リゾカジ カジノレポート

サイパンカジノ調査隊

* サイパン・テニアン 2017/ 12/ 26 Written by kintaro

コメント( 5)

サイパンのカジノに行ってまいりました!

常夏の島で規則正しいカジノライフを4日間もおくってきましたので、レポート方々ご紹介したいと思います。

ここ、南の国の新しいカジノ(インペリアルパシフィックサイパン)は、好きだったテニアンダイナスティーの後継として評価しています。
カジノのHPはこちら ↓
http://www.imperialpacificsaipan.com/en/

●1日目(12/15)
デルタ航空でサイパンに向かいます。
早めに成田空港(第一ターミナル)に行って、PP(プライオリティパス)で他社(KAL)ラウンジを体験してみます。

KALラウンジでは、軽食は地味です(おにぎり、カップ麺、スナック等)。
飲み物はソフトドリンク各種、アルコール(生ビール、ウイスキー、ワイン等)が楽しめます。

難点なのは、各テーブルにコンセントが無いこと、ビールグラスが小さく、またオートサーバーも(ケチケチ設定なのか笑)グラスの8割程度までしか注がないことです。
何回もいただきに行くのが面倒だったので、両手で2杯ずつ…(笑)。

■成田からサイパンまでの航行時間は3時間余と、近いことが大きな評価ポイントです。
しかも空港からカジノまでは30分以内ですので、成田から釜山セブンラックに行くような感覚です。

今回は某代理店のツアーで、ハイアット4日間で8万円でした。
プライベートビーチを我慢すれば、カジノ近くのホテルで月・火曜の出発ならば5万円位のパックもあるようです(でも、サイパンでのカジノライフ、ビーチ&プールはセットがオススメです。)。

デルタ航空の機内食は簡単なハコ弁ですが、ビールのつまみと思えば満足でした。

定刻15時にSPN空港に到着です。

以前にテニアンに行ったときのように、入国審査がスピーディな「ESTA」の活用も考えましたが、今回はエアーとホテルはツアー手配をした関係で、ESTA申請はやめました(∵送迎が混乗送迎、イチ早くゲートを出たところで、関係者が揃わないとバスが出発しない。よってESTAの意味が無いので)。

次回からは個人手配にしようと思うので、ESTAを利用しようと思います。
ネットで1千円ちょっとで申し込めます。
この種のネット手配は平気で5千円くらいボッタくるところが多々あります。
注意が必要です。

先ず宿に到着して一休みです。
ハイアットリージェンシーサイパンは、そこそこのお値段はしますが、(サイパン全体に云えることですが)建物はそーとー古いです(なので室内画像は割愛します・・・撮ってません笑)。

さて、カジノですが、ホテル部分は何一つ出来ていません。
玄関側からみると立派ですが、裏手に廻ると鉄骨の骨組みだらけで、ハリボテという感は否めません。

初入場です。
パスポートの提示は求められません。
持ち物のチェックもありません。セキュリティも甘いです!

入って右奥のカウンターで、メンバーズカードを作ってもらいます。
さすがは中華資本、きれいな龍のデザインです(笑)。


ポイントが溜まると食事等に使えるとのこと。
メンバーズカード(登録)交付記念に10ドルのマッチングクーポンをいただきました。
(BJ卓の初手で回収されましたが・・・笑)

初日は夕方着なので、軽めにBJをしてガラパンのステーキ店「禅」で立ち上がる炎に包まれた柔らかい牛肉をカウンター越しにいただきます。
「いいちこ」のボトルが20ドルと安いなーと思って注文しましたが、とってもチビ太なボトルでした(笑)。

ステーキのセットコースが60ドルからと、日本的価格ですが、そこは観光地なので納得です。
ムード&高級感があって、ご家族や大事な方との同伴がオススメかと思いマス。
今回は2人で250ドルも飲み食いしてしまいました(げふっ♪)。


さて、カジノの成果です。

BJテーブルは初心者が多く、BSって、な・あ・に?という方が本当に多いです。
とにかくディーラーのカードが何であろうと、果敢にスプリットをしたがります。
絵札+絵札で20なのに、ディーラーが絵札であっても躊躇無く得意になってスプリットです!
ちなみに、スプリット後のカードにもペア賭けができます。

そんなこんなで、流れは濁流です。
これは想定内のことでしたが、その渓谷ラインくだりのような濁流をうまく乗り切って、初日は結構調子よかったです。
結果的にベットアップが抑制(こんな荒波の中では大玉は張れませんって:笑)されましたので、楽しくプレーしました。

