リゾカジ カジノレポート

さらばウォーカーヒル

韓国 2024/ 09/ 21 Written by kintaro

コメント（ 22）

もう、潮時か…

巷の評判通り、すごくイヤなヤツになってしまった…。
でも、長い付き合いの腐れ縁、
あいつのエロさが忘れられない…。
これまでを振り返っても、テクも相性も抜群。

チップを添えて無言で下を指差せば、
阿吽の呼吸で包み込むように、そっと優しくフェ
イスダウンをしてくれる（Double Down）。

２本の指で逆Ｖ字サイン･･･。
決して嫌がらず３回でも４回でも応じてくれる（Split）。

でも、さすがにもう耐えられない。限界だ。

そうだ！こうしよう！最後にもう一回、
もう一回だけ燃えるようなプレーをして別れよう！

こんにちは。
生来、何事にも完全無欠のスケベがチャームポイントのkintaro＠官能ver.です（笑）！

変態指数マックスで、ウォーカーヒル（以下ＷＨ）へ最後の逢瀬に行ってまいりました。

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長文になりますが、ＷＨ卒論だと思って、
どうかお許しください（謝）。
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１.行程及び目標設定
（１）日程など
２０２４／０９／１７～２０
（往復ＺＩＰエアー、ＷＨ３連泊）

（２）業績目標
①イエローＢＥＴは１日３回迄。
②徹底して勝ち逃げを意識。
③負けても半チギリが基本。潔く負けを受認。
④呑み過ぎない（１卓３杯まで）。
⑤食べ過ぎない（１日３食まで）。

さてさて、どのくらい達成できたのか？

２.Ｄａｙ１　
（１）コンプサービス
空港からＷＨまでのアクセス手段は、リムジンバス、鉄道、タクシー等が挙げられますが、マスＶＩＰであれば、先ずは送迎とルーム提供が受けられます。

韓国は９／１６〜１８が秋夕（チュソク：韓国のお盆で祭日）のため、道路はとても混んでいました。

（２）試合前
①おねだり
長い付き合いの中で会得した、姑息な手法を紹介します。
ＷＨの日本人ＶＩＰデスクに到着するやいなや、渦中の県知事的おねだりに躍起になります（卑）。
（ⅰ）サウナ券
「ＳＰＡの券を２枚ちょうだい！」
※これは、途中のベッティング不足を人質に取られ、渋られることを回避するための奇襲戦法です。
ここのスパは、漢江を眼下に見下ろすジャグジーが魅力です。
この日は、対岸にキレイな虹が出ていました。

（ⅱ）韓国海苔
「土産の海苔は先にちょうだい！」
※これは、チェックアウト時のサービスなのですが、これも仮にベッティングが足りていないと、「在庫が無くなりました」とやんわり応戦してきますので、こちらも先手必勝です（笑）。

（ⅲ）その他
上記にとどまらず、時間をおいて
「胃薬をちょうだい！」
「目薬をちょうだい！」
「歯磨きセットもちょうだい！」
※もう何でもござれです（厚顔）。

②仕込み
（ⅰ）アルコール
闘いに必要不可欠なチカラ水をコンビニで仕入れて、コソッと仕込みます。
各ゲームで呑めたコロナ前が、とても懐かしく感じます。

（ⅱ）つまみ
酒のお供にツマミを卓上に並べたいのですが、老舗ＷＨの一般卓では、さすがに咎められます。
そのため、迅速かつ、目立たずパクつけるツマミを持ち込みます。

（３）ＢＪ５万卓
先場所に引き続き、Ｇデカ（がきデカでは無い、念のためｗ）と同卓で楽しみました。
「１０＋２」や、はたまた「４＋４」でのサレンダーといった曲芸が散見された５万卓、同デカの眼光鋭い桜田門ビーム（笑）でゾンビを駆逐しながらプレーします。
私は、後ろから投石するイヤなタイプになっていたかも…（反省）。

ここでは５、５－１０－１５のシステムＢＥＴ。
約１時間半で、ＧデカはＢＪが１０回、隣のアタシは１回も無し。
不公平だぁー、やってらんねぇー（ルパン３世の口調で：笑）！

