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ラスベガスを変える、３つの新たな大型プロジェクト

2016/ 03/ 28

ラスベガスは、アメリカでも最も変化の速度が速い都市である。新しい大型プロジェクトが続々と完成する一方で、既存の施設が次々と取り壊されていく。そのラスベガスにさらなる変化をもたらす３つのプロジェクトが現在進行している。まず一つ目はゲンティンによる40億ドルのプロジェクト「リゾーツワールド・ラスベガス」。7,000室のホテル、映画館、会議施設のほか3万平方フィートの湖を含む中国式庭園などから成るこの施設は、ストリップ北部へと人の流れを変える存在になるだろう。
MGMの手掛ける2万席の競技場「T-Mobile Arena」もまた、数多くの大型スポーツイベントの力で、ラスベガスに多数の人々を引き寄せることになるだろう。ラスベガスでは過去20年で非ゲーミング部門の売上が大きく伸びている。若い世代の旅行者の目的はカジノよりも、ホテルでの滞在やナイトクラブ、スポーツイベントなどにシフトしていることから、大型イベントの開催は売上拡大に直結する。また、ラスベガスを訪れる10人に1人はMICE関連客と言われ、コンベンション施設は今もラスベガスにとって重要なものである。ラスベガス・コンベンション＆ビジターズオーソリティでは、かつてリビエラのあった場所に23億ドルの新たなコンベンション施設建設の計画を進めようとしている。この場所は1つ目に挙げた「リゾーツワールド・ラスベガス」にも近いことから、今後ストリップ北部がラスベガスの新たな中心エリアとして賑わうことは間違いなさそうだ。 By Resocasi.com

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