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リゾート・ワールド・ラスベガス、オープン後6日間の売上1,490万ドルと好調なスタート

2021/ 08/ 30

今年6月24日にラスベガスストリップにオープンしたゲンティン・グループのアメリカでの旗艦店「リゾート・ワールド・ラスベガス(RWLV)」の開業後6日間の売上が、1,490万ドル(16.4億円)と好調なスタートを切ったことがわかった。43億ドルを投じて完成した同施設は、ラスベガスストリップに10年以上ぶりに誕生した大型カジノ・リゾートで、11万7,000平方フィートのカジノフロアのほか、3,500室のホテル、40の飲食店、小売店やMICEスペースを備えている。ゲンティンが公表した第2四半期の業績によると、開業後6日間の1日あたりの平均売上高は250万ドル(2.7億円)、EBITDAは65万ドル(7,100万円)だった。これをベースに試算すると、RWLVの月間売上は7,500万ドル、同EBITDAは2,000万ドルになると予想されるが、アナリストはホテルがフルに営業を開始すれば、年間でEBITDAが最高3億ドルにも達する可能性があるとしている。
ゲンティンによると、RWLVの最初の1週間のホテル稼働率は71.2%で、1泊あたりの室料は239ドルだった。また、今年第3四半期と第4四半期にはシアター、ナイトクラブ、スパなどの設備が営業を開始する予定。ゲンティン・グループ全体の第2四半期のEBITDAは9億5,890万リンギット(252億円)で、前年の5億7,870万リンギット(125億円)のEBITDA損失を解消した。By Resocasi.com