リゾカジ カジノレポート

ラスベガスでエアレース観戦

* ラスベガス 2016/ 01/ 13 Written by しょうちゃん

コメント( 2)

10月のことになりますが、マンダレイベイ2泊、ベラッジオ1泊でラスベガスに行ってきました。


まずブラックジャックのテーブル事情ですが、

マンダレイベイ
・3to2、8デッキ、Soft17ヒット、Aスプリット4枚まで、サレンダー可
 Min$25、4台
・3to2、2デッキ、Soft17ヒット、Aスプリット2枚まで、サレンダー不可
 Min$25、4台

ベラッジオ
・3to2、6デッキ、Soft17スタンド、Aスプリット4枚まで、サレンダー可
 Min$50、ハンドシャッフル、たぶん2台
・3to2、2デッキ、Soft17スタンド、Aスプリット2枚まで、サレンダー不可
 Min$100、かたつむり、6台
 
を確認できました。

6to5で他の条件もいろいろ悪いテーブルが多いのですが、一角にだけ上記3to2テーブルが集められています。

見分け方といいますか、特徴的なのは、
6to5のテーブルにははっきりとそう書いてあるのですが、
3to2のテーブルにはBJ配当についての記載が何もありませんでした。

ちなみに少し古い情報ですが、2014年5月に訪れた時のコスモポリタンでは、
6to5と明記されたテーブルと、何も書かれていない3to2のテーブルが、常にペアで置かれていました。

3to2もあるにはあるが、なるべく目立たせたくないということなのでしょう。



さて、今回はカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを巡る11泊旅行の、最後の3泊でした。
今までのラスベガスと大きく違うことは、初めて夫婦で訪れたことです。

ラスベガスには車で行くことが多いのですが、できるだけ夜に着くようにしています。
真っ暗な砂漠の向こうの空が徐々に明るくなり、山を越えると突如広がる黄金の街の光が大好きなのです。
今回も、ベガスに夜に着くようグランドキャニオンで時間を調整し、旧ルート66を経由して到着。


マンダレイベイは、泊まるのは初めてでした。
ですが、ここは僕がブラックジャックを初めてプレイした思い出の場所です。
2009年、宿泊している知人に会いにちょこっと寄ったマンダレイベイの印象は、明るくて落ち着いていてゆったりとしたものでした。

それから6年ぶりのマンダレイベイ。到着してみて、あれ?
カジノフロアは金曜夜のクラブの爆音が響きわたり、耳が痛くなるくらい賑やか。
昼に行ってみても、暗めの照明で以前の面影がありません。
6年前は、ロビーと同じように解放的な空間で、テーブルの色も緑や赤でなくベージュとかクリーム色のものだったと思ったのですが、改装されてしまったのでしょうか?
自分の記憶違いか、それともあれはハイリミットのフロアにでも連れて行ってもらったのか…

とにもかくにも、初ベガスの妻の体験も兼ねてスロット、ルーレット、ブラックジャックをさらっと遊び、
初日の夜は±0で終了。


2日目は、ショッピングした後、ダウンタウンに行きました。
ダウンタウンは初めてだったのですが、古い映画に出てきそうな昔ながらのカジノは興味深いものでした。
もともと賭け事だけでなくカジノの雰囲気も楽しみたいので、味のある雰囲気がとても好きになりました。

駅前からフリーモントストリート沿いに歩き、昔ながらのカジノを見て回りました。

ダウンタウン最初のプレイは、エル・コルテズ。
これまた映画に出てきそうなハンサムな白人お兄さんのディーラーで、愛想もいいです。
Min10の1Deckでカードは伏せているので、次はどうかな?とか話しながら楽しくプレイできました。
ただ、100ドルにベットアップした時には一瞬顔が固まり、プレイをチェックされてしまいました。
ダウンタウンで極端なベットアップが睨まれる噂は本当なのですね。
+150ドルで終了。

次はゴールデンゲート。
ここはテーブルの古さがさらにいい味を出していました。
ここでも勝負というよりは雰囲気を楽しみながら、+80ドルで終了。

夜はマンダレイベイに戻り、台湾の兄ちゃんと共闘しながらささやかな+50ドルで終了。


ここまで大きな流れはないものの、楽しい1日が終わりました。
僕がギャンブルをしている姿を初めて見た妻も、自分のルールでやってるのがわかるから安心して見ていられると言ってくれました。

