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投稿者:kintaroさん

2011年10月25日

たかがBS、されどBS、しかしBS

11月のリゾカジオフ会まで待てず、またソウルGG&WHに行ってきました。

きっかけは、ある日の夕食での団らん、ブラックジャックにまつわる話で・・・(って、いったいどんな団らんですか:笑)

妻「なぜ、いつも徹底的にBS通りにプレイをして、規則的なベットアップをするの?まわりの人たちはそうでもないのに・・・。」

私「それはね、長丁場でもメンタルが揺らがないようにするためで、ベットアップのときに日和らないようにするためさ!」

妻「ふーん、賭け事って、自分のカンに頼るのが醍醐味なんじゃ?また、マシンのようにプレイすればメンタルは安定も、そのスタイルでは、『貴方の代わりに私が座って打ったとしても、全く同じ勝敗結果になる』ということよね!何だかつまんない!! ( ̄ε ̄)」

私「・・・『同じ勝敗結果』・・・う、う、ぅ・・・(なにも反論できず)(+△+;)」

BJプレーヤーは、皆それぞれそのプレイスタイルを持ち、独自のベットマネジメントでプレーをされていると思います。

今回、ひょんなことから夕食の団らん時に妻に詰め倒され、全く反論が出来なかったことから、自分のプレイスタイルを今一度見直してみようと、お隣の韓国へ検証に行ってまいりました。(要は口実が欲しいだけです(`o^v))

■10/21(Fri) 1日目 仁川ゴールデンゲート

今回のテーマは

「状況に応じて、BS外しを試行してみること。」

「ベットアップは緩やかに、引き返しは速やかに。」

「上手なバックベット。」の3点です。

仁川空港到着後、さっそくGGにてBJ。min5千ウォン卓で肩慣らし。

今回は仲間と4人です。

いつもなら「BS知らないヤツにサードベースでデタラメプレイされるくらいなら、オレがサードで締めてやる!」と鼻息荒くこれまではサードベースでのプレイが主流でした。

しかし、今回は真ん中あたりのボックスに好んで座ります。目的は3つ。

・流れを読む努力を試みる。意図的にBS外しを行うと、サードでは文句を云われる可能性があるため。

・他のボックスにバックベットやペアベットを張ることが出来るベストポジションであるため。

・中央の方が、全体を俯瞰的に眺められて、流れを把握するには最適(だと思うから)。

誰がどんなデタラメしても気にしないし、文句もいわない。何故ならオレもするからさ!と開き直ってみることにしました。

ベットマネジメントは「1、3-5-10」単位で「勝ったら増やして負けたら減らす」のローテーションです。

ベットアップ条件は「10単位」で勝てば、「+10」上乗せの「20単位」です。連勝すれば「+10」ずつ上乗せです。(^m^*)

但し、ベットアップ中、負ければどの時点でも半額に急降下、格下げです。

緩やかなベットアップ、負ければ撤退はすみやかに。

連敗中の時はミニマムの「1単位」でやりすごし、連勝が続くとなだらかにベットアップして興奮するベットスタイルです。

さらに、ベットアップ中で負けても、1/2なので、また半額から復活できる敗者復活的要素も折り混ぜました。

最初のシューはトントンも途中から・・・「10」、「20」・・・と連勝しました。

たまにある連勝は爽快です♪( ̄∇+ ̄)

そして迎える「30」で、ディーラー「絵札」vs「9+6=15」。

いつもなら「涼しい顔してサレンダー」も、せっかく連勝して「30」まで築き上げたのに、サレンダー?

否、ここは何となく雰囲気的にステイしてみよう!

(結果論ですが)これが功を奏して、ディーラーバスト!30万ウォンゲットです。

今までのBS遵守ではありえない結果でした。

良い感じです。

移動時間もきましたので、ここで練習は終了して、主戦場でもあるWHへ移動です。o(^▽^)o

途中で食事します。梨泰院の焼肉屋です。

味もマル、お安い価格でたいそう満足です。マシッソッソヨ!

夕方、WHに到着です。

週末のWHは大盛況です。

BJでは空いているテーブルは10万ウォンしかありません。ならばと、参加メンバーでSPAに行き、部屋で酒盛りして寝ます。そうです、勝負は早朝に持ち越しです。

収支 イエロー +1枚(累計 +1枚)

■10/22(Sat) 2日目 ウォーカーヒル

朝4時過ぎ、ガラガラです。5万ウォンのBJ卓でプレイします。

波は良くありません。大きなしくじりはないものの、一進一退、連勝しないのでベットアップのスリルがありません。(・_・、)

ここで今回のテーマの3番目です。バックベッターに切り替えます。

新しいシューからは自分のボックスにはチップを張りません(笑)。

廻りの調子をみながら右へ左へバックベットです。まるで千手観音のようですo(^▽^)o

不思議なことに毎回賭けないということで、他のボックスの善し悪しというか流れがけっこう見え(た気になり)ます。

だいたいはデコボコがあるのでしょうが、みんなが一進一退のときに、抜き出て調子の良いボックスがあったりします。

それは、たまたま右の2つ隣のボックスでした。

見逃しません。( ̄^ ̄)/

30万ウォンからいってみます。

ディーラーはローカード(確か6)。

これに対して「5+5」でダブル手です。「絵札」が来て「20」になりました。

廻りもディーラーのバースト期待で「12」、「15」、「13」等々、オールステイです。

しかしディーラーはローカードを集めて、「19」まで上がりました。

廻りからはため息が漏れてきますが、私が賭けたボックスのオーナーと私は内心ほくほくです!( ̄∇+ ̄)

そんなこんなでペアなんかもいただいたりして、ああ、コバンザメ万歳です。

でも、この戦法を長時間行うほど我が心臓は強くありません。適当なところで次の卓へと渡り歩いてみます。

これまでいかなる場面においても

親「2or3」vs 子「12」では、廻りからの軽いブーイングも気にせず、BS通り確実に「ヒット」してきました。

あろうことかWHではディーラーもたいへん親切に(?)「本当にヒットしますか?」と聞いてきます。(・。・?)

