リゾカジ カジノレポート
青い海と冷たいビール、そしてカジノ!
サイパン・テニアン 2017/ 11/ 15 Written by kimutake
多くのものを期待するか、多くのものを期待しないかによって、サイパンの評価は変わると思います。
自分は後者。
所詮は小さな島(サイパン島のサイズはグアムの4分の1)であり、おしゃれなカフェや充実したレストラン等のシティリゾートは最初から期待していなかったし、青い海を眺めながら冷たいビールを飲み、のんびりとカジノを楽しめればそれでよいと思っていた。
最初から期待値が高くなかったこともあり、自分にとってはサイパンは予想以上に好印象でした。
例えば、サイパンの中心街であるガラパン地区。
期待値の高い人から見れば、「え、中心街なのにこれだけ?」とローカルな店が立ち並ぶこじんまりとしたその様子にガッカリするかもしれません。
逆に期待値の高くない人から見れば、地元のカフェやドーナツ屋など案外使える店も多く必要充分だと感じたし、中心街といっても規模的に大きくないので歩いてすぐに回れ、あちこち移動する必要もないのがちょうどいい。
寂れているなんて情報もありましたが決してそんなことはなく、南国の島なんてこんなものだという見方をすればそれなりに賑わっていると言えるのでは。
初日夕食で利用したロコ・タコは昨年オープンしたばかりのメキシカン料理店。
かやぶき屋根が南国の雰囲気を演出します。
タコスがお勧めとのことだが、ハンバーガーやシーフード系メニューも豊富。
まずはよく冷えたバドライトで乾杯。
地元の人達は大体バドライトを飲んでいた。
良い意味で水っぽくて飲みやすいので、南国で喉を潤すのによく合います。
滞在中はこればかり飲んでいました。
滞在中何度か利用したカフェで、お勧めなのがCHAカフェ&ベーカリー。
地元でスタバのように利用されているローカルなカフェだが、ドリンクメニューも充実しているし、シナモンロールやイングリッシュマフィン等、どれも外れがなく、朝食や昼食に最適(テイクアウトも可)。
ステーキを食べたいのなら、カントリーハウスレストラン。
カントリー風の店内はいつも賑わっていました。
肉がデカいのがうれしい。
金曜の夜は店内で生演奏のコンサートが開かれるそうです。
ウィンチェルズは地元のドーナツショップ。
甘いドーナツが並び、ベーグルやクラムチャウダーなども販売しています。
いずれもローカルな店なので過度な期待は禁物。
あくまでも南国にあるローカルな店として過度な期待をしなければ、それなりに満足できると思います。
サイパンに高級レストラン等を期待してはいけないが、ホテル内のレストランを利用すればそういった店もなくはない。
ハイアットリージェンシー内のイタリアンや鉄板焼きは雰囲気もバッチリです。
ビーチには南国らしいビーチバーもあり、昼は青い海を眺めながら冷たいビール、夜はカクテルでも飲みながら南国らしい時間を過ごすことができます。
ここでサイパン全体の情報を。
現在、サイパンへの直行便は成田からのデルタ航空のみで、全盛期に比べて日本からの旅行客はだいぶ減っているとのこと。
その代わり、中国や韓国からの旅行客は増えていて、全体ではプラスなんだとか。
実際に現地を見た雰囲気としては、日本人2割弱、韓国系と中国系がそれぞれ4割強ぐらいの割合でしょうか。
現地の看板等は日本語表記も多く、たいがいの店では日本語メニューもあります。
旅行客の割合とは逆に、車は圧倒的にトヨタが多く、ハイラックスサーフが現地の雰囲気によく合います。
次いでフォードのマスタング(ど派手な色が多い)、シボレーカマロ、ヒュンダイやマツダをよく見かけます。
自分が行った11月は乾季にあたり、ほぼ毎日ピーカン(滞在中はスコールもほとんどありませんでした)。
日差しは強烈で、真っ青な空と海、ビーチの砂は真っ白で海はグアムよりも綺麗です。
ヤシの木の下で寝そべり青い海を眺めているだけで、非日常の南国リゾート感を満喫できます。
定番のマニャガハ島は時間があるなら是非行ってみて損はありません。
本島の海でも充分に綺麗ですが、マニャガハ島の海は透明度が段違い。
各ホテルのツアーデスクやビーチに多数ある現地のビーチハウスに申し込むと連れて行ってくれる(ボートで10分くらい)。
シュノーケルだけでも綺麗なお魚と珊瑚が充分に見れるし、クルージング等を申し込めば色んなスポットを案内してくれます。
自分が申し込んだクルージングではゼロ戦が沈んでいるのを海の上から見ることができました。
さて、いよいよカジノの情報です。
ここでも多くを期待するかしないかで評価は変わると思います。
「どうせ大したことはないだろう」と期待していなかった自分としては、良い意味で予想を裏切られました。
最初の印象は、「おお!」でした。
そりゃあもちろんラスベガスやマカオのようにはいきませんが、予想以上にデカくて立派で、金ピカでど派手な外観が南国の雰囲気に合っているかどうかはさておき、その佇まいは迫力があります。
カジノ内も非常にゴージャス。
南国の小さな島にあるカジノとしては充分過ぎると言えるのではないでしょうか。
日中は比較的すいていましたが、夕方からは連日大賑わいでした。
服装はTシャツに短パン、サンダルでもOK。
平場限定の情報となりますが、BJはミニマム10ドルと25ドル台がそれぞれ3台ずつの計6台、バカラはバンカー6のミニマム25ドル(絞りあり)が15台前後、カリビアンが2台(JACKPOTは11/12現在で約10万ドル)、ルーレット、大小、スリーカードポーカー、カジノウォー等の他、スロット等のマシン系もそれなりに置いてあります。
その他ハイリミットコーナーにもテーブル多数、VIPエリアもありましたが立ち入ってませんのでスミマセン。
BJプレーヤーの自分としてはこのご時世にBJが6台もあったのは嬉しかったし、ミニマムも低くて非常に打ちやすかった(自分は端数が出るのを嫌って必ず偶数枚賭けるので最低掛け金の10ドルで遊べるのは有難い)。
オートシャッフルマシン使用でエンドレスにゲームが続きます。
ディーラーのレベルも問題なしで、フレンドリーな雰囲気も良し。
BSを実践しているプレーヤーはあまり見かけなかった。
カジノ自体は中心街であるガラパン地区にあるので、カジノメインならホテルはフィエスタかハイアット、クランヴィオリゾートがお勧め。
上記3ホテルなら歩いて5分以内でカジノに行けます。
ちなみにカジノはホテル部分を現在建築中で、2018年度にサイパン最大規模のホテルとしてオープンを予定しているとのことです。
サイパン総評。
直行便が現在デルタ1本しかないとはいえ、安く行ける旅行先であることに変わりないし、何よりも3時間で行けるのが楽。
海も綺麗で気候もよく、気軽に南国リゾートを味わえるし、Tシャツに短パン、サンダルで気楽に過ごせるのがいい。
カジノは小さな島に充分な規模。
両替が容易なUSドルでプレーできるのもメリットのひとつです。
自分はテニアンも好きだったが、テニアンは何も無さ過ぎたし、カジノもゲーセンに毛が生えたような雰囲気だった。
その点サイパンはお店やレストランもそこそこあるし、カジノも立派で、色んな意味で「ちょうどいい」と思えます。
サイパンに多くのものを期待してはいけません。
青い海に冷たいビール、そしてカジノがあれば充分という人にとってはサイパンは最高の環境なのではないでしょうか。
PS:
ちなみにカジノの成績は5日間トータルでほぼイーブンでした。
これについても多くのものを期待するかしないかによって満足度は変わるでしょう。
そこそこ楽しめて軍資金をそのまま持ち帰れたのだから良しとすべきと言いたいところですが、多くのものを期待していた自分としては満足できず(苦笑)。
また来年リベンジしたいと思います!
2017/11/16(Thu) 09:35
kintaro
kimutakeさん
レポートお待ちしておりました!
描いてたイメージとそんなに離れていなかったのが嬉しいです。
また、「いろんな意味でちょうどいい!」というのも気軽に楽しめそうですね!
一番楽しみなのはBJ卓が6台あること。
BS実践は殆どいないというのがほんの少し気がかりですが・・・(笑)
そして冷たいビールとのんびりできる海、マニャガハ島・・・etc
いいですねー。情景が浮かんできます。
好きだったテニアンは、確かに何も無さすぎでした。
のんびりタイプの自分には適していたのですが、単独行動なら全然問題無いも、誰かを誘って・・というのがなかなか。。。
来月中旬に日程をセットしているのですが、レポートを読ませていただいて、とても待ち遠しくなりました。
以下、もしお解かりならば教えてください。
カジノカードって付与されますか(一般客で)?
カジノからホテルまでの近いと思うのですが、夜のあの通りは(カジノチップや現金を持ち歩くという意味で)物騒でしょうか?
マニラなどでは大勝ちした客の後をつけて襲うような事件もありますゆえ。
まー、それでも私は(カネなんか持って無いよー的な)短パン&Tシャツルックで闊歩するとは思いますケド(笑)。
また、サイパンカジノでの両替(JPY→米ドル)はどんな感じでしょうか?
