リゾカジ カジノレポート

韓国フィリピン漫遊記

* アジア 2014/ 03/ 09 Written by ぽんとん

コメント( 0)

【旅程編】

以前より温めていた韓国フィリピンカジノ漫遊。
ついに実行する時を迎えた。
とにかく旅はそのプランを考えている時が最高の悦楽。
「平日組上方演芸会」への参加に合わせた日程は次のとおりとなった。

11月15日(金)深夜バスにて山梨-京都6時間7,000円也
16日(土)京都に早朝着、高台寺を中心に東山散策。
紅葉を愛で、湯豆腐を喰らった後、大阪のリッツカールトンへ移動し、「平日組オフ会」に合流。
17日(日)関空よりアシアナ午後便にて仁川in
夜までGGでBJトレーニングを積み、アシアナ夜便にてフィリピンはクラーク空港にトランジットしアンヘレスに泊。
18日(月)昼、Jちゃんとカサブランカカジノで合流。
6泊アンヘレスに滞在し、カサブランカとPagcorアンヘレス、そしてお決まりのgogo-barを攻める。
23日(土)宿泊先のパシフィックブリーズHのタクシーにてマニラに移動、チップ含めて60kmで3,000ペソ(7,000円)也。
前回下見しておいた「ソレア」を徹夜で攻める。
24日(日)アシアナ午後便にて仁川に戻る。
定宿としたい宣陵のグリーングラスHにチェックイン後、WHへ移動し「平日組ミニミニオフ会」に合流。
その後、WH,COEXの万卓を攻め続け有終の美を飾る(嬉)。
26日(火)アシアナ午後便にて金浦-羽田、高速バスにて深夜帰郷。

以上の11日の漫遊であったが、
このアシアナ周遊券は72,000円とお買い得。
宿泊費が概ね100,000円
食事会諸々で50,000円
トータル経費は約250,000円。
で、カジノの勝ち目標をイエロー2.5枚と設定し、果たしてそのとおりとなる(嬉)。
ついにカジ旅経費をカジノで稼ぎ出したと浮かれるも、
家に帰って調べたらどうしても100,000円足りない。
計算が合わない。
かすかな甘い記憶を辿れば、
gogo-barで何度もバーファイン払ったり、
2階席から20ペソの束をばら撒いたり、
オネーのドリンク攻勢をかわせなかったり、と
全く進歩していない自分がそこにおりました(笑)

【旅立編】

韓国フィリピン漫遊の出発地は関空。
しかし、あまり関西を訪れない小生にとって関西自体が異国。
「毎度おおきに」なんて言葉はテレビでしか聞かない外国語。
又は吉本の標準語。
これを店員さんから普通に言われると、
「ふざけているんじゃないの」と疑ってしまう。
で、大ちゃんに「イミグレあるの」と聞いたら、「多分関ヶ原にある」とのお答え。
gennちゃんに「大阪では円が使えるの」と聞いたら、「問題ない」とのお答え。
少々緊張しつつも京都に降り立ち長いエスカレーターの左側でボケッと立っていたら、後ろから突かれる。
あれ、エスカレーターの走行レーンて右側じゃなかったっけ。
やはりここは外国だわ。

京都は学生時代の思い出の地。
京都のダム女に通っていたみっちゃんは今何してんだろう、なんてセンチになる。
よく東山や嵐山を散策したものだ。
当時は「夜の窓」なんていう洒落た喫茶店があって、よく通ったものだ。

街の景色は変わっていくが、お寺さんやその庭園は益々味わいを深めていくのが面白い。
紅葉にはまだ早かったが、楽しみにしていた高台寺には少々がっかりした。そう、商売丸出しで嫌気もさした。
やはり詩仙堂あたりのひっそりとした趣が性に合う。
しかし、久しぶりの京都を満喫できた。

