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ラスベガス・サンズ、デジタルゲーミング分野での投資を計画

2021/ 07/ 14

ラスベガス・サンズは、デジタルゲーミングへの進出を目指し、投資チームを設立したことを発表した。
同社の会長兼CEOのロブ・ゴールドスタイン氏は「サンズは、業界におけるリーダーとしてより大きく成長するため、最適な戦略を進めることでその実現を確実にする」と語り、「デジタルゲームやその他の関連サービスは、まだ開発の初期段階にあり、開発中の技術に投資する絶好の機会がある」としている。
同社は、今年1月に死去した前会長兼創業者のシェルドン・アデルソン氏がオンラインゲームへの進出に否定的だったことから、この分野では遅れをとっているが、3月にラスベガスの不動産を62億ドルで売却し、多額の現金を保有している。米国のオンライン・スポーツ賭博分野は、2018年にPASPA（プロ及びアマチュアスポーツ保護法）が廃止されて以来ブームとなっており、ゴールドマン・サックス社の予測ではオンライン・スポーツ賭博市場は2033年までに390億ドルの収益を上げる規模になるという。一方、アナリストの中には、この分野には既に他の事業者が競ってアライアンスを組んで進出済みで、資産が割高になっているため、この時期に参入するのはリスクが高いと警告する声もある。By Resocasi.com

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