リゾカジ カジノレポート

バンカーの連続

* マカオ 2008/ 10/ 23 Written by 北井

コメント( 3)

仕事に若干の余裕が出来たので、とにかくカジノと言う物を体験したくてマカオに向かいました。
パチンコやスロット、麻雀には慣れしたしんではいるものの、本物のカジノは未体験だし、色々な海外にも行ったけれど消費ばかりで増加の旅はした事がなかったな、と。


森巣さんも、西原さんも、伊集院さんも読んだし予習は十分。
確立じゃない、連続する波に乗り切れる事がきっと勝利への道だ、と信じて乗り込みました。
コンプの意味がはっきり分からないし、「初回だから」と3泊4日のHISのツアーで渡航。
現地のツアーコンダクターがやたらと「観光楽しいよ」と薦めてきましたが、完全に断って3日間フルでい続けよう、勝ち続けようと心に強く誓いました。

セナド広場、マカオタワー、エッグタルト、次行きます。
とにかく勝つ、勝つ、勝つ。
3日ぐらいでは確立は収束しないはず。


■ 初日

夕方にリスボアにチェックイン。
様子見をする為にリスボア、ウィン、グランドリスボアの除きました。
リスボアの閑散とした雰囲気(大小だけが以上に込んでいました)は初回の私には無理。
グランドリスボアはmin300の台はほとんどで、min200で練習したいからパス。

勝負場はウィンですな。
ブラックジャックか、バカラか。バカラの方が人が多いので、紛れられて練習出来そう。
明日はウィンで勝負と心に決めて一切勝負せず帰ります。

本当に片方によって出てくることがあるのか?
絞っている人っているの?

と言うのを確認しただけでした。


■ 2日目

昼食後ウィンに向かいます。
リスボアのカジノを通って行くのですが、リスボアは相変わらず閑散としています。
時間帯に関係なく暇なのですね。
ウィン到着後まずはバカラに。
勝ち馬に乗りながら、雰囲気になれようが今日のテーマです。
最終日まで着実に種銭を増やし、最後に大きく楽しみたい、そう考えていました
勝ち馬を発見するのはたやすく、共に行った友人がとにかく毎回ベットして勝率が高いのでそれに乗りました。

3時間ほどバカラをやって+3,000香港$まで行った所で、ブラックジャックに。
5連勝してやめ。5回目の勝負時に「サレンダー」が通じなかったからです。
結果勝ちましたが、今後も通じないようだと怖いな、と撤退しました。

後はダラダラと見て周りながら広さと雰囲気を堪能。
綺麗だなー、ディラーのおばさん率高いなーと感じつつ一旦帰ります。

夕食後ベネチアンに移動。
でかさに驚きつつも、内心は既に「カジノも慣れたもん」だと言う自己催眠に近い思い込みを持ってバカラに座ります。相変わらず200の台を探して、200~500の間で勝負をし続けチョイ浮き。
簡単だなー、バカラ。余裕。と言う思いを持ったままホテルに戻って眠りました。


■ 3日目

昼食後ウィンで勝負。
実質最終日なので、沢山やりたいし、沢山勝ちたい、と言う思いで望みました。それが駄目なことである、と言う事は予習の本で読んで言ったはずなのに、すっかり忘れています。

「 勝負=勝つ 」という思い込みです。
まだ何も知らないままでした。

ちょうどスタートする台があったので、それに座りました。
私とディーラーだけの2人での勝負開始です。
その内人が集まり始め、いつの間にか満宅になってました。
おそらく日本人は私一人。一番かけ額が少ないし、経験値も少ないと思うのですが、なぜか日本代表のような心持ちで勝負に臨みます。

全員を唸らせる勝ちを拾ってみせる。
少ない賭け額なのに捲りを任されてみせる。

と言う思いで座っていました。
勝ったり負けたり、と繰り返しているうちにバンカー4連が出ました。

5連は4連の後からしか生まれない。
連続する目に乗り続けられるのか否かが勝てるか負けるかの分かれ目。
そう予習していった筈なのに、私の中で思い込んだのは確立の収束です。
おそらく、パチンコやスロットしかしたことがない者の悪い癖なのでしょう。
「確立は収束する」そう思い込んでしまったのです。

周りの人々は全員バンカーにかけ始めました。
「日本代表としてかっこよく決める」と言う意味不明な思い込みもあったのでしょう。
また「倍々で賭け続ければ、必ず勝てる」と言う思い込みもありました。

私だけがプレイヤーに賭け続けます。
バンカーが連続します。
何度も何度もバンカーが出ます。
プレイヤーを捲る私。
ナチュラル8。
「やっぱり出るじゃん」と思えばバンカーは9。
倍々に賭け続ける私。
満宅で、また周りを取り囲んだ人々も外側からバンカーに。
8対1が10対1になり、20対1になり、正直何をしているのか分からなくなって行きます。
カジノを負かすはずが、何か意地を張っているだけになっています。
結局12連バンカーが出た所で、燃え尽きて席を立ちました。
ブラックジャックで若干気を紛らわした後、覗きに行くと、15連目のバンカーを清算していました。

何か日本代表じゃ、私のアホ。
素直にバンカーに乗り続けていれば。
ただみんなと仲良くしていれば。
楽しくマカオから帰ってこれたのに。
その後は朝までダラダラと打ち続け、最後に大小「有り金全額勝負」に2連勝して、何とかプラマイ0で帰ってきました。

反省しながら、あの「15連が流れか!」と言う事を知ることが出来ました。

知ってしまったので、もしかすると自分にも起こりうる、勝ちうる、と言う甘い考えを持ってしまっています。だから恐らくまた行っちゃいます。
勝てる、必ず勝てると言う幻想が頭でグルグルしています。
ああー、すぐ行きたい。


このReportへのコメント(全 3件)

2008/10/23(Thu) 00:00

豪州源

はじめまして。

-ーゴロ(喧嘩)と博打はツラ(連続目)を張れ。
ちょっと下品ですが、賭博格言だそうですよ。


2008/10/24(Fri) 00:00

北井

豪州源さん

始めまして。
そうなんですよね・・・。
それを忘れて、変な意気込みだけでツラを取れませんでした。
次こそは絶対に忘れずにいこう!と強く思っています。


2008/10/24(Fri) 00:00

北井

本文で大分間違いがありました。
失礼しました。
明らかにおかしい所は私がバンカーの連続に対して、プレイヤーで対抗している所ですね。

・私だけがプレイヤーに賭け続けます。
バンカーが連続します。
何度も何度もバンカーが出ます。
プレイヤーを捲る私。
ナチュラル8。
「やっぱり出るじゃん」と思えばプレイヤーは9。

→正しくは「バンカーは9」です。
何を出そうが、ぜんぜん勝てませんでした・・・。


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