リゾカジ カジノレポート

前の投稿リストに戻る次の投稿

*ヨーロッパ

独逸カジノ賭け人の旅打ち日記⑳ カジノ「コンスタンツ」

Written by 独逸の旅打賭け人

投稿日:2013/12/16

コメント(8 件)

*

Casiono Report

 2013年10月28日 カジノ「コンスタンツ」

 コンスタンツはドイツとスイスの国境となっているボーデン湖の西端に位置する。以前にレポートしたリンダウは、この湖の反対側の東端の島である。
ドイツ鉄道で到着すると、コンスタンツ中央駅は港に隣接しているが、リンダウのように頭端駅ではなく、同じホームの先端はスイス国鉄の駅として使われている。
ボーデン湖畔の都市としては最大であり、4世紀にローマ帝国皇帝のコンスタンス・クローレによって築かれ、中世以来宗教都市として栄えて来た。
 コンスタンツのカジノは、中央駅から歩いて橋を渡り、湖畔沿いのプロムナードを歩いて20分程の所にある。カジノの建物は、歴史的な風格を感じさせる立派な建物である。

 筆者が以前このカジノを訪れたのは25年ほど前になるが、場所も建物も当時のものと変わっていない。
ただ、中に入ると当時はルーレット台は全てビッグテーブルが使用されていて、3人のクルーピエとピットボスの4人で運営されていたのが、今は全てクイックテーブルに変わり、クルーピエ1人でプレイされてた。ピットボスも各台には付かず、2台の中央に座って1人で2台を視ている。
変わらないのは、このクルーピエやピットボス達の風貌と風格である。このカジノは、ドイツ一といわれるバーデン・バーデンのカジノと姉妹カジノに当たり、まさに古き良き時代のドイツカジノそのものを感じさせる。
彼等は全員50歳をはるかに越えた練達者で、その表情や所作は優雅でまるで映画の俳優のようである。

*

*ボーデン湖畔のプロムナードに面した、カジノの建物。

*

*カジノへの入り口。戸建の建物を使用しているので、まるで玄関から訪ねる感じ。

*

*中央駅脇の港から見ると、カジノは向こう岸の左手になる。

 カジノのオープンは14時である。ドイツカジノの最盛期には、14時オープンというカジノもだいぶあったが、現在ではこの「コンスタンツ」と「バーデン・バーデン」、そして、「バート・ノイエナール」、「バート・デュルクハイム」の4か所だけになってしまった。
いずれもドイツのクラシックスタイルを守っているカジノである。

 ハノーファーからの列車が遅れ、カジノに入ったのは16時20分。ルーレット台は全部で5台あるが、この時間ではその内の4台が稼働していた。ただ、賭け人はほとんどおらず、その内の1台を3人ほどの賭け人が囲んでいるだけで、残りの3台はいずれもクルーピエが手持ちぶたさで、賭け人のいないまま時々玉を投げている状態である。
どのクルーピエからも誘いの眼差しを受けたのだが、それぞれの電光表示盤を見比べて、3番台と決めた。3日前の「バート・ツヴィシェナーン」で使ったダークブルーのカラーチップが験がいいようなので、この色を10ユーロと指定して50枚受け取る。

過去の出目は次の通り。
[29-36-18-21-25-12-5-5-6-9-13-24]
当初(と、いってもこれ自体中途の出目でしかないが)、G(グロース・・・ルーレットの盤面の中心数字26の左右8数字ずつの合計17数字のゾーン)が多出している。
筆者は、このGのゾーンを0/3(ゼロ・スピール・・・26を中心にして左右3数字ずつの合計7数字のゾーン)とその外側の左右5数字ずつの10数字(19-4-21-2-25、28-7-29-18-22)を分けて捉えており、この10数字を△の印で表示している。
5回出ているGの内、4回はこの△である。その後の5からは、K(クライン・・・Gの反対側の12数字のゾーン)が2回(5のリピート)、そしてOr(オフラン・・・GとKに挟まれた左右合計8数字のゾーン)が2回。次がKが2回。この出目のパターンから、次はOrと読む。

ここから参戦。
読みのように、Orのゾーンに5枚のチップを置く。この5枚のチップは、1に1枚、6/9、14/17、17/20、31/34に各1枚置かれたことになるので、配当は、1が出れば35枚、17が出れば34枚、それ以外の数字では17枚になる。

