リゾカジ カジノレポート
初オフ会、初絞り
シンガポール 2014/ 01/ 21 Written by イチコー
初参加のRWSオフ会で緊張もありましたが、ヤーロ様はじめ参加された皆様に色々と教えていただき、今までにないリゾカジを体験することが出来ました。皆様ほんとうにありがとうございました。
初オフ会で体験したバカラについてレポートすることにしました。拙い文章で恥ずかしい限りですが、お礼の気持ちも込めて投稿いたします。
・・・これはRWSカジノ「M22」での体験です
25年BJを楽しんでいますが、一度だけ韓国WHのバカラ大会に参加したことがあります。ルールも分からず見よう見まねでプレーし散々な目に遭ったことが私のバカラを語る唯一の後ろ盾です。「酷い遊び」という印象だけが刻まれ、以降バカラに対する興味は完全に消え失せていました。
今回のRWSオフ会参加の皆さんはほとんどの方がバカラプレーヤーで「M22」に集結しています。私自身はプレーしませんが挨拶がてら頻繁に「M22」に顔を出し、皆さんのプレーをじっくりと拝見する機会を得ることが出来ました。
そしていくつかの新しい発見が・・・
発見その1
見ているだけの私に「バカラはしないんですか」と気を遣ってくれます。私は「難しくてなかなか手が出ないんです」と答えます。・・・
このとき頭の中は韓国WHでのことが支配しています。皆さんは一様に「そんなことは無い、これはバカでも出来るゲームですよ」と言ってくれます。
そしてゲームは続き、私も親切な皆さんに恐れ多くも仲間意識が芽生えて、いつしか今までに無く素直?な気持ちでバカラゲームを拝見していました。
そして発見が
バカラはどうしてあんなに時間が掛かるのか?理解できました。ベッドの前に長い「検討会議」があるのですね。皆さんそれぞれが「罫線(赤と青の丸印しか見えませんが)」、「皆さんの経験値」について意見をぶつけ合い、侃々諤々の議論、そして「バンカー派」「プレーヤー派」の思い入れ、傍で見ている私にはこれがとても論理的な響きで伝わります。
でも、結論が一致することはまれなんですね。
この「会議」は皆さんとても楽しそうでそれが表情から伝わってきます。
「難しくてなかなか手が出ないんです」・・・このとき本心になっていました。
発見その2
リゾカジのサイトで「絞り」の出来るところを探している投稿をよく目にします。「絞り」に拘る理由が理解できませんでした。私には絞りの様子が、小心者が結果を見るのが怖くて、恐る恐るトランプを捲っているようにしか見えなかったのです。口には出さないまでも本当にそう思っていました。
RWSの初日12月30日10時PMの「M22」には31日に帰国予定のよしのりさんがお一人で居られました。「M22」オープンからずっと一人でプレーしていたそうです。
私が初めてのオフ会参加の旨をお話しすると、RWSカジノやオフ会、食事処など細かく丁寧に教えていただき、おかげで緊張も解れてやっとカジノモードに移ることが出来ました。
とは言え、私はバカラをしないので、相変わらずよしのりさん一人でのゲームが続きます。途中、一人でも寂しいからと、バカラテーブルに座って近くで見るようすすめてくれました。そしてその後よしのりさんの怪訝な行動を目撃することに。
正面を向いていたよしのりさんがいきなり右斜になり、カードに顔が付かんばかりにしてふッふッと勢いよく息を吹きかけているのです。(こんな光景今までにもどこかで見かけた気がするが・・・)とにかくただならぬ様子にすぐには声をかけられず、勝負が付いた後によしのりさんに聞いてみると「カードのマークを吹き飛ばして消していた」そうです。???カードのマークは吹くと消えるのか?そんなことが? いや待てよ、そういえばバカラプレーヤーは自分が捲るとカードが変わると信じていると聞く、それがこれだったのか。それにしてもその時よしのりさんの表情は真剣そのもので、ウソもホントも関係ない「信じること」の迫力を感じました。
その後もよしのりさんは一人でゲームを続け、私もゲームはしないまでも同じテーブルで間近にバカラゲームを体験することになりました。
