リゾカジ カジノレポート

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*マカオ

幻の「マカオ ボーリングオフ会」【総集編】①

Written by マカオの帝王

投稿日:2016/01/11

コメント(2 件)

*

Casiono Report

1月16日 レポートを帝王さんが編集しなおしてくださった総集編に修正しました。


■ 10月6日(火)

関西空港を午前8時半に飛び立ったピーチのMM063便は、定刻通り香港に午前11時45分に到着した。

今回の旅は、まずはリンちゃんの故郷である、湖南省第二の都市:衡陽市で、所謂“野暮用”を片づけることから始まる。

・・・・・・その少し前

9月のある午後の昼下がり。

「アナタ、10月の国慶節の連休が終わったら中国の故郷(湖南省)に一週間帰る! アナタも一緒に行く! ついでにちょこっとならマカオに行っても良いわ」 と突然のリンちゃんからの申し出。

何でも、前から揉めていた“中国版原野商法”とでも言うべき詐欺に引っ掛かった裁判の判決が出て、被害金額が戻ってくる、とのこと。

他にも、不動産の売却と、昔預けたままの定期預金の換金と、毎月10日に発売されるという、5年物の利率が約5%弱の中国銀行発行の国債購入等を故郷である衡陽に帰り、いっぺんに済ませたい、とのこと。

『そう言えば、少し前にこの裁判の絡みで弁護士費用がいるとかで、着手金として50万円程用立てたことがあったな……、それにしても、日本でもこの手の詐欺の被害は殆ど弁済されないというのに、中国は意外としっかりしているんだなぁ……』
そんなことを考えながら、

「ところで、一体幾ら戻ってくるんだい?」と尋ねると、

「アナタ! 50万えんよ!」 とリンちゃん。

「何だ、それじゃぁ、弁護士費用と同じじゃないか?」と当方が呟くと、

「違う、違う、50万円じゃなくて、50万“人民元”よ!」 とリンちゃん。

“50万元(=約950万円)!?”と驚く当方に対するリンちゃんの説明;

(注)以下、“下妻物語”風に……

 アタイが若い頃、故郷の衡陽(しょーやん)じゃ、ちょっち有名な、“林家の三姉妹”の末っ子だったってことは、前に話したよね? 去年の暮に、随分昔に流れモンの男と一緒に街を出て行った上のアネキの “朋友” だっていう野郎に、今までアンタから貰ってせっせと貯めた“爪楊枝”分の30万元を、「‘お宝’がたっぷり眠っている山の開発許可がおりたら、すぐに出資金が3倍になる権利が、今なら安く手に入る!」って言葉を信用してぶち込んだ途端、野郎ときたらトンずらしやがって、アッタマきたからダチに頼んで探して貰ったら、ド田舎の別荘に若い愛人としけ込んでやがった。それで、まずは中学の先生だったおかんの教え子の中の出世頭の“律士(=弁護士)”に、「キッチリ回収出来たら、分け前を20%、それ以下の時は、回収分の15%をくれてやる」っていう条件でナシを付けたら、キッチリ仕事してくれたみたいで、故郷の“人民法院(=地方裁判所みたいな所)”から、“ちゃんと弁償しなさい”って判決が出たって訳よ。

