行ってきます〜ました
ピリ辛コンプ?! シドニー・スター・シティー
NO. 637 2010/12/13 (Mon) 19:08
Written by 龍次
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龍次です。行ってきましたシドニー・スター・シティー。
初めてです。
ゲームをしたのは、3階の「SOVEREIGN」。
1階は、見る時間なし。なにせゴールドコーストからシドニー経由で日本に帰る途中で
1泊しただけでしたので・・・。
ですが、徹夜でゲームです。
正直このカシノは、好きな人は好きだが、嫌いな人は嫌いだと思う。
意見が分かれるカシノと言っていいだろう。
以下に龍次が感じた良いと思われる点と良くないと思われる点を述べる。
参考になると幸いですぅ。
< 良いと思われる点 >
① 日本からJALでノンストップで行ける。
ラスヴェガスに直行便がなくなって久しい。
JALのクラスを持っている人は、これが結構重要。
また、ラウンジ以外で出発を待つなんぞ苦痛。
恥ずかしながら龍次のクラスは「D」。
余談だが、今回初めてジェットスターに乗った。
がしかし、ゴールドコーストからシドニーに向かうのに4時間も遅れた。
機体故障とのことだが・・・。アイヤ~。
② バカラに余計なルールがない。
最近は、ペアだの何ちゃらボーナスだのあれやこれやの新ルールがある。
しかし、このSOVEREIGNのバカラには、それらはない。
古式ゆかしきシンプルなゲームとなっている。
「新しいルールは全てカシノに有利なものしかない。」
これは、ヴェガスでサロンの更に奥にあるパーラー(プライベートルーム)を担当するフロアマネージャーから聞いた言葉である。
龍次もその通りだと思う。Vigorish とかhouse advantage と言われるもので、
プレイヤーにより有利になった新しいルールなど聞いたことがない。
そして、それらの一見、配当が多い、がしかし、プレイヤーに不利なルールにディラーが呼び込むことが多い。
何故タイに呼び込むのか、何故ペアに呼び込むのか?
Vigorish とかhouse advantageが高いので、カシノの利益を考えて協力しているのではない。
これらは、一見、配当が多いのでプレイヤーが気前よくなりチップを出しやすい。
つまりは、チップが欲しいから呼び込んでいるのである。(某ディラーより確認)
「new dealer tie !」
アホかそんな根拠どこにある。
この言葉をSOVEREIGNのディラーも言うが、うるさいぐらいの呼び込みはない。
もっともここはオーストラリアなので、ディラーチップがないが・・・。
③ バカラの卓が楕円形
最近のヴェガスは、バカラの卓は半円型が多い。ソウルで言う中バカラの形である。
やはりバカラの卓は、ビッグバックがいいよね。
で、このディラー1人の楕円形はその中間か。各ボックスのスペースも広い。
ちなみに最近、ヴェガスで半円型の卓が多いのは、チャイニーズのリクエストが多いからだそうだ。
彼らは、2人でプレイに来た時、ディラーが3人いるビッグバックでは勝てる気がしないそうだ。
がしかし、半円型だとディラーが1人しかいなく、2人でも勝てる気がするそうだ。
ふ~~ん。
④ ゲームの進行がまったりしている。
ディラーのディールもゆっくりとしている。プレイヤーのスクイーズもゆっくりとしている。
良く言えば、まったりしている。
⑤ 空港からも遠くない。
< 良くないと思われる点 >
① バカラの客は、無茶苦茶アジアだ。
ゴールドコーストから飛行機でわずか1時間20分ほど飛んだだけで、
ここは、マカオに来た錯覚すら覚える。
立ち張りが普通。ランが出るとどこからともなく人が湧いてきて卓を2重、3重に人が囲む。
龍次が、行った他のオーストラリアのカシノであるメルボルン・クラウン、ゴールドコースト・ジュピター、ケアンズ・リーフではお目に掛ったことはない。
一言いいたい。
「俺は、お前の友達じゃない!」立ち張りで気軽に俺の肩を突っついてベットを頼むな!
② コンプ精算
今回、エアーフェアーが出る出ないで、あーだこーだ。
それでお出ましになったのが、どう見ても上司顔のJ氏。
話しが違うじゃないか的な話しの対処には、この手のお顔の人が、世界万国共通必要でしょう。
素敵なお顔です。
文句を言う龍次は、徹夜でゲームですので、目が真っ赤。
寝ていないのでテンションが高いです。
ですが、なんのこれしき。J氏の目の下のクマが半端じゃない。
今まで見たこともない部類です。サイズ、色・・・。不健康そのものだ。
「寝ていない人世界選手権のチャンピオンだ!」
と言われても思わず頷いてしまいそうだ。
エアーフェアーの件は、J氏の登場で、朝食をご馳走になり敢え無く手打ち。
シャンシャン。
つまり出ません。涙)
朝食を食べながら、色々会話をした。J氏は、片言の日本語を話す。
海外でトラブルの時に日本語を話す人が仲に入ってくれるとほっとする。
がしかし、これは、後述するように罠だ。
J氏は、シンガポール出身。日本語は、日本語学校に通って覚えたそうだ。
仲好くなってきたので聞いてみた。コンプのレートはいくらか??
答えは、ターンオーバーの0.5%であった。
う~~ん、ジュピターよりは上、MGMより下といったところか。
「ちょっとシビアだね。」龍次
「へへへ・・・。」J氏
実は、この時に次のことを思い不安になった。
示されたコンプを見て、今の龍次は、こんなに張りが薄いのか?
スターシティーのレーティングは、正確だ。
あるシューで「あ~負けた。」と言うと、
「でも$40だけですよ」ご丁寧にもフロアマネージャーが教えてくれた。
その金額は、コミッション支払い後で$100以下にも関わらずズバリ正解である。
もちろんメイド イン ジャパン・大阪製の悪しきマシーン「エンジェル アイ」は、もれなく設置してある。
大阪製、儲かりまんな~~~。
龍次が気にしたのは、次のラスヴェガス行きである。
既に諸々手配済み。
今回のシティーより間違いなく大きな部屋である。
カスケータでのゴルフやら、大好きなマッサージやら盛り盛りに部屋付けで予約ずみである。
この張りでは、コンプで処理できない・・・。
と思うとついチカラが入る。コンプ稼ぎのためにゲームをする。
本末転倒である。ゲームで勝っているのにコンプでの精算が気になり、席を立てなくなる。
コンプの呪縛である。
そんなものに引っかかってはいけない。
RFB+部屋付けなんぞ現金で払ってやる。この気構えが必要だ。
そこで帰国後、検証してみた。龍次は、全てのシューのスコアシートを持って帰る。
しかも、今回は、各ハンドのベット数も分かるようになっている。
ターンオーバーを計算してみた。一列ごと各シューごとに集計を開始。
そして、その合計に最後にJ氏から聞いたコンプのレートを掛ける。
コンプの検証数字が出た。
え~~!!
J氏の言うコンプと龍次が検証したコンプの数字は大きく違う。
算式は同じだ。
実にJ氏の164%が、検証コンプの数字。
164%ですよ。怒り)
やりやがったなJ氏。
あの時の「へへへ・・・。」の意味するところは、これだ。
と言っても帰国後では後の祭りだ。
でも、今回、シティーでの成績は、充分プラスである。
トランジットで寄っただけだが、充分おいすぃ羽やすめである。
まぁ、よしとするか。
次の「出稼ぎ」は、気持ちよくヴェガスへgo !! である。
不安は、なくなった。
③ 謎のスペース
自分のボックスのPLAYERとBABKERの間に謎のスペースがある。
龍次は、このスタイルを見たのは初めての気がする。
少なくともこないだ帰ってきたばかりのヴェガスのAriaにはない。
聞くとこのスペースには、BANKERコミッションを置くのだという。
立ち張りが多いからだな。ふ~~ん。
がしかし、ここでこのスペースが原因でトラブルが発生した。
詳細は省くが、龍次の英語力では、上手くディラーやフロアマネージャーに文句が言えない。
同じくTabcorpであるジュピターに電話しても、あちらのバカラ卓には、このスペースがないためいまイチ反応が鈍い。
トラブルの内容を簡単に書くと龍次は、BANKERのタマ頭で勝った。
がしかし、BANKERに張ったコマに配当を付けないばかりか、
そのコマを没収と言う。
そんなバカな!
あーだら、こーだら。
スカイアイの映像をチェックする。
10分ほどゲーム停止。
そんなの日本のカジノなら間違いなく配当を付けますよ。
友人のへまじまは、そう言う。
トラブル解決法の基本は、負けベットは、回収しない。
そして、勝ちベットには、配当を付けるがジャパニーズルールとか。
まあ、それはさて置き、この手の10分ものやり取りには、自分はどれくらいカシノでゲームをしているのかを示すことが効果的だ。
文句を言うときには、MGMカードを提示するとお役立ち。
MGMカードとは、Matsui Gaming Machineのカードではない。
ヴェガスのMGMresortsのプレイヤーズカードである。
世界万国共通カシノのディラーやフロアマネージャーでヴェガスのMGMを知らないヤツはいない。
「俺は、いつもヴェガスのMGMでゲームしているのだ。今日は、ここにちょっと遊びに来て差し上げただけ!」
てなことは、MGMカードを示すことで充分である。
明らかにMGMカードを示すとディラーやフロアマネージャーにこちらが期待していた反応がある。
がしかし、これがヴェガスのWynnの赤いカードを示しても反応が感じられない。
ちょっと「??」の空気が読める。
つまり、彼らは、Wynnを知らないのだ。
Steve Wynnを知らずにカードを捲いていいのか???
全く残念である!!
④ ハッキリとしたクラス社会に格差を感じる。
シティーカシノのディラーは、圧倒的にアジア系だ。
がしかし、フロアマネージャー以上は、圧倒的に白人だ。
何やら「格差」を感じざるをえない。
そして、客からチップを捲き上げる小道具に
メイドインジャパン・エンジェルアイである。
カシノで今、最大のお得意様は、チャイニーズ。
いいようにコロがされている。
エンジェルアイについて少し語りたい。
だんまりとゲームをしている。負けている証拠だ。間違いなくコロがされている。
見てろ、そろそろ1人、2人と卓を離れる。
エンジェルアイが示すいくつものチャートの分析をした結果がこのザマだ。
香具師らは、復元抽出と非復元抽出という言葉を知らないのか??
知らなくてもいい。
しかし、カシノが客が勝つためにわざわざカネを出して設備投資する訳がない。
それぐらい分かるだろう。
「アイヤー!」
隣の卓から聞こえてきた。
またしても、全員が負けたようだ。
「最悪~!」
どうやら隣の卓には、日本人もいるようだ。
どうせチャイニーズについて行き目通りに打った全員片バリが、ハズレたのだろう。
そんな日本人は、間違いなくバカラ初心者若葉マークが光っている。
「授業料のお支払」が足りないのだ。
エンジェルアイの示すチャートをいくら見ても勝てない。
早くそのことを学んで欲しい。
そうでなければ、自殺へ一直線だ。
それが、バカラである。
チャイニーズは、片バリ。
勝っていれば大騒ぎだ。
あ~~うるさっ!
あっぱれエンジェルアイ。
メイドイン大阪!