RWS最終日1月3日、私は今日の深夜帰国予定です。パーティーなどで皆さんともお話しする機会もあり、「M22」に顔を出すのも楽しみの一つになりました。「M22」には帰国を控えた人も含め数人の方がプレーしています。このとき私の手には2千ドルのチップが握られていました。この5日間毎日目の前でバカラに沸くメンバーの皆さんを見ているうちに、自分もこの雰囲気に参加してみたいという気持ちが日増しに強くなり、最終日にいよいよ決断したのです。
勝ち負けの打算も無く、もちろん会議への参加も「絞り」とも無縁、ただこの機会に同じ雰囲気を味わいたいという思いでした
ゲームは始まり例によってシンガポール国際会議が開幕です。結論が出ました全員一致・・でもないが皆さん同じ方にチップを置きます。私も皆さんと一緒の方にチップを置きます。そして「絞り」です。「絞り」に指名された人は目一杯の力で一枚づつカードの端のほうを捲っていきます。(皆さんに聞いた話では最後は指先が痛くなって絞れなくなるとか、ホントに力を入れるんですね)
途中、捲るのをやめて顔が上がったので決着が付いたかと思いきや、ディーラーのカードを片方だけオープンさせます。自分のカードはまだ両方とも中途半端に捲った状態です。そしてまた捲りはじめます。そしてどうやら片方が確定したようですがまだ見せてもらえません。私も参加しているので教えて欲しいんですが・・くれませんね・・捲る途中で盛んに何か言っているのですが私には意味が分かりません。
またディーラーのカードをオープンさせ、残りのカードを捲りに掛かりました。一層力が加わっています。カードに顔を寄せてふッふッと吹いています。顔がテーブルに付きそうです。そうかよしのりさんの時と同じ状態か、と、そこまでは想像つきましたが結果がどうなるのかはさっぱりです。やがてテーブルから顔を離しカードを放りました。
みなさん落胆の表情です。マークを吹き飛ばせなかったようです。でも私にはまだ分かりません、何しろ放り投げられたカードはひどく傷めつけられ丸まってマークが全部見えません。ディーラーが回収して丁寧に伸ばしたところでクラブの10であることが分かりました。
勝負は負け。途中の盛り上りとは対照的な結果となりました。そして次の会議が始まります。今の結果も踏まえた検討会に、皆さんの声が弾みを取り戻しいかにも楽しそうです。こうして数ゲームが終わり私のチップはトントン、期待通りとは行かないまでも皆さんと同じテーブルでバカラを経験出来たことの満足感が出始めていた頃、その時はやってきたのです。
残り数ゲームのところで予定のある3人の方がゲームを終了、残ったのは幹事のヤーロさんと私供だけになってしまいました。当然ゲームを終了するのかと思っていた私に、ヤーロさんから思いもよらない言葉が掛かります。「イチコーさんいい機会だから絞って見ませんか」。・・・絞りどころかルールもろくに知らない自分にバカラプレーヤーが憧れる「絞り」を勧めてくれたのでした。
「自分が絞る!しかも実戦で!ホントにいいのか」私が躊躇していると、それを察したヤーロさんの、「私が教えますから一緒にやりましょう」という言葉が背中を押してくれます。・・・思えば、旅行日程とオフ会のスケジュール一致、バカラに惹かれ始めたこのタイミングで、「M22」が幹事のヤーロさんと二人だけの貸し切り状態になったことは偶然なのか。まさかとは思いますが、レポートでよく見かける、「バカラの神様降臨」ということでは無いですよね。
いよいよ初絞りです。ヤーロさんが「これは自分の絞り方です」と前置きして、カードの持ち方、捲る部分と捲り方を教えてくれます。まず左手でカードの隅にある数字を押さえ、最初に「縦」そして「横」時々反対からと捲っていきます。途中でヤーロさんが「足」「スリーサイド」「フォーサイド」といちいち説明してくれますが、私は捲る方に一生懸命で、意味を理解しようとする思考が一時休止しています。もちろん実戦ですからチップもかけているのですが、このとき勝ち負けのことは全く頭にありません。ただ捲った部分に何が見えたのかそれ一点に集中していました。
