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ウィンリゾーツ、ステーションカジノがAGAに加盟

2013/ 12/ 30

American Gaming Assosiation (AGA)は先頃、ウィンリゾーツ、ステーションカジノ、チャーチヒル・ダウンズの3社が新たに加盟すると発表した。ウィンリゾーツのスティーブ・ウィンは1995年にAGA設立の際、立上げにも携わっていたが、1999年にMrage Resortを売却した際に脱退していた。ウィンリゾーツからはスティーブ・ウィンが、ステーション・カジノからはフランク・ファーチッタ3世がそれぞれAGAの理事会に加わる。AGAでは今年6月に設立以来代表を務めてきたフランク・ファーレンコフ・Jrが退任し、後任はジェフ・フリーマンが努めている。現在AGAの会員企業の間では、オンライン・ゲーミングの解禁について意見が分かれている。AGAとしては、連邦レベルでのオンライン・ゲーミングの解禁を支持しているが、会員企業であるラスベガスサンズのアデルソン会長は州レベル及び連邦レベルを問わずオンライン・ゲーミングの解禁には反対しており、解禁を阻止するために何百万ドルもの費用を投じると公言している。一方で、新たに加盟が決まったステーション・カジノは、ネバダ州とニュージャージー州でインターネット・ポーカーを運営するアルティメット・ゲーミングの親会者にあたる。AGAのフリーマン代表は、この状況について「1つの組織の中で、意見が異なるのは珍しいことではない」と特に問題視していないと語っている。