リゾカジ カジノレポート

Lupinのテニアン旅行記

* サイパン・テニアン 2001/ 10/ 17 Written by Lupin

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1日目:起床

 成田発10時25分のNW76に乗り込むために朝6時に起床。申し訳ねえと思いながらも、気持ちよく睡眠を貪っている女房に起きてもらい、朝メシを準備してもらう、感謝。おっといけねぇ、いけねぇ。それにしても習性とはおっそろしいものだ、いつものくせでテレビ東京にチャンネルを合わせてしまった。先週末に「現物以外の玉」は全部手じまってあるのでNY株式市場の動向なんぞは今のオイラにゃ関係ない、ない。っと、どうでも良い事を思いながら「正露丸」を一丸服用。まあ、とにかくこんな朝っぱらから電車に乗り込むのも久しぶりなので、腹が下らないか心配になる。 

1日目:上野

 オイラの「ねぐら」から上野に出るには、中距離旅客列車と呼ばれるトイレ付きの電車を利用する。いつもの場所に立ち列車の入線を待つ。うむ、よろしい。「トイレ車両」をキープすれば、突然の便意にも対応できる(偶然、先客がいたときは調整が必要。トイレの無い山手線でナニがナニしたときは、駅トイレを利用したタイムロスが影響し最終に乗り遅れたこともある。当然タクシー利用で一グゾ5000円↑也。ああ涙)。・・・などと過去を走馬っていたら列車が来た。おおぅラッキー。急行車両じゃぁ!。この路線はダイヤの関係で普通列車に特急車両を流用することがある。さすが祝日。客はまばらだ。こうなれば「グリーン車」に行くのだぁぁぁ。ゲロオモのスーツケースと共に閃光移動。通常ならば2520円の高級シートをGET(もちろん無料)。美味なり。こいつわ幸先いいぞぇ。

1日目:成田へ

 いつもの京成上野でスカイライナーに乗り込む。ベガス訪のときは、ここの「宝くじ売場」でナンバースやロト6を仕込んでいくのだが、さすがに朝が早い。売りが場が空いていない。うむむむ、これでは「知らないあいだに当たっていた」と云う宝くじの醍醐味が味わえないではないか。それから、この1920円。たかが空港に行くだけでこの値段。安いのか高いのか?訳がわからん。どうせなら料金×倍で?@ドリンクフリー?A完全個室を装備?Bウェイトレス乗車など、待遇をよくするか、いまのまま半額にしろ!こんちくしょう(なぞのX さん風)。納得いかん。などと、宝くじ売場が閉まっていただけで灼熱波動拳を出しそうになった自分。反省。

1日目:NW76便

 チェックインを済ませゲートに行くと、いつものラウンジが開いてない。「たくさん乗ったね!」のご褒美でもらったラウンジ使い放題(ゴールドエリート)の特権が活かせないじゃん。いつもなら空のPETボトルに冷えた水を補充して、煎餅を「もう食えない」程かっぱいで、おねいさんの冷たい微笑みを満身の笑みで受けとめるのに・・・。あ~あ。こんなにガラガラだからかもね。そんなオイラも無料特待券だしね。予約窓口で「2時間前にはチェックインをお願いね」って、約束までさせておいてフライトまでの90分どうしてくれるんだよん。ちぇ、しょうがねぇや有料シャワーでもあびるかぁ。ああ、さっぱりしたっと。おや?場内放送。あれ、オイラだ。ゲートに来いってか。なに?。ビジネス席?え、食事はエコノミー。なんじゃそりゃ。まぁいっか、NWありがとう!。

1日目:テニアン

 リゾカジさんとこの掲示板で、「お魚さん」や「テニアン大好きさん」に事前情報を頂いていたおかげで、迷うこともなくFREEDOM AIRでテニアンへ到着。しかも、予想通りに、搭乗したFREEDOM AIR のセスナが超「おんぼろ」で嬉しくなってしまった。セスナには車の距離計に相当する「飛行時間計」があるが、これが1万6000時間↑を指していた。ちなみに飛行歴43年の教官の総飛行時間が1万3000時間。航空自衛隊のジェット練習機として有名だったT33は防衛庁の規定が耐用 7,500時間だから、セスナでこの飛行時間はどうだろうか・・・?。飛行回数がわからないのでなんとも云えないが、かなりのもんです。ああ、すばらしい。$26で、こんなおんぼろに乗れるなんて。機長、記念にオイラに操縦させて下さいぃぃ。もちろん復路もFREEDOM AIR に決定。