（４）燃油チャージ
一般のゲーム卓では呑めないので、カジノレストランでアサヒ缶をいただいては、己を奮い立たせて闘いに挑みます（同様の日本人が数人いました！ををっ同士よ！）。

（５）ＢＪ１０万卓
そして、謎のペットボトル数本をトートバッグに忍ばせて、１０万ウォン卓へ。ここは唯一、ハンドシャッフルが１卓残っています。

見た目、ＣＣＢのドラムボーカル（古っ、ド昭和です笑）に似た青年、これが若いのにしっかりした打ち手で、２人でワイワイプレー。

勝敗は行ったり来たりも、ＢＥＴアップ時に「Ａ」のペアゲット、スプリット＆リスプリットで大興奮。
「コリア（Ｋ）、ジャパン（Ｊ）、カタール（Ｑ）ちゅせよー！」と哀願。ディーラーもウケてくれました。そして…
「Good Dealer〜っ！★♡」と周囲が皆振り向くほど、大きく叫んだところでセッション切り。
騒ぎながら、楽しく打たせてもらいました。

その後、カジノレストランで呑み食いしまくり、闘争心を極限まで下げて撤収です。

３.Ｄａｙ２
（１）朝活
①びっくりプレー
朝の７時にＢＪ卓へ出勤。
先ずは５万卓でプレー。
ここで、たいへん珍しい光景に遭遇しました。

ミニマム張りを続けていた隣のおじさんが、何を感じたのか突然に渾身のビッグＢＥＴ。
ディールされた２枚で１１…！？。
ほぼほぼオールインのダブル。
そして、フェイスダウンの演出を要請します。
酔っている私も「いよっ！男一匹っ！」と絶叫エールを送ります（笑）！

ディーラーは、ローカードから「１７」でストップ。
彼の前に伏せられたカードをディーラーが開けたら、そこにはビタッと「テンカード」！

「やったーっっっ！」と御本人。
周囲もナイス！と盛り上がるも束の間、ディーラーが無表情で彼のチップを回収します。

ん？何が起こった？

よくよく見たら、最初の２枚のカードが「３＋⑧」かと思いきや、何と「３＋⑨」。
痛恨のバースト！

「見間違ったーっ！！」と言って、頭を抱えながら卓からヨロヨロ去って行くおじさんの背中は、見るに忍びなかったです。

ディーラーはローカードだったので、ステイが正解でしたね！
豪州や米国なら、最初にディーラーが「リアリィ？」って教えてくれるのにね。ここは大韓民国、うん残念。

でも、初めて見ました！
フェイスダウンのバースト（爆）！

②戦法
（ⅰ）プランＡ
基本は１０万ウォン卓で、１０、１０－２０－３０のシステムＢＥＴ。
ＢＥＴアップは６０ー１００にしてみました。
ペアＢＥＴはプッシュゲームの次や、ＢＥＴアップ時に１０％。
これを「プランＡ」とします。

（ⅱ）プランＢ
一方で、１０で勝ったら＋１０ずつ上乗せ。
負けたら半額からリスタートして、勝ったらまた＋１０ずつ上乗せの繰り返し。
奇数枚時に１０%のペアＢＥＴ。
これを「プランＢ」とします。

（ⅲ）プラン変更
プランチェンジ（Ａ↔︎Ｂ）のタイミングは、ディーラー又は自手がＢＪのゲームをトリガーとします。

（２）スパイスＢＥＴ
機械的で味気のないシステムＢＥＴに、若干の倦怠感を覚えましたので、自己流を加味してみます。
①ディーラー「２２」バースト
②ディーラー「Ａ」でのバースト
③ダブルダウンで１点差勝ち
などで勝った次のゲームは、ぷちＢＥＴアップとして、少し盛ってみました。
これが意外と功を奏しました。

４.Ｄａｙ３
（１）挨拶回り
ＢＪ以外にお世話になった各種目にも、最後の御挨拶をします。
①スロットマシン
耐用年数って、いったい何年なんだろ？と思えるような、ロートルマシンが立ち並んでいます。

②ルーレット
これも昔は「００（ダブルゼロ）」の無い、ヨーロピアンタイプだったのに、おまえ…真っ先に変わっちまったな。
そしてミニマムも、私のデビュー当時は安心の２,５００ウォンだったのに、今では４倍に高騰しやがって（汗）。

③ポーカー
（ⅰ）３カードポーカー
大きな配当は取れなかったけど、まあまあ楽しいです。
空き時間に最適かと思います。

（ⅱ）テキサスポーカー
頭脳戦、心理戦などは基本的に楽しいけれど、酔いどれで行うゲームではないなー（自戒）。

（ⅲ）テーブル型テキサス
ミニマム１万ウォンと優しいですが、ディーラーとのヘッズアップ対戦なので、あまりやる気にならずでしたね。

④バカラ
なるべく絞りたい…。
どうにもこの発想が抜けきれず、ついつい行うオーバーベットがたまにキズですね。

（４）完全食
カジノ期間中のメシは、健康を維持するための栄養素を全て含む「完全食」です（本当か？）！
①ＰＩＺＺＡ　ＨＩＬＬ
例え遭難をしても、１週間程度なら生存できるくらいのカロリーが、ここで備蓄できます（笑）。

②ＹＡＫＩＴＯＲＩ
クワァンナル駅付近の焼鳥屋。
往路の車窓からワンチェックした店に初トライです。
行ってみると、９月３０日からオープンとのことでした（泣）。

③豚セイロ蒸し
気を取り直して、近くの有名店「豚バラ肉セイロ蒸し焼き」の店へ。
とても美味しく、電気ブレーカーが落ちるほど（実際落ちましたね笑）地元の方で賑わっていました。

おすすめセット２人前と、ビール３本で４.３万ウォンとたいへんリーズナブル。
タレが味わい深く、箱枠の杉の香りと絶妙に調和した蒸し豚肉。
とても美味しかったです。

④明月館
ＷＨといえば、定番の高級焼肉、明月館（ミョンウォルグァン）。
ここでは、コースメニューがたいへんお得ですね！
アラカルトは、まあまあの価格。
特筆すべきは、７７万ウォンの韓牛特選盛合わせ、見た目とても美味そうです！
でも正直言って、日本の叙◯苑の方が美味しいと思うのは、私だけでしょうか？

⑤カジノレストラン
リニューアル工事を経て、グランドメニューの復活です！

（５）先行逃げ切り
午後からは、先の遠征と同じ轍を踏まぬよう、マッサージやサウナ、バスで観光などに逃げ回ります。

幸いにもプラスポジションだったので、スケベ心でもう少しプレーしたかったのもヤマヤマですが、「腹八分」ならぬ「勝ち八分」くらいが良いのかもです。　

５.Ｄａｙ４
（１）業績評価
さて、掲げた目標は達成できたのか？
①〜③ → 概ね達成。
④呑み過ぎない（１卓３杯まで）。→ はてさて…。
⑤食べ過ぎない（１日３食まで）。→ 何のことやら…。

総合自己評価は「Ｂ（普通）」といったところでしょうか。
①②③は「Ａ（良い）」、④⑤は「Ｂ（普通）」も、業務外目標の「ゾンビ禍へのコンプライアンス対応」が「Ｃ（劣る）」でしたので…（汗）。

（２）決戦の成果
イエロー７枚勝ちました。
滞在中の円安も追い風に（ＦＲＢ、グッジョブ！）。

（３）帰国
朝１０時。そろそろＷＨとお別れの時間です。

■初めて出逢った日のように
ここＷＨは、１９８８年のソウル五輪の年に初めて訪れてから、かれこれ干支３周。
さまざまな喜怒哀楽（含：狂喜乱舞）、そして多くの人との出会い、別れ等々、眼を閉じれば、たくさんの思い出が走馬…いや、フルゲート千直レースのように一斉に駆け出します。

あの漢江沿いの道から、ＷＨへの坂を登るときの高揚感、そして帰路で坂を下るときの負けての悲壮感、何とか勝ったときの安堵感をはじめ、非日常のカジノ空間におけるさまざまな出来事、あげたら枚挙に暇がありません。

さようならＷＨ。
そして、ありがとうＷＨ。

帰路の車のラジオから流れる「チョウム クナル チョロム」を聴きながら、感慨深く。

■天の声
（何だかんだ云っても、勝てるカジノって良いカジノなんじゃ？）

うっ…（聞か猿）

（おしまい）

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