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ラスベガスのカジノ、78日ぶりのオープンにギャンブラーの列

2020/ 06/ 05

午前10時にベラージオの噴水が復活。ウィン、アンコール、ベネチアン、シーザーズパレス、フラミンゴなどのリゾートが続々とオープンし、MGMグランド、ニューヨーク・ニューヨークが1時間遅れてオープンした。コンベンションホール、ナイトクラブ、プールパーティー、アリーナはまだ閉鎖中となっている。州の規制当局やシソラック知事は、ゲーミングからの多額の税収損失や4月に28%を超えた州の失業率と、健康面での安全性とのバランスをとろうとしている。ネバダ州保健当局によると、6月4日時点の州内の新型コロナ陽性者数は9,000名以上、死者数合計は429人となっている。

各カジノは通常の50%以下の収容人数で営業、ゲストの体温チェックやマスク(フェイスカバー)の提供を実施しているが、多くのゲストはマスクを辞退している。多数のメディアが、カジノの再開を喜ぶ人々の様子やインタビューを掲載する一方で、混み合ったカジノテーブルや間隔を開けずにスロットをしている様子を撮影した動画や写真とともに、感染拡大の懸念を指摘する記事もみられた。ウィンはフェイスブックに「バイバイロックダウン、ハローベガス」との投稿を行ったところ、配慮が足りないと批判が高まり投稿を修正したという。 By Resocasi.com