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■ 2022年12月10日（土） 午後3時
『さてと、“本日のゲームプラン” を考えるとするか……、徒歩圏内で、来年に開催予定の大規模トーナメントのシートが獲得でき、エントリーにポイント等が使用可能で、店の雰囲気が良く、ディーラーに美人さんが多い店が良いなぁ……』
足が自然に、去年5月に心斎橋筋にオープンした、日本最大級（常設テーブル14台！）の大型店、【歌留多】に向く。
ここは先月開催された、ハイローラー・トーナメントで、〝ランナー・アップ（2位）〟となり、ちょっとしたプライズを獲得した相性の良い店でも有った。
顔馴染みの美人スタッフに、プライズの一部精算をお願いすると、「はい！ 了解でーす。ところで、今ならディープスタックに、アドオン込みで参加出来ますよ♡ 参加費は全てポイントが使えますので、現金は不要です。シートは優勝のみですけど、2位にもポイントが付与されますし、折角だから、マカティさんに、参加して欲しいなぁ……」
これで、参加する方向にかなり傾いたが、肝心のシートが優勝者のみなので、プレイ中の参加者の面子を確認する。
（注）断トツのチップリーダー、何故か相性の悪い奴、そして主要大会で常に上位に食い込む、所謂、“鉄強（鬼滅の刃に出てくる、十二鬼月のような手強いプレイヤー）” の皆さんがいるかどうか……
『断トツのチップリはいない、相性の悪い、XXXもYYYもZZZもいない、見渡したところ “鉄強” は約1名、案の定、彼がチップリか……、しかし、確かに手強いが、鬼滅の刃 に例えると、上弦じゃなく、下弦の鬼クラスだ、美女の誘いも受けたことだし、参加してみるか？』
卓に座ると、同じテーブルの若者たちから溜息が漏れる……
（何でレジクロ寸前に、マカティさんが参加するんだよ。これで益々厳しくなった……、等）
聞こえないふりをして、総エントリー約30人の中、“鉄強” との直接対決を回避しつつ、初心者～中級者を養分として徐々にスタックを増やし、チップリに追いつく。
ブラインド；千/二千、当方ボタンのポジションで、必殺のモンスターハンド〝ＫＫ〟が降臨する。
7,000点でオープンする。
SBは即フォールド。
さて、問題はBBの“鉄強” だ。
少し考えた末、約2.5倍の17,000点のレイズが入る。
ここが勝負だ！
双方、持ち点は約11万点だったが、再び約2.5倍、42,000点のリレイズを打つ。
“鉄強” の手が止まる。
無言で全てのチップをディーラーに向け、差し出す。（＝オールイン）
当然こちらも、スナップオールインで答える。
もし、当方が悩めば、（例；AK、AQ、TT、99等）自分にも勝ち目が有ると思っていたようだったが、秒速でコールされたことで、半ば諦めた感じとなる “鉄強”
当方がショウした〝ＫＫ〟を横目で見ながら、自らの〝ＪＪ〟を場に晒すと同時に、携帯を仕舞い込み、帰り支度を始める “鉄強”。
フロップ、ターン、リバー、残り2枚の “Ｊ” は落ちなかった。
席を立つ、“鉄強” 。
少し残るのでは……、と思ったが、ディーラーが最終確認したところ、当方が千点だけ多かったことが判明する。
『さすがは、“鉄強” だ！ オールイン・コールにかかる時間でハンドの強弱が、又、目分量で双方のチップ量の多寡が分かっていたのだろう……、兎に角、これで邪魔者は消えた！』
その後は、無人の荒野を進むように、只管チップを積み重ね、遂に最後の3人となる。
マカティ・・・・・約35万点
携帯さん・・・・・約15万点（ずっと携帯を見ているので）
女の子・・・・・・約10万点
そうした中、６６という、そこそこのハンドが入ったので、スチール気味にオープンすると、現状2位の “携帯さん” がいきなりオールイン！
ここまでハンドに恵まれ、何とか生き残ってきた女の子は即フォールドし、当方が2位を飛ばして “棚ぼた” の2位以上が確定することを願い、熱視線を送ってくる。