10ドルのBJ卓で、ベットマネジメントは、10、20-40-60、ベットアップは150~200と気楽にワイワイと(当然お酒もいっぱいいただきながら)楽しみました。
理想の右肩上がりです。

大きな失策によるマイナスもなく、じわりじわりとチップが増え、1500ドル増えたところでホテルに帰ります。
時間は午前1時くらいだったでしょうか。。


バカラを除いて朝までゲームする客は殆どいませんので、BJでディーラーとのヘッズアップ(1対1)の勝負を望むなら、23時以降の参戦がよいかもしれません。
(但し、朝4~5時になるとBJ全卓がクローズになったりしますので要注意です)

■ガラパン地区の治安は?
カジノのすぐ隣にホテルFIESTAがあり、ここはカジノと近いので問題は無いと思うのですが、ハイアットはそのまた右奥で、カジノから徒歩で7~8分ほど歩きます。

この暗くて寂しい通りを一人でウン万ドルのチップをもって夜中の3時とか4時に歩くのは、さすがの大胆、かつノー天気な私めでも、おしっこチビリそうでした。


特に暗がりの路上に駐車している自動車が怖いです(突然、車中に引き込まれ、ホールドアップされるのでは?という警戒(汗))。

避けるようにして歩きます。
たまにパトカーの巡回が来ますが、それも逆に不安な気持ちを増長させます。

考えます。
ここで襲われる確率とゆーのはどれくらいだろう?

カリビアンポーカーでストフラくらいの低い確率では?
じゃあ、経験ないので大丈夫だ!
そんなバカな自己暗示をして、元気にハイアットに戻ります。

強がりを云ったものの、次回の遠征では宿はフィエスタにしようと固く決心しました。
近場のビジホもありますが、やはりホテルのビーチやプールは外せません。

●2日目(12/16)
◆マニャガハ島へ行きました◆
ホテルでコーヒーと軽食を朝食としていただき、8:30の迎えのバスに乗ります。
車で10分くらい揺られると、船着場に到着です。
9時30分過ぎには、マニャガハ島に上陸です。

今回のOPツアーは、BBQランチ付きのフリーツアーです。
今回は特にアクティビティも申し込まず、だらだらと観光しましたが、周囲1.5kmと小さい島のため、時間を持て余します。
昼食の11:30までは散策しながら、ご当地限定ビールなどを吞み、昼食はさっさと頂いて、12時発の帰りの船に飛び乗りました(笑)。

でも、海もビーチもたいへんキレイです。
一度は体験すべきポイントといえます。
砲台など戦争の爪あとが随所にありますが、観光客は殆ど関心が無いようです。
当時の観光客は、300人くらいでした。
9割が韓国人、ここは済州島か?と疑うほど、あちこちでハングルが飛び交っていたのが印象的でした。


ホテルに帰って、先ずはホテルの専用ビーチとプールを堪能します。
いずれもそんなに広くはないですが、コンパクトな感じがちょうどいいです。

ぼーっとしているのは案外好きですが、そろそろ勝負に向かいます。
2日目ももちろんBJです。今日は25ドルテーブルにしてみました。

ここでちょっとした珍事件発生です。
ファーストベースの中国人カップル、ワンボックスを2人で共有しています。

ディーラー絵札に対して、ハンドは5と9の14。
と、ここでその二人が同時に別のアクションをします。
男:サレンダー
女:ヒット

その目立ったヒットアクションを受けてディーラーはカードをディール・・・
その刹那、ベットオーナーの男がそれを制します。
カードはもうシューから離れてしまっています。
ピットを呼んで10分間ほど中断します。

関係者からの事情聴取を終えて、ピットが出した結論がたいへん興味深かったです。

男のサレンダーは認めて、チップは半分回収。
そして女のヒットも認めて、カードをディール。試合続行!!
結果は6が来て20に。
ディーラーは絵札に5を付けて、その後絵札でバースト。
一つのボックスで、オリジナルベット者と相乗り者とで扱いが異なる一幕でした。

普通ありえませんけどね。なんとも平和的な解決!