2日目:名鉄フレミング

 ホテルのベルデスクに頼んで電話して迎えに来てもらう。とっても暇らしい、テロの影響もあるのか?。10分でお迎えに来てくれた。牧草だけを喰んで育ったテニアン牛の牛丼がお勧め。狂牛病の心配なし(ドライバーのXXさん談、本当?)。テニアン牛丼を昼飯に頂いた。道路のまわりには、北マリアナ連邦11月4日の投票日に向けてあちらこちらに選挙の看板。ドライバーの××さんは4年前の選挙の時に来て今回の選挙が終わる頃に日本に帰れると喜んでいる。この話しを聞いてるオイラも不思議と嬉しくなる。Mr.××、ひょっとしてテニアン嫌なのか?。売店で亀田製菓の「鬼太鼓たまり」と産地不明のピーナッツ無しの「柿の種」を購入。

3日目夕方:プール

 夕方の明るい時間帯に50m級の大きなプールで休息。♂♀アベック5組とモーホー風のアングロサクソン系♂♂1組。プールで1時間ほど昼寝してから散歩。ホテルからすぐの散歩道を通りタガビーチからタジョンガビーチまで徒歩15分。満潮と台風後の影響で透明度は約5mといったところ。テニアン独特の息をのむような透明海と白砂を期待していたのでがっかり。人影まばら。ビーチのショップもクローズしていた。しかし、ゴミ一つない散歩道は快適そのもの。満足感と欲求不満を味わいながらこの景色を脳味噌の皺の一本一本に焼き付けていく。あとはメシ食ってハウスと勝負だな、と意気込んで歩き出すと、あれ?「歯が痛い」。なんかヤバイ感じ。そういえば前回ベガスのときも・・・。

4日目:ウミガメ

 今日は360度パノラマの大自然を満喫しよう。素潜りがいい。自然吸気。重い器材を背負って、タンクからエアーを吸っていたのでは感じられない快感と開放感を感じたい。皮膚を透して感じる水圧、そんな味わいが素潜りにはある。今日は天気が良い。波は荒いがなんとかなりそうだ。しかも、野生ガメを捕まえて売り飛ばせばカジノの凹みを一発で取り返せそうだ(もちろんこれは犯罪)。せめて、噛みつく程度なら問題にはならないだろう、テニアンのウミガメ。昨日、ビーチを散歩中に向こうからビジネスしてきた正体不明の営業マンに電話して$55を$50にディスカウントして商談成立。なんと彼は営業マン兼ガイドであった。彼と一緒にタジョンガビーチからモーターボートで亀ポイントのジョーティーへ移動。相変わらず波は荒い。ボートに乗り込んだときにライフジャケットを着用したのだが、驚いたことに、そのままジャケットを着てろと云う。タンク100本↑潜っているのオイラにライフジャケットだぁ?。そんなもん付けたらダイブできんでしょうが!。それにアンタ、着てないじゃん。言葉に詰まっている。痛いところを突いたようだ。やったね。オイラの勝ち。日焼け防止用にTシャツ着込み、飛び込む。ミクロネシアンブルーの透明度は20mぐらい。しかし亀さんはどこにもいない。あきらめて、持参したソーセージを撒き餌にしてお魚さんと戯れる。それにしてもおバカな魚たちだ。ソーセージごときで、つかみ取りできるほどの魚影。

