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シンガポール、新型コロナ対策の入国規制を一部緩和
2021/ 08/ 22
シンガポール政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として実施している入国規制の一部緩和を発表した。8月21日から、香港あるいはマカオに21日以上滞在した者がシンガポールに渡航する場合、到着後のPCR検査で陰性であれば、ワクチン未接種でもシンガポール入国後の隔離が不要となる。シンガポールの居住者が香港やマカオに行って数日で戻ってくることも可能。日本からの渡航者については引き続き14日間の隔離が必要だが、ワクチン接種済みの人は自宅など政府指定施設以外で隔離期間を過ごすことも可能となる。
また9月8日からはドイツとブルネイを対象にワクチン接種完了後2週間以上経過していれば隔離なしで入国できる新たな制度「ワクチントラベルレーン(VTL)」を導入する。制度利用者は専用の航空便を利用し、出発前、到着後、滞在中にPCR検査を受ける必要があり、外国人には新たに設けた入国申請パス「ワクチントラベルパス(VTP)」の取得が義務付けられる。ワクチン接種率が上昇する中、シンガポール政府としては、海外との往来を段階的に再開し、経済の回復と国際空港ハブとしての地位回復を目指したい考え。By Resocasi.com
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