2017/11/16(Thu) 13:07
kimutake
kintaroさん
こんにちは!
前情報がほとんどなかったので不安もありましたが、カジノは予想以上に立派でしたし、サイパンはそこそこお店もあって(かと言ってガラパン地区は歩いてすぐに回れてしまう規模で)自分にとってはすごく居心地の良い環境でした。
大規模施設があまりないサイパンにあれだけの施設(カジノ)が出来たのに情報があまりなかったのが不思議なくらい。
>カジノカードって付与されますか(一般客で)?
自分はカジノカードは作りませんでしたが、プレーする度に「メンバーズカードはあるか?」と聞かれたので普通に作ることはできそうでした。
>カジノからホテルまでの近いと思うのですが、夜のあの通りは(カジノチップや現金を持ち歩くという意味で)物騒でしょうか?
毎晩深夜2時頃にフィエスタとカジノを1人で歩いて往復しましたが、5分もかからないので幸い危険な目に遭うことはありませんでした。
サイパンは比較的治安も良いとのことで、危険な雰囲気も特に感じませんでしたし心配されることはないと思いますが、とはいえ、気を付けるに越したことはないと思います(特に勝って大金を持ち歩く時は。笑)。
>また、サイパンカジノでの両替(JPY→米ドル)はどんな感じでしょうか?
自分は日本の銀行でドルに両替して、ドルはそのまま持ち帰ったので現地の両替は利用しませんでした。
レートも確認していません。スミマセン。
カジノの補足:
カジノ内はビールも含めて飲み物は無料。
ウェイターが定期的に運んできてくれます。
また自分はタバコは吸いませんが、喫煙も可。
BJは1.5倍、唯一不利だなと思ったのが、AAのスプリットは再スプリット不可で1枚づつしかカードを引けません。
中国系、韓国系が多いですが、良い手が来た時はお互いに称えあったりして居心地は良かったですよ。
2017/11/16(Thu) 16:51
kintaro
kimutakeさん
さっそくの御回答、ありがとうございます!
>サイパンにあれだけの施設(カジノ)が出来たのに情報があまりなかったのが不思議なくらい。
やっぱりそうですよね!
最近のリゾカジの方は、圧倒的に「リゾ<カジ」のスタイルが多いような気がします。
まあ、かくいうわたくしも7~8年前まではどこに行っても「カジカジ」でしたが・・・。
サイパンというか、リゾート自体に関心を向けられる方がきっと少ないのでしょうね!
>プレーする度に「メンバーズカードはあるか?」と聞かれたので普通に作ることはできそうでした。
ありがとうございます。
そうするとポイントが付くかもしれないので、来月調査してきます。
単なる顧客管理だけだったりして(笑)
>危険な雰囲気も特に感じませんでしたし心配されることはないと思いますが、とはいえ、気を付けるに越したことはないと思います(特に勝って大金を持ち歩く時は。笑)。
承知しました。
一人歩きが怖くて震えるほど勝つことを目標にいたします(笑)!
>レートも確認していません。スミマセン。
いえいえ、調査項目が多いのも楽しみです!
>カジノ内はビールも含めて飲み物は無料。
>ウェイターが定期的に運んできてくれます。
をっをぅ!欲しかった情報!!
益々楽しみです♪
いろいろたくさんの情報、感謝感謝です。
来月、楽しみながらkimutakeさんのフォローアップ調査に行ってまいりたいと思います!
2017/11/16(Thu) 21:02
kimutake
kintaroさん
テニアンのカジノが閉鎖されてしまった今、サイパンはリゾ&カジノが手軽に楽しめる新たなスポットとしてこれからもっと注目されるといいですね!
しかもサイパンはリゾートとしてのポテンシャルがテニアンよりも遥かに高く、カジノもなかなか立派なもの。
引き続きの調査、宜しくお願いいたします!
そして、勝利報告をお待ちしています!
2017/11/17(Fri) 16:43
ライスシャワー
kimutakeさん
貴重な情報、誠にありがとうございます。
候補地の1つとなりました。
リゾカジのみなさま、もし時間があれば掲示板も閲覧願います。
https://www.resocasi.com/bbs?kind=4
2017/11/17(Fri) 22:05
kimutake
ライスシャワーさん
はじめまして。
2017年7月にオープンしたばかりのサイパンのカジノ。
情報が少なく、私の投稿が少しでもお役に立てれば幸いです。
サイパンはリゾカジのコンセプトにもピッタリのスポットだと思いますし、大きな期待をしなければ充分に楽しめると思います。
噂のリンダさんも出現しませんし。笑。
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このReportへのコメント(全 6件)