■勝負は空港から、部屋のドアを開けるまで
今回もZIPAIRでマニラへ。スマホに出発時刻が当初の予定から30分遅延の知らせ。
遅延自体は珍しくないものの、「もっと早く連絡してくれれば、あと30分眠れていたのに」と思った時点で、第一印象は軽くマイナス始まりです。
こういう小さな引っかかりを、「負けフラグ」と気にしてしまうのが、私の悪い癖でもあります。
マニラ到着後、入国審査の自動化ゲートは稼働しておらず、「次回こそは!」と期待を繰り越し。
第一ターミナルの入国手続きはスムーズで、ほぼ待たずに完了しました。
着陸から60分もかからずホテルに到着できたので、嫌な予感はいったん下げ止まりです。
……が、部屋番号が「956」。
バカラプレイヤーとしては、最後下げて「バカラ」のあまり嬉しくない並びです。
さらに追い打ちで、部屋にタオルが一枚もない。
嫌な予感の下げ止まりは気のせいで、じわじわ気分が再下降していきました。
■春節でも「普通」
旧正月で混雑を覚悟していましたが、体感は通常時と大差ないにぎわいでした。
香港ドル建てテーブルの稼働は3台で、普段より1台多い程度。
今回はケンケンさんと共闘し、途中でR1が冷やかしに来る場面もあり、卓の空気は終始和やかでした。
■勝ちやすい罫線、そしてeasy!
初日の勝負は、終始「勝ちやすい罫線」の気配でした。
バンカー12目のツラ、中国罫線のツラなど、続くところが続く傾向だったのが大きいです。
何より、ケンケンさんが絞るたびに強い組み合わせを引き寄せる。
こちらが弱い時でも、相手はもっと弱い。
こういう日は、こちらの読みというより、運が勝手に仕事をしてくれます。
ケンケンさんが巻き舌で「easy!」を連発し、ニコニコで終了。
久しぶりの良い日でした。
■バーニングカード事件、それでも上積み
二日目は、現場の緊張感が一気に上がる出来事で幕開けでした。
ディーラーがバーニングカードを忘れる。
「え、そこ飛ばすの?」という致命的なミスで、ディーラーとスーパーバイザーがざわつきます。
そのざわつきから、もしかしてエンジェルアイを確認して、バーニングカード分の枚数出すのかなと予想するも、結果はシャッフルで仕切り直し。
そんなハプニングに見舞われつつ、夕方前には初日同様、ケンケンさんが合流で再び共闘。
今回のラッキーマン・ケンケンさんのおかげで、二日目終了時点で累計+20,000HKDでフィニッシュとなります。
■午前の絶景、午後の急降下、そして痛恨のミス
三日目は午前までは完璧でした。午前中までで累計+30,000HKD。
視界が開けて「これは4〜5万勝てそう」と思った瞬間が、要注意だったのかもしれません。
午後から突如、急降下。
ケンケンさん不在という要素も重なり、局面は「勝ちの戻し」へ。
ペソテーブルに移動しても揺り戻しは止まらず、部屋に戻ってマッサージで間を取って再びカジノに戻っても、負けが続きました。
昨日までと真逆で、こちらが7や8を出しても相手がナチュラル9。
全く勝てる気がしない状況です。
さらに痛恨のミスとして、「バンカーに賭けたつもりがプレイヤーに賭けていた」あるある発生。
負けている時ほど、凡ミスは起きやすい。
ここは最終日に期待して撤退という判断で、這う這うの体で退散しました。
■終盤までの罫線の所感
今回のゲームでは、「ツラ」や「ジャンピング」が長く続いた印象を受けました
最近の記憶では10目以上のツラはなかなか出ないイメージでしたが、今回は出現頻度が多い気がします。
次回も同傾向が続けばありがたい――そんな願いが残る遠征でもありました。
■最後に再上昇を狙うも
そして最終日。
帰国前、最後に少しでもプラスにしたいという気持ちで前のめりになり、7シュープレイ。
結果は、傷口を広げただけでした。
ギャンブラーあるあるですが、最大で+30,000HKDまで出ていたところから削られていくと、「あの時止めとけばよかった。」という後悔が頭を支配します。
帰国時の機内でも、ついそのことを考えてしまいました。
……とはいえ、もし残り1日あったとしても、何度同じ状況になっても、私はきっと利確できない気がします。
だからこそ最後は、やはりこの一言に戻ります。「やっぱり止められない」。