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ブラックジャック再考 第三話:カジノ必勝法
カジノでの必勝法のひとつにマーチンゲール法というものがあります。
最初に1単位を賭けます。勝てば2単位もらえるので差し引き1単位の儲け。
負ければ次に2単位を賭けます。勝てば4単位もらえるので(1+2)単位賭けたあなたは1単位の儲け。
負ければ次に4単位を賭けます。勝て8単位もらえるので(1+2+4)単位賭けたあなたは1単位の儲け
とにかく、勝つまで賭け金を倍々に増やしていきます。
根拠は簡単、
という公式を実践しただけのもの。
ただこのマーチンゲール法、カジノではできないと言われています。
理由は、
1)倍々でいくとある時テーブルリミットにかかって、それ以上できないから
例えばラスベガスの$5テーブルの上限は$2000くらいかな?
とすると400単位しかないので9回連続負けると、次に賭けるべき512単位が上限を超えてしまいます。
2)すごいリスクを負うのにリターンはたった1単位しか得られないから
例えば8連敗すると9回目の賭け金は256単位ですが、たとえこれに勝ったとしても1単位しかもらえません。割りにあわないですよね~
ただ私はこのマーチンゲール、考え方・使い方・(必勝法の)定義によってはまさにカジノ必勝法として実に優れている方法だと思います。
例えば、1024単位をカジノに持っていき、1単位勝ったらやめる。
というやり方に徹するとします。
すると計算上は1023勝1敗の成績を収めることができます。
1023回は1単位の勝ちですが、唯一の1敗は1024単位の負けというオチもついていますが・・・(笑)
1)のテーブルリミットに引っかかってしまうじゃないか?と言われる方もいるでしょうが、それは簡単にクリアできます。
例えば1)の例だと、$5テーブルで9連敗すると10戦目は512単位($2560)賭けますが、それを同じテーブルでやる必要はありません。$25テーブル(MAX$5000)又は$100テーブル(MAX$10000)に移ればいいだけの話です。
でも、ラスベガスに行って、もし1回目に勝ってしまったら、それでゲーム終了!!
はつらいですよね(笑)
やっぱ必勝法はないんですかねぇ・・・
マーチンゲールといえば、BJのシャッフルタイムに時々ルーレットで遊びます。
グリーン($25)チップ6枚をルーレットに持って行き、これを全部レッド($5)に替えます。
そして1~12、13~24、25~36の内2箇所に1枚づつ賭けます。
当たれば3枚なので、1枚の儲け、外れたら同じように3枚づつ賭けます。
当たれば9枚なので、差し引き9-(2+6)=1枚の儲け、外れたら次に9枚づつ賭けます。
当たれば27枚なので、差し引き27-(2+6+18)=1枚の儲け、負けたら「ツカンポ~」嘆いて終わります(笑)
とにかく勝てば1枚稼げます。
3連敗し「ツカンポ~」と嘆く確率は1/3×1/3×1/3=1/27
正確には
14/38×14/38×14/38=5%=1/20です
そしてBJの新しいシューの準備ができたら、浮いた5~6枚のチップを自分のラッキーナンバー(誕生日など)にパラパラと置いて運試し
うまく当たれば$5×36倍=$180の儲け!となります。
シャッフルの暇つぶしには持って来いの遊びですが、最近CSM(シャッフルマシーン)が増えて来た事や2deckのBJをやっていますので、なかなかできなくなっちゃいました。