 そう、ふらっと寄った建仁寺には趣のある中庭と、彼の俵屋宗達が描いた「風神雷神図屏風」があった。
思わずお土産にこの「扇子」を購入し、今回の旅の守り神とした。
DDの時にこれでそっと煽ると、確かにピクチャーがヒットできた。
ただ、一度強く煽りすぎて、親に21を作られたのには参った(笑)
小生はこのご利益ある風神雷神を「平日組の鮎男師匠とクロオ師匠」に喩え、大事に携行していった。
でもどこかのgogo-barに置き忘れて、いまは手元にない(笑)


八坂神社脇で湯豆腐を喰らい、鍵善良房の冷たい葛きりに唸った後、いよいよ「平日組上方演芸会」のため大阪のヒルトンイースト(リッツカールトンは間違いでした)を目指した。
会場は「大阪聘珍樓」
 「もー、大阪の人って見栄っ張りなんだから」の高級中華。
しかし、流石お味は最上。

gennちゃん幹事、本当にありがとう。
思ったとおりの親しみ易いキャラにほっとしましたよ。
鮎男さん、大ちゃん、お招きありがとうございました。
今回初対面となったたかやんさん、グレーさんとはそのあとのアミューズメントカジノでもご一緒でき、楽しいひと時を過ごせました。記念撮影の時、BJのテーブルに冗談で現金置こうとしたら、店長が真っ青になってましたっけね(笑)
そして、カジ郎さんとも少しの間でしたけど色々お話が出来て、ありがたかったですね。
いつもサイトで毒づいているので、お小言の一つや二つは覚悟していたのですが、今後とも「平日組」をよろしくお願いします。
また、大阪行きたいなあ。
今度の待ち合わせは「丸ビルの角で」(笑)

【フィリピン編】

半年ぶりのフィリピン。
前回はマニラを中心に敗走を重ねた。
その時の日記はリゾカジ.comへの記念すべき初投稿だった。
http://resocasi.com/report/detail?id=1094


1週間程の滞在となったが、
戦略は「前半はオチャラケカジノとし、後半にソレアを攻める」とした。
 BJプレイヤーは、フィリピンカジノで「稼ごう」なんて考えない方が良いと思っている。
そもそもBJテーブルが少ない(10カード抜きのポンツーンが主流)上に、ろくなカジノがなかった。ディーラーはフレンドリー過ぎてチップは勝手に取り上げるし、「文句タラタラ」の地元オババ軍団は手に負えない。
もう一つの理由は、負けても簡単に癒されてしまうgogo-barの存在。
小生にとってこれがいかん。
ということで、フィリピン最大のパラダイス「アンヘレス」でまったりした後、ソレアを攻めるとした次第。
しかし、アンヘレスにどっぷり浸かりすぎ、マニラに移動したのは出国の前日となってしまった(笑)

仁川を21時に飛び立った飛行機は、ゴルフバッグを担いだ韓国人と出稼ぎ帰りのフィリピン人を乗せ、深夜クラークフィールドインターナショナルエアポートに舞い降りた。

本題に入る前に、
韓国人にとってフィリピンは「かつての日本のグアム」
更に物価はグアムの1/5程度となれば、韓国農協さんも含め皆フィリピンに向かう。
国内にカジノがあってもプレイできないジレンマが、博打好きの韓国人から多くのウォンをフィリピンに落とさせていく。
だから、韓国人の少々(でもないか)のマナーの悪さにフィリピン人は腹の中でせせら笑いながら、最高の微笑を返す。

こんなこともあった。
初日に訪れたカジノの白人プレイヤーから「アンニョンハセヨ」と気の利いた挨拶を受け、すかさず「こんにちは」と返す。
そしたら彼、本当に申し訳なさそうに「Sorry,Sorry」と平謝り。
That's all. (これが全てを物語っている)
まだまだ日本人は捨てたもんじゃない。