・・・そして・・・「ありましたよ!!」あれば勝ちだと言われたマークを確認し、ヤーロさんに告げたときの顔は恥ずかしいくらい得意気だったと思います。まるで「マーク」を自分が見つけたような興奮、周囲の人全てが(3人だけです)自分を賞賛しているような錯覚、とにかく最高の気分です。
捲っているときの真剣さは自分が自分ではないようです。捲るのに夢中で、カードの数字を隠している左手の親指がズレて数字が丸見えになっていても気が付きません。ヤーロさんに指摘されてはじめて気づきます。ひょっとすると「バカラ」をしているということさえも忘れていたのかも知れません。それぐらい捲りに集中していました。
「これが絞りだったか」凄い、これが率直な感想です。言葉で表現するのは難しいですが、極限まで集中した後の疲労感がなんとも言えず心地いいんです。よしのりさんや皆さんの真剣な表情が理解できた気がしました。
・・・教訓・・・「絞り」はバカラにあってバカラを超越した特別な世界でした。
それにしてもバカラ(と言っても絞りだけですが)がこれほどエキサイテングなゲームとは知りませんでした。しかもそのエキサイテングなシーンを自分で作り上げる自作自演とは。わざわざ見えなくしておいて、自分で捲って行くのですから、右手と左手で腕相撲しているようなもので、普通に考えるとバカみたいな話ですよね。とにかく変な話です。が、しかし、我を忘れるほど真剣になれます。事実です。信じられないことにホントに自分がこれを体験しました。
さて、ゲームの方ですが、
ヤーロさんは「バンカー派」だそうでよほどで無い限りプレーヤーにはかけないそうです。私が「絞り」を始めたこのときも既にバンカーが3~4回続いていたのですが、「切れるまでバンカーで行きます、切れたらやめます」と言ってずっとバンカーに置いていきます。そして私も同じバンカーに置き、ヤーロさんの指導でカードを捲ります。不思議なことに、本当に不思議なことに、ヤーロさんの説明通りに、ヤーロさんが口にした通りのカードが捲られバンカー勝利が続きます。
今回は「会議」こそありませんでしたがヤーロさんの「講義」に説得力が増し、結果が出るたびに大いに盛り上ります。時々ヤーロさんも絞りますがそれでも結果はヤーロさんの言うとおりになります。心地よい緊張感の中でゲームが進み、ヤーロさん「このまま最後まで勝ち切れれば最高なんです」。気が付くと切れたら止めますといっていたヤーロさんがまだプレーしています。ずっとバンカーだったんですね。
そして私が「絞り」ます。片方は「足」があります、もう一方は「足」がありません。ヤーロさんに告げると、ヤーロさんがディーラーのカードをオープンさせます。ダイヤの「5」です、続いてヤーロさんがもう一枚をオープンさせます。このときヤーロさんが「5」と叫びました。結果はスペードの「5」。実はこのとき私が配当の端数をペアに置いていたのです。見事ペアゲットです。それでも私は捲りに集中します。「足」の無いほうは「2」、もう一枚は横にマークが2つでした。ここでディーラーのカードをオープンさせます。
ディーラーの3枚目の前に黒い仕切りカードが出てこれが最後のゲームと確定しています。二人で「ピクチャー」と叫びます。結果は「10」こちらは「6」で勝利です。ついに勝ち切ったのです。ヤーロさんもこんなにうまく行くとは思っていなかったようで、初絞りを勧めた私を見ながらホッとした表情で握手を求めて来ます。チップもなんと倍になっていました。こうして私の初絞りは、信じられない結果となり、ヤーロさんと健闘を称えあい興奮状態も覚めぬまま「M22」を後にしたのです。
今回のオフ会で、韓国WHとは180度違ったバカラ、楽しいバカラを発見出来たのです。もちろん私が体験したものはバカラのほんの一部分で、バカラと言えるほどのものではないのかも知れません。が、間違いなくバカラをしていた時の興奮と、楽しさだけは感じることができました。同時にバカラが、単純なようで単純ではなく、その楽しみかたの奥深さも想像させてくれました。
オフ会から帰った今もあの時の感覚は明瞭に蘇ります。今後仮にプレーしなくても、バカラを見る時の心境は大いに変わってくることは間違いなさそうです。
