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リゾーツ・ワールド・ラスベガスに史上2番目の高額罰金、マネロン規制違反で

2025/ 03/ 25

ネバダ州ゲーミング規制当局は、ゲンティングループのラスベガスのカジノ施設「リゾーツ・ワールド・ラスベガス」に対し、AML(反マネロン規制)違反など10項目の懲戒内容に基づき、1,050万ドルの罰金を科すことでゲンティン側と合意、ネバダ州史上2番目の高額の罰金となった。

違法ブックメーカーのマシュー・ボウヤーが、資金源を申告せずに2022年に同施設で120万ドル以上を失っている。ボウヤーは大谷翔平の元通訳からの違法賭博も扱っていた中心人物で、今月連邦裁判で有罪を認めている。

リゾーツ・ワールド側は昨年9月にスコット・シベラ元社長を解任。後任に業界ベテランのアレックス・ディクソンを迎え、元ネバダ州知事らを取締役に据えるなど、経営陣を刷新した。規制当局は今後、連邦による処分が出た場合には追加の懲戒も辞さない構えを示している。By Resocasi.com