 さて、前回にも紹介したクラークはかつての日本軍マバラカット飛行場の跡地。
ここから神風特別攻撃隊一番機が飛び立った。
向かった先はマッカサーが再上陸を果たしたレイテ島。
レイテには今もマッカーサーの上陸銅像が海辺の公園に飾られている。
で、レイテ島(北隣がサマール島)は今回大型台風の襲来を受けた。
死者は6千人以上。
食料がない。当然略奪が横行した。
フィリピン政府は「略奪した物資を皆で分け合うように」と異例のコメント。
東北の津波被害に対する被災者の対応を世界各国が賞賛するのは頷ける。
やはり、まだまだ日本人(国ではありません)は捨てたもんじゃない。

 その後クラークはアメリカ軍のベトナム戦争前線基地となり、その副産物としてアンヘレスの一大歓楽地を派生させた。
そして現代、小生は竹槍一本で突撃を繰り返している。
歴史は繰り返すが、なんとお粗末なことかとは決して考えないようにしている(笑)
 アメリカ軍が去った後、現在は経済特区となったクラークフィールドは高いフェンスといくつかのゲートで締め切られている。
この広大なエリアには、日本企業はもとより、大学、ホテル、ゴルフ場、そして5箇所のカジノが営業している。
リゾカジ.com(カジノホテル)で紹介されていることには正直驚いた。正確には先ごろWidus Casino Resortがオープンしたので、エリア内には5箇所。
リゾカジ管理者、ヤルな。

 そしてエリアの外となるアンヘレスにおなじみの国営Pagcorアンヘレスが君臨する。
アンヘレスからクラーク内へは数キロあるが、トライシクル(バイクタクシーで1乗車100ペソ/ツーリスト価格だが気持ちよく支払うべき、こんなところはケチらない)は入って行けない。
そうなるとタクシーのないアンヘレスではホテルサービスに頼るしかないのだが、これが400ペソで1000円。
クラークのカジノで負けた後、市内まで思い余ってジープニー(大型ジープを改良したおなじみの路線バス)に飛び乗った。
後ろから乗り込み、助手席の車掌に客から客への手渡しリレーで運賃を届けるのだが、これがなんと13ペソで30円。
全体の物価から考えれば、こんなもんです。

で、肝心のカジノは、
「平日組」で息子と思っているJちゃんグループとカサブランカカジノで合流。Jちゃんは最高のBJプレイヤー。
小生はここがオープン仕立ての頃プレイしたことがあった。映画カサブランカのボガードやバーグマンが壁一面に躍っている。

 ハウスルールはノンホールだが、DDがエニーで8デックスのシューを使用している。
ミニマムは500ペソで、いわゆる万卓。
このハンドシャッフルは最早芸術。
このルールはRWM(リゾートワールドマニラ)と同じだが、カタツムリのRWMより当然評価は高い。
これでOBOとなる「ソレア」にはルール上敵わないが、やはりカタツムリであることを気にすれば同等以上に評価できるか。
ここで、昼4日ほどプレイしたが全体に親場で少しづつヘつられていった。

夜はgogo-barから徒歩圏のPagcorアンヘレスでポンツーン三昧。
このポンツーン、DD(バイ)が3連続できるのでスリル満点。
親のローカードに対して子のローカードからDDを仕掛けるのだが、あっという間にテーブルはチップの山。
で、負ける。
誰もポンツーンのBSなんか理解していない。
ディーラーに自作のBS見せたら,本当に驚いていた。
「今まで見たことなかったけど、多分これは正解」との感想。
「1000ペソでどうだ!」と聞いたら、笑っていた。

で、深夜になるとバーホッピング。
その日勝っても負けてもお構いなく楽しむ。
あと、お薦めはマッサージ。
ホテルの前のスパに「部屋で2時間のオイルマーサージ」を告げると、1000ペソ(2300円チップ込み)であっという間の極楽。

アンヘレスは正しく竜宮城。
結果、肝心のソレアは一晩だけとなる。
土曜日ということもありかなりの人出。
目指すBJテーブルは500ペソと1000ペソが各2台オープン。
早速基本ベットの40倍(20,000ペソ 46,000円)をバイイン。
目標は平均ベット1,000ペソで20回勝ち越し、20,000ペソ。
詳細は意味がないので省くが、カタツムリ相手によく頑張った。

