リゾカジ カジノレポート

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*オーストラリア

サザンクロスの下に 【メルボルン編】①

Written by マカオの帝王

投稿日:2015/10/09

コメント(3 件)

*

Casiono Report

■ 8月8日(土)

羽田発22:00のカンタス航空QF026便は定刻通り8時30分に、シドニーのキングスフォード・スミス国際空港に到着した。

久しぶりのオーストラリアだ。

今年の夏休みは、リンちゃんの立っての希望である、「子供の頃、本で見たシドニーのオペラハウスを見に行きたいの! それで、いっぱい写真を撮って、微信(中国版のSNS)に発表するの!」を叶える為に、旅行会社で航空券とホテルだけ手配して、どうせ行くなら大都市でカジノ巡り……という当方の希望もあり、メルボルン2泊(クラウンで一勝負!)、シドニー3泊(ザ・スターで一勝負!)というスケジュールだ。

最初の関門は10時半発のメルボルン行きの国内線に乗り換えることである。

間隔が2時間あれば余裕たっぷりの筈であったが、イミグレでトラブル発生!

当方は問題無かったのだが、若作りのせいか? リンちゃんが怪しまれ、別室送りとなる。

30分後、ようやく解放されるが、リンちゃんはお怒りモードに突入!

「まったく、あのおっさんは何考えてる! ワタシのどこが怪しい? こんなマジメな家庭主婦を調べる調べる、あ-、腹立つ!」

「それはそうだけど、早くしないとメルボルン行きの飛行機に遅れてしまうよ」

「えー! アナタ急ごう!」

スーツケースを転がしながら、国内線ターミナルのカンタスのカウンターに10時に辿り着く。

eチケットを提示するも、「ゲート、クローズ」を告げられる。

何とか3時間後の便のチケットは受け取ったが、前途多難である。

空港内のレストランで、日本と比べると高い軽食を頼み、只管時間が立つのを待つ。

本当なら、12時にはメルボルンに到着している筈だったが、3時間遅れて15時にメルボルン国際空港に到着する。

『予定通りなら、今頃は11年振りに“南半球最大の”クラウンカジノのマホガニールームで、勝負中の筈なのに……』

遠き日の想い出が蘇ってくる中、リンちゃんと市内行きのバスに乗り込む。

ホテルはキング・ストリートにある、奇しくも去年パリで泊まったのと同じ国際ホテルチェーンのIBIS STYLES である。

ここは、値段も手頃なのと、カジノのあるクラウンまで歩いて行けるので、『どうせ寝るだけだし……』と消去法の末の選択であった。

(クラウンのプログラムに入るというのも考えたが、リンちゃんから“駄目よ、ダメダメ”と釘を刺されていた)

適当に歩いていると、目の前に“IBIS”の看板が目に入ったので、『以外と近かったな……』と中に入ると、ここではなく、少し離れた別の方だと告げられる。

言われた通りに、キング・ストリート沿いに歩くと、お目当てのホテルが見えてきた。

『やれやれ……』と思いながらようやくチェックイン。

さて、クラウンに出撃! と思いきや、リンちゃんからストップがかかる。

「アナタ! なんか、疲れてしまった。ちょっと寝よ! まずは休憩、それから化粧、カジノはそれからよ!」

仕方なく、休憩する。

目が覚めると午後8時、そこから支度を整え、部屋を出たのは午後9時であった。

真冬のメルボルンの夜は、当たり前だが寒い。

けれども、今から“南半球最大”のカジノで勝負すると思うと、少々寒かろうと何ということは無かった。

ホテルを一歩出ると、南方に光り輝くクラウン・タワーを発見する。

メルボルン水族館のそばを通り、ヤラ川に掛かるキングス・ブリッジを渡り、遂に“南半球最大”のクラウン・エンターテインメント・コンプレックスに突入である。

と、ここでリンちゃんから、「お腹減った! アナタ、まず何か美味しいものを食べよ!」との発言が出る。

当方の脳内では、“勝負欲>>食欲”であったが、自分自身もお腹が空いているのは感じていたので、ここは同意し、高級レストランが並ぶプロムナードを見て回る。

「アナタ! ワタシの故郷の湖南省料理の店だって! ここで食べよう!」

言われるままに入る。

適当に注文する。

窓の向こうにはヤラ川が見える。
(但し時節柄、プロムナードを歩く観光客の多くが中国人なのは……)

料理が運ばれてくる。
さすがはクラウンの中のレストラン、お味はどれもグッド!

