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ラスベガス・サンズのアデルソン会長、ガン治療で休職

2021/ 01/ 08

ラスベガス・サンズグループを率いるシェルドン・アデルソン会長(87歳)が、非ホジキンリンパ腫の治療のため休職していることが明らかになった。休職中は同グループの社長兼COOのロバート・ゴールドスタイン氏がラスベガス・サンズ及びサンズ・チャイナのCEO代理兼会長代理を兼務する。またサンズ・チャイナの取締役には、新たに昨年2月より同社のCOOを務めるGrant Chum Kwan Lock氏が加わった。アデルソン会長が非ホジキンリンパ腫の治療のために職を離れるのは2018年末~2019年10月以来、2度目。

2020年4月時点の投資家向け資料によると、アデルソン会長と妻、家族は同グループの発行済普通株式の56.6%を保有している。今回の休職のニュースについてドイツ銀行やモルガンスタンレーのアナリストはともに、アデルソン氏が不在でも会社の戦略に変更はなく、マイナスの影響はないだろうとの見方を示している。By Resocasi.com