で、小生の戦績の方はというと、またじわりじわりと増えていきました。+2,000ドルほど(楽)。

●3日目(12/17)
3日目の朝食をカジノで頂こうと、颯爽とカジノに向かいます。
朝7時、朝日が出てますので、明るく安心です(笑)。
カジノにレストランは1店舗、中華料理しかありません。
メニューもしっかりしています。
しかし、朝の営業は11時からです。しょぼん。


それではと、とりあえずビールで空腹を紛らわそうと、BJ卓で注文します。
しかし、9時までは出せない!と断られます。
あらららーーー。
そうです、この国の法律によって夜の2時から朝9時まではアルコールの提供が出来ないとのこと。
(ちなみに街のマーケットでは午後10時以降は酒の販売禁止です。)
超しょぼん。

ちなみに、この日の夕食にこの中華レストランを利用いたしました。
2人で生ビール4杯とウーロン茶、マーボー豆腐に酢豚、オススメのチャーシューと〆の麺をひとついただいてお勘定は90ドルほど。

この日はルーレット、カリビアンポーカー、スロット、バカラといろんな種目に挑戦してみました。
ルーレットではインサイドが結構当たり、
カリビアンでは珍しくフラッシュが出現(ディーラーハンドはA・K)し、
スロットもボーナスゲームが結構続いて、ウホウホモード(1セントマシンですが・・・)、


バカラでは勝ちこそはできませんでしたが、負けなかったという結果。
全てが順調でした。
ここで、当然のことながら「さあ、肩も暖まったことだし・・・バンクの用意もあるし・・・ギアチェンジだ!!」と賭け金を上げていく予定でした。

しかし、昨日夜にリゾカジ某メンバーからの負け報告のラインが・・・。
気になったのは、その金額ではなく内容でした。
「・・・・万円負け、年末最後の勝負が実に後味の悪い大敗に・・・」

うー、確かに年末の負けは何となく心情的にも辛い・・・。
(今から思えば、じゃあ年明けなら負けてもいいのか?ということですケドねw)

じゃあ今回は例え後悔しても利益確定しながらチマチマベッティングでいこう!!

だいたいそういうときは、勝つものですね!
+3,500ドル。
珍しく順調です。(ベットアップしておけば・・・なんていう後悔は決してしません。幸せが逃げていってしまいそうで。)

●最終日(12/18)
明け方前の4時頃ですかね、眠れずに、またまた人気の無い夜道をカジノに向かいます。
この時間はアルコールが無いのが辛いですよ。
アル中にとっては(笑)。
次回サイパンは韓国WHスタイルでスキットルとハーフボトルくらい持ち込もうと思います(笑)。

ここで大きな問題が・・・
BJテーブル6台全部クローズ!
1台あけてくれと頼みましたが、ディーラーが家に帰っちまったんだよ!とつれないお返事。
うー、なんでしょう?このやるせなさ。
まあ郷にいっては郷に従えの精神でラストBJ勝負は回避せざるを得ない状況に。
(まあ、これもトータルマイナスにならない要因の一つと前向きに考えます)

しからばとバカラです。
この時間はバカラも空いてます。
min25ドルで絞れます。

浮きの半分を勝負しようと、残りの使わないと決めたチップをキャッシャーでドルに替えます。
12時がホテルチェックアウト、8時にオープンするプールに行こうと決めていましたので、ここでもチマチマと遊びます。

でもバカラでは勝つことはできませんでした。うん、やはり専門外のバカラは難しいです。
△300ドル負けました。
最終的には3,200ドルの勝利です。

終始ベットアップをせず、少額ベットだったので、ひりひり感はありませんでしたが、本年最後のカジノで楽しくプレーができてよかったと思います。

そして・・・お楽しみにしていた、たまっている(だろう)ポイントをカウンターで確認します。

自己のレーティングは、4日間(平均6時間/日)×平均ベッティング50ドルくらいでした。
4日間でたまったポイントは1,047ポイントとのこと。

さすがに1,047ドルということは無いと思い、まあ104ドルでもいいか!お土産代くらいにはなるだろう!
おそるおそる、その1,047ポイントは何ドルに値しますか?と聞きます。

スタッフからは驚愕の答え!

「えー、10ドル40セントです。」
(ん?・・・絶句するしかありませんでした)

4日間も頑張って、1千2百円かーい!!
今回のレーティングであれば、WHあたりだと2~3万円のポイントは付くと思います。
(このへんは、オープン間もないカジノなので仕方ないですかね?)

