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ラスベガス・サンズ、シェルドン・アデルソン氏死去、一つの時代の終焉

2021/ 01/ 13

ラスベガス・サンズは1月12日、同社の会長兼最高経営責任者シェルドン・アデルソン氏が非ホジキンリンパ腫の治療に伴う合併症のため、87歳で亡くなったことを発表した。アデルソン氏は、ボストンの貧しい地区に移民の子として生まれ、10代で街の新聞売りを始めたが、後に見本市の運営で財を成し1995年に自らが手掛けたコンピューター業界最大の展示会「コムデックス」をソフトバンクグループにや約8億ドル(約830億円)で売却、その売却益でラスベガスでのカジノ運営に進出し成功を収め、2004年にはマカオ、2010年にはシンガポールでも統合型リゾートを展開し世界のゲーミング市場を牽引する存在となった。同氏はまた政治にも大きな影響力を持ち、共和党のトランプ大統領の大口献金者としても知られており、昨年の大統領選挙にはトランプ氏及び共和党に総額2億2,000万ドル(約230億円)を寄付したと言われている。

アデルソン氏の死去で、ゲーミング業界は一つの時代の終わり、転換期を迎えたといえるであろう。2020年にはマカオのカジノ王と呼ばれたスタンレー・ホー氏の死去、MGMグループのトップを10年以上務めてきたジム・ミューレン氏の辞任、2018年にはウィン・リゾーツの創業者スティーブ・ウィン氏の辞任など、この2年程でゲーミング業界のリーディング企業のおもだったトップが交替した。By Resocasi.com