パイガオポーカーのゲームの流れ
パイガオポーカーのすすめNo.3 by GENさん

 今回は、ゲームの流れについて説明します。

 パイガオポーカーは現在2種類のテーブルがあります。一つは、パイガオマシーン(正式な名称ではありません)という専用のシャッフルマシーンをつかうもので、他は普通のシャッフルマシーンをつかうものです。前回にパイガオポーカーはその儀式性ゆえ1ゲームに時間がかかるといいました。普通のシャッフルマシーンを使うタイプのほうがその儀式性が明らかなのでこちらから説明します。

 パイガオポーカーのテーブルは、ディーラーが一人プレイヤーが6人まで座れます。カードは一組52枚+ジョーカー1枚の53枚を使用します。また、サイコロ3個を使用しますが、これはさいころを振っても飛びでないようにカップにはいっています。

 説明をわかりやすくするため、ディーラーを1として各プレイヤーをP2からP7とします。
座る位置は次のようになります。

                  1 (ディーラー)
           P2                    P7
              P3              P6
                  P4     P5

(1)各プレイヤーは最初に所定の位置にチップををおきます。その際、バンカーを希望するプレイヤーはその旨ディーラーにいうと、ディーラーはBANKまたは漢字で書かれた親マーカーをその人のチップ置き場におきます。バンクプレーについては別項で述べますので、以下はディーラーがバンカーをつとめる 場合について説明します。

(2)各プレイヤーがチップをおき終わったら、ディーラーはシャッフルマシーンからシャッフル済みのカードを取りだし、プレイヤーの誰かにカットを求め、7枚づつ7組の山を作り、ディーラーの前に並べます。その後のこりが4枚(53-7X7=4)であることを確認します。

(3)ディーラーはサイコロを振り、カードの山を誰から配るかをきめます。決め方は、自分を1としP2を2、p3を3としてサイコロの目によって決めます。つまり、サイコロ3個ですから、次のようになります。
 
  1-8・15 P2-9・16 P3-3・10・17 P4-4・11・18 P5-5・12 P6-6・13 P7-7・14

 サイコロの目に当たった人がディーラーから見て1番右端のカードの山を配られ次の番号の人がその隣を配られます。注意しなければ行けないことは、空席であっても一度配られ、ディーラーが配り終わった後、空席分を回収することです。

 この結果、オカルトではありますが、短時間のゲームでは麻雀と同じくツカナイ席があり、そこの席だけプレーヤーが何度も交替するということがおこります。そこで、自分がツカナイなと思ったら、席を交替することも考えてみてください。気分転換にもなるのでお勧めします。

(4)プレイヤーは配られた7枚のカードを5枚と2枚に分け所定の位置に伏せておきます。このとき、5枚と2枚をどう分けていいか迷うときは、遠慮なくディーラーに聞いてくだ さい。ディーラーはハウスプレーを教えてくれますし、ハウスプレー以外でも自分の個人的意見をいってくれる場合もあります。その間、ディーラーは自分のカードはみず、そのカードの上に親マークをおきます。

(5)プレイヤーのカードが全ておかれたら、ディーラーは7枚のカードを全てオープンにし、カジノが定めたハウスプレーに従って。2枚をプレイヤー側に5枚を自分側に並べます。
 その際、その役の作り方に疑問があったらディーラーに聞いてください。ハウスプレーの基準を説明してくれます。それでも、疑問が残るようならピットボスに確認してください。ここで遠慮すると負けなくてもいい場合にチップを取られることにもなりますし、原則としてハウスプレーは最適なプレーとカジノが認めたものなので 今後の勉強にもなります。

(6)その後、ディーラーはP2のプレイヤーから順にカードをオープンして勝負の確認をします。プレイヤーが5枚と2枚の両方を勝っている場合はカードをオープンしたまま次のプレイヤーの勝負の判定に移りますが、両方負けている場合はカードとチップを回 収し、1勝1敗の場合はカードのみ回収します。その後、2勝したプレイヤーに賭金と同額から5%のコミッションを引いた金額を配当し、カードを回収します。

 このように、パイガオポーカーは麻雀によくにた手続きをふむので、時間がかかります。そこで、カジノは時間当たりのプレー回数を増やし、利益率をあげるため、バイガオ専用シャッフルマシーンを導入しており、現在はこちらが主流かもしれません。
これは、テーブルの真ん中に1から7までの数字をデジタル表示する窓があるのですぐわかります。

 このテーブルは、上記(2),(3)の手続きを省力化するために作られたものです。すなわち、ディーラーがマシーンをスタートさせると真ん中のデジタルがまわり、1から7までの数字が表示されます。そして、パイガオマシーンですでに7枚づつ分けられたカードが、数字が1の場合はディーラーから、それ以外はその数字の番号のプレイヤーから順
番に配られていくものです。
 
 このマシーンの導入によって、時間単位のプレイ数が10-20位増えたと思います。ゲームがスピーディになったとしてこれを歓迎する人もいるのですが、私は余り好きではありません。どうも、大バカラがミニバカラになってしまったみたいに感じるからです。

次回はいよいよ戦略編です。

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