プールでぐだぐだ過ごして、チェックアウトしてお土産(ココナッツ味の限定プリッツやらチョコレートなどなど)を買ってツアーバスで空港まで送ってもらいました。

【真面目な話・・・】
ここのカジノのホテル部分は来年中に本当に建設されるのでしょうか?
カジノの規模の割には、来客者数が少ないです。

雰囲気は昔の仁川ゴールデンゲート(今のパラダイスシティ)にも似ています。
一瞬ですが、閉じる前のテニアンダイナスティーのイメージともかぶってしました。

な・の・で、今後は、このカジノにもっともっと頑張ってもらいたい!と切に思います。
私は、来年の春くらいにもう一度行って見たいと思います。

あ、円のホールドは7日間可能と云っていました(担当者によって云うことが異なるので、事前に確認してください)。また、クレカのショッピングは不可です。
為替レートは(12/18現在:1ドル113円、1万円=88ドル)、
カジノのキャッシャーでは1万円が84ドル、
ガラパン内の両替屋で1万円が80ドルとなっています。
圧倒的損ですね。

したがいまして、ドルは日本からの持ち込み&持ち帰りがベストです。

などなどを含めた、サイパンカジノなどについての調査報告書です。
ご関心のあるかたは、画像を拡大するなどしてご確認ください。


次は年明け1月、気合入れて捕虜奪還のための「博多からの釜山上陸作戦」の予定です。

                                         (おしまい)



このReportへのコメント(全 5件)

2017/12/27(Wed) 10:22

taru

サイパン、ぜんぜんいってないですね。あまりエアーの選択がないし。
治安はマニラより数段よいのでは?
ポイント、すくなって感じですね、やっぱりバカラやらないとですかね。
でも本当は滝に打たれて反省してほしかったです(笑)
では、年明け博多&釜山で!


2017/12/27(Wed) 10:37

kintaro

taruさん

どもどもです!

治安をBJのハンドで例えますと、
マニラ・・・絵札+5
サイパン・・・A+4
といった感じでしょうか。。
どちらも同じ15ですが、全然違いますよね!
サイパンの方が伸びしろあるし、場合によってはダブルも出来ますし!!(笑)

@最近は好調なので、滝での荒行はしないで済んでますね!!


2017/12/28(Thu) 13:54

kintaro

補足情報です。

皆様はご承知かと思いますが、念のためESTAの公式サイトは↓です。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e2s1

先ほど次回3月のサイパンのエアーと宿をネット予約した後に、ついでにESTAの申請をしてみたのですが…

公式サイトにそっくりなフォームがあって、危うく・・・・絡め取られそうになりました(汗)。

たくさんの設問に対する回答を入力し、最後の支払いの画面でクレカ情報を入力して・・・

ん?
支払い金額がどこにも出ていなかったぞぅ(°▽°)

こりゃあ、てーへんじゃ(>人<;)

と、ボケ爺さんのようにやっとここで気付き、難を逃れた次第です。

ホント巧妙ですよーーー(冷汗)。

くどいようですが、申請料金は全部で14ドルですからーーー。


2017/12/30(Sat) 22:08

kimutake

kintaroさん

まずは勝利報告、おめでとうございます!

欲求に負けずに勝ち分を確保して勝利を確定させたのは、気持ちよく一年を締めくくるためにも賢明だったと思いますし、見習いたいです。

そして、詳細なレポートありがとうございます。
サイパンは気軽に行けるカジノとして毎年通いたいと思っています。
フィエスタも悪くなかったのですが、理想としては2018年オープン予定のカジノホテルに泊まるのが一番良いと思いますが、建築作業員も少なそうでしたし、それでいてマイペースでゆったりしていて、確かに本当に完成するのか不安ですね(苦笑)。
気長に待ちたいと思いますし、どんなホテルになるのか楽しみです。


2017/12/31(Sun) 06:29

kintaro

kimutakeさん

こんにちわ!!

写真を撮るのを失念してしまったので、記載しませんでしたが、
kimutakeさんのレポートで紹介いただいた、カントリーハウスレストランにも
行ってきました!ボリュームのあるステーキを堪能いたしました!安くて美味しく
て店員さんのカウボーイハットが印象的でした!

カジノに必要なものは、「肉」と「睡眠」であると実感しましたww

ホテル建設…仰るように頑張ってほしいですーー。
あのホテルが完成しないと、周辺のホテルが古い割には(特に中国韓国等からの)
需要がひっ迫しているため、価格が下がらないばかりか割高であることもサイパン
観光推進の足かせになっていると、個人的には考えています。

日焼けのアトをしみじみ見ていると…あー、また行きたくなってまいりました♪


コメントの投稿

投稿するにはログインが必要です。
会員登録がお済でない方は≫コチラ

PASS: