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ベトナム、12月15日から日本を含む9都市との間で国際的便を試験的に再開へ

2021/ 12/ 09

ベトナムの交通運輸省は、年末の旅行需要の急増を見越して、12月15日からベトナム行きの定期国際便を試験的に再開する計画を首相に提出した。

第一期では、12月15日から2週間、パンデミックに関する安全性が高く、ベトナムへの入国需要が高い都市(具体的には北京、東京、ソウル、台北、バンコク、シンガポール、ビエンチャン、、プノンペン、サンフランシスコまたはロサンゼルス)とベトナム・ハノイ間の定期便を運航、毎週約14,000人の乗客が到着する見込み。第2期は、第1期が終了後、2022年1月から1ヶ月間を予定している。運輸省は、上記の9都市以外にも、クアラルンプール、香港、パリ、フランクフルト、シドニー、モスクワを結ぶ定期便を提案しており、またベトナム側の都市ではノイバイ、タンソンニャットに加え、ダナン、カムラン、フーコック、バンドンの各国際空港にも就航を予定。便数も第1期の片道各週4便から同各週7便に引き上げ、入国者数は週に約4万人になると推定する。

運輸省は、この計画の実現のためには、新型コロナの予防接種を完全に受けている乗客、あるいは罹患後に回復しフライト前72時間以内に迅速抗原検査またはPCR検査の結果が陰性である乗客らの検疫ルールを徐々に緩和する必要があるとしている。加えて国際便の再開にあたっては相手国との間に「ワクチンパスポート」へ合意と承認が欠かせないとする。

人口約1億人のヴィエトナムでは、これまでに新型コロナワクチンの接種が1億2,860万回実施され、2回の接種を受けた人数は5,500万人となっている。By Resocasi.com