「成る程、そこまでは分かった。それにしても、幾ら裁判所の判決が出たとは言え、そのペテン師野郎が良くすんなりと払う気になったな?」と尋ねると、

あぁ、あの野郎ときたら、最初は「金は無い」とか「5万元なら払う」とか「毎月1万元ずつ3年間の分割で払う」とか、眠たいことを抜かしやがるんで、ほら、去年日本で流行ったTVドラマで「やられたらやり返す、倍返しだ!」とか言うのが有ったじゃん? あれを参考にして、昔アタイに惚れていた、中学のいっこ下のパシリが、今じゃ衡陽の“黒道(=ヤクザ)”の幹部を張ってると下のアネキが教えてくれたんで、ちょっと頼んでみたら、「姉さんの頼みなら、たとえ火の中水の中、そのイカレ野郎のやさに乗り込んで、きっちり“型”を付けてきまっさ! なーに、礼には及びません。今度、衡陽に帰った時に、飯の一つもご一緒出来たらそれで十分でさぁ!」と可愛いこと言ってくれちゃって……、何でも下のアネキから聞いた話じゃ、手下を百人引き連れて、夜中に野郎の別荘に乗り込んで、若い愛人と一緒のところを表に引っ張り出し、木に括りつけて “焼き”を入れてやったら、ベソかきながら、「分かった、分かりました! 元金の30万元はすぐにお返しします!! また、迷惑料として別に20万元を年内に払います!!!」 と約束して“念書”も書いたって訳……。

「うーん、そこまでされたら、そのペテン師野郎も観念したんだろうな……、後、二つ質問だ。元金を返してくれたんだったら、そもそもどうして湖南省まで足を運ぶ必要がある? それと30万元の倍なら60万元の筈だが、“迷惑料”が30万元じゃなく20万元なのは何でかな? 

ここから通常モードで……。

「あぁ、元金は今は中国の国営銀行? の口座に入っているだけで、ワタシの口座じゃないの。それを移動させるには、本人が弁護士と一緒に裁判所に顔を出さないとダメなんだって。それに中国のことだから、今はお金が入っていても、モタモタしてたら “やっぱり無効だ”とか、“代理人が来て、代わりに降ろして持っていった”とか、何が有るか分からないから、さっさと自分の手の中に納めないとダメなのよ! 10万元少ない点については、“どうしても倍の30万元は払えない、その代わりに5万元はこの場で払うし、残りの15万元については年内に払うと念書を書くから許して下さい!!” って電話で泣いて頼むからOKしてやったの、ワタシは優しの人だから♪」

リンちゃんの瞳が妖しく光る。

『裁判で戻ってくる元金が30万元、迷惑料の前金が5万元、年内に振り込まれるのが15万元、ここから弁護士費用の20%を差し引いても40万元、所有不動産の売却額が約60万元だから、これだけで100万元! それに加えて長期間ほったらかしの定期預金とやらがあるという……、 リンちゃんは金持ちだな……』

駄目元で;「今回、裁判で戻ってくるお金は、そもそも僕の“爪楊枝”が元手なんだろ? だとしたら弁護士費用分位は返してくれても良いんじゃないかな?」と聞いてみるが、取り付く島も無し。

兎に角、マカオ行きの許可は下りた。

リゾカジの掲示板を見ると、10月11日に「マカオ ボーリングオフ会」と有る。

ここ数年はご無沙汰だが、昔、大阪の某家電メーカーに入った際、組合主催の“”新入社員歓迎ボーリング大会!”で2位になり、ショールームに展示していた型落ちのステレオセットをゲットしたこと、また30代の時にも、“部署対抗ボーリング大会!”で、2ゲームトータルで444点を叩き出し、見事優勝しトロフィーとテレビ(これまた展示品)を獲得したことが脳裏を過る。

ついでに“POKER STARS”の掲示板を見ると、ちょうどこの時期にCODでポーカーのトーナメント開催中と有る。

『確か中国の国慶節の連休は10月1日~7日だったな。連休の最終日は高速鉄道が満席だろうから、その前日の6日に格安航空の“ピーチ”で香港入りし、そこから深圳に入り、中国版高速鉄道でリンちゃんの故郷である、湖南省第二の都市、衡陽まで一直線だ! 7日は家族との団欒?、8日は裁判関係、9日は不動産関係、10日は銀行関係、と野暮用を片付け、10日の夕方から12日の夕方まで、48時間のカジノ勝負+リゾカジ主催のボーリングオフ会だ! ホテルは帝王に相応しく、“グランド・リスボア”に泊まることにしよう。この二つの闘いに共に勝利し、“マカオの帝王”の底力を見せてくれる!』

こうして、10月の“マカオ ボーリングオフ会”遠征計画が決まる。

(まさか、この時は“幻”となるとは思いもしなかったのだが……)


■ 10月9日(金)

……何故かマカオ(のカジノ)にいる。

楕円形のテーブルに座っている。

同じ卓のプレイヤーは約10人、殆どは中国人だが、一人だけ8月にシドニーのポーカールームで見た、プロレスラー風の白人がいる。

ディーラーが全員にカードを、フェイスダウンで2枚配る。

それをソフトに絞って見る。

Aと3ピンだ!

9なら勝ち!(この辺はバカラと同じルール)だと、願いを込めて絞るが、一つ及ばず3ピンは7で、合計8点となる。

『まぁ良い。BBなのが残念だが、兎に角今回は勝っただろう……』

全員が場代として500$、またスモールブラインドが2千$、ビッグブラインド(当方)が4千$をテーブル上に出す。
二人がコ-ルで4千$をベットする。

『コール止まりと言うことは、そこそこ(6点~7点)位だな。良い展開だ。当方のナチュラル8が現状ではベストハンドだな…』

楽々ポットを頂ける、と思った途端、シドニーにいたプロレスラー風の白人が、チップの山を一気に押し出し、野太い声で「オールイン!」 を宣言する!

後ろは全員フォールドで、BBである当方のアクションとなる。

当方のチップは約5万$だが、白人にカバーされている為、負ければゼロである。

『またアイツか! ナチュラル8なのに、BBなのに、こんなところでフォールド出来るか! けど、このゲーム(バカラ&ポーカー)でオールインということは、“ナチュラル9”の可能性大だ。降りるしかない……、しかしまてよ? こいつはチップ量に物を言わせた“セミブラフ”が得意だったな……、そんなに都合良く“9”が入るものか! とすれば、奴のハンドは精々がこっちと同じ“8”、ならばここは思い切って勝負!』

散々悩んだ挙句に、“オールイン”を宣言する。

白人が渋々オープンしたハンドは;

9+8=7点!

当方の8点を見て、唇を噛みしめる白人……

嬉しい一目差の勝利である!

バカラのバンカーで勝った際と同じように、コミッションを5%取られるが、大勝利だ。

『この地の空に“サザンクロス”は無い! ここはマカオ! 元祖“マカオの帝王”のホームグラウンドだ。リベンジさせて貰ったぞ……』

勝利の余韻に浸るが、周囲の景色がぼやけ始める。

「アナタ? どうした? 何か悪い夢でも見たか?」
リンちゃんが話しかけてくる。

全ては夢だった。

これが正夢になることを願いつつ、再び眠りに落ちる。

■ 10月10日(土) 夕方

イミグレを通過し、マカオに入る。

ちょうどCODで開催予定の、エントリー費(1万$)のポーカー・トーナメントに出場すべく、ホテルが運航中の無料バスに飛び乗る。

午後6時、CODに到着する。

ポーカースターズの受け付けで、参加費の1万HK$を支払う。

参加者は約100名。

久しぶりの海外トーナメントだ。

スタートチップが1万点なので、単純に1点=1HK$だと思って良い。

序盤戦、♠Q♢Qが入る。

500$打つと二人がコールで付いて来る。

フロップ;

♠J ♡9 ♢4

恐いAもKも無い。

ドローも無さそう。

安心して千$打つと一人フォールド。

残ったメガネの若者は、迷った末コール。

ターン;♢2

良し良し、と2千$ベット。

メガネの若者はコール。

リバー;♠K!

恐れていたキングが降臨する。

『これは困った……、ここで弱気を見せると付け込まれる。さりとて、オールインしても相手がAKならコールされて終了だ。間をとってもう一回2千$打って様子を見るか……』

2千$ベットすると、メガネの若者が長考モードに入る。

最後に、「コール……」の声が聞こえる。

若者のハンドは、♢A、♢J

悪くは無いが、当方のQQには及ばない。

約6千$を獲得する。

その後もAA、KKなどハンドに恵まれ、2万$オーバーでテーブルチップリとなり、休憩時間を迎える。

顔見知りの日本人を探す。

去年の全豪ポーカー・チャンピオンのYさんを発見する。

互いの健闘を祈りながら分かれる。

休憩後の初手、SBの時、ハンドは♠A、♢3だったが、前のショート(約3千点)がオールインしてくる。

誰もコールしないので、代表でコールする。

相手のハンドは♢8、♡8

A様の降臨を願うが、いきなりフロップで

♢2、♡4、♠5と落ち、ストレートが完成する。

そのまま当方の勝利!

その後も順調にチップを増やし、2万8千$にまで伸ばす。

『このままDAY1を突破し、明日のDAY2でインマネだ!』

夢は膨らむ。

しかし、ここでテーブルバランスを取る為に、別テーブルへの移動を告げられる。

『もう少し、この居心地の良いテーブルでプレイしたかったな……』

名残は惜しいが席を立ち、指定のテーブルに移動する。

テーブルチップリは4万点以上持っている、強面風の白人男性。

それ以外も、皆さん抜け目が無さそうで、暗雲が立ち込める。

新参者として、暫く様子を見る。

何故かハンドも悪くなり、徐々にチップを削られる。
こうした中、久しぶりに♣Q♡Qが入る。

1,200$打つと、チップリの強面白人がコール。

嫌な感じがする。

フロップ;

♢4、♡3、♠2

恐いAもKも姿を見せない。

今の内! と思い、3,000$をベットすると、強面白人から7,000$のレイズが飛んで来た。

ますます嫌な感じとなる。

誘われている気配の中、これをコールする。

ターン;♠Q!

待ち望んでいた“Q様”のご降臨である。

今度はこっちが相手を嵌めるつもりで5千$を打つと、即オールインが返ってきた。

『早い、早すぎる……』

相手がAAでもKKでもAQでも、2,3,4のいずれかのセットでも、何かの2ペアでもこちらが勝っているが、秒速で“オールイン”が返ってきたとなると……

『やはり、A5若しくは56のフロップストレートか……』

嫌な気配はMAXになるが、既にポットにコミットしている為降りられない。

『例え相手がストレートだとしても、残り1枚の♢Q、若しくは3枚ずつある2,3,4のどれかが落ちればフルハウスだ! まだ望みはある。それにストレートとは限らない! トップセットで降りられるか!』

こちらも、オールインを宣言する。

強面白人がオープンしたハンドは♠5、♠6!

やはりストレートが完成していた……

リバー;♠J

強面白人が意味も無くフラッシュに昇格して終了。

どうにも、オーストラリア遠征から、“強面白人恐怖症”は継続中のようだ。

荷物を纏めて席を立つ。

COD内の名店街をブラブラしているリンちゃんに電話し、クロークに預けたスーツケースを引き取り、タクシーで本日のお宿である “グランド・リスボア” へ向かう。

「アナタ! このホテルはピカピカで綺麗ねぇ!」各種エルメスのアメニティに喜ぶリンちゃん。
今までなら、カジノの有るホテルに泊まった際に、そこで一勝負せずに寝ることなど考えられなかったのだが、寄る年波のせいか、冷蔵庫の中の無料のビール(サンミゲル)を飲むと眠気が襲ってきた。

「アナタァ、疲れてしまった。もう寝ろ」とリンちゃん。

無言で頷き、そのまま眠りに落ちる。





------幻の「マカオ ボーリングオフ会」【総集編】②に続く ------



*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。

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このレポートへのコメント(全2 件)

2016/01/16(Sat) 03:40みさんこ

澳門はやはり庭みたいですね。北斗の爆発期待しています

2016/01/17(Sun) 00:57マカオの帝王

みさんこさん、新年快楽!

年末の『新年快楽2016!』も連続でアップしますよ!

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