出来ればオフ会でまた楽しいバカラをしてみたい。そんな思いが募るこのごろです。
(了)
追伸
ヤーロ様
誰かのせいでRWSカジノが傾いて、来年のオフ会が出来なくなったとしてもヤーロ様の責任ではありません。ご安心ください。
2014/01/23(Thu) 12:37
ヤーロ
イチコーさん
絞り並みに力の入った素晴らしいレポート、ありがとうございます。
初オフ会、初絞りを楽しんでいただいたのが、伝わってきました。
オフ会は、皆さん、普段は孤独なギャンブラーが、同じ趣味の仲間とゲームを楽しめるのが、最大の魅力だと思います。また、日常ではギャンブルやカジノの話しをしたくても、なかなか話せません。このオフ会では、何の気後れもせずにカジノ談義ができます。これもオフ会の魅力です。
イチコーさんのレポートを読ませていただいて、嬉しかったですし、オフ会をやって良かったなぁとつくづく思いました。
でも、初絞りは良かったですよね。プライベートルームのプライベートテーブル貸し切りで、初絞りはめちゃめちゃ贅沢ですね。これもオフ会ならでは、M22ならではですね。
ただし、あの時はうまくいきすぎましたので、バカラは勝てると勘違いしないで下さい。(笑)
私もあの時はいい思いをしました。
また、ご一緒したいですね。
2014/01/23(Thu) 17:32
イチコー
ヤーロ様
オフ会では本当にお世話になりました。おかげさまで本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
バカラは勝てるものとは思っていませんが、とても面白いものだということはよく分かりました。来年のオフ会にも是非参加したいと思っておりますので、その時は一緒のテーブルでプレーしてください。よろしくお願いします。
2014/01/23(Thu) 18:41
ヤーロ
イチコーさん
GWのゴールドコースト、海の日7月20日のRWSは、オフ会実施は確定しておりますので、ご予定の調整とチケットの手配をお早めに。また、次回は本当に共闘しましょうね。
2014/01/26(Sun) 09:14
よしのり
イチコーさん
オフ会を楽しまれたようで、何よりです。
ただこれだけは覚えておいてほしいですね、勝負は時の運、でも博打は勝ったものだけが正しい!
特にバカラはどちらにベットするかだけです、逆ハリされたとか、他人がビッグベットしてそれにつられたとかすべて言い訳です、ベットしないという手だってあるのですから。
カードのマークは吹くと消えます、念じれば付きます、バカラプレーヤーは自分が絞るとカードが変わると信じているので、懲りずにまたバカラをやります。
BJ派の方には滑稽に思われるかもしれませんが。
無くなってもいいお金の範囲内であれば、またバカラを続けられます。勝てばいいのです!
病気ですね。
本当は無くなっていいお金なんかありません、大切なお金をどぶに捨てるようなこと、私の妻は理解できないそうですが、私の唯一の趣味と諦めてるようです。
お話ししたように、とりあえずゴールデンウイークもバカラができるので、それを楽しみにコツコツ普段の仕事を頑張ってます。
またいつかどこかでお会いできる日を楽しみにしてますね。
2014/01/27(Mon) 09:15
イチコー
よしのりさん
オフ会では大変お世話になりました。
お蔭様で、勝負には負けましたが二人とも大満足で帰って参りました。
本当にありがとうございました。
さてバカラですが、よしのりさんの言う通り勝てたのはたまたまだということは肝に銘じて置きます。ただ、仲間と一緒に出来るのゲームが一つ増えたことは、大きな収穫でした。
一人ではとてもやる気にはなれませんが、皆さんと一緒なら今までと違った楽しみ方が出来そうでワクワクしています。機会がありましたら一緒に入れてください。お願いします。
ゴールデンウィークはRWSでしょうか?よろしかったら日程など教えて下さい。
私供もRWSの予定があります。
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