その結果両替所に持ち込んだチップは、50,000ペソ。
これまでのアンヘレスでの負けを一気に挽回した。
この調子で韓国で勝負だ、
と恋しいフィリピンを泣く泣く後にいたした次第です。

【韓国編】


アシアナ昼便に乗るため、10時にはチェックアウト。
この日は10時からパッキャオ戦(マカオ)が放映されているはずであったが、
ケーブル故障でテレビが見れないとのこと。
ここは空港ですよ! さすが愛すべきフィリピン。
フライトに一抹の不安を感じたのは小生だけではなかったはず(笑)

で、アシアナチェックインカウンターで、
小生はガタイがでかいので努めて非常口の通路側をリクエストするのだが、
韓国人女性係員が「韓国語か英語しゃべれますか」と韓国訛りの英語で聞いてきた。
それで「韓国語はダメだけど、英語なら多分あなたよりはベターだと思う」と答えたら、
即刻発券してくれました(笑)

夕刻、極寒のソウルに着。
あれから1週間で随分寒くなったものだ。
雨風のせいもあるが、木々はほとんど落葉し、底冷えがする。
COEXからホテルに向かうタクシーの運転手が「まだまだこれからです」
と流暢におっしゃったが、
小生は「これからmadamadaです」と伝えそうになった。
これからWHに向かい、今回の幹事madaちゃん、大ちゃん、兄貴と合流し
「平日組ミニミニオフ会inソウル」がスタートする。
向かった先は東大門のタッカンマリ横丁。
兄貴には申し訳なかったが、薄味でもコクのあるスープが絶妙。
madaちゃんの持参した「柚子胡椒」がまたよく合うこと。
いやー、旨かった。

次の日の昼は馬場洞で牛ステーキ。
皆さんはクロオさんの紹介で既に何度か来店した模様。
今度は兄貴が「わさびと醤油」をドヤ顔でご披露。
これがまたステーキに合う、合う。
今度は「からしと醤油」を持参することを忘れないでいよう。

Jちゃんには重ねて謝罪する。
アンヘレスであの美味しいステーキレストラン「スイスシャレー」を紹介していなかったら、今頃絶縁されていたかもしれない。
初対面となったmadamadaさんはよくしゃべる(笑) 日記のとおり、オモロイオモロイ。今回は本当にお世話になってしまった。
ありがとうmadaちゃん、そして平日組。

日記の最後は真面目にBJ談。

小生はご覧のとおりローローラー。
ただ算数が大好きで皆から煙たがれているのは承知している。
しかし、今回万卓でイエロー2.5枚ゲット(3セッション×ブラック8枚)できたことで自分のスタイルが確立できてきたような錯覚に陥っている。

バイイン額は基本ベットの50倍で50万W。
目標は確率的に期待の持てる20回勝ち越し。
平均ベットは2万Wを想定。
一定の条件を満たす限り、1-3-6-6-8-12単位のベットアップ。
戦略は完全なBS尊守。(明らかなカードの流れではたまにBS外)ベット額が大きくなればなるほどビビらない。
大体7A,12ステイなんて、ビビッた証、と決め込む。
当然文句は出る。
しかし無視、ないしは優しく「BS勉強してね」と笑顔で一言。
そして最も大事なのが弱気にならない。
弱気になったら(親が16からでも21になるんじゃないかと思ってしまう)席を立つ。
そして絶対に溜息なんかつかないこと。
確率かじれば、
プレイヤー2枚のカードの期待値は14で、
19以上にならないと勝率は50%に届かず、
親6のバースト率は4割程度しかないことが理解できる。
だから、溜息は自滅への第一歩。
自分が19以上の手を作れなかったことを単にツキがないと思えばよい。

お付き合いありがとうございました。
言いたい事ぶちまけて、あー自分だけさっぱりした(笑)

おしまい



*このレポートはリゾカジ.SNSの日記を転載したものです。


このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: