リゾカジ カジノレポート

ちくわ奮闘記 in 済州新羅カジノ

* 韓国 2007/ 02/ 13 Written by shark

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今回チェジュオフ会に参加されたみなさんお疲れ様でした。
特に幹事役をしてくれたちくわさん、口ではいろんなことを言ってますが、ほんとにみんな感謝してますよ。
ということでお礼もこめてちくわ奮闘記を書かせて頂きます。

初日からちくわさんは忙しくなかなか卓につけない状況が続いてました。
ようやく卓についたのが食事会が終わって一息ついた夜の10時ごろでしょうか。一進一退が続き日付も変わり夜中の2時頃、私はその日の勝ち目標額に到達し寝に行くことに。同部屋だったので

shark  「ちくわさ~ん、明日のオールインツアーもありますしそろそろ寝ませんか?」
ちくわ 「もうちょっとやってるから先に寝といて」

このとき無理にでもひっぱって帰ればよかったのですが、負けてないみたいだしまあいいかと思い先に寝ることに・・・

次の日起きてツアーのためにロビーに集合した。
ちくわさんの様子を見ていると販促とツアーの内容や参加者の確認をしてバタバタしているというのもあるかもしれないが、どうも人としての力が感じられない。
どうやら昨晩あれから持ってきた額の80%余りをすでに溶かしてしまったらしい。
ちくわさんが力を取り戻すなにかいいことはないかなぁ~とずっと移動のバスの中で考えてました。
そしてふっと、力を取り戻すにはみんなの熱い応援パワーがあればなんとかなるかもと思いバスの中で、

shark 「幹事のちくわさんが今パワーをなくしてます。いくらでもいいので募金をしてください。そしてそれを何回か連続でオールインしてもらって勝っても負けてもちくわさんにあげましょう」

するとみなさん賛同してくれその場で12万ウォンあまりが集まりました。
その後の夕食会でも傍楽さんが、
傍楽 「幹事のちくわくんが今、力をなくしております。我々の力でなんとか彼を元気付けてあげようじゃありませんか。ちくわくんに清き一票を」
と呼びかけてくださり、ウォンやらUSドルやらなぜかオージードルまでしめて総額で70万ウォンくらいの募金が集まりました。
みなさんの思いにちくわさんの目がうるんでいたように見えたのは私だけではないと思います。

そして夕食会も終わり、戦場のカジノへ足を踏み入れるちくわさんをはじめとするリゾカジ軍団でありました・・・

ホテルに帰ってきて早速卓につくリゾカジ軍団。
どの顔も早くゲームをしたくてたまらないといった感じ。
ほんとにみなさん好きなんだから。(笑)

しかしちくわさんはいろいろ仕事があるらしく、なかなかカジノに現れない。
幹事はほんとに大変です。
このとき何がなんでもオールイン勝負には勝ってもらわないとと強く思いました。

我々から遅れること30分あまり、ようやくちくわさん登場。

Lupinさん、私、BBさん、ゴンさん、ちくわさん、孫悟空さん、ダッファーさんの順でバカラ卓に着席。

さあついにオールイン勝負開始

と思いきや


ちくわ 「このシューではオールイン勝負はやりません。流れを見極めさせてもらいます。」


とのことで、ゲーム開始。
最初からプレイヤーが4目落ち、その後もツラにはツラ返しで1目切れのないいい罫線。ちくわさんもみんなの応援により人としての力が復活したようで、順調にチップを増やし1シュー目が終了。


ちくわ 「バカラってもう来るだろう、もう来るだろうではなく、またこれか、またこれかっていうのが多いので次のシューの最初の目と同じ方に連続オールインします。」


ディーラーシャッフルの間にみんなの思いのこもったお金をチップに交換し、戦闘準備完了。

ディーラー 「カットしてください」

ちくわさんここで5秒、10秒とカットカードを持ったまま微動だにせず気合集中。そしてカードを入れようとした瞬間思い直し、また集中。

そう彼は、敢えてここでは彼と呼ばせてもらいますが、知っているのです。
BJと違いバカラというゲームはカードをカットしシューボックスにカードがセットされた瞬間に全ての運命が決まることを・・・

本人にとっては永遠と思えるような長い時間が過ぎ、意を決してカードをカット。ついにシューボックスにカードがセットされました。
オープンゲームはバンカー6、プレイヤー1でバンカーWIN。


shark 「ちくわさんのオールインがはじまります。皆さん集合してください」


するとどうでしょう。それまでBJやバカラに興じていた人達がぞろぞろと1台のバカラテーブルに終結しました。
ピットボス、ディーラーは目が点。
いったいこれから何が始まるんだといった感じです。
そりゃあ50人くらいの人達が集まって自分達を威圧してるんだから恐いでしょうね
この時点でこちらがかなり優位にたちました。
そしてちくわさんが手元にあるみんなの思いがこもったチップを気合をいれてバンカーに押し出します。
ディーラーがシューボックスからカードを引き出しゲームスタート。


傍楽 「ちくわさん、どっちに賭けてんの?」

一同 「見りゃわかるでしょ!」


BJしかしない傍楽さんが、場を和ませます。
(本人は本気でしたけど・・・(~_~))
しかし場が和んだのは一瞬だけ、もちろんちくわさんは眉ひとつ動かさず集中しています。

一枚目のカードを絞りセイピンを確認。
2枚目のカードも足があり、気合をいれつつ慎重に絞ります。
その2枚目のカードは・・・


ちくわ 「サンピン、サンピン・・・。ふぅ・・・」


深いため息をつき、カードを投げるちくわさん。

そのカードはリャンピンで、10と4の4点。


ちくわ 「プレイヤー、優しく!」


めくられたカードは9と7の6スタンド。


ちくわ 「うっ・・・・」


これはかなり苦しくなってしまいました。
ギャラリーも追い詰められ声が出ない状況。
そして勝負を決める3枚目のカードがちくわさんの元に。


一同 「ノーサイド!」


ちくわさんカードの角をゆっくりゆっくりジリジリとめくり、まるで白紙のトランプに希望の数字を印刷するがごとく気合をこめて絞ります。


ちくわ 「耐えろぉ~、耐えろぉ~」


どれくらいの時間がたったことでしょう。そして叫び声があがります。


ちくわ 「よしっ、ノーサイド!」

一同  「やった~!」


ギャラリーから歓声が上がります。
しかし安心してはいけません、まだ勝率は1/3。

一同 「テンガー!、テンガー!」

カジノ中に響き渡るすごい声。
いつもなら静かにしてくださいというピットボス、ディーラーもみんなの迫力に圧倒されて何も言うことができません。


ちくわ 「よし、角あり~!」


これで負けはなくなりました。

一同  「テンガー!、テンガー!」

さらにボリュームを増し、響き渡る声援。
そしてちくわさんがカードを羅紗の上に叩きつけるとそこにはキラキラと輝くスペードの3が!


一同  「ち~く~わ!、ち~く~わ!、ち~く~わ!」


もうすごい盛り上がりで手がつけられません。
もうピットボス、ディーラーは我々に恐れをなして放心状態なのか口をポカンとあけ目は点って感じです。


ちくわ 「みなさん、ありがとう!もう一回オールインしてそれで終わりにします。」


私はこんなにいいムードなのにあと1回だけ?あと100回でも勝てるような気がするのにと思いました。実はあとで聞いた話ですが、食事会が終わってバスに乗る前にキャロさんに

キャロ 「ちくわくん、オールインは3回はなかなか成功しないよ。僕の経験上からも2回くらいの方がいいんじゃない」

って言われてたそうで、この興奮の嵐の中ちくわさんは冷静にそれを思い出していたそうです。

そして配当がつけられて倍の150万ウォンほどになったチップをまたバンカーサイドに押し出します。みんなにとってこのときのちくわさんはオールインのイビョンホンよりかっこよく映っていたことでしょう。

