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初の外資カジノ誕生で韓国はマカオ、シンガポールと肩を並べられるか?

2014/ 03/ 27

現在、韓国のゲーミング市場の規模は約13億ドルとラスベガスのおよそ6分の1程度だが、シーザーズエンターテイメントと香港のLippoが合弁で仁川空港の近くに外資初の22億ドルのカジノプロジェクトを進めている。韓国はマカオやシンガポールのようなゲーミングハブとなれるのだろうか? CLSAアジアパシフィックのアナリスト、アーロン・フィッシャーは「投資の規模という意味では、韓国のゲーミング市場に大きな一歩となるが、マカオやシンガポールのライバルとなり得るかについては、韓国が自国民にギャンブルを禁じている限りは疑問だ」と語る。韓国は2020年までに2012年の実績の53%増にあたる年間1,000万人の中国人旅行客獲得を目指しているという。