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バカラ罫線

バカラ罫線について私の知っている範囲でお知らせしたいと思いますが、私がバカラを覚えたのがマカオという事でバカラ用語は広東語になりますのでご理解願いします。

最初に断っておきますが、別にこれを知ったから必ず勝てるというものではありません。誰しも次のゲームの結果の予測は不可能ですし、次にどちらが勝つかはほぼ1/2の確率です。私はこの罫線を参考にしながら張りのメリハリをつけているのと、調子に関係なく見する、しないを決めています。

●罫線てなんじゃいな?
バカラでつける罫線はそのシューが始まってからプレーヤー、バンカーどっちが勝ったかの記録です。要するに出目。プレーヤー、バンカーを赤、青もしくは黒で印を付けます。印のつけ方も各人色々。数字で書き込む人もいれば、○印をつける人もいます。
また、ベガスやテニアンなどでは、プレーヤーが勝つと赤○をつけたりするのに対し、マカオ、フィリピンではこれが逆になったりしますので、人の罫線を見るときは注意が必要です。
私はマカオ育ちなので、プレーヤーは青○で書きます。(以後もそれで説明させてもらいます。)
テニアンに行った時は、後ろから「その青はプレーヤー?それともバンカー?」などと良く聞かれました。

今回、私が説明するのはマカオで一般的につけている罫線です。
同じチャイニーズ罫線でも下の方に○を3段ずつ付ける、いわゆる中国罫線と呼ばれるものとは違いますのでご注意を。

マカオでつけている罫線は4つとこれにチューチャイと呼ばれる、プレーヤー、バンカー、タイのどの目が出たか印すサイコロの様なものがあります。
そのサイコロは左上から6個下がり次の右隣に移ってまた下に6個下がります。
このチューチャイの出目を見ながらプレーヤー、バンカーに張る人がいますがこれも横に走る、いわゆる1段目が全てバンカーなどという場合があり、それにのって大勝したという人も沢山いますが、横に走っているのに気が付き大きくはったらその時から来なくなったという場合もあります。
以上、このサイコロみたいな物はチューチャイ路といいましてこれから説明する罫線も全て名前の後には路がつきます。

以下、例をもとに簡単に説明していきます。
是非プリントアウトして、図と説明を照らし合わせて見て下さい。
(名前の由来については私もわかりません。)
私はこのマカオでつけている罫線、非常に気になりました。他人がつけた罫線を持ち帰り、寝る前になんでこうなるねん?と毎日眺めやっとのこと覚えました。

まずはこんな感じの4つの罫線になります

*

●大路(ダイロ)
一般的につける罫線のことです。

大路以外の3つの罫線は下側につけるので下路と呼びます。

●大眼仔(ダイガンチャイ)
大路の左隣を基準にしてつけます。

書き始めるタイミングは↑の罫線でいうと(3)の結果の次からです。(2列目の2段目)
基本的に大路以外の罫線は、基準と同じなら赤印となります。(4)の結果が下に落ちれば左隣と同じになるので赤印しになりますが、(4)の結果がこの場合下に落ちず切れた為、左隣とは異なるので結果は青印しになるのです。

注意点としては(9)の部分です。(8)の結果では左隣と違うので青印しになります。しかし、それ以上に下に落ちた場合は赤印しになり、切れるまで赤が続きます。

もう一つ、横に走る場合。
(19)のポイントで赤印しになるのですが、(19)以降横に走った場合、2目落ちるまで赤印しが続くのです。それは大眼仔に限らず、小路、甲由路も同じ様に考えていきます。違いはどこを基準として考えていくかです。

●小路(シュウロ)
左側の2個隣を基準にしてつけます。
書き始めるタイミングは↑の罫線でいうと(4)結果の次からです。(3列目の2段目)
(5)の結果が左側の2個隣、すなわち(2)と同じく落ちたので赤印しスタートになるのです。
注意ポイントとして(9)の部分です。(5)の次は切れていますので(9)が切れれば赤印しのままですが、下に落ちたので?の結果を基に小路は青印しになるのです。その後切れるまで赤印しです。

小路だけ斜線でつけていますが、これは特に意味はありません。例となっている罫線はマカオで一般につけている代表的なものです。私は下路が○、/で分けるのが面倒なので、下路すべて/でつけています。○を書くより/でつけた方が早いですからね。

●由甲路(カッチャロ)
左側の3個隣を基準にしてつけます。
書き始めるタイミングは例で上げている罫線でいうと(6)結果の次からです。(4列目の2段目)

これは以前、でんさんから質問があった内容です。

1.縦ツラが続いた場合、3つとも青になりますか?(青のツラになる?)
回答)例えばB,P,B,Pという結果だった。次がPで落ちた場合、3つとも青になります。

2.横ツラが続いた場合、3つとも赤になりますか?(赤のツラになる?)
回答)例で上げた罫線で説明しましょう。(20)の次がプレーヤーで横に走った場合、全ての下路は3つとも赤印しとなります。

さあ、例であげた罫線をどの様に見ていくか?

わかりやすい単純な大路の場合の罫線は、大路を見てプレーヤー、バンカーどっちにするか決める人が多いです。大路がバラバラで読みにくい時など下路の3つの罫線が役に立つ場合が多いです。
特に下路のどれかで青印しが15ズラになる事がたまにあります。

(5月のマカオオフ会で私がゴンさんと出会った時は、丁度私は由甲路の青ヅラを追っかけていた時でした。その時は4ヅラあたりから追いかけ14ヅラ位になりウハウハでした。)
特に青ヅラは大路で読みづらい罫線が多いので役に立つ事が多いです。
そうなると、マカオ以外では「何でこんなわからん罫線で次がみえるのだ?」と不思議がられる事があり、一時優越感に浸る事もできます。
但し、マカオでは知っている人が多いので優越感を味わう事は少ないですが、そんな時は皆で「由甲路の青が延びてるでー」と確認しあいながらハウスを攻撃するのです。

例に上げた罫線では大眼仔は青赤ともに5目のヅラになっています。このような時私なら5目のツラ追いです。大路がプレーヤー1目で切れている事もポイントですし、小路では青が一つで切れている事もポイントになります。大眼仔は鉄板の青なのに、小路では鉄板の赤、そんな時に「喧嘩している状態」と見て私はタイとマカオルールのペアにベットしますが、これが結構確率がいいんです。
マカオで戦う人達も同じ様な判断をしている人が多いです。

さて参考になりましたでしょうか?一度実践で書く練習をして見て下さい。

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