最終日:サイパン

 12:00のFREEDOM AIR でサイパンへ。成田へのフライトはNW75便。さすがにこの時間ではチェックインカウンターに係員もいない。エアポート近辺にカジノはあるか?あるわけないよなぁ。3時間以上も空港でうだうだできる訳がないので、ドライブすることにした。隣接されているレンタカー屋専用の特設小屋でレンタカーを借りた。ちなみにオイラはHertz のナンバーワンクラブゴールド会員様。当然Hertzに行き、最上級のサービスを受けるつもりで、自慢げにメンバースカードを見せつけたがまったく威力無し。各社と交渉したところ、Budgetが$69.95のインターミディエートサイズを$44で貸し出しOKの条件を提示。Budgetでレンタルすることにした。空港から30分かけてガラパン地区まで移動。DFSの屋上駐車場に車を停める。DFSは週末なのにガラガラ。客の数よりショップの店員の数のほうが多い。これもテロの影響なのかしらん。2階にあるハードロックカフェで昼飯。付近を適当にドライブし、満タン返しの契約なので途中でガソリンを満タンにして空港に戻る。1ガロンも入らない。高くついたドライブであった。チェックインを済まし、出国までの空港内待合い室に行くが、NWやCOのラウンジが見あたらない。唯一、待合い室の一番奥のエリアに完全隔離された、有料で喫煙可能なVIPルームなるものがあった。喫煙者にとっては朗報であるが、非禁煙者のオイラにとっては煙いだけで、いい迷惑である。

カジノ:1日目~最終日
 担当のホストを紹介してもらい$3000デポジット。これだけでカジノレート一泊$55で宿泊可能になる。カジノは、がらがら。平日ってこんな感じなのか?。とりあえず誰もいない大バカラでご挨拶。誰もいないので当然好きな席に座れる。お約束どうり9番席に座った。ハウスとのタイマン勝負。1シューで+$1000。ビギナーズラック、初日勝ち逃げ。ホストから26日からの「バカラチャレンジャー2001」のトーナメント参加はどうだ?といわれる。参加費$2,000。ハウス側の撒き餌は、エアー代、宿泊費、食費、の前出しコンプ。オッケーおっけー、この滞在で壱曼陀羅↑勝てたら参加してやるよ(注:壱曼陀羅 ←「怒濤のクズ」より引用)。2日目以降は-$3000~+$1000を逝ったり来たり。いいところもあったが、結局は負け戦。小刻みに、ちゅびちょび切り取っては、一刀のもとに斬り捨てられる。でかい賭玉で取れない。大勝負が3回に1回ぐらいしか的中しない。こりゃ、だみだ。スロットが死んでいるのも気になる。肌で感じる危機感。以前どこかでこれと似た雰囲気を経験している、うむむ、そういえばバハマのマリオットにそっくり。やばい、気付くのが遅かったか?。しっぽ巻いて退散を決め込む。トータル$2000の凹み。壱曼陀羅勝てばそのまま「バカラチャレンジャー2001」に参加表明するつもりでいたが、これでは無理、あきらめた。コンプは4泊無料となる。ラックレート$260だから$1040分のつもりらしい?。

カジノ補助券

 NWの機内誌「ワールド・トラベラー」にダイナスティホテル&カジノが出している広告がある。オイラは、この広告の右下の枠内に$25分のカジノ補助券が印刷されいる事を知っていた。ラウンジで入手するつもりであったが、いつものラウンジが閉鎖されていたので入手作戦は失敗。NWの公式アナウンスでは「諸事情により現在機内に搭載しておりません」とあったので、半分あきらめていたが、C席の恩恵か運良くワールド・トラベラーを発見。予定通りカジノ補助券をGETしたのであった。・・・と、ここまでは単なる自慢話風の回顧録。問題は、この補助券。全額を$5の券で分割して貰うことになる。この$5の券を$5のチップと一緒にして$10として使ってね、と云われる。それじゃ、ってんでBJで使うことにした。BJでしばらく遊んでいるとAAの配札。当然スプリット。またA。当然スプリッ・・。なにぃ?ダメだぁ!。このAA2枚(合計12)で勝負しろと云う。そういうクソッタレなルールらしい。まあ、親がバーストしたから良いけどね。当然、券が無くなった時点で撤収。BJプレーヤには厳しいルールの様だす。


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