リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人の旅打ち日記③

* ヨーロッパ 2012/ 11/ 18 Written by 独逸の旅打賭け人

コメント( 2)

2012年11月3日 カジノ「バート・エムス」

 いよいよ、今回の旅打ちも最終日3日目。今日は「バート・エムス」という小さいカジノを攻める。
ここは、コブレンツとリムブルグという町を結ぶローカル線の沿線にある瀟洒な温泉地。今日はコブレンツに宿をとって、昼間はリムブルグの町に行って、木組みの家々や大聖堂等の観光をしていた。ドイツのほとんどのカジノのオープンは15時なのだが、ここは18時。そこで昼間の時間を有効に使って、観光の帰りにカジノに寄ろうということにした。

 入場は18時40分。ここもメンバーカードを貰っているので入場料は取られない。
2台しかないルーレットの内、開いているのは1番台。ところが賭け人は誰もいない。この台はクイックテーブルといわれる立ってプレイする台で、クルーピエ1人とピットボスとで運営されるのだが、誰も賭け人がいないので、時々玉を廻しながらおしゃべりに興じていた。

電光表示盤の今までの出目は次の通り。
[3-27-1-18-32-10-24-8-19-6-24-21-12-19-26]
G(グロース)が強くなって、その反面Kの出目が弱まってきている感じ。0/3(ゼロ・スピール)は小の目に寄っている。Or(オフラン)の目も弱い。

 ここから参戦。10ユーロのカラーチップを依頼する。10ユーロのカラーチップはこの台には用意されていないので、キャッシャーで交換してこなければいけないのだが、金銭の出入りに関する事なので常駐している政府の税務官を呼んで立ち会わせなければならず、時間がかかる。今回は他に賭け人がいないので気にせずに済み、その間を利用して作戦を立てる。
参戦初投は、手始めにOrに5枚のチップを置く。
出た目は、Kの16。次は再度のKを狙ってKに6枚。
ところが、止まった数字は△の29。△のマークは筆者独自のもので、Gの17個の数字から0/3の7個の数字を除外した10個の数字のゾーンを指すもの。いずれも0/3とOrのゾーンの間の左右5個ずつの数字。
次はGのツラ目になるか、Kに戻るか。Kに戻るとみて、再びKに6枚。
出た目は、26。ヨーロピアンルーレットの盤面の中心数。どうも狙い通りにいかない。今、玉を投げているクルーピエは粋なお姉さん風の中年女性。彼女には以前にも酷い目に合って相性も悪く、このカジノでは最も腕の立つクルーピエのよう。次の目は以下の通り(カッコ内の数字は当たった時の配当のチップ枚数)。
-28(17)-14(35)-12-1-34
ここまでで、1000ユーロを失っている。ところがここで玉を廻すクルーピエが交代して、粋なお姉さんクルーピエはピットボスの席に座った。流れが変わるかも知れない。
-6
ここまで、Orが3回続いている。Orが4回続くことはまずないと思いながら、出目のケイ線を読んでみると、1列の小の目の流れが見える。数字でいうと、1、4、7、10の4数字になる。それぞれの数字の上に各2枚のチップを置く。
出た目は、1。
70枚のチップが戻る。次は1列の大目と読んで、25、28、31、34に2枚ずつチップを置いて、併せてOrに5枚。
出た目は、6。
Orの分17枚が戻る。
ここまでは、Orが5回続いていて希有なことだが、6-1-6 と数字が行き来していることから、ひょっとしたらと、1に3枚のチップを置いてみる。
出た目は、何と、1。105枚、1050ユーロの勝ち。ここでプラスに転じる。クルーピエが代わったのがよかったのだろう。その後は、
-12-6(17)-24-4-18
この6は大きく取れていなければならないのだが・・・
ところが、ここから流れが一変した。
-7(70)-7(70)-19(70)-20-24(87)-6(87)-10(52)-14(122)-24(157)
7のリピートもよかったが、今回は6もうまく押さえ、14と24に至っては出目表でのケイ線どおり。20からのOrとKとの交互の出目と、列と大中小を組み合わせた通りに出ていて、14と24は単独で100ユーロを賭けてもいいくらいの鉄板の出目。まあ、今回の旅打ちのルールで大賭けをしないことになっているので、止むを得ないが。
この後の出目が、7になって流れが切れたので、文句なくここで終了。結局、賭け人は誰も現れず、最後までクルーピエとの一対一の対戦となった。

プラス 239枚、2390ユーロの浮き。ティップとして別途に24枚、240ユーロのチップを渡している。
出目表のケイ線でみると、大目が34以降、19回出ていない。OrとKの6目の行ったり来たりの後だけに、これからはGの大目、25、28、26、29、32、35が集中的に出るはず。最後の7は28と29に挟まれた目である。

 3日間3ヵ所の旅打ちで、浮いた金額は5110ユーロ。旅打ちの1日当たりの費用200ユーロずつを引いても、4510ユーロが残る。あと、22日間の旅打ちは続けられることになった。
 
 この後の旅打ちのレポートは、来年の2月以降の予定。


このReportへのコメント(全 2件)

2012/11/19(Mon) 22:16

空回り

いつも楽しく拝見しております。

どうしても韓国のカジノになりますので

アメリカンルーレットなのが残念です。

幸いちょいプラぐらいで楽しめていますが、

仕方ないところでしょうか。

ヨーロッパではぜひルーレットをやってみたいです。


2012/11/20(Tue) 01:57

独逸の旅打賭け人

DOUBLEDO さん

はじめまして。
小生も韓国でのルーレットがヨーロピアンタイプだった頃(20年くらい前でしょうか)には、ソウルで何回かプレイしたことがありますが、アメリカンでは到底勝てるとは思えませんので、一切やりません。
ヨーロッパのルーレットでも、日本人にはドイツが一番合っているようです。それも、小さいカジノの方が誰にでも楽しめると思います。ただし、フランクフルト空港内のカジノだけはお勧めできません。
ぜひ、挑戦してください。


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