特にワインも頼まなかったので、125AUDで収まる。

カードで支払う。

『良し、これで腹ごしらえも完了、明日は13時から夜までフィリップ島の“ペンギン・パレード”半日ツァー、明後日は8時半に起きてシドニーへ移動だ。 このメルボルンで夜中にじっくりと勝負出来るのは今夜だけ!』

遂に、11年振りにクラウン・カジノに入る!

(リンちゃんは入り口で年齢確認が無かったので、やや不満そう……)

まずはキャッシャーへ向かう。

今回の遠征では、リンちゃんから“日本円持ち出し制限”を科せられたことも有り、全てクレジットカードを使用する予定であった。

(この時点では、何故だかマカオと同じようにカジノ内のキャッシャーで、カードのリミットいっぱいまでチップが購入出来るものと思い込んでいた)

キャシャーに行く。
JCBが無いのは想定内であったが、VISA/MASTER等についても何も表示が無い。

嫌な予感がする。

恐る恐る、カウンター越しにVISAのゴールドカードとパスポートを差し出すが、「うん? ダメダメ、ここじゃカードは使えないよ。カジノを出て、外のATMを使うこったな」と告げられる。

『そんなバカな!』と思いつつ、別のキャッシャーに向かうが、そこでも同じ結果に。

「アナタ、どうしたの?」とリンちゃん。

「あぁ、それがちょっと困ったことになって、どうやらオーストラリアでは、国の決まりでカジノの中ではカードが使えないようなんだ、今回は現金は少ししか持って来ていないし、弱ったなぁ……」

ところが、何故かリンちゃん大喜び!

「アナタ! それは良いことよ! これで大負けすることは無くなったんよ! あー安心安心……」

兎に角、一旦カジノを出る。

ATMにVISAのゴールドカードを挿入すると、何とか200$は出てきたが、これではバカラのワンベットにしかならない。

『ここは地元にあるパチンコ屋の“クラウン”じゃない。何といっても南半球最大のカジノ“クラウン”だ! 200$ポッキリじゃバカラもBJも出来ない、どうする?』

カジノの中を当てもなく彷徨い歩く。

すると目の前に“POKER”の文字が目に入る。

『そうだ、11年前とは違う。自分にはまだポーカーがあるんだった……』

気を取り直して、ポーカーのカウンターに向かう。

トーナメントはやっておらず、リングのみ。

一番安いレートの1-3$が、ちょうど手持ちと同額のバイイン200$であった。

『これも何かの運命だ、取り敢えずやってみるか?』

200$を全て赤い5$チップ40枚と交換し、指定されたテーブルに座る。

リンちゃんは近くのスロットマシンの台に座り休憩。

お気に入りのカードプロテクターを取り出し、最初にディーラーにレーキとして5$を支払う。

勝負のレーキはポット金額の10%でMAX12$と、マァマァ良心的だ。

其の外には、1時間毎(22時ちょうど、23時ちょうど、といったタイミング)に5$徴収されるようである。

『所詮、バカラのワンベットだ。失うものは何もない。海外のATMでのキャッシング枠は確か日本円で5~10万円位だった筈だが、バイインが溶けたらまた降ろせば良い。けど、取り敢えずこの200$で勝負だ!』

圧倒的な敵の軍勢を前に、このような寡兵では“マカオの帝王”としての勝負は出来ない。

けれども、ここは一つ昔見たSFアニメ(銀河英雄伝説)の一方の主人公である、“魔術師”ヤン・ウェンリーにでもなったつもりでプレイすることに決める。

序盤戦。

♠A、♠Qという、好きなハンドが入る。

やや強めに打つと、対面のインド人がコール。

フロップが開く。

♡A、♢A、♠8。

理想的なフロップだ。

ストレートもフラッシュも心配ない。

勿論、インド人がAK、A8、88だと負けている訳だが、ここは様子見で追加をベットする。

インド人はコール。

ターン。

♠4。

理想的なターンだ。

フラッシュ・ドローも付いた。

オールインを告げる。

すると、当方よりチップ量が多いインド人がそれを受けコール!

『しまった! フルハウス完成に突っ込んでしまった……』

そう思いつつ、インド人がオープンしたハンドを見るとKK!

『うん? KK? ただの2ペアじゃないか?』
リバーはラグで当方の勝利!

いきなりダブルアップする。

これで少し楽になる。

BBの時、♠K、♠7という、大したことのないハンドが入る。

テーブルの大半がコールで回ってきたので、小さくテーブルを叩く。

フロップ、♢Q、♡7、♠5。

セカンドヒットだが、適当に10$ベットすると2人がコールで付いてくる。

ターン、♠2。

フラッシュ・ドローが付く。

適当に20$をベットすると一人はフォールドするも、韓国人らしいメガネの若者がコールで付いてくる。

リバー、♣K。

黒いカードが見えたので、一瞬フラッシュ完成かと喜んだが、良く考えればこの2ペアも結構強いことに気が付く。

『7でトリップスに成ればもっと良かったが、この2ペアはなかなかだ……。 良し、オールイン覚悟で勝負してみるか?』

100$をベットすると、テーブルチップリの韓国人がオールインを宣言する。

『ストレートもフラッシュも無い。まさかセット? うーん……、それなら仕方がない。帰って寝るだけだ。』

渋々コールする。

韓国人の若者は♠A、♠Q!(先ほどの当方の勝利ハンドと同じ)

トップヒット、トップキッカー、ナッツフラドロ付きと、戦艦級の破壊力だったが、こちらの軽巡洋艦級の2ペアの前に遭えなく轟沈……

これで瞬間的に手持ちが千$を突破する。

その後は地元の老練なプレイヤー達に削られ、一進一退を繰り返す。

「アナタ! 一体いつまでポーカーする! ワタシはもう眠たいの! ホテルに帰って寝よ!」

リンちゃんの怒りの声が聞こえてきた。

時計を見ると2時55分、あと少しでタイムレーキとして5$徴収される。

僅か5$だが、無駄に支払うのは嫌であった。

『何とか最後に、もう一ポット取りたいものだ……』

そう思いつつ、恐らく今晩最後になりそうなので、どんなハンドでも参加するつもりでいたが、ポーカーにおける最弱ハンドである、♡7、♢2が入る。

さすがにこれでは……、とも思ったが、3$なので取り敢えずリンプインする。

フロップ;♢K、♠7、♠2。

ボトムだが、フロップ2ペアとなる。

美味しい展開だ。

恐らくKがヒットしたと思われる、カウボーイハットを被った地元の白人がUTGから20$打つと、当方を含め4人がコール。

ターン;♢5;

同じく白人が、今度は100$打つと他がダウンし、当方とヘッズアップになる。

迷ったが、コールで応じる。

リバー;♡T

白人は200$をベット。

相手にストレートもフラッシュも無いのは決定。
怖いのはセットだが、こちらに7と2が有る以上、白人に7や2のペアが有る確率は低い筈。(KKやTTなら仕方が無い)

色々考えたが、無難なところで“コール”を選ぶ。

ショウダウン。

カウボーイハットの白人は♠A、♣A!

Kヒットどころでは無い、相手のハンドは当方の予想レンジを上回る、例えて言えば“超ド級戦艦”であったが、所詮はただのワンペア、こちらの哨戒艇が放った魚雷2本を喰らって敢え無く沈没……

「畜生! 2ペア、2ペア、2ペア! 何だって奴はいつも2ペア何だ! こっちは“Bullets”だぞ! これで勝てなきゃ、一体いつ勝てるんだ? そもそも、普通7、2で参加するか?」

憤懣遣る方無いカウボーイハットの白人を尻目にポットを掻き集め、これをチップケースに揃えて入れる。

ディーラーに「フィニッシュ」と告げると、「おやすみ、ミスター2ペアさん」と笑顔が返ってくる。(オーストラリアのカジノのディーラーは、この辺の教育が行き届いていて宜しい……)

チップケースを手に席を立とうとすると(勝ち逃げ、勝ち逃げ……)、カウボーイハットの白人から何やら悪態が聞こえてきたが、聞き流してキャッシャーへ向かう。

「アナタ、幾ら勝った?」とリンちゃん。

「そうだなぁ……、大体1,200$位、日本円で約11万円だよ」と答えると、

「それじゃ、チップ頂戴ね♪」と200$を巻き上げられる。

バカラやBJと比べると、金額はささやかであったが、元手が200$だったことを思えば、十分な勝利であった。

サザンクロスが輝く下、ヤラ川を渡り、リンちゃんとホテルを目指して歩き出す。

こうして、“南半球最大”のカジノ・クラウンにおける、“魔術師マカティ(別名;ミスター2ペア)”の11年振りの勝負の初日は、軍資金を7倍にして終えた。




-----------  【メルボルン編】②へ続く ----------



*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。


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このレポートへのコメント(全3 件)

2015/10/10(Sat) 08:40みさんこ

なかなかの展開ですね!続きも楽しみにしてます

2015/10/11(Sun) 09:46beri

待ってました!続きも楽しみにしています。

2015/10/13(Tue) 20:32マカオの帝王

みさんこさん、beriさん、こんばんは!

ようやくマカオから戻りました。

【シドニー編】も近くアップしますので、暫しお待ちください。

マカオの帝王より

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