リゾカジ カジノレポート

独逸カジノ賭け人の最後の旅打ち日記 (第13夜)カジノ「ヴィースバーデン」

* ヨーロッパ 2017/ 05/ 07 Written by 独逸の旅打賭け人

コメント( 0)

 2017年1月23日 カジノ「ヴィースバーデン」
(本来の最終のカジノは、バート・ホムブルクのはずだったのだが・・・)
 
 今日は最後の旅打ちの最終日で、「バート・ホムブルグ」のカジノを訪れると予告していたのだが、実際には、「ヴィースバーデン」になってしまった。
実は、最後のカジノに訪れた時に使う玉(資金)が、僅か1000ユーロだけになってしまったことが、その原因なのである。
先回のレポートで、「ザールブリュッケン」のカジノで2000ユーロ負けたことは書いた。今回の旅打ちでは10000弱の資金を持って出てきたので、ホテル代や食事分を差し引いても、8000位はカジノに投ずることが出来るはずだったので、2000負けてもまだ6000は残っているはずだった。6000あれば、「バート・ホムブルク」で負けが込んでも十分に戦えるはずだったのである。

 ところが、その夜トリアーの旧市街で食事をして、定宿にしているホテルに戻った時、まだ比較的早い時間ということもあって、ホテル内にあるカジノ「トリアー」に足を向けてしまった。これが、いけなかったのである。
このカジノはルーレット台も、クイック・テーブルが2台だけという極小のカジノ。ホテルの2階にあるのだが、プレイルームにはマシンゲーム機も一緒に配されていて、いつ行っても数人の賭け客しかおらず、ルーレット台には誰も賭け人が付いていないことも多い。
この日も、稼動している1番台には誰も賭け人がおらず、筆者が唯一の客。早速、500札を出して10ユーロのカラー・チップに両替を依頼するが、このカジノではカラー・チップはキャッシャーで換えなければいけないので、クルーピエは面倒と思ったのか、50枚のノーマルの10ユーロチップをくれて、他に賭け人がいないからカラー・チップでなくても大丈夫と言う。でも、他の客が来て10ユーロのノーマルチップを使ったらと聞いても、大丈夫の一言。

 結局、筆者が退場するまではクルーピエの予言の如く、ルーレット台には賭け人は1人も現れなかったのである。そのため、筆者はクルーピエと対一の戦いをせざるを得ず、手の空いているクルーピエは頻繁に交替することもあって、筆者のボロ負けとなってしまった。
何と何と、負けは5000ユーロ。500の両替を10回繰り返したことになる。まあ、他に賭け人がいれば、負けが2000位で撤収していたはず。そんな流れの悪さも祟って、これほど、ストレートに負けたのは近年にもないことである。
まさに、完膚なまでに叩きのめされてしまったのである。

 と、いう事でこの日は、「ザールブリュッケン」の負け分を入れて、マイナスの7000となってしまったので、最後の「バート・ホムブルク」で使える玉は1000となってしまった。

 「バート・ホムブルク」の今までの戦歴から見て、1000ユーロ、100枚のチップだけで勝利できるのはとても無理との結論を出して、代打ちならぬ代場所として、勝率も良く、この一連の旅打ちでも負けていない常勝の「ヴィースバーデン」に挑むことにしたのである。要するに、本来の「バート・ホムブルク」から逃げ出したのであった。

 
 前置きが長くなったが、そういうことで、今日は1000だけの玉を握り締めて、「ヴィースバーデン」のカジノに向かったのである。

 カジノのオープンは、15時少し前。午前中が暇なので、ヴィースバーデンから電車で1時間ほどの「リムブルク」に行くことにした。
このリムブルクはライン川支流のラーン川沿いのラーン渓谷に位置する美しい町である。特に、旧市街には中世の木組みの家々がそのままの状態で保存されているのは素晴らしい。フランクフルト空港駅からはICE特急で一駅のリムブルク南駅で連絡バスに乗り換えれば、僅かな時間でフランクフルトからも最も近い木組みの建築を見ることが出来る。
さらに、この町の見所は町の高台に建っている大聖堂と古城である。