『どうせ、何処かで一勝負する訳だ。これに勝てばほぼ決まる。もし負けてもまだ戦える！ 女の子の願いを叶える為にも、ここは一つ、ヒーローになってみるか？』
ディーラーに、“オールイン・コール” を伝える。
当方の６ポケに対し、相手が見せたのは、只の “Ａ４“、 それもオフ・スーツ！
『うん？ ここまで、まぁまぁ堅く打ってきたのに、こんな手でオールインとは？』
相手はただのＡ4、怖いのはＡだけで、8割方勝利の筈だったが、最後にＡを当てられ；
携帯さん・・・約30万点
マカティ・・・約20万点
女の子・・・・約10万点
と2位に転落する。
『又、準優勝か……』
と思いつつ、ダラダラと約30分が経過する。
携帯さん・・・約28万点（ほぼ現状維持）
マカティ・・・約26万点（少し挽回）
女の子・・・・約 6万点（じり貧）
そんな中、プレイ中ずっと携帯を眺めていた、“携帯さん” のスマホに着信が入る。
席を離れ、何やらヒソヒソ会話が始まる。
席に戻った “携帯さん” から、驚きの言葉が！
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「急用が出来たので、これで帰ります。スタックは破棄します。それでは！」
暫定チップリは消えた。
棚ぼたで2位が確定し、狂喜乱舞する女の子！
尚、店のディーラー達も、早く仕舞えそうで嬉しそう……
次ハンド、女の子のオールイン（Q4）を当方（K5）で受け、双方何も当たず、Kハイで優勝決定！
女の子曰く、「来年の大会のシートを取っても、別途参加費が必要なので、この店でちょこちょこ遊べるポイントが獲得出来て嬉しい！」とのこと。
このところ続いた、“2位の呪縛” は遂に解けた。
『さぁ、これで明日は昼の12時から、梅田のＧＧＰＬに遠征し、麻雀とポーカーの二刀流ユーチューバー、堀内正人氏バウンティ・トーナメントに参加してみよう！ 何でも、堀内氏もマカオで3年間生活したそうだ。同じマカオの飯を食べた同士、対戦が楽しみだなぁ……』
こうして、大阪ミナミの週末の夜は更けていきました。
【ＧＧＰＬ編】に続く。
https://www.resocasi.com/res/report/detail?id=2096
マカティさん、
こんにちは〜！
最近マカティさんのレポートが増えてきて楽しみな限りです！
各国の入国規制も徐々に緩んできたようです。またマカオの帝王さんとご一緒にバカラ卓につく時期も近い？かも
それではどこかのカジノテーブルでお会いしましょう！(^O^)／
くるくるさん、こんばんは！
10月にミナミのアミューズメント・カジノのポーカー大会で、バウンティ賞として、その店の店内チップ（300＄分）を獲得した際のことです；
『ふん、何だこれは…… おや、バカラ卓があるじゃないか？ よし、久しぶりだがオールバンカーで絞るとするか？』
と席に着くとナチュラル8＆/9が出まくり、最初100＄、途中から200＄、最後は300＄ずつベットし、元の300＄ ⇒ 2,000＄に増やしました。
テーブルの他のお客さんは、「あぁ、2階で開催されていたポーカーの人ですよね。しかし、バカラも慣れたものですね……」と至極感心されました。
今はマカオでも、コロナが猛威を奮っているようですが、旧正明けには、恐らく集団免疫状態になっているでしょうから、来年夏頃にはマカオで再見！
マカティさん、こんばんは。
忘年会ではお世話になりました。
少し前までは知らない人だったのに、ひょんなことからお互い知ってる人になりましたね。
来年もご活躍をお祈りしています。
よいお年を!
マリタイムさん、新年快楽！
ようやく四国に戻って来ました。
三日前の日記と、30年前のレポートを同時に纏めるのは大変ですが、空時間を利用して今年も順次アップしていきます。
それでは、また旨い肴で一杯やりましょう！
