リゾカジ カジノレポート

4年ぶりのブラックジャック

韓国 2023/ 12/ 13 Written by akasakaten

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5年ぶりの訪韓。（カジノは4年ぶり）

アフターコロナが始まり、
諸先輩方のレポートを拝読する日々を送り、
ようやくプレイすることができました。
訪韓時期は11/26～11/29、随分寒くなった釜山でしたが、
訪韓中は風がなく体感的にはそんなに寒さを感じませんでした。

11/26　10:30成田発のフライトに間に合うよう、自宅を6:30に出発。
かなり余裕を持って出発したのには訳があります。
関空では以前からありましたが、
成田でもプライオリティパスでぼてじゅうが使えるようになりました。
今回の訪韓に早速しようと思った次第。
まずは、チェックイン（ターミナル１）して、
搭乗券をもってぼてじゅう（ターミナル３）へ。
3400円相当のセットを食しました。
3400円相当のセットを作るためのようなラインナップで
（全部載せモダン焼き＋たこ焼き4個＋唐揚げ1個＋ドリンク＋どら焼き）
炭水化物爆弾でしたが、美味しくいただきました。
ごちそうさま。

ジンエアー定刻通り出発。席は46D。
４＋６のダブルダウンってことですね。笑。
韓国到着後、イミグレはちょっと混んでました。
まずは、カジノカウンターで
クーポン券（20000ウォンベットクーポン＋10000ウォンスロット）を頂戴して、
ホテルへ向けて出発。
＊）7ラックです。パラダイスはクーポンが見当たりませんでした。
＊）スロットのクーポンは使用しませんでした。

ルートはいつも通りで、
軽電鉄－沙上駅で地下鉄２に乗り換え－西面駅へ
こちらも長期間未使用に関わらずTマネーカードが使えました。
＊）厳密にはTカードではなくてHANAROカードです。
今も持っている人はいないかも。絶滅危惧種です。
軽電鉄１ＦのマネーＢＯＸがレートがいいという話ですが、
結局、今回使わなかったので不明のまま。
次回の課題です。

ホテルは釜山駅近くなので、そこからまた移動ですが割愛。
初日はプレイせず終了。

2日目、いよいよ本題。
ほんとに久しぶりにセブンラックに入場。
セブンラックはコロナ禍とは関係なく全然行ってなくて体感10年ぶり位です。
昔行ったときは2階だったような？記憶違いかな？？？
3階のエントランスをくぐり、新たなカードを発行。
サイトに落ちてた60000ウォンクーポンは使えず（終了しましたとのこと）
空港のクーポンは使えました。
＋新規カードのプレゼントとして、チャミソル用？の7ラックミニグラスを頂きました。
ありがとうございます。

テーブルは30000テーブルと50000テーブル。
（バカラもそうだったかな？座ってないのでわかりません。）
飲み物はテーブルで注文。フードは平場は不可。

・・・長々とすみません。ようやくカジノｰブラックジャックｰのお話。

今回のプレイは、
平日の昼間、夜、深夜。
全体的な感じとしては、
昼は閑散（min30000座れます。）
夕方、夜はminは座るのが難しい。（タイミング次第）
座る座れない問題より、プレイヤーの属性ですね。
昼間は私も含めてそれなりのベテラン達ですが、
夜になると、観光終わりの方、飲み終わりの方が合流。

基本的にはコミュニケーションを取りながらプレイするのはやぶさかではないので、
同卓した方々と色々談笑しながらのプレイ。

2日目のお昼は、
ブラックジャックを嗜まれる方々と。
いいところもそんなにあるわけでもなく
悪いところもそんなにあるわけでもなく、
また、久しぶりということもあり、ベットの上下もそんなにあるわけでもなく、
要するにレポートでお伝えするイベントが発生するわけでもなく。。。
結局3時間ほどプレイして+500000ウォン。

3日目のお昼は、
2日目同様、特筆すべきところがなく、
自分を律することがうまくできず、ずるずると負けて、-2000000ウォン。

セッションを区切って晩御飯。
そして、夜の部スタート。
昼間いた方も何名かプレイ中。
片言ながら日本語を流ちょうに話す方（Ｏ氏）を交えて開始。

特にいい流れがくるわけでもなく、じりじりとした展開が続きます。
そうこうしていると、新客来店。
カジノを初めて4回目、ブラックジャックは初めてという素敵な女性（Ｓさん）。
「自主トレはしてきたんですけど、実際に卓につくとドキドキしますね。」
だって。その言葉を聞いてうん十年前の自分を思い出します。
その時の私はもっと分かってませんでしたよ。

その頃は、７ラックにハイボールがなくて（多分炭酸もなくて）
ウィスキーwithコークって言って、コークハイボールを飲みながらプレイしてました、
っていう話をしていたら、
ファーストベースのＯ氏が、
「おいくつですか？」
と聞くので
「ブラックジャックを初めて30年弱です。」
と答えると
「まじか。めっちゃ年取ってるやん。ごめん年下やと思てたけど言葉遣い気ぃ付けますわ。」
↑ってなことをハングルでディーラーのお姉さんと話した後（雰囲気翻訳）
Ｏ氏は、その後、私のことをマスターと呼び始めます。

ことあるごとにＳさんが
「これってヒットですかステイですか？」
と聞いてくるので、
「ＢＳっていうのがあって、ＢＳ通りだとここはヒット。
でもヒットしてもステイしても誤差の範囲なので、ご自由に。」
と正直に答える。

その説明が気に入ったのか、気に入らなかったのか分かりませんが、
（勝敗的にはそれほどではなかったと思いますので。。）
ほどなくして、Ｓさんが
「先生」
と呼び始める。


周りのプレイを止めてもいいのであれば、説明の続きがあるのですが、
「それ以上のことはオカルトになるので、宗派によって解釈が異なります。」
という説明は致しません。

・・・・横道・・・・
アメリカ資本主義教の方にはS&P500を勧めますし、
BTC教信者にはBTCバイ&ホールドを勧めます。
どの宗派を選ぶかによって救われる道は違ってくるのです。（遠い目--）

私は、誤差の範囲をどの程度取るかにもよりますが、
誤差の範囲以外にも目を配るべきものがあると思っているオカルト派。
オカルトといってもオカルト穏健派なので、基本的にはＢＳを尊重します。
また、大きくＢＳを外れる場合には極力コミュニケーションを取るように心がけます。
・・・・・・・・・・

そんなアドバイスをしながら、
先生と呼ばれることを甘受しながら、
勝って負けてを繰り返していると、
新客来店。
若い男性グループ3人。
１ボックスしか空いてないので、一人を中心に交互にプレイ。
このグループ（Ｇさん達）。
誰一人ＢＳ（の存在そのものを）知りません。
もっと言うとブラックジャックのルールを知らない。
ハンドサインも覚束ない状況。
何回かプレイを重ねると、Ｓさんが
「わからないことがあったら先生に聞いたらいいですよ。」
とアドバイス。

細かいことを言うと、
Ｓさんに先生と呼ばれることは、共闘したことによって甘受しているわけですが
Ｇさんから先生と呼ばれることにはちょっと抵抗があるんです。
こういう距離感ってわかります？私だけ変わってるのかしら？
いや、たしかに変わり者ですけど。。。

ということはおくびにも出さず、
ほどなくＧさんからも先生と呼ばれる。
そしてよくある局面が訪れます。
そう、１２：２問題。
Ｇさんが
「先生！」
今回も同じように説明。
「１２：２はＢＳとしてはヒットだけど、個人的に誤差の範囲。
韓国ではヒットしてピクチャーでバスト。
そしてそのピクチャーのせいでディーラーがバストしない結果が生まれた場合、
結果論ながら非難轟々となるケースが多く、ステイすることを望むプレイヤーが多い。」
（そして特段状況に変化がないと思われるときは、私は常にヒット。
ただし、いつもより大きくベットしているプレイヤーがいる時には、
そのプレイヤーの意見を尊重するように心がけている。とまでは説明しない。）

横で聞いてたＯ氏は
うんうんとうなずく。

で、Ｇさん、ヒット。カードは７。
残念ながらディーラーは飛ばずに１７でしたが、無事勝利。
私もうれしい。
そんなうまくいくケースもありましたが、私の調子は良くありません。

・
・・
・・・
・・・・

ここで声を大にして言います。（胸の内）

はっきり、きっぱり、言います。

Ｏ氏、Ｓさん、Ｇさん（達）！！！
先生、マスターっておだてても、何も出てきません。
私、全然勝ってませんからー！！！！残念！（←これいる？）
先生言うても、ブラックジャックのルールとＢＳ上の先生であって、
そんなもんなんの足しにもなりません。
勝ってこそ、先生やし、マスターやねん。
ほんまもう私・・私・・・私が勝ちたいんですわー。

・・・

この時点で-4000000ウォンが見えてます。

深呼吸

トイレ休憩

min30000はフルBOX

隣のmin50000のテーブルは一人のお客さんもいません。
カードカットを待っています。

もう一回深呼吸

そーっと席を立ちます。

一周して、賭けもしないバカラの卓を覗きます。
そして、新たに2000000ウォン用意して
min50000卓の1stBOXに座ります。

やるのか、やれるのか。
勝つのか、勝てるのか。

負けたときの許容はできるのか。
逡巡と恐れと冷めた興奮がないまぜになりながら、
カードカット。

最後のセッションの始まりです。


＊）
金額の大小で言うと、私はローローラーを自負する
小博打ブラックジャックプレイヤーですが、
この気持ちを（多分、どこかのタイミングで一回は）感じてみてみたい。
というのがあるんだと思います。
もちろん、淡々とBS通り打って、ベットアップも決まって勝って、というのも
スマートだし、素敵だし、毎回そうだといいな、と思うのですが。。。

＊＊）
素直な配牌、素直な自摸。そしてトップ。
とは裏腹に、３軒リーチに囲まれてもなおかつ包囲網を突破する愉しさ。
というか、その包囲網という状況を愉しむ精神構造。
毎回はいやですよ。
でも、一回は感じてみたい。

＊＊＊）
今回はマイナスの時の状況ですが、
逆にプラスの状況の時にも同じような精神状態になります。
破滅願望というより、ゾーンというか、冷静に立ち向かう闘争心というか、
（ゾーンは、既に好調を維持している状態で発現するのでちょっと違うんですね。）
（いや、それを破滅願望というのかもしれません。）


カードカット後、
１BOX・・・負け
１BOX・・・負け
２BOXに変更・・・負け
３BOXに変更・・・二勝一敗
３BOXで続けます。
どこのBOXが強いのか、どこのBOXが弱いのか。
探り探りながら、強そうなBOXは少し厚めに張り、
弱そうなBOXは調整要員に切り替えます。

根拠のないことに根拠を求めながら、
淡々と調整要員BOXを大切にします。

勝負用BOXが勝てるよう（思い込み）
調整用BOXに（D:6　P:A+4）が入ってもダブルダウンは控えます。
ひょっとしたら、もう一枚引いた方がいいかもしれないからです。（妄想）
調整用BOXがダブルダウンで勝っても2単位。
勝負用BOXが2単位以上だったら、
調整用BOXがダブルダウンで勝ってもトータルマイナスの可能性もあります。


じりじりチップが増えます。
１シューが終わりました。
結果は、プラス。
額は大したことないけれど、実感があります。（錯覚）
１シュー終わったところで、
遠目で様子をみていたＯ氏が隣に座ります。

カードカット。
１BOX（私）・・・負け　　　　２BOX（Ｏ氏）・・・負け
１BOX（私）・・・負け　　　　２BOX（Ｏ氏）・・・負け
２BOXに変更・・・一勝一敗　　３BOX（Ｏ氏）・・・勝ち
Ｏ氏と目を合わせます。
Ｏ氏がうなずきます。
2人で３BOXで勝負を続けます。


朝方まで勝負は続きました。
最後、いやな感じで負けを覚悟したラストゲームにディーラーが飛んで終了。
フライトまであと1シューできたと思いますが、
キリもよかったのでゲームを終えることにしました。

結局-4000000ウォンを戻し、＋10000ウォン。

最大瞬間風速は+400000ウォン位でしたが、
（それにしたって初日の勝ちを超えていない。）
＋で終えることができました。

これを水面上と言っていいのか、カジノ勝ちましたーって言っていいのか、
情けないやら嬉しいやら。。。
兎にも角にも4年ぶりのブラックジャックを満喫することができました。

いろいろ名（迷）シーンがあったのですが、
鮮明に覚えているのを一つ。

２BOXが強く、１BOXが弱いと感じた時に、

１BOX・・・min
２BOX・・・340000

１BOX・・・BJ
２BOX・・・バスト

で、考え改め

１BOX・・・680000（今回の最大ベット）
２BOX・・・min

１BOX・・・BJ
２BOX・・・勝ち

の変則２度押しが決まったことです。
この中押しが決まって、水面が見えてきました。
単なる偶然ですが、きっかけをつかむことができたと思います。


最後に
オカルト穏健派として、毎回の課題があります。
そもそもそういう状況になっていることがよくないとは思いますが、
今回の、できたこと、できなかったことの報告です。

できたこと
１．ダブルダウンをシングルヒット（＋もう一回ヒット）
２．ディーラー（Ｔor９）で１７サレンダー
３．ディーラー（Ｔor９）で１８サレンダー

できなかったこと
４．ディーラー（５or６）で５＋５をスプリット
５．ディーラー（Ｔor９）で１９サレンダー
＋その他たくさん。

２．は勝率7割程度、
３．は勝率10割でした。（勝率という表現だとおかしいですが。）
４．は１．と似ているのですが、次のカードが何かと感じることができれば、
調整するカードが多いほどよい、というものです。
（もう何を言っているか訳がわからない。）
幸か不幸か、そういうことを感じる局面はなかったです。
５．2回したかった場面がありましたが、理性が邪魔しました。
2回ともD:20（T+T）だったのに残念です。

今回運よく戦えたのは、
後半、共闘したＯ氏のおかげです。感謝。
私が変なカードコントロールをしたのにも関わらず、
これを許容し、最後まで一緒に戦ってくれました。
（Ｏ氏も共闘中、結構増やしたと思います。特にペアで。）

プレイ時間・・・15時間
プレイ環境・・・min30000テーブル　min50000テーブル
勝率　　　・・・40%位（体感）
リザルト　・・・+11000ウォン（ポケットに1000チップありました。）



追記
私、随分前に洒落で、ブラックジャック用のブレスレットを作りました。
タイガーアイ・・・16個
龍の水晶・・・4個（絵札）
大き目の龍・・・1個（Ａ）
で全部で２１個。

中国の陰陽では、
右手に装着すると運気を集める、
左手に装着すると運気を貯める（閉じ込める）、
と言われています。

今回、久しぶりのカジノに備え、
フリー雀荘の時に右手にはめて（素振り）、
実践では左手に装着する予定（本番）でしたが、
ちゃっかり、そのブレスレットを家に置いたまま釜山へ。
（素振りの成果はまずまずだったんですが。。）

作って10年以上になりますが、
使ったり、忘れたり。。。
いまだその効果不明。
まぁ、ネタですね。


最後に
写真もなし、
長文に駄文に、
お付き合いいただき、ありがとうございました。