 リムブルクでの中世の雰囲気を楽しんだ後、カジノへの入場は、15時5分。
すでに、10投近くが投げられて、入場した時には0で玉が止まったところ。
早速、50枚のカラー・チップを受け取る。あと、50枚分しか玉がないのを考えると、久し振りに緊張する。
ここまでの出目は次の通り。カッコ内はゾーンの記号。
32(0/3)-35(0/3)-16(K)-36(K)-7(△)-23(K)-11(K)-24(K)-0(0/3)

筆者は、ヨーロピアン・ルーレットの37の数字の盤面を4つに分けてゾーンで狙うことを中心に攻めているが、その4つに分けたゾーンでの賭けをわかり易くするために、使用するオリジナルの出目表を作り直した。0/3(ゼロ・スピール)-△-Or(オフラン)-K(クライン・セリー)という流れで記載できるようにしたので、次に出るゾーンの推理がしやすくなった。
また、数字に当たった時に渡すティップの大きさを再認識し、それも合法的に節約しようと考えたのがこの4分割法でもある。

0/3(ゼロ・スピール)は、ヨーロピアン・ルーレットの盤面の中心数字26の左右3数字ずつの7数字(12-35-3-26-0-32-15)に4枚のチップを賭け(0/3、12/15、32/35のシュバルに各1枚、26は単独賭け)、26に当たった時には35枚、それ以外の数字では17枚の配当。

△は筆者独自の記号と概念のゾーンだが、0/3の外側左右5数字ずつの合計10数字(22-18-29-7-28、19-4-21-2-25)のゾーンで、6枚のチップを賭ける。4/7、18/21、19/22、25/28はシュバル(2目賭け)になり、当たった時の配当は17枚だが、2と29は独立した位置にあるので、2は0と、29は26とシュバルに賭けることでティップを避けることが出来るようにした。

Or(オフラン)は、26から見て3時と9時の方向にある左右合計8数字(17-34-6、1-20-14-31-9)のゾーンで5枚のチップで、6/9、14/17、17/20、31/34のシュバルと1の単独数字に賭けることになる。1に当たった時には35枚、17は2つのシュバルに賭けているので34枚の配当になる。

K(クライン・セリー)は、盤面の中心数字26の対面の12数字を指すが、6枚のチップで、5/8、10/11、13/16、23/24、27/30、33/36の6ヵ所のシュバルに賭けることになるので、どの数字が出ても17枚の配当になる。

出目表には、ゾーンに賭ける時は当該のゾーンのスペースに斜線を引き(ダブルで賭ける時にはXの形)、実際に出た目の当該のゾーンに○印を記入する。

 Kが強めに出て、Orは「死に目」になっている。
玉が少ないので安易には賭けず、しばらくは「見」の姿勢。
-17(Or)-16(K)-26(0/3)
「死に目」になっていたOrの17が0/3の後に出て、0/3の26が出たので、ここから参戦。
当然、Orと見て、5枚のゾーン賭け。
出目は、31で狙い通り。17枚が戻る。
次は、0/3とKとの併せ賭けで、10枚。
出目は、4で△のゾーン。
次も、もう1投△が続くだろうと6枚賭け。
出目は、2で17枚の戻り。
次の15と35は、Kと読んで外してしまった。
次の、22は△に賭けて、17枚の戻りになったものの、
次の3と6は、△のリピートを狙ったが、外した。
その後の、4と6も当たりを逃す。
どうも、いいところがない。

次の3は0/3で取れた。
次は、1投置きに出ているOrを軸に、押さえに△に6枚。
出目は、22で△だったので17枚の戻り。22はOrのゾーンの9の隣の数字。
次は、Orで間違い無しと自信のOr賭けの5枚。
狙い通り、6が出て戻りは17枚。
全体に流れが見えてきたようだが、玉が限られているので、数字を狙った積極策が取り辛い。