カジノと長く付き合うためにベットアップの方法を模索して、数年前にここのサイトにたどり着きました。
隅々まで拝読して、 GAKUさんのメンタルコントロールやクロオさんのベッティングシステムをはじめ、掲示板での皆様のBJ談義は大変勉強になりました。
おかげさまで、家族の理解も得られるようなプレイができるようになりました。感謝いたします。

3日目は、レッドブル・エアレースの2015決勝戦を見に行きました。
5月に千葉で行われたレースを見に行き、興奮のままにベガスのチケットを取ったのでした。
日本人パイロット・室屋選手は惜しくも表彰台を逃しましたが、大変見ごたえのあるレースでした。

その後、宿をベラッジオに移し、シルクドソレイユのOを鑑賞。これにも大満足。


これで、カリフォルニアから始まった11泊全ての旅程が終わりました。
天気、出会った人、タイミング、全てに恵まれとても素晴らしい旅になりました。


でも。
今回まだベラッジオでプレイしていません。

今までベラッジオでは何度も苦い思いをし、前年初めて反撃の一矢を報いたのでした。
また、いつかベラッジオでブラックチップでプレイしてみたいという夢がありました。
資金は、一晩だけならそれができるだけのバンクロールがあります。

明日は早朝に出発です。
たぶん、やめるのが正解とはわかっていながら、理性よりも衝動が上回ってしまいます。
果たして結果は、やはりこれが大やけどのもとでした。

人生初の100ドルテーブルにつきます。
最初の5分でベットアップが入り、あっさり+1000ドル。
もうやめていいんじゃない?楽しんで帰るにはこれくらいで十分。と理性が訴えます。
もう少し遊びたい気持ちに勝てず続けてしまい、その後はいいところなく結局-1600で負け逃げ。
テーブルを変えながら粘るもさらに-1500、-1150と敗北を重ねました。あーあ。

今までコツコツ積み上げてきた人生トータルのプラス分を全部吐き出し、
2年前リゾカジに出会いカジノとの付き合い方の改革を始めた時の負け額まで一気に戻された瞬間でした。

この3日間、ベット単位で見ると-9.5単位の成績。
でも、普段25ドル台でプレイする自分には額が大きすぎて、さすがに精神的ダメージが大きかったです。
もうカジノは引退するとまで思いました。
やはりギャンブル欲が勝ってしまう時はダメなんだなと痛感しました。
そして夢は夢、ただの自己満。身の丈に合わない額でプレイしてはいけないことを学びました。

救われたのは、どの額でプレイしても自分のルールは変えなかったのでそこに後悔がなかったことと、
夢を実行できたんだからよかったじゃないと、負けても変わらず妻の理解が得られていたことです。
そもそも自分は、一生カジノと付き合うためのプレイを目指していたことを思い出しました。
気持ちの整理にしばらく時間はかかりましたが、次からまた謙虚に再スタートです。



帰りの飛行機で、007の第7作「ダイヤモンドは永遠に」を観ました。
偶然にも舞台がラスベガスで、ショーン・コネリーがダウンタウンでカーチェイスをしていました。
ゴールデンゲートやゴールデンナゲットが映っていて、昔はこんな雰囲気だったんだなと、つい2日前に自分が行った記憶と重ね合わせて嬉しくなりました。


日本に帰ってから、ベラッジオのホストなる人物から一通のメールが。
「ブラックジャックでたくさん遊んでくれたので、次回1泊無料にします。ご予約はメールで私まで。」
負けのショックのどん底にいる人間に追い打ちの一言です。笑
ベラッジオに行くことはしばらくないでしょう。
身の丈にあった勝負ができるところから地道に楽しみます。
でも、メールは取っておくことにします。いつか使うかもしれないから。笑

長文失礼しました。


このReportへのコメント(全 2件)

2016/01/15(Fri) 11:35

KEITARO

身の丈って大事ですよね、いつもそう思います。楽しいお話をありがとうございます!


2016/01/16(Sat) 03:46

みさんこ

やはり、やめ時が大事ですよね


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