先ほどまでの歓声がうそのように静寂がカジノを包みます。
ディーラーがゆっくりとカードをディールします。心なしか指先が震えているように思えます。
まあこの状況の中オープンしたてのカジノのディーラーに冷静でいろと言うほうが無理でしょう。
ちくわさんがまたゆっくりゆっくりカードを絞ります。


1枚目には足があり、セイピン。
2枚目にも足があり・・・・


サンピン!

ナチュラルの可能性もあるいい組み合わせです。
ちくわさんまずはセイピンの方から確認に入ります。

一同 「テンガー!、テンガー!」

またまたすごい大歓声です。


ちくわ 「うっ、だめだ・・・」


めくられたカードはダイヤの9。
そしてサンピンの方の確認に入ります。


キャロ 「ちくわくん、全部つけか全部ぬきよ!」


全部つければ7、全部抜けば5ですが1つつきなら6。
賢明な方ならここでお気づきでしょうが、この卓はMIN10万W、すなわちここベルーガではノーコミッション(シックスハーフ)の卓だったのです。


ちくわ 「テンガー、テンガー」


このカードもダイヤだったので1つずつ確認します。


ちくわ 「よし1つついた!・・・・・・・あっ~だめだ~・・・」


なんともう1枚はダイヤの7。合計6です。
プレイヤーのカードがオープンされQとAで1点。
シックスハーフは嫌だけど負けるよりはましです。

一同 「コン!、コン!、コン!」

運命のプレイヤーの3枚目のカードがオープ・・・・


ちくわ 「ちょっと待った~~~~~!」


すごい声と形相でディーラーを制します。もちろんディーラーはディールしかけて止まります。


ちくわ 「のんぶさん、おりん!、おりん!」


知らない方に説明するとおりんとはのんぶさんがバカラをするときに持っている仏壇にある鐘(線香をあげるときならすやつ)で、相手方に絵札が欲しいときその鐘を鳴らすんです。(もちろんディーラーオープンのときだけ)テニアンではラッキーベルとして有名らしいです。のんぶさん全力でいつもは1回しか鳴らさない鐘をコ~ン、コ~ン、コ~ンと3回鳴らします。


ちくわ 「カードオープン!」


運命のプレイヤーの3枚目がオープンされそのカードは・・・


J!


一同 「うぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~!」


6ハーフですが、2度のオールイン成功です!
もうみんなちくわさんと抱き合い喜びを爆発させます。
ほんとにみなさん心からこの勝利を自分のことのように喜んでます。

ちくわ 「みなさ~ん、ほんとうにありがとう~~~!」

一同  「ち~く~わ!、ち~く~わ!、ち~く~わ!」

もうどんな映画のラストシーンよりも感動的でした。
今回オフ会に参加して本当によかったです。
今回参加された方はもちろんのこと、参加されなかった方も次回はぜひ参加してみて下さい。
博打は時の運ですが、勝ち負けを超える素晴らしいなにかがきっとそこにはあるはずです。


終わり。



といいつつおまけ。


次のゲームはちくわさんはもちろん疲れきっていてベットしなかったんですが、3枚でプレイヤー1に対してバンカーは絵札、セイピンで抜けず0点。
3枚目もセイピン抜けずの0点でプレイヤーの勝ち。
ちくわさん曰く


「いや~、3回目行かなくて本当によかった」


だそうです。

3回目いってたらシャレにもなってないですよね。
キャロさんのアドバイスもすごいですが、素直にそれを聞くちくわさんもすごい。
野生の勘というか、なんというか何かものすごい星の下に生まれてるような気がします。
ってあんまり褒めすぎると大変なことになりそうなので、・・・・お・わ・り

*掲示板より転載しました。


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