次は、ゾーンの流れから、0/3と見て4枚賭け。
併せて、アウトサイドから3列と見て、3、12、15に各1枚。18/21のシュバルにも1枚。
出目は、15。狙い通り、0/3のゾーン。数字も取れたので、52枚の戻り、ティップを1枚。流れに乗れそうだ!!
次も流れから、△に6枚。併せてシュバルで4/7に1枚。
これも、狙い通りで、出目は4。数字のシュバルも取れているので、戻りは34枚。ティップはなし。
次も、ゾーンの流れから、Orに5枚。
数字は、1、6、9、33に各1枚。
嬉しいことに、狙いは当たって、
出目は、Orの1で最大の配当。数字も当たったので、70枚の戻り。ティップは2枚。
ゾーンの流れと、アウトサイドの流れが重なって、ゾーンでは6連投で取れた。

次は、0/3かOrのリピートだろう。両ゾーンで9枚賭け。
出目は、18で△のゾーン。7連投は取れなかった。
次こそ、Orか0/3だろうと、再度9枚賭け。
今度は出目が6で、Orの17枚が戻る。
次は、△だけに6枚。
0/3の15が出た。どうにもチグハグではある。
次こそ、Orと5枚賭け。
出た目は33で、Orの1の隣の数字。余裕のある賭け方をしていれば、この33は押さえていて取れたはず。まさに、貧すれば鈍するか?
しばらく出ていなかったKのゾーンが出たので、次もKに6枚。
何と、こんなところで0/3の32が出てしまった。
次こそ、Kと、6枚賭けに併せて、アウトサイドから小目の2列と読んで、2/5、8/11にもシュバル賭け。
ところが、出目は36。ゾーンは取れたが、シュバルで狙った11の隣。どうも、うまくない。
次は、0/3に併せて、26ツボツボ(35-3-26-0-32)に5枚。
出目は、12で0/3は取れたが、35の隣の数字なので、これも一目違い。まるで、トリアーがまだ祟っているよう。

ここから、「死に目」だったKの復活を狙って、Kに賭け続けたのだが、
-7(△)-33(K)-16(K)-21(△)-8(K)-28(△)-0(0/3)
取れたのは、33、16、8だけ。それも36ツボツボにも賭けていて外れてしまったので、だいぶマイナスに。その後の0など泣きっ面に蜂の様相。

その後は、もっと酷かった。
0/3とOrを併せ賭けしたが、
出目は、Kの27。Kのゾーンだが、Orの6の隣の数字。
次も、0/3とOrを併せ賭けして、
出目は△の22で、Orの9の隣の数字。
何じゃ、これは。
まさに、トリアーの祟り!!
次の3投、
-21-25-20は、Kに賭けてことごとく外す。
ここで、手持ちのチップが無くなって、最後の500の出動。
慎重に、慎重に!!

Orの20の後だけに、もう1投、Orと読む。
出目は、34でこれは取れて、17枚の戻り。
流れからは△と、6枚賭け。
これも、出目は18で、17枚の戻り。
次も、もう1投、△が続くと見たが、
出目は、0/3の3で外してしまう。

次は、0/3が続くと読んで、併せて26ツボツボに5枚。押さえに△にも6枚。
出目は、狙い通りで、0。
0/3、ツボツボ両者とも取れた。さらに、△でも0と2のシュバルに賭けているので、配当は69枚。ティップは1枚だけ。
次の7は、Orに賭けて外してしまった。
次は、0/3に戻ると見て、0/3にダブル賭け。さらに、26ツボツボに5枚。押さえにOrにも5枚。
これも、狙い通りの目、32が出てくれた。
配当は、69枚。ティップは1枚。
流れとしては、悪くない。何とか浮上できそうだ。
次は、Orに5枚。押さえに、33と22/25のシュバルに1枚ずつ。
出目は、33でKだが、押さえの33が取れた。憑いてくるとこんなもの。
配当は35枚で、ティップに1枚。
次こそ、Orだろう。アウトサイドから中目の2列と読んで、14、17、20に各2枚。押さえに、23、33、シュバルで22/25に各1枚。
これも、狙い通り。Orの20が出てくれた。配当は、87枚。ティップに2枚。
先ほどまでの祟りが、嘘のよう。