そして、出た目は、
-17
ゾーンは狙い通り。しかも高い配当の目が出てくれた。34枚の配当、340ユーロ。

この旅打ちは、1日に200ユーロ稼ぐことを目的にしている。と、いうことは配当の340ユーロから、ティップの1枚、賭け金の5枚を引いて、280ユーロを勝ったことになるので、この1投で止めてもいいわけだが、昨日までの負けも埋めなければならないので、当然継続することにした。
それでも、幸先がいいことである。カッコ内の数字は当たった時の配当のチップ枚数。
出目表の流れから、次もOrと読んだが、

-18
△に流れてしまった。

-3
これも、Orに戻ると見たのだが・・・

-10(35)-30-18-2-22
△が多出しているのを認識しながら、外してしまった。
そろそろ、出目表からはKに移るはず。

-5(17)-10(52)
これは、狙い通り。Kの2投の後はGに戻るだろう。

-0(35)
からくも、押さえておいたので取ることが出来た。
しばらくはOrが「死に目」になって、GとKに寄りそう。

-33-18-3-8(35)
解ってはいても、なかなか取れない。

-9-6(17)
「死に目」になっていたOrが出てきた。要注意である。ただ、次の一手は0/3だろう。

-0(52)
これは、スバリ。

-22-36(52)-2-35(17)
Orは再び「死に目」になり、GとKが出そう。

-0(35)-0(35)
0が出始めたが、この辺りの対応は難しい。0の後は、出目の流れ変に変わる可能性が高いのだ。

-19-9-8-19(17)-24-12-26-3
0/3が頻出し始め、流れが読みにくいが、Orは相変わらず「死に目」と見るべきか?
この9投で比較的好調だった波が崩れ、プラス分を吐き出して最初の500を失う。

次の500を投入。
-30(35)-17(35)
今日最初の1投で当てた17はラッキーナンバーと見て、1枚置いておいたが奏功した。この辺がOrが生き返るきっかけとなりそうだ。

-23(17)
Gの多出が終わり、その反動でOrとKの行ったり来たりだろう。

-6(122)-24(87)
ここは、まさに狙い通りのいい目になった。

-10-16(87)-0(70)-10(35)-17
流れを読みながら、このOrの17を落したのは痛い。

-5
次は、ジグザグでOrと見たが、14-17-20のラインか、1-6-9-31-34のラインかが読めないため、Orのゾーンの5枚をダブルで賭ける。

-31(34)
Orで17x2が配当に。次は、ジグザグでK。

-8(122)
これも、出目表での読み通り。次はジグザグで戻ってOr。先ほどと同様に、Orゾーンに5枚のダブル。さらに、14、17、20、23に各1枚。

-17(103)
何と、本日のラッキーナンバーで一番高い配当に。
次は、Kと見たが、

-3
Gの0/3に戻ってしまった。

-3
さらに、これがリピート。
さて、次だが、Orに戻ると見て、Orにダブルで置く。

ウィールが廻り、玉が落ちそうになったその時、ひとりの賭け人がアウトサイドの赤に、バサッという音と共に50ユーロの札束を投げたのである。
玉が落ちる直前にアウトサイドに現金を置くことは時々あるが、札束というのは最近では全く見たことがなかった。
ふつうは、現金を受けたクルーピエは、それを同額のチップに換えて、置いてあった場所に戻すのがルールだが、札の束ではすぐに数えられないので、ピットボス監視のもとに札束で置かれたままとされた。

出た目は、
-30
Kであるが、赤。見事、当たった。

クルーピエが札束を数えると、全部で60枚。3000ユーロである。早速、3枚の1000ユーロの札チップと置き換えられ、賭け人には同じ3枚の1000ユーロチップが渡された。
この中年の男の賭け人は、赤に置かれていたチップを引き上げた。
次の玉が廻り始めると、何と先ほどの賭け人は3000ユーロのチップを赤のスペースに戻したのである。

出た目は、
-27(35)
また、赤である。今回は筆者も1枚分取ったが、目立ちもしない。
3000を受け取った賭け人は、赤の上のチップも引き上げて台から離れた。この賭け人は、都合6000ユーロを5分ほどで稼いだことになる。

この頃には、オープンしている4台とも、数人の賭け人に囲まれていた。

さて、問題は筆者の勝負である。
しばらく前の17以降、2列が「死に目」になってきたようだ。こうなると、出目の推測は一段と楽になる。

-24(87)-9(35)-21(17)-28(70)-16-28-15(35)-1(35)-27-12-7(70)
案の定、2列は1投も出ていない。
ここで注目したいのは、16からの出目のゾーンである。
K-G-G-Or-K-G-G
と、いう出目の流れであれば、次は間違いなくOr。2列はここまで15投出ていないことから、14-17-20のラインはない。しかも、奇数と読める。

とりあえず、Orゾーンの5枚をダブルで賭ける。単独では、1と9。どちらにもチップを4枚ずつ。そして、31に3枚、押さえとして、6に2枚、33と22に各1枚ずつ。
さあ、来い!!

出た目は、狙い通り。
-1(210)
配当は数字単独がチップ4枚分で140枚、Orゾーンが1は35枚のダブルになるので70枚、トータルで210枚、2100ユーロの大当たりとなったのである。
さすがに、クルーピエの顔が厳しくなる。

次は、この勝ちの勢いで、先ほどの出目の流れから、Kの大目の3列。すなわち、27/36を厚く狙って、24も押さえた。27、30、36ならいずれでも121枚の大仕掛けをする。

出た目は、
-18
全くの外れ。次は中目のGの偶数と見る。2列を除外するので、22と18を厚くして、15と19、21が押さえ。これが外れれば撤退の覚悟で、手持ちの内の300枚分のチップ以外は集中して全て賭ける。

さて、出た目は、
-8
Kのゾーン。それも17回出ていなかった2列の数字。

まあ、喜んでここで止めよう。時間も18時半、美味いヴァイス・ビール(バイエルン地方独特の小麦のビール)で祝杯といこう。
戦績はプラス2000ユーロ。ティップは別途に42枚、420ユーロ。
今日はOrに支えられた日で、17で始まり、1で終わったのであった。

これで、今回の5日間の旅打ちでは、昨日までのマイナス分は取り返し、トータルでの戦績はプラスの1100ユーロとなった。
1日当たり200ユーロの旅打ち費用5日分を除いて、100ユーロのプラスで終わった。
少ない勝ち分であるが5日間の滞在費が浮き、ドイツの各地で地元のビールと料理、街歩きの費用をカジノに負担してもらっていると思えば、これで十分なのである。
それに加えて、今回もドイツカジノでのルーレットの醍醐味を存分に味あわせてもらったのだし。
先回(今年の春)までの旅打ちでは6610ユーロ浮いていたが、今回の100ユーロが加わり、6710ユーロの余剰となった。

 このカジノでのクルーピエの所作やその風格、そして札束を投げた手練の賭け人たちの存在は、最近の近代化されたカジノとは一線を画した、ドイツカジノの本来の良さを改めて感じさせてくれた。


*

*ヨーロピアンルーレットの盤面の数字の配列。中心は0ではなく、隣の26。

*

*当初はGの△に寄っていたが、そのあとはKとOrに。参戦1投目の17の後はOrは「死に目」に。

*

*Gも0/3が出始めた。短い間隔で0が3回出たのが象徴的。

*

*Orの出目は相変わらず少ない。17と1だけが出ているのは本格的な戻りでない証左。出目表の列と目を読めば、取りやすい展開。2列は「死に目に」。

*

*2回狙いを外して、文句なくここで撤退。

▲ページTOPへ戻る

このレポートへのコメント(全8 件)

2013/12/17(Tue) 17:38yab

こんにちは、独逸の旅打賭け人さん。

コンスタンツのカジノは今まで2度ほど行ったことがあります。最後は7年以上前です。確かに世界史の教科書に出てくるだけあって古い町なんですね。カジノの場所も今も変わっていない様子でその時のことを思い出して少し懐かしい気持ちで拝読いたしました。最近は人が投げて機械の画面で掛けるルーレットでのプレイが多いのですが、やはり、人対人の対決で勝つことが基本ですね。

次回も楽しみにしています。

2013/12/18(Wed) 06:51独逸の旅打賭け人

 yabさん

コメントありがとうございます。
「バート・ツヴィシェナーン」でもレポートしましたが、ルーレットもマシンのものが増えてきています。古いカジノでも、マシンのルーレットを導入して、テーブルゲームを全廃してしまったところもあります。賭け方も多様にできないマシンルーレットは面白くないと思うのですが、ドイツ人は機械に向き合うことが好きという国民性もあるのか、どこでも結構賑わっています。
でも、ルーレットの面白さはクルーピエがいてこその「ゲームの機微」にあるのです。
ドイツのクラシックなカジノが長く残ってくれることを願って、旅打ちを続けたいと思っています。

2013/12/18(Wed) 16:12空回り

いつも楽しく読ませていただいております。
ありがとうございます。

2013/12/19(Thu) 05:34独逸の旅打賭け人

 空回りさん

コメントありがとうございます。
ルーレットのプレイでは、なるべく臨場感を出したレポートを心がけています。
そのため、筆者の馬鹿な負け方まで解ってしまいますが、それはそれでご理解ください。

2013/12/19(Thu) 16:14yab

勝っても負けても自分のルールと感に従って賭ける。しかも、いいところばかりだけではなく、負け方まで語れるのは凄いと思います。

私の知る限りルーレットに関しては、『賭博者』以上に面白い読み物はありませんでしたが、独逸の旅打賭け人さんのエッセイは間違いなく傑作だと思います。

2013/12/20(Fri) 03:51独逸の旅打賭け人

 yabさん

過分なお誉めをいただいて、恐縮です。
まだまだ未熟なのですが、その一例として、ひとりの賭け人が赤のスペースに50ユーロの札束を投げた時に出た目は、30の赤でした。その次の出目が27の赤、その後が24、いずれもKの数字です。24は87枚取っているのですが、その前の27では35枚しか取れていません。この27では本来、121枚取れているはずなのです。なぜ、そうならなかったかというと、クルーピエが札束をテーブルに広げて数えているのを見ていて、平常心を忘れ、賭け忘れてしまったのです。本来であれば、ここでは27/30、33/36に2枚ずつ、単独で24、27、30、36に各1枚、36ツボツボ(36を真ん中にして左右2数字の5数字掛け)で5枚、そしてKに6枚、合計19枚を賭けているはず。これで、27、30、36のいずれでも121枚になります。
この賭け方をすることをすっかり忘れ、ウィールが廻ってから、27、30、36にあわてて1枚ずつ置いた次第。さすがに、次の24では落ち着いて対応できたのですが。
まあ、この程度なのです。
でも、27-13-36-11-30の5数字は、続けて狙えるゴールデンゾーンです。

2013/12/20(Fri) 13:39へたれ一人打ち

独逸の旅打賭け人様
いつも興味深く拝見させて頂き 勉強させて頂いています。

私はルーレットをこよなく愛している一人です。

出目の傾向を読む姿は、私の大雑把な読みと比べ物にならないくらい
洗練されたもので 見習いたく勉強させて頂いています。

いつも出目表の写真をアップされていますが、このフォームは自分で
作成されたのでしょうか?
非常に分かり易いので 私もこの出目表を使わせて頂きます。

次回も楽しみにしております。          へたれ一人打ち

2013/12/20(Fri) 14:32独逸の旅打賭け人

 へたれ一人打ちさん

コメントをありがとうございます。

この出目表は筆者が独自に作ったものです。
もともと、左部分のアウトサイド(赤・黒、奇数・偶数、前半・後半、1・2・3列、小・中・大目)だけのものは一般に存在しているようです。この5つの要素を使って、それぞれの要素の流れを追う段取りという手法で使用します。列と目は当たれば3倍になりますから、やり方によっては効率的に稼ぐことが可能です。
3回置き張りにすれば、27倍ですから意外と面白いのです。元玉が少なくてもアウトサイドなら結構楽しめますが、当たった時に勝ち分だけ引くことをせずに、それを載せて賭けることが大勝のコツです。
ただ、これでは特定の数字を推定することが難しいので、筆者はゾーン(G、Or、K)さらにGを0/3と△に分けた捉え方を援用するように作ったのが、レポートに載せている出目表です。

個人で使われるのでしたら、どうぞご利用ください。
もちろん、へたれ一人打ちさん独自の工夫を加えていただければ、もっと有用なものが出来るかもしれません。

▲ページTOPへ戻る

※投稿するにはメンバー登録が必要です。コメントの投稿

Email PASS

本文

前の投稿リストに戻る次の投稿

リゾカジの歩き方! リゾカジsnsって何? 初心者のためのカジノ

マリーナ・ベイ・サンズ Marina Bay Sands

クラウン

リゾート・ワールド・セントーサ

THE STAR  ザ・スター シドニー

リスボア

ジュピターズホテル&カジノゴールドコースト

Caesars Palace

プルマン・リーフカジノ

AJPC

リゾカジスマホはじめました

RSSフィード

FlashGame

リゾカジ SNS

PROJECT NEXT