カジノゲーム徹底解説

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ブラックジャック再考 第六話:カジノで負けとは・・・

第五話でBJを4000ゲームフラットベットでやったら、37.6%しか勝てないというお話をしました。
でも実際は、もっと負けている人も多いのではないのでしょうか?
今回はそのお話を・・・

BJでは、あるいはカジノゲーム全般だと思いますが、連勝したり連敗したりの大波小波が訪れます。これを横軸にプレー数、縦軸に$のグラフに表すと以下のようになります。

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実際は控除率があるので、横軸は控除率の分だけ右下がりになっています。

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まぁこの図は第四話の正規分布曲線と違い、あくまでも概念的な図ですのであしからず

この図で横軸より上にいる時はプラスですので、ウハウハモード、下にいくとしょんぼりモードです。
皆さん経験していると思いますが、上にいっても必ず見えない壁があって、それ以上勝てなくなります。
またいくらツカンポでも、ある時を境に上昇していきます。

カジノで勝つときってどういうときでしょうか?
そう、横軸より上の部分でヤメた時です。
これは時間的な制約でヤメる時が多いかな?要は飛行機の時間が迫ったから・・・という理由!
意思を持って浮いているときにスパッとヤメられる人は、強い人でしょうネ

さて問題です。
カジノで負けるときはどういうときでしょうか?

それは、時間的な制約で横軸より下の部分でヤメる場合もありますが、パンクしちゃってヤメざるおえない場合もあります。
この事象が非常に多いので、確率統計上の数字よりも負けて帰る人が多いんですよねぇ・・・
これをグラフに入れるとこうなります。

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パンクしないためにはどうするか?
これはバンクロールを多く持つか、平均ベット額を下げるしかありません。
ではその適切なバンクロールは・・・

とにかくたくさん!では怒られちゃうかな?(笑)
では正規分布の考えに戻りましょう。

この正規分布のグラフでは
平均±1σの範囲に全体の68.3%
平均±2σの範囲に全体の95.4%
平均±3σの範囲に全体の99.7%
が入ります。
すなわち平均-3σも負けてしまうことは0.15%しかありません。
4000ゲームやるなら、平均=2000、σ=31.6なので、2000-3×31.6=1905.2
したがって1905勝2095敗となる時ですので
1905-2095-4000×0.5%(ハウスエッジ)=210
すなわち平均ベットの210倍負けるときが0.15%の確率でやってきます。
まぁこの0.15%のツカンポがきた時はあきらめるとして、平均ベットの210倍に40回のハマリを加えて250回がパンクしないバンクロールといえるでしょうか?

平均$25なら$6250、$100なら$25000のバンクロールが必要となります。
さて、皆さんはこれだけの軍資金を持ってカジノに行っていますか?

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