次も、もう1投、Or。中目の2列を同様に狙って、14、17、20に各2枚、1、31、34に各1枚。押さえに、33、23、シュバルの22/25にも各1枚。
さあ、もう一度、20がリピートしてくれ!!
20は出なかったが、17が出た。これで十分。
配当は、単数字に2枚なので、70枚、シュバルが先ほどOrの1枚が残っているので、51枚。合計、121枚。ティップが3枚。
これは、大きい。

次は、0/3に戻ると読んで、併せて26ツボツボ。押さえにOrに5枚。
出目は、2で△の数字。
ここで、撤収も考えられるのだが、ザールブリュッケンの負け分はカバーしたいので、もう少し続けることに。

次は、△に6枚。
出目は4で、17枚の戻り。
次の3は、Orに賭けて外してしまう。
次は、0/3と読み、26ツボツボにも併せ賭け。
出目は15で、0/3は取れたが、ツボツボは外す。戻りは、17枚だけ。
次の9は、Orに賭けていて取れた。
もう1投、Orが続きそうだが、0/3にも押さえを置くダブル賭け。
出目は、0。17枚は戻ったが、26ツボツボは押さえておくべきだった。
次は、Orだろう。先ほどと同様、中目の2列と読んで、14、17、20に各2枚。
1、33、23に各1枚、シュバルの22/25に1枚。
出目は、さっきも取れた、20。配当は、87枚。ティップに2枚。
理想的な出目だった。
次も、0/3とOrの両賭け。併せて、26ツボツボに5枚。
さっきは、20の次に17が出たので、今回も14、17、20に各2枚を置く。押さえに33に1枚。22/25のシュバルにも1枚。
何と、出目は0で、配当は52枚。17は出なかったが、これで十分。

次の29は、0/3とOrの併せ賭けで外してしまう。

次は、0/3に戻ると読む。26ツボツボも併せ、押さえにOrにも5枚。
出目は、15で0/3は取れた。今日は、12と15に縁が無いようで何回もツボツボを外している。
次も、0/3かOr以外は考えられないと、併せ賭け。26ツボツボにも5枚。
出目は、4で△のゾーン。残念なり。
次は、0/3しかないと、自信を持って0/3に26ツボツボの併せ賭け。
これは、狙い通り、0/3の35が出た。ツボツボも取れたので、配当は52枚。
ティップは1枚。
次の本線は、Or。アウトサイドから、小目の1列と読めるので、1に3枚、4と7に各1枚、6/9、31/34、22/25のシュバルに各1枚。33にも1枚。押さえに0/3に4枚、さらに26ツボツボに5枚の賑やかな配置。
これも狙ったとおりの、出目だった。
出目は、Orの1。配当は、140枚。今日最高の数字。ティップは4枚。

次も、0/3とOrの併せ賭けに26ツボツボを押さえたが、
出目は、8で、しばらく、「死に目」になっていたKのゾーンが出た。
流れが変わったのが明白なので、ここでは、躊躇無く撤収。
しばらく前から、ヴィースバーデンではOrの1で勝つことが多い。
まさに、ここでは、1はラッキーナンバー。

 キャッシャーで両替すると、4000余りが手許に来た。元玉の1000を差し引いて、3000余りが浮いたことになる。「ザールブリュッケン」の2000を引いても、1000余りの勝になっている。「トリアー」を除外した、今回のオフィシャルの旅打ちでは、1000でも浮いたのでとりあえず良しとしよう。もし、予定通りに、
「バート・ホムブルク」に足を向けていたらどうなったであろうか?

 今回の最後の「最後の旅打ち」では、バート・ライヘンハルに4泊することにしていたので、この内の一日はオーストリアのカジノ「ザルツブルク」を訪ねてみようという意気込みもあったのだが、トリアーの大負けで断念せざるを得なかった。
筆者はドイツカジノを専門にしているので、隣国オーストリアのカジノに行ったことはない。今回の「ザルツブルク」を皮切りに、オーストリアの全カジノにも挑戦しようという野心も、戦わずして粉砕されてしまったのである。

 定宿のあるマインツに戻り、大聖堂裏にワイン小路に向かい、ラインワインを楽しむことにした。先回は、この小路のワイン酒場で酷い目に会ったので、この小路に点在する、他のワイン酒場を探す。
先回は満席で入れなかった「ワイン・クローネ」が今日は席が空いていたので、ここにすることにした。家族でやっているようで、中年の女将がテキパキと仕切っていて気持ちがいい。自慢のワインリストの中からカビネットの辛口のリースリングをグラスで頼む。今日は、当然ワイングラスに入れて出てきた。

 ドイツの全カジノを相手に、数年かけた旅打ちも今回で一旦の終止符を打つことになる。
1回戦で簡単に敗退し、1回だけしか訪れなかったカジノもいくつもあるが、全部のカジノを廻ってみて、往時(1980年前後)と打って変わったような変化に驚かされた。
まず、全体にカジノ自体の人気がなくなり、訪れる賭け人が格段に減ってしまったことである。そのため、カジノの規模を縮小したり、オープンしている時間を短くしている。
規模の縮小に併せて、ドイツのカジノではメインのプレイになっているルーレットでも、ほとんどのカジノでは、ビッグ・テーブルからクイック・テーブルに代えて、クルーピエの人数を減らしている。
オープンの時間も、終了時間はほとんど変えていないが、オープンの時間を、往時の14時や15時から、19時頃に変えているカジノが増えていて、これも人件費の節約のために、交替の勤務をしないで済むようにしているからだろう。

 クイック・テーブルはプレイのスピードが早いので、筆者にとっては望むところなのだが、オープンの時間が遅くなるのには困っている。
筆者の場合は、旅打ちというプレイの仕方で楽しんでいるので、目的のカジノがある都市に昼ごろ入って、市内をブラブラした後、15時頃からプレイをして、長くても3~4時間楽しんで、昼間見当を付けていたレストランやビアホールで食事をして、ホテルに帰ってゆっくりするというパターンなので、19時からのオープンでは困ってしまう。プレイの前にはアルコールは控えるのが常道なので、プレイ前には本格的な食事は出来ないし、プレイが終わってからはほとんどのレストランは閉まってしまっている。カジノがあるようなドイツの都市の夜は早いのである。

 最終戦が終わった後だけに、筆者にとってのドイツカジノのランク付けをしてみたい。オープンの時間、カジノの雰囲気、クルーピエやスタッフの態度等
を勘案して、あくまでも筆者の私見であることを断っておきたい。
・第一位 「ヴィースバーデン」
ドイツでも最も歴史的なカジノであり、往時の風格を維持している。一時、老獪なクルーピエが不遜な対応をしていたが、現在はクルーピエも若返り、女性のクルーピエも増えていて、雰囲気のいい運営をしている。
・第二位「バート・ライヘンハル」
オーストリア国境に近い山間の温泉町のカジノ。バイエルン・カジノ会社が運営しているが、他の運営カジノと比べても、ここが一番賭け人に親切である。
・第三位「アーヘン」
アーヘンのカジノはしばらく前に歴史的な建物の「クーア・ハウス」から、市内の外れに移転してしまった。それに併せて規模も縮小してしまったが、雰囲気は悪くない。
・第四位「バート・ホムブルク」
最終戦では、このカジノを避けてしまったが、このカジノも歴史を誇っているだけに格式は維持している。ただし、クルーピエは若いにも拘らず、老獪。フランクフルトから近いのも特徴。常時、賭け人は多い。
・第五位「コンスタンツ」
筆者はこのカジノでの戦績はよくないが、オープン時間も往事のままで、4台のクイック・テーブルを常に稼動しているので、早い時間でも本格的にプレイが出来る。ここも、クルーピエは皆、一癖ありそう。
・格外「バート・エムス」
クイック・テーブルが2台だけの極小カジノ。2台稼動しているのは見たことない。賭け人も少ないので、ほとんど、クルーピエとの対一の勝負。なかなか味のある中年の女性クルーピエがいる。
オープン時間が現在は19時になってしまったので、格外とした。
筆者にとっては、相性のいいカジノである。

次回以降の旅打ちでは、これらのカジノを軸にして、今までに敗退してしまったカジノにも再挑戦してみたい。


このReportへのコメント(全 0件)

コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: