パイガオポーカーの遊び方
パイガオポーカーのすすめ No.2 by GENさん
今回は、パイガオポーカーの遊び方について説明します。説明を簡単にするためにプレイヤーとしての遊び方からはじめます。
■ゲームの目的
配られた7枚のカードを5枚と2枚にわけ、それぞれポーカーの役を作り、バンカー(ほとんどの場合はディーラー)の手役に両方勝つこと。
*使用するカードはジョーカー1枚をいれた53枚です。
ジョーカーはストレートやフラッシュを完成させるためにはワイルドカードとしてつかえますが、それ以外はAとしてつかいます。従って、最高役はAのファイブカードですが、K以下のファイブカードはありません。
*ノーペアーにも順位がある。
日本人はノーペアー同志だと引き分けになると思っている方が多いのですが、数の強さによって勝敗を決めます。Aが一番強く、2が一番弱くなります。従って、2枚のほうは、最高役がAのペアーで、2・3が最低の手になります。尚、パイガオとは配られた7枚がノーペアーの場合をいいます。バカラと同じですね。
*どのようにわけるか
プレイヤーは5枚で作る役を2枚で作る役よりも強くしなければなりません。5枚のほうをハイエスト、2枚のほうをセカンドハイエストと言います。もし、間違えるとルール違反で即負けになりますので注意が必要です。(カジノによっては1回だけ許してくれることがありますが)
たまにみかけるのですが、5枚と2枚を両方負けなければいいと思い、7枚でワンペアーしかないとき、ペアーを2枚にし、5枚をノーペアーにする方がいます。また、ジョーカーがAだということをわすれ、他にペアーがあるときに、2枚のほうにA・ジョーカーをおいた人がいました。この場合、Aペアーは最強ですので、2枚のほうが5枚より強いことになり、ルール違反で即負けになります。
他のポーカーと違い、いくら5枚でロイヤルができたとしても、他の2枚が低い数字のノーペアーだったら、勝負は1勝1敗の引き分けにしかなりません。そこで、配られた7枚をどのように分けるかを判断するのがこのゲームのおもしろさです。具体的な戦略は別項で書きますが、ここで例題をひとつ。考えてみてください。
配られた7枚は
です。
*どのようにテーブルにおくか。
パイガオテーブルには、丸い枠と、横長と縦長の四角い枠が印刷されています。プレイヤーはカードが配られる前にチップを丸枠におきます。カードが配られたら、2枚のほうを上の四角い枠に、5枚のほうを下の四角い枠にその枠にあわせておいてください。困ったことに各カジノで縦長が上か横長がう上か違います。
カードは全て伏せておきます。プレイヤー全員がおき終わるとディーラーが自分の手を作り、各プレイヤーの手を確認します。プレイヤーが5枚と2枚共に勝っている場合は、賭金と同額から5%引いた金額を配当します。1勝1敗の場合はカードだけを、両方負けている場合はチップとカードを回収します。
*コピーハンドはバンカーの勝ち
何度も言いますが、全く同じ手役の場合(コピーハンドといいます)は、バンカーの勝ちです。2枚のほうはよくでます。
文字で表現するのはなかなか難しいのでわかりにくかったと思います。次回は、ゲームの流れについて説明します。