また、親「9or10orA」vs 子「16」では、

例えどんなにビッグベットをしていたとしても、BS通りに確実に「涼しい顔してサレンダー」をしてきました。

でも、今回初めてそれを自分のカンをたよりにして「ヒット・ステイ・サレンダー等」の「する・しない」を選択してみました。

長いプレイ回数では収束するかもですが、結果は一長一短あって、そのスリルを堪能することができました。

これが妻の云うところの「バクチはカンに頼るのが醍醐味」ということでしょう。

いつの時代も女性は冷静に分析できる生き物ですね(尊敬です)!

たかがBSとはいえ、ロングランで考えれば、BSから外れれば外れるほど負けていく。これは理解します。

「たかがBS、されどBS」ですね。

でも2、3日の遠征におけるBJは、とてもロングランではないので、多少自分流にやってこそ納得がいくプレイというものもあるような気がします。いわゆる、敢えてBS外しの

「しかしBS」です。

型にはめてのプレイはメンタルを崩さない最善の手法とも理解しますが、せっかくのカジノ、己のカンを試してみようと考えるようになりました。何か今までとは違った気持ちでBJをプレイできました。

収支 イエロー +5枚(累計 +6枚)

■10/23(Sun) 3日目<最終日> ウォーカーヒル

日曜日の朝はカジノも全体的に空いてきていました。

どうしてBJでは「ちょい勝ち・連敗・勝ち・連敗・たまーに連勝・」といった具合に偏るのでしょうか。

特に「連敗」が多い気がします!

でもミニマムベットで流す「受け身」がしっかりしていたこともあってか、今日も好調です。

当面のBJスタイルは、我流のこのマネジメントで攻めていこうと思います。自分流のストラテジーの誕生です!

カムサハンニダ~。女房よ、ありがとう~♪o(^-^o)♪

お昼はおなじみ明月館にて打ち上げです。マシッソッソヨ!



収支 イエロー +1枚(累計 +7枚)

と、ここでやめていれば、小さくても勝ち自慢のレポートになったのですが・・・(後悔、後悔、大後悔!)

帰りの便まで6時間、ここWHにいられる時間は4時間もあります。

迷いました。(+_+)??

「勝ち逃げさ!最後はSPAでのんびりしようじゃないか!」という「白キンタロー」と、

「ツイていることだし、4時間もありゃ、この調子でまだまだ稼げるんじゃ?」という「黒キンタロー」が頭の中でバトルします。

哀しいかな、おおかたの予想通り「黒キンタロー」に軍配です。

人格が「カイジ」似の後輩M君が「バカラやりたい!」とのことで、お付き合いで5万w卓へ。(・・*))((*・・)

1時間くらいトントンが続き、

やっとバンカーのツラが出ました。が、ドーンと張った6目で切れ、このあとも地獄でした。てんこしゃんこ状態です。

どうしてこんなに負け続けられるのか?じゃ勝ち続けもきっとこの後にあるんだろうな、あん?と完全に自己崩壊してます。

賭け方がとても危険な「マーチンゲール」風味になってきました。

壊れました。

気づいたらイエローでバシバシ勝負している大陸系ちっくなヒトに退化していました。

収支 イエロー △21枚(累計 △14枚) (ToT)

やはり、カジノには落とし穴がありました。「欲望」という名の落とし穴が。

BJではあんなに頑張ったというのに、バカラでイエローを21枚も溶かしてしまい、結局はマイナス約1束へ転落です。

ふっ、いつの世でも欲をかいたり、カイジ君にかかわってはろくなことありません(坂崎のおっちゃん調)。

(o´3`o) トホホ・・・

手元に残った17枚のイエローチップを換金しようとしたその刹那、もう一回だけ?

バンカーにイエロー7枚賭けて勝てば復活か?

と考えているキンタローの眼は、いつになく怪しく鈍色に光っていたのでした。(¬u¬)

以下次号に続く(かもしれない)。


 

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comment (2件)


  1. 投稿者:taruさん

    投稿日:2011年10月28日

    え?負けレポートなんですか?
    まさか、バカラに落とし穴があるとは。
    まるで以前レポートのあった「なくなるイエローチップ」の人みたいですね(笑)

    そうなんです、バカラは怖いんです。
    明後日、日曜より僕も行ってきますんで。
    イエロー100枚からスタートします。

     

  2. 投稿者:kintaroさん

    投稿日:2011年10月28日

    バカラは怖いっす!
    もうしばらくはやりませんっ!!
    うーっと、次回カジノに行くまで(笑)。
    あたくし、しばらくは謹慎ですね。でも明後日の天皇賞で虎視眈眈!

    イエロー100枚スタートですかぁ~…例のキャンペーンですね。
    でも、すごいバンクですね!
    では100枚をかーるく200枚にしてきちゃってください!
    間違っても「なくなる…」にならないようお祈りいたす。
    そして是非とも仇をとっていただきたく(祈)。。。

     


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