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リゾーツ・ワールド・ラスベガス、ソフトオープン

2021/ 06/ 25

マレーシアのゲンティングループが43億ドルを投じて完成させたラスベガスの「リゾーツ・ワールド・ラスベガス」が6月24日ソフトオープンを迎えた。ラスベガスストリップでは10年以上ぶりの新たなカジノリゾートのオープンとなった。35.2haの敷地に建つ59階建のビルでは「ラスベガス・ヒルトン」「コンラッド・ラスベガス」「クロックフォーズ・ラスベガス、LXRホテルズ&リゾーツ」の3つのヒルトンブランドのホテルが計3,500室の客室を提供している。10,870㎡のカジノフロアには1,400台以上のスロットマシン、117台のテーブルゲーム、30台のポーカーテーブルが備わり、専用のポーカールーム、ハイリミットエリア、スポーツブックなどが備わっている。またその他にも会議施設、ショッピングエリア、飲食店、Zouk Groupのナイトクラブのほか、今年後半にセリーヌ・ディオンとケイティ・ペリーのレジデントショーが予定されている5,000席のシアターなどがある。
リゾーツ・ワールド・ラスベガスは、コナミゲーミングのSynkrosシステムにより、ラスベガスで初めてスロットとテーブルゲームの両方をキャッシュレスで楽しむことができるカジノとなる。
証券会社サンフォード・バーンスタインによると、リゾーツ・ワールド・ラスベガスの正式なオープンは7月4日に予定されており、ゲンティンはこれをきっかけに、ゲンティン・アメリカの米国での上場を目指す可能性があるという。By Resocasi.com