カジノで勝てると、その街の印象も良くなるが、インスブルックはその分を割り引いて考えてもいい街だと思う。ウイーンやザルツブルグほど観光地化されておらず、街歩きをしても疲れない。市街地の中央を水量豊富なイン川が流れ、オーストリア・アルプスの山並みが間近に迫る。とくにおすすめは路面電車。初めての街を訪れたときは、市内交通の1日券を買い、電車かバスで適当に1つの路線を始発から終点まで往復することにしているが、インスブルック駅前から乗ったSTB「Kreith」行はすばらしかった。市街地を抜けた後、1時間近くチロルの山の中腹まで登る。あんなにタフな路面電車はほかに知らない。そこからの眺めを見れば、カジノで多少負けたとしても元はとれる…と思う。


このReportへのコメント(全 1件)

2012/09/08(Sat) 05:47

独逸の旅打賭け人

 私はドイツ専門なので、オーストリアでカジノに入ったことはないのですが、観光ではオーストリアのほとんどを廻っています。インスブルックのカジノも駅から旧市街に行く途中にありますから場所だけは知っていました。ただ、入場料が一日でこんなに高いのでしょうか。ドイツではどこでも2、5ユーロです。中には無料だったり、1ユーロだけのところもありますが。1週間のチケットでも10ユーロです。


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